『クルエラ』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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『クルエラ』の挿入曲とサントラ

2021年にアメリカで制作された映画『クルエラ』(原題:Cruella)は、ディズニーのアニメ映画『101匹わんちゃん』のヴィラン「クルエラ」を主役とする実写映画です。

クレイグ・ギレスピーが監督をつとめ、エマ・ストーンがクルエラを演じました。

『クルエラ』の挿入曲

『クルエラ』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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エステラの誕生から新しい小学校での生活までのシーン

Bloody Well Right
ブラッディ・ウェル・ライト
Artistスーパートランプ(Supertramp)
1970年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。
リリース1974年
作曲者スーパートランプ
リック・デイヴィス(Rick Davies)
ロジャー・ホジソン(Roger Hodgson)

クルエラが小学校時代の自分を回想するシーンで歌詞を引用する曲

I Am Woman
邦題『私は女』
作曲者レイ・バートン(Ray Burton)
オーストラリアのミュージシャン/シンガーソングライター、1945年生まれ。
ヘレン・レディ(Helen Reddy, 1941-2020)
Original ver.1971年:ヘレン・レディ(Helen Reddy, 1941-2020)
オーストラリア系アメリカ人の歌手/女優/テレビ司会者/活動家。

エステラと母キャサリンがロンドンに向かう途中にヘルマン・ホールに立ち寄る

Whisper Whisper
ウィスパー・ウィスパー
Artistビージーズ(Bee Gees)
ギブ三兄弟を中心に結成された男性ボーカルグループ。
1963年にオーストラリアでデビューし、半世紀にわたる息の長い活動を続け数々の名曲を残す。
リリース1969年
作曲者ビージーズ
バリー・ギブ(Barry Gibb)
ロビン・ギブ(Robin Gibb, 1949-2012)
モーリス・ギブ(Maurice Gibb, 1949-2003)

ビージーズ(Bee Gees)の曲が使われている映画一覧はコチラ

エステラが3匹のダルメシアンに追いかけられバディを抱いて逃げる

Inside – Looking Out(Traditional)
邦題『孤独の叫び』
Artistアニマルズ(The Animals)
1963年にニューカッスル・アポン・タインで結成されたイギリスのロック・バンド。
荒々しいブルースサウンドを特徴とし1960年代のロック・シーンに多大な影響を与えた。
アメリカではブリティッシュ・インベイジョンを代表するバンドと見なされている。
リリース1966年
作曲者アニマルズ
エリック・バードン(Eric Burdon)
チャス・チャンドラー(Chas Chandler, 1938-1996)
アラン・プライス(Alan Lomax)
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エステラ、ジャスパー、ホレスの3人が警官に追われアジトに逃げ込む

Watch the Dog That Brings the Bone
Artistサンディ・ゲイ(Sandy Gaye)
作曲者Richard Marks and Bill Wright

10年後、エステラはスリや泥棒をして生計をたてながら洋服のデザインをする

She’s a Rainbow
シーズ・ア・レインボー
Artistローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)
1962年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。
バンド名は、シカゴブルースの父、マディー・ウォーターズの名曲『Rollin’ Stone』に由来。結成以降一度も解散することなく第一線で精力的に活動し続け、ロック界の最高峰に君臨するバンド。
リリース1967年
作曲者ジャガー/リチャーズ(Jagger–Richards)
ミック・ジャガー(Mick Jagger)
キース・リチャーズ(Keith Richards)

ローリング・ストーンズの曲が使われている映画一覧はコチラ

エステラの誕生日にジャスパーとホーレスがケーキを持って歌う曲

二人がエステラにロンドンの老舗百貨店「リバティ・ロンドン」の採用通知を渡すシーン

Happy Birthday to You
ハッピーバースデートゥーユー
作曲者マイルドレッド・J・ヒル(Mildred J. Hill, 1859-1916)
アメリカのソングライター/音楽学者。
パティ・J・ヒル(Patty S. Hill, 1868-1946)
アメリカの保育園/幼稚園教諭。アメリカの非営利団体「全米幼児教育協会」の創設者。
出版年1917年

