『ペット2』の挿入曲13曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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映画×音楽
音楽担当:アレクサンドル・デスプラ(Alexandre Desplat)
イルミネーション(Illumination)

『ペット2』の挿入曲13曲とサントラ

2019年に制作されたアニメ映画『ペット2』(原題:The Secret Life of Pets 2)は、『怪盗グルー』シリーズや『SING/シング』シリーズを手がけるイルミネーション・エンターテイメント制作のコメディ映画です。

前作に引き続き飼い犬のマックスとデューク、うさぎのスノーボールらの知られざる活躍が描かれています。

『ペット』シリーズの挿入曲とサントラ
  • 2016年公開
  • 2019年公開
    『ペット2』(現在のページ)

『ペット2』の挿入曲

『ペット2』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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オープニング

Empire State Of Mind
Artistジェイ・Z(Jay-Z Feat. Alicia Keys)
ジェイ・Z(Jay-Z)
アメリカのラッパー/ソングライター/音楽プロデューサー/起業家、1969年ブルックリン生まれ。2008年にビヨンセと結婚。2023年3月に公開されたBillboard誌が選ぶ「最も偉大なラッパー」リストで1位に選出される。
アリシア・キーズ(Alicia Keys)
アメリカのシンガーソングライター/女優、1981年ニューヨーク生まれ。
リリース2009年
作曲者Jay-Z, Alicia Keys, Angela Hunte, Bert Keyes, Sylvia Robinson, Janet Sewell and Al Shux

マックス達がリアムと共に過ごし愛情が深まっていくシーン

I Was Made to Love Her
邦題『愛するあの娘に』
Artistスティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)
アメリカのミュージシャン/音楽プロデューサー、1950年ミシガン州サギノー生まれ。
11歳でモータウン所属アーテイストとなり、1962年に『I Call It Pretty Music But The Old People Call It The Blues』でシングルデビュー。
リリース1967年
作曲者ヘンリー・コスビー(Henry Cosby, 1928-2002)
アメリカのソングライター/プロデューサー。
ルーラ・メイ・ハーダウェイ(Lula Mae Hardaway, 1930-2006)
アメリカのソングライター。スティービー・ワンダーの母親。
シルビア・モイ(Sylvia Moy, 1938-2017)
アメリカのソングライター/レコードプロデューサー。
スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)

『I Was Made to Love Her』は、十代のスティーヴィー・ワンダーの代表曲で、スティーヴィーの母親が作曲者に名を連ねています。

スノーボールがベランダの手摺りに乗りパトロールをする

Superman Theme
スーパーマン – テーマ曲
作曲者ジョン・ウィリアムズ(John Williams)
アメリカの作曲家/編曲家/指揮者/ピアニスト、1932年ニューヨーク生まれ。
Original ver.1978年:ジョン・ウィリアムズ(John Williams – The London Symphony Orchestra)

『Superman Theme』は、1978年のアメリカ・イギリス合作のスーパーヒーロー映画『スーパーマン』のテーマ曲です。

動物病院で流れる曲

ケイティがマックスを動物病院に連れて行くシーン

Garota de Ipanema
邦題『イパネマの娘』
作曲者アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim, 1927-1994)
ブラジル出身の作曲家/ミュージシャン。
代表作『イパネマの娘』『おいしい水』
ヴィニシウス・ヂ・モライス(Vinicius de Moraes, 1913-1980)
ブラジル出身の詩人/作家/作詞家/作曲家/翻訳家/外交官/ジャーナリスト。
Original ver.1963年:オス・カリオカス(Os Cariocas)

『イパネマの娘』は、ボサノバのスタンダードナンバーとして世界中で愛されている曲です。

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マックスとデューイが車に乗り家族で旅行に出かけるシーン

Me And Julio Down By The Schoolyard
邦題『僕とフリオと校庭で』
Artist
Cover ver.
ブリーチャーズ(Bleachers)
アメリカの歌手/ソングライター/音楽プロデューサー、ジャック・アントノフ(Jack Antonoff)によるソロ・プロジェクト。
作曲者ポール・サイモン(Paul Simon)
アメリカのシンガーソングライター、1941年ニュージャージー州ニューアーク生まれ。アート・ガーファンクルとの音楽ユニット「サイモン&ガーファンクル」として1960年代に活躍し一世を風靡。
Original ver.1972年:ポール・サイモン(Paul Simon)

