『エルヴィス&ニクソン』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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『エルヴィス&ニクソン』の挿入曲とサントラ

2016年にアメリカで制作された映画『エルヴィス&ニクソン』(DVDタイトル『エルヴィスとニクソン 〜写真に隠された真実〜』/原題:Elvis & Nixon)は、1970年12月21日ホワイトハウスでエルヴィス・プレスリーとニクソン大統領が面会した史実に基づき作られたコメディ映画です。

エルヴィス・プレスリーをマイケル・シャノンが、ニクソン大統領をケヴィン・スペイシーが演じました。

『エルヴィス&ニクソン』の挿入曲

『エルヴィス&ニクソン』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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オープニング・クレジット

Hold On! I’m Comin’
邦題『ホールド・オン』
Artistサム&デイヴ(Sam & Dave)
1961年にフロリダ州マイアミで結成されたアメリカのソウル/R&Bデュオ。
高音パートをサム・ムーア(Sam Moore)、低音パートをデビッド・プレイター(Dave Prater, 1937-1988)が受け持ち、ゴスペルをベースとしたパフォーマンスで “ダブルダイナマイト” “ダイナミックデュオ” 等の愛称で呼ばれ活躍した。
リリース1966年
作曲者サム・クック(Sam Cooke, 1931-1964)
アメリカの歌手/ソングライター/起業家。
19歳の時にゴスペルグループ「ソウル・スターラーズ」(The Soul Stirrers) でアイドル的な人気を得て、26歳でR&B歌手としてのソロ活動をスタートさせる。50年代後半から60年代前半にかけてヒット曲を連発し、音楽活動以外に公民権運動にも積極的に参加した。ソウルミュージックの創始者の一人として知られる。
アイザック・ヘイズ(Isaac Hayes, 1942-2008)
テネシー州出身のアメリカのミュージシャン/シンガーソングライター/俳優。
映画『黒いジャガー』(1971) の音楽を制作しアカデミー歌曲賞、グラミー賞2部門を受賞した。
デヴィッド・ポーター(David Porter)
アメリカのソングライター/プロデューサー/歌手/起業家/慈善家、1941年テネシー州メンフィス生まれ。
アイザック・ヘイズと共作した『Soul Man』『Hold On, I’m Comin’』の作曲者として知られる。

商用機でロサンゼルスに到着したエルヴィスがジェリーの運転する車でビバリーヒルズの別邸にむかう(エルヴィスが助手席で歌う)

Suzie Q
スージーQ
Artist
cover ver.
クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(Creedence Clearwater Revival)
カリフォルニア州エルセリトで結成されたアメリカのロックバンド。略称CCR。
リリース1968年
作曲者デイル・ホーキンス(Dale Hawkins, 1936-2010)
スタン・ルイス(Stan Lewis, 1927-2018)
アメリカのインディーズ・レーベル「Jewel Records」のオーナー。
エレノア・ブロードウォーター(Eleanor Broadwater)
アメリカのソングライター。ナッシュビルで活躍したディスクジョッキー、ジーン・ノーブルズ(Gene Nobles)の妻。
Original ver.1957年:デイル・ホーキンス(Dale Hawkins, 1936-2010)
ルイジアナ州出身のロカビリー歌手/ソングライター/リズムギタリスト。

クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(CCR)の曲が使われている映画一覧はコチラ

エルヴィスがホワイトハウスの警備員に託したニクソン宛の手紙が大統領副補佐官に届けられる

Push And Pull
プッシュ・アンド・プル
Artistルーファス・トーマス(Rufus Thomas)
アメリカのソウル歌手/ファンクミュージシャン/作曲家/ダンサー/コミックエンターテイナー。
リリース1970年
作曲者ルーファス・トーマス(Rufus Thomas)

エルヴィスがニクソンに面会を断わられたと知り、一人で部屋を出て行く

There Will Be Peace In The Valley For Me
Artist
cover ver.
シスター・ロゼッタ・サープ(Sister Rosetta Tharpe, 1915-1973)
アメリカの歌手/ソングライター/ギタリスト。
ビッグバンドをバックにナイトクラブやコンサートホールの “暗闇” の中で自らの “光” の音楽を演奏する演出でスピリチュアルな音楽を主流に押し上げ、ポップゴスペルの隆盛の先駆者となった。 また、女性のギタリストが稀な時代に天才プレイヤーとして称賛を集め、多くのロックンロール歌手に影響を与えた。
リリース1952年
作曲者トーマス・A・ドーシー(Thomas A. Dorsey, 1899-1993)
アメリカの音楽家/作曲家/キリスト教の伝道者。
Original ver.1947年:フライング・クラウズ・オブ・デトロイト(Flying Clouds of Detroit )
アメリカのゴスペルグループ。1940年代から1950年代にかけてデトロイトを拠点に活動した。