回想 | ジャスパーが百貨店の事務所に侵入してエステラの偽の履歴書を箱に収める

I Gotcha
アイ・ガッチャ
Artistジョー・テックス(Joe Tex, 1935-1982)
アメリカのソウル歌手。
リリース1971年
作曲者ジョー・テックス(Joe Tex, 1935-1982)
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エステラが百貨店「リバティ・ロンドン」で清掃員として働き出す

Time of the Season
邦題『ふたりのシーズン』
Artistゾンビーズ(The Zombies)
1961年にロンドン郊外のセント・アルバーンズで結成されたイギリスのソフトロックバンド。
リリース1968年
作曲者ロッド・アージェント(Rod Argent)
イギリスのミュージシャン、1945年生まれ。
ソフトロックバンド「ゾンビーズ」(The Zombies) のリーダー/キーボーディストとして知られる。

エステラが百貨店のウィンドウディスプレイを自分好みに作り変える(酒を飲みながら歌う)

These Boots Are Made for Walkin’
邦題『にくい貴方』
Artistナンシー・シナトラ(Nancy Sinatra)
イタリア系アメリカ人の歌手/女優、1940年ニュージャージー州ジャージーシティ生まれ。
フランク・シナトラ(Frank Sinatra)の長女。
リリース1965年
作曲者リー・ヘイズルウッド(Lee Hazlewood, 1929-2007)
アメリカのシンガーソングライター/音楽プロデューサー。

百貨店にカリスマデザイナーのバロネスがやって来て、エステラをスカウトする

Five to One
ファイブ・トゥ・ワン
Artistドアーズ(The Doors)
1965年にカリフォルニア州ロサンゼルスで結成されたアメリカのロックバンド。
リリース1968年
作曲者ドアーズ
ジム・モリソン(Jim Morrison, 1943-1971)
レイ・マンザレク(Ray Manzarek, 1939-2013)
ジョン・デンスモア(John Densmore)
ロビー・クリーガー(Robby Krieger)

ドアーズ(The Doors)の曲が使われている映画一覧はコチラ

エステラが「ハウス・オブ・バロネス」に初出勤する

Feeling Good
フィーリング・グッド
Artist
cover ver.
ニーナ・シモン(Nina Simone, 1933-2003)
ノースカロライナ州トライオン出身のアフリカ系アメリカ人歌手/ソングライター/ピアニスト/作曲家/アレンジャー/公民権活動家。
リリース1965年
作曲者アンソニー・ニューリー(Anthony Newley, 1931-1999)
イギリスのシンガーソングライター/俳優。
映画『007/ゴールドフィンガー』(1964) の主題歌『ゴールドフィンガー』の作詞者として特に知られる。
レスリー・ブリッカス(Leslie Bricusse, 1931-2021)
イギリスの作曲家/作詞家/劇作家。
映画『ドリトル先生不思議な旅』(1967) の曲を書き、アカデミー歌曲賞を受賞した。
Original ver.1965年:アンソニー・ニューリー(Anthony Newley)

『Feeling Good』は、1964年にノッティンガムで初演されたミュージカル『The Roar Of The Greasepaint – The Smell Of The Crowd』のために作られました。

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エステラがアーティのヴィンテージショップに入る(店で流れる曲)

Fire
ファイアー
Artistオハイオ・プレイヤーズ(Ohio Players)
1959年にオハイオ州のデイトンで結成されたアメリカのファンクバンド。
リリース1974年
作曲者オハイオ・プレイヤーズ
ビリー・ベック(Billie Beck)
ジェイムズ・ダイアモンド・ウィリアムズ(James ‘Diamond’ Williams)
マーシャル・ロック・ジョーンズ(Marshall ‘Rock’ Jones, 1941-2016)
リロイ・シュガーフット・ボナー(Leroy ‘Sugarfoot’ Bonner, 1943-2013)
マーヴィン・マーヴ・ピアス(Marvin Pierce)
ラルフ・ピー・ウィー・ミドルブ(Ralph ‘Peewee’ Middlebrooks, 1927-1997)
クラレンス・サッチ・サッチェル(Clarence ‘Satch’ Satchell, 1940-1995)

