1995年にアメリカで制作された映画『アメリカン・プレジデント』(原題:The American President)は、アメリカ大統領と環境ロビイストの恋愛を描いたコメディ映画です。
ロブ・ライナーが監督をつとめ、マイケル・ダグラスが大統領役、アネット・ベニングがロビイスト役を演じました。
- 『アメリカン・プレジデント』の挿入曲
- アンドリューが娘に “憲法の手引き” を渡し、仕事場に戻っていく(娘がトロンボーンで演奏する曲)
- 晩餐会に招待されたゲストがホワイトハウスに集まってくる
- アンドリューがシドニーをフランス大統領に紹介する
- 晩餐会でアンドリューとシドニーがダンスをする(軍楽隊が演奏する曲)
- 娘のルーシーがアンドリューとシドニーにトロンボーンの演奏を披露する(マスコミ報道が加熱するシーン)
- 対立候補のラムソンが13年前のデモの写真を見る(写真に映るシドニーを見てラムソンが歌う)
- ホワイトハウスでクリスマスパーティーが開かれる(Xmasパーティーで流れる曲)
- シドニーが遅れて到着し、デトロイトの議員に会ってきたと話す(Xmasパーティーで流れる曲)
- アンドリューがシドニーの自宅を訪れ、二人きりで食事をする(ダイニングで流れる曲)
- 『アメリカン・プレジデント』のサントラ
- 『アメリカン・プレジデント』キャスト・スタッフ
『アメリカン・プレジデント』の挿入曲
『アメリカン・プレジデント』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

アンドリューが娘に “憲法の手引き” を渡し、仕事場に戻っていく(娘がトロンボーンで演奏する曲)
邦題『大統領万歳』
『Hail To The Chief』は、アメリカ合衆国大統領の讃歌です。
多くの公的な行事で大統領の登場にあわせ “4回のファンファーレ” の後に演奏されます。
晩餐会に招待されたゲストがホワイトハウスに集まってくる
ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV 1050 – 第1楽章
| 作曲者 | ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1750) バロック時代を代表するドイツの作曲家/オルガニスト。 宗教音楽や器楽曲など幅広いジャンルで多くの傑作を残し、西洋音楽の歴史の中で最も偉大な作曲家の一人と評される。 |
| 作曲年 | 1720-1721年頃 |

アンドリューがシドニーをフランス大統領に紹介する
歌劇《ファウスト》 バレエ音楽 – 第1曲「ヌビアの踊り」
| 作曲者 | シャルル・グノー(Charles Gounod, 1818-1893) フランスの作曲家。優雅で美しい旋律と色彩感に満ちたハーモニーが特徴。「フランス近代歌曲の父」と呼ばれ今日も広く愛されている。 |
| 初演 | 1859年:パリ・リリック座 |
歌劇『ファウスト』は、ドイツの文豪ゲーテの戯曲『ファウスト』を題材にグノーがフランス語で作った全5幕のオペラです。1859年にパリで初演され、その後ヨーロッパやアメリカで上演されるたびに人気を高め、当時最も成功を収めた作品となりました。
晩餐会でアンドリューとシドニーがダンスをする(軍楽隊が演奏する曲)
アイ・ハヴ・ドリームド
| 作曲者 | Rodgers & Hammerstein |
| リチャード・ロジャース(Richard Rodgers, 1902-1979) ニューヨーク州クイーンズ出身のアメリカの作曲家。 ローレンツ・ハート、オスカー・ハマースタイン2世とのコラボレーションで数多くの名曲を生み出し、その後のポピュラー音楽に大きな影響を与えた。アメリカの4つのトップ・エンターテイメント賞(エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞/オスカー、トニー賞)全てを獲得した人物に与えられる称号「EGOT」を持つ初達成者として知られる。 | |