ポール・サイモン/アート・ガーファンクルの曲が使われている映画一覧はコチラ

『Me And Julio Down By The Schoolyard』は、60年代に活躍したフォークデュオ、サイモン&ガーファンクルのポール・サイモンが作った曲です。
二人の少年(Me and Julio)の法律違反行為がまきおこす不思議なストーリーが描かれています。

ここでは、ブリーチャーズ(Bleachers)によるカバーバージョンが使われています。

マックスが農場で七面鳥に追いかけられるシーン

Foggy Mountain Breakdown
フォギー・マウンテン・ブレイクダウン
Artist
Cover ver.
ビリー・ボブ・バンジョー・バンド(The Billy Bob Banjo Band)
作曲者アール・スクラッグス(Earl Scruggs, 1924-2012)
バンジョーにおけるスリーフィンガー・ピッキング奏法を普及させたことで知られるアメリカのミュージシャン。
Original ver.1950年:レスター・フラット、アール・スクラッグス(Lester Flatt, Earl Scruggs and The Foggy Mountain Boys)

『Foggy Mountain Breakdown』は、ブルーグラスのインストゥルメンタル曲です。

1967年のアメリカ犯罪映画『俺たちに明日はない』のカーチェイスシーンで使われ人気となり、映画やテレビ番組での同様のシーンで使われる定番曲となりました。

またたびでご機嫌のクロエの部屋で流れる曲

ギジェットがクロエの家を訪れ、自分を猫にしてほいしと頼みに行くシーン

White Rabbit
ホワイト・ラビット
Artistジェファーソン・エアプレイン(Jefferson Airplane)
1965年にサンフランシスコで結成されたアメリカのロックバンド。
リリース1967年
作曲者グレイス・スリック(Grace Slick)
アメリカのシンガーソングライター/画家。

この曲は、『不思議の国のアリス』をモチーフに使い、ドラックの幻覚作用を比喩的に表現した曲だと言われています。

スノーボールとデイジーがホワイトタイガーのフーを連れて路地裏を歩く

Fantastic Voyage
Artistクーリオ(Coolio, 1963-2022)
アメリカのラッパー/ヒップホップミュージシャン/俳優。
リリース1994年
作曲者Fred Alexander, Norman Beavers, Marvin Craig, Coolio, Fred Lewis, Tiemeyer McCain, Thomas Shelby, Stephen Shockley, Otis Stokes, Mark Wood
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猫屋敷でギジェットがロボット掃除機に乗り移動するシーン

猫達が「女王陛下万歳」とひれ伏し道を開けるシーン

La Marseillaise
ラ・マルセイエーズ
作曲者クロード=ジョゼフ・ルジェ・ド・リール(Claude Joseph Rouget de Lisle, 1760-1836)
フランスの軍人/作曲家/作詞家。
作曲年1792年

『ラ・マルセイエーズ』は、フランスの国歌です。
もともとはフランス革命時にマルセイユからの義勇兵が歌いパリに広めた革命歌で、『マルセイユの歌』のタイトルでも知られています。

猫屋敷の猫おばさんと猫達がキャットフードを買いに車で外出する

スノーボールの要請を受けたギジェットが猫おばさんの運転する車に乗り援護に向かうシーン

La Grange
ArtistZZトップ(ZZ Top)
1969年にテキサス州ヒューストンで結成されたアメリカのスリーピース・ロックバンド。
リリース1973年
作曲者ZZトップ
フランク・ベアード(Frank Beard)
ビリー・ギボンズ(Billy Gibbons)
ダスティ・ヒル(Dusty Hill, 1949-2021)