エルヴィス・プレスリーは、この曲を1957年に録音しました。
『谷間の静けさ』のタイトルで『エルヴィス・クリスマス・アルバム』に収録されています。

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エルヴィスが衣装に着替えてホワイトハウスに向かう(車の中で流れる曲)

Hard To Handle
ハード・トゥ・ハンドル
Artistオーティス・レディング(Otis Redding, 1941-1967)
アメリカのシンガーソングライター。
アメリカのポピュラー音楽の歴史の中で最も偉大なシンガーソングライターの一人。「キング・オブ・ソウル」と呼ばれる。
リリース1968年
作曲者オーティス・レディング(Otis Redding, 1941-1967)
アルヴェルティス・イスベル(Alvertis Isbell)
アメリカの作詞家/プロデューサー/レコードレーベル・オーナー。
アレン・ジョーンズ(Allen Jones, 1940-1987)
アメリカの音楽プロデューサー/ソングライター。

エンディング&エンドクレジット 1曲目

Spinning Wheel
スピニング・ホイール
Artistブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ(Blood, Sweat & Tears)
1967年にニューヨークで結成されたアメリカのジャズ・ロック・グループ。
リリース1968年
作曲者デイヴィッド・クレイトン・トーマス(David Clayton-Thomas)
カナダのミュージシャン/歌手/ソングライター、1941年生まれ。
ロックグループ「ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ」(Blood, Sweat & Tears) のボーカリスト。

『エルヴィス&ニクソン』のサントラ

『エルヴィス&ニクソン』はエドワード・シェアマー(Edward Shearmur)が音楽を担当しました。

エドワード・シェアマーは、イギリス・ロンドン出身の作曲家です。『ジョニー・イングリッシュ』や『チャーリーズ・エンジェル』などの音楽を担当しています。

メインアーティスト:Various Artists
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『エルヴィス&ニクソン』キャスト・スタッフ

監督リザ・ジョンソン(Liza Johnson)
脚本ジョーイ・セイガル(Joey Sagal)
ハナラ・セイガル(Hanala Sagal)
ケイリー・エルウィス(Cary Elwes)
製作ホーリー・ウィアーズマ(Holly Wiersma)
カシアン・エルウィス(Cassian Elwes)
ケイリー・エルウィス(Cary Elwes)
音楽エドワード・シェアマー(Edward Shearmur)
配給アマゾン・スタジオ/ブリーカー・ストリート
公開 2016年4月22日
劇場未公開
上映時間86分

リチャード・ニクソン大統領:ケヴィン・スペイシー(Kevin Spacey)
エルヴィス・プレスリー:マイケル・シャノン(Michael Shannon)
ジェリー・シリング:アレックス・ペティファー(Alex Pettyfer)
ソニー・ウェスト:ジョニー・ノックスビル(Johnny Knoxville)
イージル・クロー:コリン・ハンクス(Colin Hanks)
ドワイト・チェイピン(日程調整担当大統領副補佐官):エヴァン・ピーターズ(Evan Peters)
大統領首席補佐官ハリー・ロビンズ・ハルデマン:テイト・ドノヴァン(Tate Donovan)
シャーロット:スカイ・フェレイラ(Sky Ferreira)
ジョン・フィンレイター:トレイシー・レッツ(Tracy Letts)
メアリー・アン・ピーターソン:アーナ・オライリー(Ahna O’Reilly)
マーガレット:アシュレイ・ベンソン(Ashley Benson)
ダイアン:ディラン・ペン(Dylan Penn)
ジョー・キング:ジョーイ・セイガル(Joey Sagal)
ローズ・メアリー・ウッズ:ジェラルディン・シンガー(Geraldine Singer)
チェイピンの秘書:ハナラ・セイガル(Hanala Sagal)
客室乗務員:ポピー・デレヴィンニュ(Poppy Delevingne)

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