| オスカー・ハマースタイン2世(Oscar Hammerstein II, 1895-1960) アメリカのミュージカル作詞家/脚本家/演劇プロデューサー。 コロンビア大学で法律を学ぶが、ブロードウェイの劇場主であった父の死を機に脚本家に転向。文学作品を原作としたシリアスなプロットを持つ革新的なミュージカル作品『ショウボート』 (1927年初演) で大きな成功を収め、以降『オクラホマ!』『王様と私』『サウンド・オブ・ミュージック』など数々の名作を生み出した。現代のブロードウェイ・ミュージカルの基盤を作り上げた功労者の一人として知られる。 映画『レディ・ビー・グッド』(1941)、『ステート・フェア』(1945) の主題歌で、アカデミー作曲賞を2度受賞した。 | |
| Original ver. | 1951年:ブロードウェイミュージカル『王様と私』 ドレッタ・モロウ&ラリー・ダグラス(Doretta Morrow and Larry Douglas) |
『I Have Dreamed』は、1951年初演のロジャース&ハマースタイン5作目のミュージカル『王様と私』(The King and I)のミュージカルナンバーです。
娘のルーシーがアンドリューとシドニーにトロンボーンの演奏を披露する(マスコミ報道が加熱するシーン)
邦題『聖者の行進』
『When The Saints Go Marching In』は、ディキシーランドジャズのスタンダードナンバーとしても知られている黒人霊歌です。
ジャズの発祥地として名高いルイジアナ州南部にある都市ニューオーリンズでは、20世紀の初め頃からブラスバンドを伴うジャズ葬(jazz funeral)が広まっていきました。
ブラスバンドは、棺が葬儀場から墓地に運ばれる間は重々しい葬送歌や賛美歌を演奏します。そして埋葬を終えた後は、魂が解放されて天国へ行くことを祝う意味を込め、賑やかで陽気な曲を演奏しながらパレードをして帰ります。
『When The Saints Go Marching In』は、埋葬後のパレードでよく演奏される曲です。
対立候補のラムソンが13年前のデモの写真を見る(写真に映るシドニーを見てラムソンが歌う)
邦題『クリスマスのはじまり』
| Artist original ver. | ペリー・コモ(Perry Como, 1912-2001) イタリア系アメリカ人歌手/俳優/テレビパーソナリティ。 父親が営む理髪店で幼い頃から見習いとして働き、町の歌声コンクールで優勝したことがきっかけで歌手デビュー。暖かいバリトンで親しみやすいポピュラー・ソングを歌い、全世界で1億枚以上のレコードを売り上げた。また、庶民的で誠実な人柄が幅広い層に支持され、ラジオやテレビのパーソナリティとしても成功を収めた。 |
| リリース | 1951年 |
| 作曲者 | メレディス・ウィルソン(Meredith Willson, 1902-1984) アメリカのフルート奏者/作曲家/指揮者/バンドリーダー/劇作家。 |
ホワイトハウスでクリスマスパーティーが開かれる(Xmasパーティーで流れる曲)
邦題『世の人忘るな』
| Artist | ロバート・ショウ合唱団(Robert Shaw Chorale) ニューヨークを拠点とするアメリカの合唱団。1948年設立。 |
『God Rest Ye Merry Gentlemen』は、イギリスに古くから伝わるクリスマスキャロルです。
タイトルには「神があなたに喜びを与えてくださいますように」といった意味があります。
シドニーが遅れて到着し、デトロイトの議員に会ってきたと話す(Xmasパーティーで流れる曲)
邦題『ひいらぎ飾ろう』
| 作曲者 | トーマス・オリファント(Thomas Oliphant,1799-1873) スコットランドの音楽家/芸術家/作家。 |
| 出版年 | 1862年 |
『Deck the Halls』は、ウェールズ民謡『Nos Galan』をもとにしたクリスマスキャロルです。
ひいらぎ(セイヨウヒイラギ)は、真冬に美しい赤い実をつけることから聖木とされています。「Christmas holly」とも呼ばれ、クリスマスの装飾の定番として使われています。
アンドリューがシドニーの自宅を訪れ、二人きりで食事をする(ダイニングで流れる曲)
