2025年にアメリカで制作された映画『ナイブズ・アウト: ウェイク・アップ・デッドマン』(原題:Wake Up Dead Man: A Knives Out Mystery)は、『ナイブズ・アウト』シリーズ3作目、私立探偵ブノワ・ブランが田舎町の教会で起きた事件に挑むミステリー映画です。
前作に引き続きダニエル・クレイグがブノワを演じました。
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- 2025年『ナイブズ・アウト: ウェイク・アップ・デッドマン』(現在のページ)
- 『ナイブズ・アウト: ウェイク・アップ・デッドマン』の挿入曲
- マーサが担っている教会の雑務についてジャド神父が語る(マーサが教会のパイプオルガンで演奏する曲)
- ジャド神父がシモーヌについて語る(シモーヌが世界的チェリストとして活躍していた頃の回想シーン/ステージで演奏する曲)
- ジャドがバーで酒を煽り、ランプの飾りを壊してしまう(バーで流れる曲)
- 凶器を調べるために、ブランとジェラルディン署長がジャド司祭を連れてバーを訪れる(バーで流れる曲)
- フォークリフトの依頼者を知るためにジャド神父が建設業者に電話をかける(建設事務所で流れる曲)
- ブランがジャド神父を警察署から連れ出して車に乗せる(ブランの車で流れる曲)
- ブランが教会のパイプオルガンを弾いてジャド神父の告解を中断させる
- 1年後、後援者たちのその後をジャド神父が語る(シモーヌがチェロで演奏する曲)
- エンデング&エンドクレジット 1曲目
- 『ナイブズ・アウト: ウェイク・アップ・デッドマン』のサントラ
- 『ナイブズ・アウト: ウェイク・アップ・デッドマン』キャスト・スタッフ
『ナイブズ・アウト: ウェイク・アップ・デッドマン』の挿入曲
『ナイブズ・アウト: ウェイク・アップ・デッドマン』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
マーサが担っている教会の雑務についてジャド神父が語る(マーサが教会のパイプオルガンで演奏する曲)
オラトリオ《マカベウスのユダ》HWV 63 – 第3幕「見よ勇者は帰る」
| 作曲者 | ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(George Frideric Handel, 1685-1759) イギリスで活躍したドイツ出身のバロック作曲家。 ハンブルクでオルガニスト/オペラ作曲家として活動した後、メディチ家の招きでイタリアに渡りイタリア・オペラを学び成功を収める。その後イギリスで王室音楽アカデミーの中心人物として活躍し1727年にイギリスに帰化。きらびやかで華やかなオルガン協奏曲で聴衆を喜ばせ、英語によるオラトリオ『メサイア』などの名作を作曲し英国の教会音楽に新しいスタイルを導入した。 |
| 初演 | 1747年:ロイヤル・オペラ・ハウス(ロンドン) |
ジャド神父がシモーヌについて語る(シモーヌが世界的チェリストとして活躍していた頃の回想シーン/ステージで演奏する曲)
(1楽章の最後が演奏されています。)
チェロ協奏曲 ニ短調 – 第1楽章
| 作曲者 | エドゥアール・ラロ(Édouard Lalo, 1823-1892) フランスの作曲家/ヴァイオリン奏者/ヴィオラ奏者。 |
| 作曲年 | 1876年 |
『チェロ協奏曲 ニ短調』は、 エドゥアール・ラロがベルギーのチェリスト、アドルフ・フィッシャー(Adolphe Fischer, 1847–1891)の協力を得て作り上げたチェロ協奏曲です。
ジャドがバーで酒を煽り、ランプの飾りを壊してしまう(バーで流れる曲)
| Artist | ウォーレン・ジヴォン(Warren Zevon, 1947-2003) アメリカのシンガーソングライター/ミュージシャン。 |
| リリース | 1970年 |
| 作曲者 | マーティン・サーフ(Martin Cerf) イギリスのソングライター。イギリスの月刊音楽雑誌「Phonograph Record Magazine」の編集者。 |
| キム・フォーリー(Kim Fowley, 1939-2015) アメリカの音楽プロデューサー/ミュージシャン/作家。 1970年代に女性ロックバンド「ザ・ランナウェイズ」(The Runaways) をマネージメントしたことでも知られている。 |
凶器を調べるために、ブランとジェラルディン署長がジャド司祭を連れてバーを訪れる(バーで流れる曲)
| Artist | ラリー・ノーマン(Larry Norman, 1947-2008) アメリカのミュージシャン/シンガー/ソングライター/レコードレーベル・オーナー/音楽プロデューサー。クリスチャン・ロックのパイオニアとして知られる。 |
| リリース | 1972年 |
| 作曲者 | ラリー・ノーマン(Larry Norman, 1947-2008) |
フォークリフトの依頼者を知るためにジャド神父が建設業者に電話をかける(建設事務所で流れる曲)
ホワット・ア・フール・ビリーヴス
| Artist cover ver. | ドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers) 1970年にカリフォルニア州サンノゼで結成されたアメリカのロックバンド。 |
| リリース | 1978年 |
| 作曲者 | ケニー・ロギンス(Kenny Loggins) アメリカのシンガー/ギタリスト/ソングライター、1948年生まれ。 映画『フットルース』(1984) の主題歌や『トップガン』(1986) の挿入歌などをヒットさせ「サントラの帝王」(King of the Movie Soundtrack)と称された。 |
| マイケル・マクドナルド(Michael McDonald) アメリカのR&B/ソウル歌手、1952年生まれ。 ロックバンド「ドゥービー・ブラザーズ」(The Doobie Brothers) の元メンバー。 | |
| Original ver. | 1978年: ケニー・ロギンス(Kenny Loggins) |
ブランがジャド神父を警察署から連れ出して車に乗せる(ブランの車で流れる曲)
鉄道猫、スキンブルシャンクス