ジャスパーとホーレスが害獣駆除業者を装いパーティ会場に潜入する

Whole Lotta Love
邦題『胸いっぱいの愛を』
Artist
cover ver.
アイク&ティナ・ターナー(Ike & Tina Turner)
アイク・ターナー(Ike Turner)とティナ・ターナー(Tina Turner)の夫婦によるアメリカのポップ/ソウルデュオ。『Proud Mary』でグラミー賞を受賞するなど、1960年代から1970年代にかけて活躍した。
リリース1975年
作曲者レッド・ツェッペリン
ジョン・ボーナム(John Bonham, 1948-1980)
ジョン・ポール・ジョーンズ(John Paul)
ジミー・ペイジ(Jimmy Page)
ロバート・プラント(Robert Plant)
作曲年ウィリー・ディクスン(Willie Dixon, 1915-1992)
ミシシッピ州ヴィックスバーグ出身のソングライター/音楽プロデューサー/ベーシスト/歌手。ブルースの有名曲を多数作曲した。
Original ver.1969年:レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)
1968年にロンドンで結成されたロックバンド。

『Whole Lotta Love』は、ウィリー・ディクスンが作ったマディ・ウォーターズの『You Need Love』がベースとなっています。

バロネスが3匹のダルメシアンを連れてパーティ会場に現れる(乾杯のシーン)

The Wild One
ワイルド・ワン
Artistスージー・クアトロ(Suzi Quatro)
イギリスを拠点とするアメリカのロックミュージシャン/シンガーソングライター/ベーシスト/ラジオDJ/女優。
リリース1974年
作曲者チニチャップ(Chinnichap)
マイク・チャップマン(Mike Chapman)とニッキー・チン(Nicky Chinn)の二人によるソングライター/プロデューサー・コンビ。ブロンディ(Blondie)、エグザイル(Exile)、ティナ・ターナー(Tina Turner)などのヒット曲を多数手がける。
代表作『ハート・オブ・グラス』『ドリーミン』『マイ・シャローナ』

クルエラが白いケープに火をつけ真っ赤なドレス姿になり騒ぎを起こす

Hush
ハッシュ
Artist
cover ver.
ディープ・パープル(Deep Purple)
1967年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。
ヘビーメタル/モダンハードロックの先駆者とされる。
リリース1968年
作曲者ジョー・サウス(Joe South, 1940-2012)
アメリカのシンガーソングライター/ギタリスト。
代表作『孤独の影』『ローズ・ガーデン』
Original ver.1967年:リー・ジョー・ローヤル(Billy Joe Royal, 1942-2015)
アメリカのディープ・ソウル・シンガー。
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ジャスパーがネズミを放ち会場がパニックとなる

(バロネスが犬笛を吹くのをクルエラが目撃するシーン)

Livin’ Thing
邦題『オーロラの救世主』
Artistエレクトリック・ライト・オーケストラ(Electric Light Orchestra)
1970年にバーミンガムで結成されたイギリスのロックバンド(通称:ELO)。
リリース1976年
作曲者ジェフ・リン(Jeff Lynne)
イギリスのミュージシャン/シンガーソングライター/音楽プロデューサー、1947年バーミンガム生まれ。
ELOのリーダー。

クルエラが盗んだ車を運転し夜の街を疾走する

Stone Cold Crazy
ストーン・コールド・クレイジー
Artistクイーン(Queen)
1970年にイギリス・ロンドンで結成されたロックバンド。
リリース1974年
作曲者クイーン
フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury, 1946-1991)
ロジャー・テイラー(Roger Taylor)
ブライアン・メイ(Brian May)
ジョン・ディーコン(John Deacon)