歌劇《ラクメ》 第1幕 花の二重唱「ジャスミンが咲くドームへ」
| 作曲者 | レオ・ドリーブ(Léo Delibes, 1836-1891) フランスのロマン派音楽の作曲家。 バレエ音楽『コッペリア』『シルヴィア』などで知られ「フランス・バレエ音楽の父」と呼ばれる。 |
| 初演 | 1883年:オペラ=コミック座(パリ) |
『ラクメ』は、フランスの作家ピエール・ロティ(Pierre Loti, 1850-1923)の自伝的小説『ロティの結婚』(Le Mariage de Loti)をもとに作られた全3幕からなるオペラです。
19世紀のイギリス統治下のインドを舞台に、バラモン教の巫女ラクメとイギリスの陸軍士官ジェラルドの恋が描かれています。
『アメリカン・プレジデント』のサントラ
『アメリカン・プレジデント』はマーク・シャイマン(Marc Shaiman)が音楽を担当しました。
マーク・シャイマンは、アメリカ・ニュージャージー州出身の作曲家/ベット・ミドラーの共同プロデューサーです。『ア・フュー・グッドメン』『天使にラブソングを』などの映画音楽を手掛けたことでも知られています。
※サントラ収録曲
1. メイン・タイトル(Main Titles)
2. アンディと呼んでくれ(Call Me Andy)
3. 彼女が好きだ(I Like Her)
4. ミートローフ・ナイト(It’s Meatloaf Night)
5. ファースト・キス(The First Kiss)
6. 削減計画(The Slow Down Plan)
7. 朝/マスコミの応戦(The Morning After / Meet The Press)
8. 変りばえない政治(Politics As Usual)
9. クリスマスのスト(Never Have An Airline Strike At Christmas)
10. アイ・ハヴ・ドリームド(I Have Dreamed)
11. キャンプ・ディヴィット(Camp David)
12. 支持票集め(Gathering Votes)
13. 取引(Make The Deal)
14. 大統領の決断(Decisions)
15. 歴史的演説(President Shepherd)
16. エンド・タイトル(End Titles)
『アメリカン・プレジデント』キャスト・スタッフ
| 監督 | ロブ・ライナー(Rob Reiner) |
| 脚本 | アーロン・ソーキン(Aaron Sorkin) |
| 製作 | バーバラ・マルトビー(Barbara Maltby) |
| チャールズ・ニューワース(Charles Newirth) | |
| ロブ・ライナー(Rob Reiner) | |
| ジェフリー・ストット(Jeffrey Stott) | |
| 音楽 | マーク・シャイマン(Marc Shaiman) |
| 配給 | ユニバーサル・ピクチャーズ/UIP |
| 公開 | 1995年11月17日 |
| 1996年2月10日 | |
| 上映時間 | 114分 |
アンドリュー・シェファード大統領:マイケル・ダグラス(Michael Douglas)
シドニー・エレン・ウェイド(ロビイスト):アネット・ベニング(Annette Bening)
A・J・マッキナニー大統領首席補佐官:マーティン・シーン(Martin Sheen)
レオン・コダック大統領次席補佐官:デヴィッド・ペイマー(David Paymer)
ルイス・ロスチャイルド内政担当大統領補佐官:マイケル・J・フォックス(Michael J. Fox)
ロビン・マッコール報道官:アンナ・ディーヴァー・スミス(Anna Deavere Smith)
ジェニー・バスディン(大統領の個人秘書):サマンサ・マシス(Samantha Mathis)
ルーシー・シェファード(大統領の娘):ショーナ・ウォルドロン(Shawna Waldron)
ボブ・ラムソン上院議員:リチャード・ドレイファス(Richard Dreyfuss)
守衛 :トム・バリー(Thom Barry)
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