ZZトップ(ZZ Top)の曲が使われている映画一覧はコチラ

悪徳サーカス団の団長を撥ね飛ばす猫おばさんの車で流れる曲

Ante Up (Robin Hoodz Theory)
Artistエム・オー・ピー(M.O.P.)
1993年にデビューしたアメリカのヒップホップデュオ。
リリース2000年
作曲者エム・オー・ピー(M.O.P.)のメンバー
ジャマル・グリネージ(Jamal Grinnage)
エリック・マレー(Eric Murry)
ダリル・ピットマン(Darryl Pittman)
アメリカのヒップホッププロデューサー/DJ/ラッパー。

ペット達がいつもの日常へ戻るシーン

(ペット達が乗り街に帰る猫おばさんの車のラジオから流れる曲)

It’s Gonna Be a Lovely Day (Secret Life of Pets 2)
ArtistLunchMoney Lewis featuring Aminé
ランチマネー・ルイス(LunchMoney Lewis)
アメリカのR&B/ヒップホップレコーディングアーティスト、1988年フロリダ州マイアミ生まれ。
アミーネ(Aminé)
アメリカのラッパー/歌手/ソングライター、1994年オレゴン州ポートランド生まれ。
リリース2019年:Soundtrack『The Secret Life Of Pets 2』
作曲者Bill Withers, Skip Scarborough, LunchMoney Lewis, Marc Sibley, Nathan Cunningham, Brandon Hamlin, Aminé
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スノーボールが歌う曲

Panda
パンダ
作曲者アドナン・カーン(Adnan Khan)
デザイナー(Desiigner)
Original ver.2015年:デザイナー(Desiigner)
アメリカのラッパー/歌手/ソングライター、1997年ブルックリン生まれ。

『Panda』は、デザイナー(Desiigner)のデビューシングルです。

『ペット2』のサントラ

『ペット2』は前作に引き続きアレクサンドル・デスプラ(Alexandre Desplat)が音楽を担当しました。

アレクサンドル・デスプラは、フランス・パリ出身の映画音楽作曲家です。『グランド・ブダペスト・ホテル』『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー作曲賞を受賞しています。

『ペット2』キャスト・スタッフ

監督クリス・ルノー(Chris Renaud)
脚本ブライアン・リンチ(Brian Lynch)
製作クリス・メレダンドリ(Chris Meledandri)
ジャネット・ヘーリー(Janet Healy)
音楽アレクサンドル・デスプラ(Alexandre Desplat)
配給 東宝東和
公開 2019年5月27日
2019年7月26日
上映時間92分

マックス:パットン・オズワルト(Patton Oswalt)
デューク:エリック・ストーンストリート(Eric Stonestreet)
ケイティ:エリー・ケンパー(Ellie Kemper)
クロエ:レイク・ベル(Lake Bell)
ルースター:ハリソン・フォード(Harrison Ford)
デイジー:ティファニー・ハディッシュ(Tiffany Haddish)
スノーボール:ケヴィン・ハート(Kevin Hart)
ギジェット:ジェニー・スレイト(Jenny Slate)
ポップス:ダナ・カーヴィ(Dana Carvey)
バディ:ハンニバル・バレス(Hannibal Buress)
メル:ボビー・モイニハン(Bobby Moynihan)
ノーマン:クリス・ルノー(Chris Renaud)
セルゲイ:ニック・クロール(Nick Kroll)
チャック:ピート・ホームズ(Pete Holmes)
リアム:ヘンリー・リンチ(Henry Lynch)
猫おばさん:メレディス・サレンジャー(Meredith Salenger)
モリー:カイリー・ルノー(Kiely Renaud)
首領オオカミ:マイケル・ビーティー(Michael Beattie)
ピクルス:タラ・ストロング(Tara Strong)
スイートピー:タラ・ストロング(Tara Strong)
プリンセス:ジェシカ・ディ・シコ(Jessica DiCicco)
タイニー:ジェシカ・ディ・シコ(Jessica DiCicco)
コットン:ショーン・ジアンブローネ(Sean Giambrone)
ハムスター:ガース・ジェニングス(Garth Jennings)

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