ジャスパーとホーレスがダルメシアン達をペットサロンから連れ出し誘拐する

クルエラがアーティを仲間に誘い入れるシーンまでこの曲が流れています。

Car Wash
カー・ウォッシュ
Artistローズ・ロイス(Rose Royce)
70年代初頭にロサンゼルスで結成されたアメリカのR&B / ファンク / ディスコ・バンド。
リリース1976年
作曲者ノーマン・ホィットフィールド(Norman Whitfield, 1940-2008)
アメリカのソングライター/音楽プロデューサー。

『Car Wash』は、ロサンゼルスの洗車場「デラックス・カー・ウォッシュ」での一日を描いたアメリカ・コメディ映画『カー・ウォッシュ』(1976)のテーマ曲です。

アーティがクルエラの仲間に加わりアジトでの洋服作りが始まる

Boys Keep Swinging
ボーイズ・キープ・スウィンギング
Artistデヴィッド・ボウイ(David Bowie, 1947-2016)
イギリスのシンガー/ソングライター/ミュージシャン/俳優。
グラムロックの先駆者として数々の名曲を世に送り出し、俳優としても活躍したマルチな才能を持つアーティスト。
リリース1979年
作曲者デヴィッド・ボウイ(David Bowie, 1947-2016)
ブライアン・イーノ(Brian Eno)
イギリスのミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー/ビジュアルアーティスト、1948年生まれ。
ロックバンド「ロキシー・ミュージック」のシンセサイザー/キーボード奏者として活躍し、脱退後デヴィッド・ボウイ、トーキング・ヘッズ、U2などのアルバムのプロデューサーとしても名を馳せた。アンビエント・ミュージックの先駆者として知られている。

ドアーズ(The Doors)の曲が使われている映画一覧はコチラ

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バロネスの晴れ舞台にクルエラが乱入し話題をさらう

One Way or Another
邦題『どうせ恋だから』
Artistブロンディ(Blondie)
1974年にニューヨークで結成されたアメリカのロックバンド。
ニュー・ウェイヴの代表的グループとして知られる。
リリース1978年
作曲者ナイジェル・ハリソン(Nigel Harrison)
イギリスのミュージシャン、1951年生まれ。
デボラ・ハリー(Deborah Harry)
アメリカの歌手/シンガーソングライター/女優、1945年生まれ。
ロックバンド「ブロンディ」(Blondie) のボーカリストとして世界中で人気を博す。

休憩中に隠れてデザイン画を描くエステラをバロネスが監視カメラで見つける

I Get Ideas (When We Are Dancing)
アイ・ゲット・アイデア
Artist
cover ver.
トニー・マーティン(Tony Martin, 1913-2012)
アメリカの俳優/歌手。
リリース1951年
作曲者ジュリオ・C・サンダーズ(Julio C. Sanders, 1897-1942)
アルゼンチンのピアニスト/タンゴの作曲家。
ドーカス・コクラン(Dorcas Cochran, 1903-1991)
アメリカの女性作詞家/脚本家。
Original ver.(タイトル:『Adiós muchachos』)
1927年:アグスティン・マガルディ(Agustín Magaldi, 1898-1938)
アルゼンチンのタンゴミュージシャン/作曲家/歌手。

『I Get Ideas』は、アルゼンチンの作曲家ジュリオ・C・サンダーズ(Julio C. Sanders)が作ったタンゴ・カンシオン『Adiós muchachos』がオリジナルです。

メディアに囲まれるバロネスの前にゴミ収集車に乗ったクルエラが現れる

Should I Stay or Should I Go
邦題『ステイ・オア・ゴー』
Artistザ・クラッシュ(The Clash)
1976年にロンドンで結成されたイギリスのパンクロックバンド。
リリース1982年
作曲者ザ・クラッシュ
ジョー・ストラマー(Joe Strummer, 1952-2002)
ミック・ジョーンズ(Mick Jones)

