『ジョン・ウィック:パラベラム』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
ー 挿入曲とサントラ紹介記事の一覧はコチラから!ー
PR
映画×音楽
87ノース/87イレブン

『ジョン・ウィック:パラベラム』の挿入曲とサントラ

2019年にアメリカで制作された映画『ジョン・ウィック:パラベラム』(原題:John Wick: Chapter 3 – Parabellum)は、キアヌ・リーブス主演のアクション映画『ジョン・ウィック』シリーズの第3作目です。前作『ジョン・ウィック:チャプター2』エンディング直後、ジョン・ウィックが逃走するシーンから始まります。

『ジョン・ウィック』シリーズの挿入曲とサントラ

『ジョン・ウィック:パラベラム』の挿入曲

『ジョン・ウィック:パラベラム』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

スポンサーリンク

図書館前でストリート・パフォーマーがアカペラで歌う曲

ジョンがニューヨーク公共図書館に入って行くシーン

Take You Back
作曲者フランク・スタローン(Frank Stallone)
イタリア系アメリカ人の俳優/歌手/ギタリスト、1950年ニューヨーク生まれ。シルヴェスター・スタローンの弟。
作曲年1977年
Original ver.1976年:ヴァレンタイン(Valentine)
1970年代末に活躍したソフトロックグループ。、映画のために結成され、フランク・スタローンがボーカル/ギターを担当。

『Take You Back』は、1976年のアメリカ映画『ロッキー』のオープニングタイトルシーンで使われた曲です。主役を演じたシルヴェスター・スタローンの弟、フランク・スタローン(Frank Stallone)を含む若者達が焚き火を囲み街角で歌っています。

タルコフスキー劇場のステージでバレリーナが稽古をする演目

The Nutcracker, Op.71, TH.14 / Act 2 – No.14 Pas de deux: The Prince and the Sugar-Plum Fairy
バレエ《くるみ割り人形》第2幕より第14曲「金平糖の精と王子のパ・ド・ドゥ」
作曲者ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky, 1840-1893)
19世紀ロシアを代表する作曲家。
初演1892年、マリインスキー劇場(サンクトペテルブルク)
Artistミハイル・プレトニョフ(Mikhail Pletnev)
ロシアのピアニスト/指揮者。
ロシア・ナショナル管弦楽団(Russian National Orchestra)
モスクワを拠点とするロシアのオーケストラ。1990年にミハイル・プレトニョフによって設立。

タルコフスキー劇場の一室で少女達がバレエの稽古をする曲

ジョンがアンジェリカの部屋に向かうシーン

Grand Allegro
Artistサン・ビービー(Søren Bebe)
デンマークのピアニスト/キーボード奏者、1975年オーデンセ生まれ。
リリース2013年
作曲者サン・ビービー(Søren Bebe)

『Grand Allegro』は、サン・ビービー(Søren Bebe)のスタジオアルバム『Music For Ballet Class』に収録されています。

裁定人が寿司バー「平家」を訪れゼロに仕事を依頼するシーン

にんじゃりばんばん
Ninja Re Bang Bang
Artistきゃりーぱみゅぱみゅ(Kyary Pamyu Pamyu)
日本のタレント/女性歌手/ファッションモデル、1993年東京都田無市生まれ。
リリース2013年
作曲者中田ヤスタカ(Yasutaka Nakata)
日本の音楽プロデューサー/DJ、1980年石川県金沢市生まれ。
スポンサーリンク

コンチネンタルホテル・ニューヨークのロビーで流れる曲

ジョンがゼロとソファーに座りコンシェルジュの返事を待つシーン

Yoga Dream Piano
Artistリラックス・ピアノ・ミュージック・クラブ(Relaxing Piano Music Club)
作曲者ジョルダーノ・トリヴェラート(Giordana Trivellato)
イタリアのプロデューサー。ニューロマンサー(Neuromancer)の名でも知られる。