| 作曲者 | アンドルー・ロイド・ウェバー(Andrew Lloyd Webber) イギリスの作曲家、1948年生まれ。 『ジーザス・クライスト・スーパースター』『エビータ』『キャッツ』『オペラ座の怪人』など世界中で上演されるミュージカルを手掛け大きな成功を収めた。また映画化された『エビータ』ではマドンナのために新たに書き下ろした『You Must Love Me 』でアカデミー歌曲賞を受賞した。 アメリカの4つのトップ・エンターテイメント賞(エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞/オスカー、トニー賞)全てを獲得した人物に与えられる称号「EGOT」を持つ。 |
『Skimbleshanks: The Railway Cat』は、1981年にロンドンで初演されたミュージカル『キャッツ』(Cats)のために作られた曲です。
T・S・エリオットの詩集『キャッツ – ポッサムおじさんの猫とつき合う法』に基づいたミュージカル『キャッツ』は、都会のごみ捨て場を舞台に個性的な猫たちが踊りと歌を繰り広げる人気ミュージカルです。複数の言語に翻訳され世界中で何度も上演され、前例のない商業的成功を収めました。2019年にはトム・フーパー監督により映画化もされています。
ブランが教会のパイプオルガンを弾いてジャド神父の告解を中断させる
ファントム・オブ・ジ・オペラ(オーヴァーチュアー)
| 作曲者 | アンドルー・ロイド・ウェバー(Andrew Lloyd Webber) イギリスの作曲家、1948年生まれ。 『ジーザス・クライスト・スーパースター』『エビータ』『キャッツ』『オペラ座の怪人』など世界中で上演されるミュージカルを手掛け大きな成功を収めた。また映画化された『エビータ』ではマドンナのために新たに書き下ろした『You Must Love Me 』でアカデミー歌曲賞を受賞した。 アメリカの4つのトップ・エンターテイメント賞(エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞/オスカー、トニー賞)全てを獲得した人物に与えられる称号「EGOT」を持つ。 |
『Overture – The Phantom Of The Opera』は、1986年にロンドンで初演されたミュージカル『オペラ座の怪人』のプロローグで流れる曲です。
1年後、後援者たちのその後をジャド神父が語る(シモーヌがチェロで演奏する曲)
シンプル・ギフト
『Simple Gifts』は、19世紀に作られた “シェイカー教徒の歌” です。
20世紀アメリカを代表する作曲家、アーロン・コープランド(Aaron Copland)のバレエ音楽『アパラチアの春』に引用され、広く知られるようになりました。
エンデング&エンドクレジット 1曲目
カム・オン・アップ・トゥ・ザ・ハウス
| Artist | トム・ウェイツ(Tom Waits) アメリカのミュージシャン/作曲家/ソングライター/俳優、1949年カリフォルニア州ポモナ生まれ。 |
| リリース | 1999年 |
| 作曲者 | キャスリーン・ブレナン(Kathleen Brennan) アメリカのミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー/アーティスト、1955年アイルランド・コーク生まれ。トム・ウェイツの妻。 |
| トム・ウェイツ(Tom Waits) |
『ナイブズ・アウト: ウェイク・アップ・デッドマン』のサントラ
『ナイブズ・アウト: ウェイク・アップ・デッドマン』は前作に引き続きネイサン・ジョンソン(Nathan Johnson)が音楽を担当しました。
ネイサン・ジョンソンは、アメリカ・ワシントン州出身の作曲家です。ライアン・ジョンソン監督の長編映画監督デビュー作『BRICK ブリック』以降、多くの作品でタッグを組んでいま
※サントラ収録曲
1. Overture
2. Eve’s Apple
3. The Flock
4. Monsignor Wicks
5. The Confrontation
6. The Good Friday Murder
7. Jud’s Prayer
8. The Hollow Man
9. The Red Thread
10. A Minor Omission
11. False Priest
12. Betrayed
13. Torching the Flock
14. Wake Up Dead Man
15. The Empty Tomb
16. In the Flesh
17. Blanc’s Revelation
18. The Confession (Violin Concerto in G Minor)
19. Vengeance is Mine
20. Requiem
『ナイブズ・アウト: ウェイク・アップ・デッドマン』キャスト・スタッフ
| 監督 | ライアン・ジョンソン(Rian Johnson) |
| 脚本 | ライアン・ジョンソン(Rian Johnson) |
| 製作 | ライアン・ジョンソン(Rian Johnson) |
| ラム・バーグマン(Ram Bergman) | |
| 音楽 | ネイサン・ジョンソン(Nathan Johnson) |
| 配給 | Netflix |
| 公開 | 2025年11月26日 |
| 2025年12月12日(Netflix) | |
| 上映時間 | 140分 |
ブノワ・ブラン:ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)
ジャド・デュプレンティシー:ジョシュ・オコナー(Josh O’Connor)
マーサ・ドラクロワ:グレン・クローズ(Glenn Close)
ジェファーソン・ウィックス:ジョシュ・ブローリン(Josh Brolin)
ジェラルディン・スコット:ミラ・クニス(Mila Kunis)
ナット・シャープ:ジェレミー・レナー(Jeremy Renner)
ヴェラ・ドレイヴン:ケリー・ワシントン(Kerry Washington)
リー・ロス:アンドリュー・スコット(Andrew Scott)
シモーヌ・ヴィヴァーヌ:ケイリー・スピーニー(Cailee Spaeny)
サイ・ドレイヴン:ダリル・マコーマック(Daryl McCormack)
サムソン・ホルト:トーマス・ヘイデン・チャーチ(Thomas Haden Church)
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