クリーム(Cream)の曲が使われている映画一覧はコチラ

ホーレスがバロネスのアトリエにドレス用ビーズを運んでくる

I Love Paris
アイ・ラブ・パリ
Artist
cover ver.
Georgia Gibbs and Glenn Osser & His Orchestra
ジョージア・ギブス(Georgia Gibbs, 1919-2006)
アメリカの歌手/ボーカルエンターテイナー。
リリース1953年
作曲年コール・ポーター(Cole Porter, 1891-1964)
インディアナ州出身のアメリカの作曲家/作詞家。
ウィットに富んだ洗練された歌詞で注目を集め、ブロードウェイやハリウッドで成功を収めた。
代表曲『Night and Day』『I’ve Got You Under My Skin 』『All of You』
Original ver.1953年:ミュージカル『CAN-CAN』
リロ(Lilo, 1921-2022)ドイツ生まれのフランスの女優/歌手。

『I Love Paris』は、1953年初演のブロードウェイミュージカル『CAN-CAN』のために作られた曲です。

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エステラがビーズを縫い付けドレスは完成、バロネスとレストランで祝杯をあげる

Love is Like a Violin
邦題『私の心はバイオリン』
Artist
cover ver.
ケン・ドッド(Ken Dodd, 1927-2018)
イギリスのコメディアン/歌手/俳優。
リリース1960年
作曲者ミアルカ・ラパルセリエ(Miarka Laparcerie, 1912-1956)
フランスの作曲家/作詞家/詩人/台本作家/女優。
ジャン・リシュパン(Jean Richepin, 1849-1926)
フランスの詩人/小説家/劇作家。
作曲家ミアルカ・ラパルセリエ(Miarka Laparcerie)の祖父。
ジミー・ケネディ(Jimmy Kennedy, 1902-1984)
ロンドンとアメリカで活躍した北アイルランド出身のソングライター。
Original ver.(タイトル:Mon cœur est un violon)
1945年:リュシエンヌ・ボワイエ(Lucienne Boyer, 1901-1983)
フランスのシャンソン歌手。

バロネスがエステラを連れて自分の為の祝杯をあげるレストランのBGM

Theme From A Summer Place
邦題『夏の日の恋』
Artist
cover ver.
Norrie Paramor and His Orchestra
ノリー・パラマー(Norrie Paramor, 1914-1979)
イギリスのバンドリーダー/アレンジャー/作曲家。
リリース1960年
作曲者マックス・スタイナー(Max Steiner, 1888-1971)
ウィーン生まれのユダヤ系アメリカ人作曲家。
第一次世界大戦をきっかけにアメリカに亡命し、『カサブランカ』『風と共に去りぬ』など数多くの映画音楽を手掛け沢山の名曲を残した。映画『男の敵』(1935)、『情熱の航路』(1942)、『君去りし後』(1944) でアカデミー作曲賞を3度受賞。「映画音楽の父」と呼ばれる。
Original ver.1959年:ユーゴー・ウィンターハルター楽団(Hugo Winterhalter and His Orchestra)

『Theme From A Summer Place』は、1959年のアメリカ映画『避暑地の出来事』(原題:A Summer Place)の主題歌です。

ジャスパーとホーレスが夜間にバロネスのアトリエに侵入し警備員の注意をひく

Perhaps, Perhaps, Perhaps
Artist
cover ver.
ドリス・デイ(Doris Day, 1922-2019)
ドイツ系アメリカ人女優/歌手。
代表曲『センチメンタル・ジャーニー』『二人でお茶を』『ケセラセラ』
リリース1965年
作曲者オスヴァルド・ファレス(Osvaldo Farrés, 1903-1985)
キューバのソングライター/作曲家。
ジョー・デイヴィス(Joe Davis, 1896-1978)
アメリカの音楽プロデューサー/音楽出版社経営者/プロモーター。
Original ver.1947年:Ethel Smith And The Bando Carioca With Bob Eberly