聖域指定解除後、ウィンストンが武器庫でレコードをかけ流す曲

The Four Seasons: Violin Concerto in F Minor, Op.8, No.4, RV 297, “L’inverno” (Winter) – I. Allegro
四季 – ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調「冬」 Op. 8, No. 4, RV 297 – 第1楽章
作曲者アントニオ・ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi, 1678-1741)
バロック音楽を代表するイタリアの作曲家。
出版年1725年
Artistカペラ・イストロポリターナ(Capella Istropolitana)
スロバキアで1983年に結成された室内オーケストラ。
西崎崇子(Takako Nishizaki)
日本のヴァイオリニスト。レコードレーベル「ナクソス」の創業者、クラウス・ハイマンの妻。

コンチネンタルホテル・ニューヨークでの銃撃シーン前半では、アレンジされたものが使われています。

ウィンストンが武器庫で聴いている曲(ジョンとシャロンがより強力な武器を装備しに戻ってくる)

The Holberg Suite, Op.40 – II. Sarabande
組曲《ホルベアの時代から》作品40 – 第2曲「サラバンド」
作曲者エドヴァルド・グリーグ(Edvard Grieg, 1843-1907)
ノルウェーの作曲家。北欧の国民楽派を代表する音楽家として知られる。
作曲年1884年(弦楽合奏版は1885年)
Artistリボール・ペシェク(Libor Pesek, 1933-2022)
イギリスなどヨーロッパを中心に国際的に活躍したチェコを代表する指揮者。
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団(Slovak Philharmonic Orchestra)
スロヴァキアの首都ブラチスラヴァを拠点とするオーケストラ。1949年設立。

エンドクレジット 2曲目

Bullet Holes
(邦訳:銃痕
Artistブッシュ(Bush)
1992年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。
リリース2019年
作曲者ギャヴィン・ロスデイル(Gavin Rossdale)
イギリスのミュージシャン、1965年ロンドン生まれ。ロックバンド「ブッシュ」のボーカルとして、またグウェン・ステファニー(Gwen Stefani)の元夫としても知られる。
タイラー・ベイツ(Tyler Bates)
アメリカの音楽プロデューサー/作曲家/ギタリスト、1965年カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。アクションやホラー作品を中心に数多くの映画音楽を手がける。
スポンサーリンク

『ジョン・ウィック:パラベラム』のサントラ

『ジョン・ウィック:パラベラム』はタイラー・ベイツ(Tyler Bates)とジョエル・J・リチャード(Joel J. Richard)が音楽を担当しました。タイラー・ベイツは、アメリカ・カリフォルニア州出身のミュージシャン/ギタリストです。ロブ・ゾンビやデヴィッド・リーチ監督の映画作品の音楽を担当していることで知られています。

『ジョン・ウィック:パラベラム』キャスト・スタッフ

監督チャド・スタエルスキ(Chad Stahelski)
脚本デレク・コルスタッド(Derek Kolstad)
シェイ・ハッテン(Shay Hatten)
クリス・コリンズ(Chris Collins)
マーク・エイブラムス(Marc Abrams)
原作デレク・コルスタッド(Derek Kolstad)
製作ベイジル・イヴァニク(Basil Iwanyk)
エリカ・リー(Erica Lee)
音楽タイラー・ベイツ(Tyler Bates)
ジョエル・J・リチャード(Joel J. Richard)
配給 ポニーキャニオン
公開 2019年5月17日
2019年10月4日
上映時間131分

ジョン・ウィック:キアヌ・リーヴス(Keanu Reeves)
ゼロ:マーク・ダカスコス(Mark Dacascos)
裁定人:エイジア・ケイト・ディロン(Asia Kate Dillon)
ディレクター:アンジェリカ・ヒューストン(Anjelica Huston)
首長:サイード・タグマウイ(Saïd Taghmaoui)
ベラーダ:ジェローム・フリン(Jerome Flynn)
シノビ No.1:セセプ・アリフ・ラーマン(Cecep Arif Rahman)
シノビ No.2:ヤヤン・ルヒアン(Yayan Ruhian)
オペレーター:マーガレット・デイリー(Margaret Daly)
管理人:ロビン・ロード・テイラー(Robin Lord Taylor)
バレリーナ:ユニティー・フェラン(Unity Phelan)
ウィンストン・スコット:イアン・マクシェーン(Ian McShane)
ソフィア: ハル・ベリー(Halle Berry)
シャロン:ランス・レディック(Lance Reddick)
バワリー・キング:ローレンス・フィッシュバーン(Laurence Fishburne)
アール:トビアス・シーガル(Tobias Segal)
チクタク男:ジェイソン・マンツォーカス(Jason Mantzoukas)
ドク:ランドール・ダク・キム(Randall Duk Kim)
アーネスト:ボバン・マリヤノヴィッチ(Boban Marjanović)

