2019年にアメリカで制作された映画『ジョン・ウィック:パラベラム』(原題:John Wick: Chapter 3 – Parabellum)は、キアヌ・リーブス主演のアクション映画『ジョン・ウィック』シリーズの第3作目です。前作『ジョン・ウィック:チャプター2』エンディング直後、ジョン・ウィックが逃走するシーンから始まります。
- 2014年公開
- 2017年公開
- 2019年公開『ジョン・ウィック:パラベラム』(現在のページ)
- 2023年公開
- 2025年公開
『ジョン・ウィック:パラベラム』の挿入曲
『ジョン・ウィック:パラベラム』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
図書館前でストリート・パフォーマーがアカペラで歌う曲
ジョンがニューヨーク公共図書館に入って行くシーン
Artist original ver. | ヴァレンタイン(Valentine) 1970年代末に活躍したアメリカのソフトロックグループ。 映画のために結成され、フランク・スタローン(Frank Stallone)がボーカル/ギターを担当した。 |
リリース | 1976年 |
作曲者 | フランク・スタローン(Frank Stallone) イタリア系アメリカ人の俳優/歌手/ギタリスト、1950年ニューヨーク生まれ。シルヴェスター・スタローンの弟。 |
『Take You Back』は、1976年のアメリカ映画『ロッキー』のオープニングタイトルシーンで使われた曲です。
『ロッキー』では、主役を演じたシルヴェスター・スタローンの弟(フランク・スタローン)を含む若者達が焚き火を囲み街角で歌っています。
タルコフスキー劇場のステージでバレリーナが稽古をする演目
バレエ《くるみ割り人形》第2幕より第14曲「金平糖の精と王子のパ・ド・ドゥ」
作曲者 | ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky, 1840-1893) 19世紀ロシアを代表する作曲家。 |
初演 | 1892年、マリインスキー劇場(サンクトペテルブルク) |
Artist | ミハイル・プレトニョフ(Mikhail Pletnev) ロシアのピアニスト/指揮者。 |
ロシア・ナショナル管弦楽団(Russian National Orchestra) モスクワを拠点とするロシアのオーケストラ。1990年にミハイル・プレトニョフによって設立。 |
タルコフスキー劇場の一室で少女達がバレエの稽古をする曲
ジョンがアンジェリカの部屋に向かうシーン
Artist | サン・ビービー(Søren Bebe) デンマークのピアニスト/キーボード奏者、1975年オーデンセ生まれ。 |
リリース | 2013年 |
作曲者 | サン・ビービー(Søren Bebe) |
『Grand Allegro』は、サン・ビービー(Søren Bebe)のスタジオアルバム『Music For Ballet Class』に収録されています。
裁定人が寿司バー「平家」を訪れゼロに仕事を依頼するシーン
Ninja Re Bang Bang
Artist | きゃりーぱみゅぱみゅ(Kyary Pamyu Pamyu) 日本のタレント/歌手/ファッションモデル、1993年東京都田無市生まれ。 |
リリース | 2013年 |
作曲者 | 中田ヤスタカ(Yasutaka Nakata) 日本の音楽プロデューサー/DJ、1980年石川県金沢市生まれ。 |
コンチネンタルホテル・ニューヨークのロビーで流れる曲
ジョンがゼロとソファーに座りコンシェルジュの返事を待つシーン
Artist | リラックス・ピアノ・ミュージック・クラブ(Relaxing Piano Music Club) |
作曲者 | ジョルダーノ・トリヴェラート(Giordana Trivellato) イタリアのプロデューサー。ニューロマンサー(Neuromancer)の名でも知られる。 |
聖域指定解除後、ウィンストンが武器庫でレコードをかけ流す曲
四季 – ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調「冬」 Op. 8, No. 4, RV 297 – 第1楽章
作曲者 | アントニオ・ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi, 1678-1741) バロック音楽後期を代表するイタリアの作曲家/ヴィルトゥオーゾヴァイオリニスト/聖職者。 協奏曲、室内楽曲、カンタータ、教会音楽、オラトリオ、オペラなど数多くの作品を残し、ヴァイオリンの技法と管弦楽法の発展に大きく貢献した。 |
出版年 | 1725年 |
Artist | カペラ・イストロポリターナ(Capella Istropolitana) スロバキアで1983年に結成された室内オーケストラ。 |
西崎崇子(Takako Nishizaki) 日本のヴァイオリニスト。レコードレーベル「ナクソス」の創業者クラウス・ハイマンの妻。 |
コンチネンタルホテル・ニューヨークでの銃撃シーン前半では、アレンジされたものが使われています。
ウィンストンが武器庫で聴いている曲(ジョンとシャロンがより強力な武器を装備しに戻ってくる)
組曲《ホルベアの時代から》作品40 – 第2曲「サラバンド」
作曲者 | エドヴァルド・グリーグ(Edvard Grieg, 1843-1907) ノルウェーの作曲家。北欧の国民楽派を代表する音楽家として知られる。 |
作曲年 | 1884年(弦楽合奏版は1885年) |
Artist | リボール・ペシェク(Libor Pesek, 1933-2022) イギリスなどヨーロッパを中心に国際的に活躍したチェコを代表する指揮者。 |
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団(Slovak Philharmonic Orchestra) スロヴァキアの首都ブラチスラヴァを拠点とするオーケストラ。1949年設立。 |
エンドクレジット 2曲目
(邦訳:銃痕)
Artist | ブッシュ(Bush) 1992年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。 |
リリース | 2019年 |
作曲者 | ギャヴィン・ロスデイル(Gavin Rossdale) イギリスのミュージシャン、1965年ロンドン生まれ。ロックバンド「ブッシュ」(Bush) のボーカルとして、またグウェン・ステファニー(Gwen Stefani)の元夫としても知られる。 |
タイラー・ベイツ(Tyler Bates) アメリカの音楽プロデューサー/作曲家/ギタリスト、1965年カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。 アクションやホラー作品を中心に数多くの映画音楽を手がける。 |
『ジョン・ウィック:パラベラム』のサントラ
『ジョン・ウィック:パラベラム』はタイラー・ベイツ(Tyler Bates)とジョエル・J・リチャード(Joel J. Richard)が音楽を担当しました。タイラー・ベイツは、アメリカ・カリフォルニア州出身のミュージシャン/ギタリストです。ロブ・ゾンビやデヴィッド・リーチ監督の映画作品の音楽を担当していることで知られています。

※サントラ収録曲
1. パラベラム – オープニング・タイトル(Parabellum “Opening Titles” )
2. 「時間がないぞ、ミスター・ウィック」(Tick Tock Mr. Wick)
3. タクシー・ライド(Taxi Ride)
4. 追放処分(Excomunicado)
5. レイン・チェイス(Rain Chase)
6. アンティーク・ガン・アセンブリー(Antique Gun Assembly)
7. J.W.ホース・ウィスパラー(J.W. Horse Whisperer)
8. ダンス・オブ・ザ・トゥー・ウルブス(Dance of the Two Wolves)
9. 裁定人(The Adjudicator)
10. ウィック・イン・モロッコ(Wick In Morocco)
11. 愛さえも殺さなくてはならない(Kill What You Love)
12. コンチネンタル・モロッコ(Continental Morocco)
13. デザート・ウォーク(Desert Walk)
14. 首領との面会(Elder Tent Offering)
15. 「私の犬を撃った」(He Shot My Dog)
16. グランド・セントラル駅(Grand Central Station)
17. サイクル・サムライズ(Cycle Samurais)
18. グラスハウス(The Glass House)
19. 聖域指定解除(Deconsecrated)
20. ウインター・アット・ザ・コンチネンタル(Winter At The Continental)
21. ショットガン・ホット・タブ(Shotgun Hot Tub)
22. グラスハウス・ファイト(Glass House Fight)
23. ゼロ vs ウィック(Zero Vs Wick)
24. 怒れる男たち – エンドクレジット(Really Pissed Off “End Credits” )
『ジョン・ウィック:パラベラム』キャスト・スタッフ
監督 | チャド・スタエルスキ(Chad Stahelski) |
脚本 | デレク・コルスタッド(Derek Kolstad) |
シェイ・ハッテン(Shay Hatten) | |
クリス・コリンズ(Chris Collins) | |
マーク・エイブラムス(Marc Abrams) | |
原作 | デレク・コルスタッド(Derek Kolstad) |
製作 | ベイジル・イヴァニク(Basil Iwanyk) |
エリカ・リー(Erica Lee) | |
音楽 | タイラー・ベイツ(Tyler Bates) |
ジョエル・J・リチャード(Joel J. Richard) | |
配給 | ポニーキャニオン |
公開 | 2019年5月17日 |
2019年10月4日 | |
上映時間 | 131分 |
ジョン・ウィック:キアヌ・リーヴス(Keanu Reeves)
ゼロ:マーク・ダカスコス(Mark Dacascos)
裁定人:エイジア・ケイト・ディロン(Asia Kate Dillon)
ディレクター:アンジェリカ・ヒューストン(Anjelica Huston)
首長:サイード・タグマウイ(Saïd Taghmaoui)
ベラーダ:ジェローム・フリン(Jerome Flynn)
シノビ No.1:セセプ・アリフ・ラーマン(Cecep Arif Rahman)
シノビ No.2:ヤヤン・ルヒアン(Yayan Ruhian)
オペレーター:マーガレット・デイリー(Margaret Daly)
管理人:ロビン・ロード・テイラー(Robin Lord Taylor)
バレリーナ:ユニティー・フェラン(Unity Phelan)
ウィンストン・スコット:イアン・マクシェーン(Ian McShane)
ソフィア: ハル・ベリー(Halle Berry)
シャロン:ランス・レディック(Lance Reddick)
バワリー・キング:ローレンス・フィッシュバーン(Laurence Fishburne)
アール:トビアス・シーガル(Tobias Segal)
チクタク男:ジェイソン・マンツォーカス(Jason Mantzoukas)
ドク:ランドール・ダク・キム(Randall Duk Kim)
アーネスト:ボバン・マリヤノヴィッチ(Boban Marjanović)
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