『Perhaps, Perhaps, Perhaps』は、キューバの作曲家オスヴァルド・ファレス(Osvaldo Farrés)がスペイン語で書いた歌『キサス・キサス・キサス』(Quizás、Quizás、Quizás)がオリジナルです。

バロネスのファッションショー開始前に流れる曲(バロネスがジョーに指示を与える)

You’re Such a Good Looking Woman
邦題『グッド・ルッキング・ウーマン』
Artistジョー・ドラン(Joe Dolan, 1939-2007)
アイルランドのエンターテイナー/レコーディングアーティスト/ポップシンガー。
リリース1970年
作曲者アルバート・ハモンド(Albert Hammond)
イギリスのシンガーソングライター、1944年生まれ。
マイク・ヘイズルウッド(Mike Hazlewood, 1941-2001)
イギリスのシンガーソングライター/作曲家。
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リージェンツ・パークでのクルエラのゲリラショーでアーティが歌う曲

I Wanna Be Your Dog
アイ・ワナ・ビー・ユア・ドッグ
Artist
cover ver.
ジョン・マクレア(John McCrea)
ヴィンテージショップのオーナー、アーティを演じるイギリスの俳優/歌手、1992年生まれ。
リリース2021年:Soundtrack『クルエラ』
作曲者ザ・ストゥージズ
イギー・ポップ(Iggy Pop)
デイヴ・アレクサンダー(David Alexander, 1947-1975)
ロナルド・アッシュトン(Ronald Asheton, 1948-2009)
スコット・アシュトン(Scott Asheton)
Original ver.1969年:ザ・ストゥージズ(The Stooges)
1967年にミシガン州アナーバーで結成されたアメリカのロックバンド。
フロントマンのイギー・ポップの名を冠して「イギー&ザ・ストゥージズ」(Iggy and the Stooges)のバンド名でも知られる。

イギー・ポップ(Iggy Pop)の曲が使われている映画一覧はコチラ

クルエラを椅子に縛り付け、バロネスが建物に火を放ち去っていく

Smile
スマイル
Artist
cover ver.
ジュディ・ガーランド(Judy Garland, 1922-1969)
アメリカの女優/歌手。
ミュージカル映画『オズの魔法使』(1939) で主役ドロシーに抜擢されその才能を世に知らしめ、以降『若草の頃』(1944)、『イースター・パレード』(1948) 、『スタア誕生』(1954) などで主役をつとめるなど国民的ミュージカル・スターとして活躍した。
ハリウッド黄金時代を代表する大スターの一人。
リリース1965年
作曲者チャールズ・チャップリン(Charles Chaplin, 1889-1977)
イギリス出身の映画俳優/映画監督/脚本家/映画プロデューサー。
ジョン・ターナー(John Turner, 1902-1982)
イギリスの作詞家。
ライブラリー音楽制作会社「ピーター・モーリス・ミュージック・カンパニー」の経営者。
ジョフリー・パーソンズ(Geoffrey Parsons, 1910-1987)
イギリスの作詞家。
ライブラリー音楽制作会社「ピーター・モーリス・ミュージック・カンパニー」に勤務し、作詞家として働いた。
Original ver.1936年:映画『モダン・タイムス』

『Smile』は、1936年のアメリカ映画『モダン・タイムス』で使用されたテーマソングをベースに作られた曲です。
1954年にイギリスの作詞家二人によって歌詞とタイトルが追加されました。
歌詞には、笑顔がある限り明るい明日がやってくるといったメッセージが込められています。

チャップリンは、イタリアの作曲家プッチーニのオペラ『トスカ』の第1幕のアリア『Quale occhio al mondo può star di paro』(邦訳:この世のどこにあるのだ)に触発されてこのメロディを作ったと言われています。

クルエラがトラックで警察署の玄関に突っ込みホーレスの愛犬ウィンクを中に放つ

Nightmares
邦題『悪夢』
ArtistJ・ガイルズ・バンド(The J. Geils Band)
1967年にJ・ガイルズを中心に結成されたアメリカのロックバンド。
リリース1974年
作曲者J・ガイルズ・バンド
セス・ジャストマン(Seth Justman)
ピーター・ウルフ(Peter Wolf)

クルエラがパトカーを引き連れ逃走し、ホーレス達が脱獄する

Gettin’ Out
ゲッティン・アウト
ArtistJ・ガイルズ・バンド(The J. Geils Band)
1967年にJ・ガイルズを中心に結成されたアメリカのロックバンド。
リリース1974年
作曲者J・ガイルズ・バンド
セス・ジャストマン(Seth Justman)
ピーター・ウルフ(Peter Wolf)
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エステラがアーティに会いに行き再び仲間に誘う(店で流れる曲)

Eternelle
邦題『永遠の…』
Artistブリジット・フォンテーヌ(Brigitte Fontaine)
フランスのアバンギャルド・ミュージック歌手、1939年生まれ。
リリース1968年
作曲者ブリジット・フォンテーヌ(Brigitte Fontaine)
アラン・クラヴィエ(Alain Clavier)
フランスの作曲家。

クルエラ達が慈善パーティーでの作戦に向けて準備をす

Come Together
カム・トゥゲザー
Artist
cover ver.
アイク&ティナ・ターナー(Ike & Tina Turner)
アイク・ターナー(Ike Turner)とティナ・ターナー(Tina Turner)の夫婦によるアメリカのポップ/ソウルデュオ。『Proud Mary』でグラミー賞を受賞するなど、1960年代から1970年代にかけて活躍した。
リリース1970年
作曲者John Lennon and Paul McCartney
ジョン・レノン(John Lennon, 1940-1980)
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)
Original ver.1969年:ビートルズ(The Beatles)
イギリス・リヴァプール出身の伝説のロックバンド。1962年にレコードデビューし、約7年半の活動期間中ヒット曲を発表し続け、世界中でビートルズ・ブームを巻き起こす。

3人がエステラの墓からヘルマン・ホールにむかう

The Wizard
邦題『魔法使い』
Artistブラック・サバス(Black Sabbath)
1968年にバーミンガムで結成されたイギリスのロックバンド。
ヘヴィメタルのパイオニアとして知られる。
リリース1970年
作曲者ブラック・サバス
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)
ビル・ワード(Bill Ward)
ギーザー・バトラー(Geezer Butler)
トニー・アイオミ(Tony Iommi)

クルエラ達がヘルホールに入る

Sympathy for the Devil
邦題『悪魔を憐れむ歌』
Artistローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)
1962年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。
バンド名は、シカゴブルースの父、マディー・ウォーターズの名曲『Rollin’ Stone』に由来。結成以降一度も解散することなく第一線で精力的に活動し続け、ロック界の最高峰に君臨するバンド。
リリース1968年
作曲者ジャガー/リチャーズ(Jagger–Richards)
ミック・ジャガー(Mick Jagger)
キース・リチャーズ(Keith Richards)

ローリング・ストーンズの曲が使われている映画一覧はコチラ

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エンドクレジット 1曲目【字幕版】

Call Me Cruella
コール・ミー・クルエラ
Artistフローレンス・アンド・ザ・マシーン(Florence + The Machine)
2007年にロンドンで結成されたイギリスのインディー・ロック・バンド。
リリース2021年:Soundtrack『クルエラ』
作曲者ニコラス・ブリテル(Nicholas Britell)
アメリカの作曲家/ピアニスト/映画プロデューサー、1980年生まれ。
フローレンス・ウェルチ(Florence Welch)
イギリスのミュージシャン/歌手/シンガーソングライター、1986年生まれ。
ロックバンド「フローレンス・アンド・ザ・マシーン」(Florence + The Machine) のボーカリスト。

エンドクレジット 1曲目【日本語吹替版】

Call Me Cruella
コール・ミー・クルエラ
Artist
cover ver.
柴咲コウ(Ko Shibasaki)
エステラ・ヴォン・ヘルマン / クルエラ・ド・ヴィルの吹替を担当した日本の女優/歌手/実業家、1981年生まれ。
リリース2021年:Soundtrack『クルエラ』
作曲者ニコラス・ブリテル(Nicholas Britell)
アメリカの作曲家/ピアニスト/映画プロデューサー、1980年生まれ。
フローレンス・ウェルチ(Florence Welch)
イギリスのミュージシャン/歌手/シンガーソングライター、1986年生まれ。
ロックバンド「フローレンス・アンド・ザ・マシーン」(Florence + The Machine) のボーカリスト。
※日本語訳古垣内麻衣(Mai Furugaichi)
日本の訳詞家/歌手/プロジェクトマネージャー。

ポストクレジットシーン(ロジャーがピアノで弾き語りする)

Cruella de Vil
邦題『町のクルエラ』
Artist
cover ver.
カイヴァン・ノヴァク(Kayvan Novak)
バロネスの弁護士ロジャーを演じるイギリスの俳優/コメディアン、1978年生まれ。
作曲者メル・レヴェン(Mel Leven, 1914-2007)
アメリカの作曲家/作詞家。
Original ver.1963年:ビル・リー(Bill Lee, 1916-1980)
アメリカのボーカリスト/声優。

『Cruella de Vil』は、1961年のディズニー・アニメ映画『101匹わんちゃん』のオリジナル・サウンドトラックです。

『クルエラ』のサントラ

『クルエラ』はニコラス・ブリテル(Nicholas Britell)が音楽を担当しました。

ニコラス・ブリテルは、米・ニューヨーク出身の作曲家です。『ムーンライト』『ビール・ストリートの恋人たち』、『ドント・ルック・アップ』でアカデミー作曲賞にノミネートされています。

アーティスト:ヴァリアス・アーティスト
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『クルエラ』キャスト・スタッフ

監督クレイグ・ギレスピー(Craig Gillespie)
脚本アライン・ブロッシュ・マッケンナ(Aline Brosh McKenna)
ジェズ・バターワース(Jez Butterworth)
デイナ・フォックス(Dana Fox)
ケリー・マーセル(Kelly Marcel)
トニー・マクナマラ(Tony McNamara)
スティーヴ・ジシス(Steve Zissis)
原作ドディー・スミス(Dodie Smith)
製作クリスティン・バー(Kristin Burr)
アンドリュー・ガン(Andrew Gunn)
マーク・プラット(Marc E. Platt)
音楽ニコラス・ブリテル(Nicholas Britell)
配給 ウォルト・ディズニー・ジャパン
公開 2021年5月27日
2021年5月28日
上映時間134分

エステラ・ヴォン・ヘルマン / クルエラ・ド・ヴィル:エマ・ストーン(Emma Stone)
バロネス:エマ・トンプソン(Emma Thompson)
ジャスパー:ジョエル・フライ(Joel Fry)
ホーレス:ポール・ウォルター・ハウザー(Paul Walter Hauser)
アーティ:ジョン・マクリー(John McCrea)
キャサリン:エミリー・ビーチャム(Emily Beecham)
ジョン:マーク・ストロング(Mark Strong)
ロジャー:カイヴァン・ノヴァク(Kayvan Novak)
アニータ:カービー・ハウエル=バプティスト(Kirby Howell-Baptiste)
ジェラルド:ジェイミー・デメトリウ(Jamie Demetriou)
ジェフリー:アンドリュー・レオン(Andrew Leung)
12歳のエステラ:ティッパー・ザイフェルト=クリーブランド(Tipper Seifert-Cleveland)
12歳のジャスパー:ジギー・ガードナー(Ziggy Gardner)
12歳のホーレス:ジョセフ・マクドナルド(Joseph MacDonald)

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