『フォールガイ』の挿入曲とサントラ&予告編
2024年8月16日公開予定の映画『フォールガイ』(原題:The Fall Guy)は、80年代に放送された人気海外ドラマ『俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ』を基にしたアクション映画です。予告編で使われた曲を紹介します。
『Mr.ノーバディ』の挿入曲とサントラ
『ブレイキング・バッド』『ベター・コール・ソウル』で知られるボブ・オデンカークによるハードボイルド・アクション・スリラー映画『Mr.ノーバディ』。車から流れる曲やユリアンが歌う曲、レコードで流す曲など15曲をあらすじに沿って紹介します。
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の挿入曲とサントラ
映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は、キアヌ・リーブス主演のアクション映画『ジョン・ウィック』シリーズの4作目になります。リナ・サワヤマによるエンディング曲や銃撃シーンの曲など全20曲とサントラをあらすじに沿って紹介します。
『ジョン・ウィック』の挿入曲とサントラ
映画『ジョン・ウィック』は、キアヌ・リーブス主演の復讐アクションスリラー映画です。亡き妻から贈られた子犬を殺されたジョンが復讐する様子が描かれています。マリリン・マンソンの曲やED曲など、挿入曲とサントラをあらすじに沿って紹介します。
『ジョン・ウィック:チャプター2』の挿入曲とサントラ
映画『ジョン・ウィック:チャプター2』は、キアヌ・リーブス主演のネオ・ノワール・アクションシリーズの2作目です。イタリアやNYを舞台に激しい復讐劇が繰り広げられます。ED曲やパーティーで流れている曲など、挿入曲をあらすじに沿って紹介します。
『ジョン・ウィック:パラベラム』の挿入曲とサントラ
映画『ジョン・ウィック:パラベラム』は、キアヌ・リーブス主演のネオ・ノワール・アクションシリーズの3作目です。NYを舞台に激しい復讐劇が繰り広げられます。OP曲やED曲、パーティーで流れている曲など、挿入曲とサントラをあらすじに沿って紹介します。
『ブレット・トレイン』の挿入曲(14曲)とサントラ
映画『ブレット・トレイン』は、伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』を原作としたアクションコメディスリラーです。オープニング曲やエンディング曲、奥田民生の『Kill Me Pretty』など、挿入曲とサントラをあらすじに沿って紹介します。
87ノース・プロダクションズ/87イレブンとは?13作品を一覧で紹介
映画制作会社87ノース・プロダクションズ/87イレブンは、スタントマンとしてキャリアを重ねたチャド・スタエルスキ、デヴィッド・リーチによる制作会社です。87ノース/イレブンが関わった13作品を一覧で紹介します。
『アトミック・ブロンド』の挿入曲とサントラ
映画『アトミック・ブロンド』は、デヴィッド・リーチ監督、シャーリーズ・セロン主演のアクション・スパイ映画です。冷戦末期の1989年ベルリンを舞台に各国エージェントの死闘が描かれています。
『バイオレント・ナイト』の挿入曲とサントラ
『バイオレント・ナイト』は、クリスマスに武装強盗と鉢合わせたサンタクロースが活躍するアクション・コメディ映画です。『Mr.ノーバディ』を手がけた87ノースプロダクションズが製作しました。エンディング曲や格闘シーンの曲など挿入曲とサントラをあらすじに沿って紹介します。
『ケイト』(Netflix)の挿入曲&サントラ
Netflix映画『ケイト』は、日本を舞台としたアクション映画です。國村隼や浅野忠信、MIYAVIらが出演しています。エンディング曲やBAND-MAIDがライブで演奏していた曲など挿入曲をあらすじに沿って紹介します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました