2024年にアメリカで制作された映画『HERE 時を越えて』(原題:Here)は、地球上のある地点にカメラを固定し、その場所で繰り広げられる幾世代もの家族の愛と喪失、記憶を描いたドラマ映画です。
ロバート・ゼメキスやエリック・ロス、トム・ハンクス、ロビン・ライトら『フォレスト・ガンプ』のスタッフ&キャストが再びタッグを組み制作されました。
リチャード・マグワイアによるグラフィック・ノベルが原作となっています。
- 『HERE 時を越えて』の挿入曲
- 1900年代 – 飛行場に近い家を気に入ったジョンが「未来はここから始まる」と言い、妻ポリーンを納得させる(発明家の妻が掃除機をかけながら踊る)
- 1940年代後半 – 家を買ったヤング夫妻が、クリスマスのたびに子供たちの写真や映像を撮る
- 1950年代 – 誕生日パーティで子供たちが椅子取りゲームをする(レコードで流す曲)
- 1930年代 – リー・ベックマンが発明品をリラクシーボーイ・チェアと名付ける
- 1900年代 – ダンヒルから取り寄せたフライトキャップを被り、ジョンが喜ぶ
- 1930年代 – 発明家の妻が掃除機をかけながら踊っているところに、バラを口にくわえた夫が参加し共に踊る
- 1960年代 – リチャードとマーガレットがソファーでいちゃついているところをジミーが邪魔する
- 1930年代 – 椅子を調整しながら発明家のリーが臭いについて “うんちく” を語る
- 1964年 – リチャードとマーガレットが居間で踊る
- 1964年 – リチャードとマーガレットが結婚式を挙げる
- 1941年 – リラクシーボーイ・チェアが “180度のリクライニングができるようになった” と発明家夫婦が喜ぶ(ラジオから流れる曲)
- 1950年代 – アルとローズが突然の雨漏りに慌てる/1960年代 – マーガレットが破水し、ジミーが消防署に電話をかける
- 1940年代前半 – 発明家が妻をピンナップガール風にリラクシーボーイ・チェアに座らせ、宣材写真を撮る
- 1940年代前半 – “おうちでTVセット” にリラクシー・チェアを加えて売りたいという男が家に来る
- 1960年代 – マーガレットが”自分たちの家”が欲しいと言いリチャードと揉める(リチャードが僕達の曲が流れていると言い、二人で踊る曲)
- 1960年代後半 – ハロウィンパーティでリチャードとジミーがベンジャミン・フランクリンの仮装をする
- 1960年代後半 – ハロウィンパーティでリチャードにブーツを褒められたマーガレットが歌詞を引用して返事をする
- 1910年代 – スペイン風邪で亡くなったジョンの葬儀
- 1970年代 – 居間で遊んでいたヴァネッサが煙突の中に頭をつっこむ
- 1970年代 – クリスマスにリチャードがマーガレットに家のデザイン画をプレゼントする
- 1970年代 – ヴァネッサが青いリボンを失くして泣き、マーガレットがソファーの間に落ちているのを見つける
- 1970年代 – ティーンエイジャーになったヴァネッサがウォークマンを聴きながら激しく踊る
- 1776年7月4日 – 人々がアメリカの独立を祝う花火をする
- 1930年代 – 発明家が歌いながら “レイジーボーイ・チェア” を箱に詰める
- 2010年代 – 16歳になったジャスティンの誕生日を家族や友人たちが祝う
- 1980年代 – アルとローズがフロリダに引っ越す前に家族写真を撮る(ヴァネッサがウォークマンで曲を聴いていて怒られる)
- 1980年代 – 16歳になったヴァネッサがベサニーの家に行くと言い、夜に外出する(テレビで流れる曲)
- 1980年代 – リチャードとマーガレットが二人きりの夜を楽しむ
- 2010年代 – 自動車免許を取ったジャスティンに、警察に捕まった時にどう受け答えすれば命を守れるか両親が教える
- 1990年代 – マーガレット50歳の誕生日パーティーでリチャードと友人たちが歌う
- 2003年 – リチャードとマーガレットらヤング一家がテレビを見ながらカウントダウンをし、新年を迎える
- 『HERE 時を越えて』のサントラ
- 『HERE 時を越えて』キャスト・スタッフ
『HERE 時を越えて』の挿入曲
『HERE 時を越えて』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
1900年代 – 飛行場に近い家を気に入ったジョンが「未来はここから始まる」と言い、妻ポリーンを納得させる(発明家の妻が掃除機をかけながら踊る)
クラリネット協奏曲、第1部&第2部
Artist | アーティ・ショウ(Artie Shaw, 1910-2004) アメリカのクラリネット奏者/作曲家/バンドリーダー/俳優/作家。 1930年代から40年代のスウィング全盛期のジャズ界で大活躍した人物の一人。50年代半ばに音楽界を引退し、人生の後半の大半を作曲やその他の活動に費やした。 |
『Concerto for Clarinet, Pts. 1 and 2』は、クラリネットとジャズのオーケストラのための作品です。
1940年のフレッド・アステア主演ミュージカル映画『セカンド・コーラス』(Second Chorus)では、アーティ・ショウが本人役で出演しこの曲を演奏しています。
1940年代後半 – 家を買ったヤング夫妻が、クリスマスのたびに子供たちの写真や映像を撮る
邦題『そりすべり』
作曲者 | ルロイ・アンダーソン(Leroy Anderson, 1908-1975) アメリカの作曲家。 代表作『ラッパ吹きの休日』『トランペット吹きの子守歌』 |
ミッチェル・パリッシュ(Mitchell Parish, 1900-1993) ロシア帝国統治下のリトアニア出身のアメリカの作詞家。ティン・パン・アレーの作詞家として活躍した。 代表作『スターダスト』『ムーンライト・セレナーデ』 | |
Original ver. | 1949年:ボストン・ポップス・オーケストラ(Boston Pops Orchestra) |
『Sleigh Ride』は、アメリカの作曲家ルロイ・アンダーソンが1948年に作った管弦楽曲です。
のちに作詞家ミッチェル・パリッシュによって英語の歌詞がつけられました。
1950年代 – 誕生日パーティで子供たちが椅子取りゲームをする(レコードで流す曲)
邦題『ビキニスタイルのお嬢さん』
Artist | ブライアン・ハイランド(Brian Hyland) アメリカの歌手/ミュージシャン、1943年ニューヨーク生まれ。 |
リリース | 1960年 |
作曲者 | ポール・ヴァンス(Paul Vance) アメリカのソングライター、1929年ニューヨーク州ブルックリン生まれ。50年台から70年台にかけて活躍した。リー・ポックリスと共作で知られる。 |
リー・ポックリス(Lee Pockriss) アメリカの作曲家、1924年ニューヨーク州ブルックリン生まれ。ポール・ヴァンスとの共作で知られる。80年代には教育TV番組『セサミストリート』の挿入曲をいくつか作曲した。 |
1930年代 – リー・ベックマンが発明品をリラクシーボーイ・チェアと名付ける
Artist | フレッチャー・ヘンダーソン(Fletcher Henderson, 1897-1952) アメリカのジャズ・ピアニスト/作曲家/編曲家。 |
作曲者 | フレッチャー・ヘンダーソン |
1900年代 – ダンヒルから取り寄せたフライトキャップを被り、ジョンが喜ぶ
弦楽四重奏曲第13番 ニ短調 K. 173 – 第2楽章
作曲者 | ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756 -1791) 18世紀古典派を代表するオーストリアの作曲家。 幼い頃から並外れた音楽の才能を示し「神童」と呼ばれる。 5歳ですでに作曲を始め35歳の若さで亡くなるまで600を超える作品を作る。オペラ、協奏曲、交響曲、室内楽、器楽曲などあらゆるジャンルにわたり名作を残し西洋音楽に大きな影響を与えた。 ハイドン、ベートーヴェンと並んで古典派の音楽を形成した3大ウィーン古典派の1人に数えられる。 |
作曲年 | 1773年 |
1930年代 – 発明家の妻が掃除機をかけながら踊っているところに、バラを口にくわえた夫が参加し共に踊る
ラ・クンパルシータ
Artist cover ver. | La Charanga Cubana 1996年にロサンゼルスで結成されたキューバ音楽オーケストラ。 |
作曲者 | パスクワール・コントゥールシ(Pascual Contursi, 1888-1932) アルゼンチンの詩人/歌手/ギタリスト。 |
エンリケ・マローニ(Enrique Maroni, 1887-1957) アルゼンチンのジャーナリスト/詩人/作家/ラジオアナウンサー。 | |
ヘラルド・マトス・ロドリゲス(Gerardo Matos Rodríguez, 1897-1948) ウルグアイの作曲家/ピアニスト。 | |
Original ver. | 1927年: ジョゼ・ボーア(José Bohr y su orquesta criolla Argentina) |
『ラ・クンパルシータ』は、タンゴを代表する名曲として知られています。
1960年代 – リチャードとマーガレットがソファーでいちゃついているところをジミーが邪魔する
邦題『夏の日の恋』
Artist cover ver. | パーシー・フェイス(Percy Faith, 1908-1976) カナダ出身のアメリカ人バンドリーダー/オーケストレーター/作曲家/指揮者。 |
リリース | 1959年 |
作曲者 | マックス・スタイナー(Max Steiner, 1888-1971) ウィーン生まれのユダヤ系アメリカ人作曲家。 第一次世界大戦をきっかけにアメリカに亡命し、『カサブランカ』『風と共に去りぬ』など数多くの映画音楽を手掛け沢山の名曲を残した。映画『男の敵』(1935)、『情熱の航路』(1942)、『君去りし後』(1944) でアカデミー作曲賞を3度受賞。「映画音楽の父」と呼ばれる。 |
Original ver. | 1959年:ユーゴー・ウィンターハルター楽団(Hugo Winterhalter and His Orchestra) |
『Theme From A Summer Place』は、1959年のアメリカ映画『避暑地の出来事』(原題:A Summer Place)の主題歌です。
1930年代 – 椅子を調整しながら発明家のリーが臭いについて “うんちく” を語る
フライング・ホーム
Artist cover ver. | ライオネル・ハンプトン(Lionel Hampton, 1908-2002) アメリカのジャズ・ビブラフォン奏者/ピアニスト/パーカッショニスト/バンドリーダー。 |
リリース | 1940年 |
作曲者 | ライオネル・ハンプトン |
ベニー・グッドマン(Benny Goodman, 1909-1986) イリノイ州シカゴ出身のアメリカのクラリネット奏者/バンドリーダー。スウィング・ジャズの代表的存在として知られる。 | |
Original ver. | 1939年:ベニー・グッドマン・セクステット(Benny Goodman Sextet) |
1964年 – リチャードとマーガレットが居間で踊る
レット・イット・ビー・ミー
Artist cover ver. | エヴァリー・ブラザース(The Everly Brothers) アメリカの兄弟ロックデュオ。カントリーロックのパイオニアとして知られる。 |
リリース | 1959年 |
作曲者 | ジルベール・ベコー(Gilbert Bécaud, 1927-2001) フランスの歌手/作曲家/ピアニスト/俳優。 |
ピエール・ドラノエ(Pierre Delanoë, 1918-2006) フランスの作詞家。ダリダ、エディット・ピアフ、シャルル・アズナヴール、ペトゥラ・クラークなどヨーロッパの名だたる歌手のために数多くの曲を作ったことで知られる。 | |
マン・カーティス(Mann Curtis, 1911-1984) アメリカの作詞家。 | |
Original ver. | 1957年:ジル・コーリー(Jill Corey, 1935-2021) アメリカのトラディショナル・ポップ歌手。 |
『Let It Be Me』は、フランス人歌手ジルベール・ベコーのヒット曲『神の思いのままに』(原題:Je t’Appartiens)に英語の歌詞が付けられたものです。
1964年 – リチャードとマーガレットが結婚式を挙げる
(リチャードが両親にマーガレットの妊娠を告げた時に、テレビ番組「エド・サリバンショー」に出演したビートルズが演奏する)
オール・マイ・ラヴィング
Artist | ビートルズ(The Beatles) イギリス・リヴァプール出身の伝説のロックバンド。 1962年にレコードデビュー。約7年半の活動期間中ヒット曲を発表し続け、世界中でビートルズ・ブームを巻き起こした。 |
リリース | 1963年 |
作曲者 | John Lennon and Paul McCartney ジョン・レノン(John Lennon, 1940-1980) ポール・マッカートニー(Paul McCartney) |
1941年 – リラクシーボーイ・チェアが “180度のリクライニングができるようになった” と発明家夫婦が喜ぶ(ラジオから流れる曲)
(急に音楽が止まり、ラジオから真珠湾攻撃を告げるニュースが流れる)
邦題『真珠の首飾り』
Artist | グレン・ミラー楽団(Glenn Miller and His Orchestra) グレン・ミラーによって1938年に結成されたアメリカのスウィング・ジャズ・ビッグバンド。 |
リリース | 1941年 |
作曲者 | ジェリー・グレイ(Jerry Gray, 1915-1976) アメリカのヴァイオリニスト/編曲家/作曲家/ビッグバンドリーダー。 |
1950年代 – アルとローズが突然の雨漏りに慌てる/1960年代 – マーガレットが破水し、ジミーが消防署に電話をかける
邦題『ホールド・オン』
Artist | サム&デイヴ(Sam & Dave) 1961年にフロリダ州マイアミで結成されたアメリカのソウル/R&Bデュオ。 高音パートをサム・ムーア(Sam Moore)、低音パートをデビッド・プレイター(Dave Prater, 1937-1988)が受け持ち、ゴスペルをベースとしたパフォーマンスで「ダブルダイナマイト」「ダイナミックデュオ」等の愛称で呼ばれ活躍した。 |
リリース | 1966年 |
作曲者 | サム・クック(Sam Cooke, 1931-1964) アメリカの歌手/ソングライター/起業家。 19歳の時にゴスペルグループ「ソウル・スターラーズ」(The Soul Stirrers) でアイドル的な人気を得て、26歳でR&B歌手としてのソロ活動をスタートさせる。50年代後半から60年代前半にかけてヒット曲を連発し、音楽活動以外に公民権運動にも積極的に参加した。ソウルミュージックの創始者の一人として知られる。 |
アイザック・ヘイズ(Isaac Hayes, 1942-2008) テネシー州出身のアメリカのミュージシャン/シンガーソングライター/俳優。 映画『黒いジャガー』(1971) の音楽を制作しアカデミー歌曲賞、グラミー賞2部門を受賞した。 | |
デヴィッド・ポーター(David Porter) アメリカのソングライター/プロデューサー/歌手/起業家/慈善家、1941年テネシー州メンフィス生まれ。 アイザック・ヘイズと共作した『Soul Man』『Hold On, I’m Comin’』の作曲者として知られる。 |
1940年代前半 – 発明家が妻をピンナップガール風にリラクシーボーイ・チェアに座らせ、宣材写真を撮る
シング・シング・シング
Artist cover ver. | ジーン・クルーパ(Gene Krupa, 1909-1973) アメリカのジャズドラマー。 スウィング期を代表する名ドラマー。ドラム・ソロの名演を数多く残した。 |
作曲者 | ルイ・プリマ(Louis Prima, 1910-1978) アメリカのトランペッター/ボーカリスト/作曲家/エンターテイナー。 ニューオーリンズに住むイタリア系アメリカ人の音楽一家に生まれ、ニューオーリンズ・ジャズをルーツに、R&B、ロックンロール、ブギウギ、タランテラなど様々な音楽ジャンルを演奏。1936年からビッグバンドを率い「The King of Swing」の異名を手に入れ、50年代にはラスベガスのショーマンとして人気を博した。 |
Original ver. | 1936年:ルイ・プリマ |
1940年代前半 – “おうちでTVセット” にリラクシー・チェアを加えて売りたいという男が家に来る
ムーンライト・セレナーデ
Artist | グレン・ミラー楽団(Glenn Miller and His Orchestra) グレン・ミラーによって1938年に結成されたアメリカのスウィング・ジャズ・ビッグバンド。 |
リリース | 1939年 |
作曲者 | グレン・ミラー(Glenn Miller, 1904-1944) アメリカのトロンボーン奏者/作曲家/アレンジャー/バンドリーダー。 |
ミッチェル・パリッシュ(Mitchell Parish, 1900-1993) ロシア帝国統治下のリトアニア出身のアメリカの作詞家。ティン・パン・アレーの作詞家として活躍した。 |
1960年代 – マーガレットが”自分たちの家”が欲しいと言いリチャードと揉める(リチャードが僕達の曲が流れていると言い、二人で踊る曲)
レット・イット・ビー・ミー
Artist cover ver. | エヴァリー・ブラザース(The Everly Brothers) アメリカの兄弟ロックデュオ。カントリーロックのパイオニアとして知られる。 |
リリース | 1959年 |
作曲者 | ジルベール・ベコー(Gilbert Bécaud, 1927-2001) フランスの歌手/作曲家/ピアニスト/俳優。 |
ピエール・ドラノエ(Pierre Delanoë, 1918-2006) フランスの作詞家。ダリダ、エディット・ピアフ、シャルル・アズナヴール、ペトゥラ・クラークなどヨーロッパの名だたる歌手のために数多くの曲を作ったことで知られる。 | |
マン・カーティス(Mann Curtis, 1911-1984) アメリカの作詞家。 | |
Original ver. | 1957年:ジル・コーリー(Jill Corey, 1935-2021) アメリカのトラディショナル・ポップ歌手。 |
『Let It Be Me』は、フランス人歌手ジルベール・ベコーのヒット曲『神の思いのままに』(原題:Je t’Appartiens)に英語の歌詞が付けられたものです。
1960年代後半 – ハロウィンパーティでリチャードとジミーがベンジャミン・フランクリンの仮装をする
モンスター・マッシュ
Artist | ボビー・ピケット(Bobby Pickett, 1938-2007) アメリカのシンガーソングライター/コメディアン。 |
リリース | 1962年 |
作曲者 | レオナルド・カピッチ(Leonard Capizzi, 1940-1988) アメリカのソングライタードゥーワップ・ボーカルグループ「The Cordials」のメンバー。 |
ボビー・ピケット |
『Monster Mash』は、1962年に作られたコミックソングです。
棺を開く音、大釜の液体が泡立つ音などユニークな効果音が使われた作品で、ハロウィーン・シーズンの定番曲として知られています。
1960年代後半 – ハロウィンパーティでリチャードにブーツを褒められたマーガレットが歌詞を引用して返事をする
邦題『にくい貴方』
Artist original ver. | ナンシー・シナトラ(Nancy Sinatra) イタリア系アメリカ人の歌手/女優、1940年ニュージャージー州ジャージーシティ生まれ。 フランク・シナトラ(Frank Sinatra)の長女。 |
リリース | 1965年 |
作曲者 | リー・ヘイズルウッド(Lee Hazlewood, 1929-2007) アメリカのシンガーソングライター/音楽プロデューサー。 |
1910年代 – スペイン風邪で亡くなったジョンの葬儀
弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op. 131 – 第6楽章
作曲者 | ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven, 1770-1827) ドイツの作曲家。ウィーンの古典音楽を最高の発展に導き、ロマン派音楽への道を切り開いた音楽史において極めて重要な作曲家の一人。聴力を失いながらも音楽への情熱を燃やし続け、数々の名曲を生み出したその偉業から日本では「楽聖」として称えられる。 |
作曲年 | 1826年 |
1970年代 – 居間で遊んでいたヴァネッサが煙突の中に頭をつっこむ
邦題『心の扉をあけよう』
Artist | メラニー(Melanie, 1947-2024) アメリカのシンガーソングライター。 |
リリース | 1971年 |
作曲者 | メラニー・ソフィカ |
1970年代 – クリスマスにリチャードがマーガレットに家のデザイン画をプレゼントする
ホーム・フォー・ザ・ホリディズ
Artist | ペリー・コモ(Perry Como, 1912-2001) イタリア系アメリカ人歌手/俳優/テレビパーソナリティ。 |
リリース | 1950年 |
作曲者 | ミッキー・アディ(Mickey Addy) アメリカのソングライター。 |
カール・シグマン(Carl Sigman, 1909-2000) アメリカのソングライター。60年にわたるキャリアを持ち多くのアーティストの作品を作った。 |
1970年代 – ヴァネッサが青いリボンを失くして泣き、マーガレットがソファーの間に落ちているのを見つける
(リチャードは昇給できなかったと告げる)
邦題『僕達の家』
Artist | クロスビー・スティルス・ナッシュ & ヤング(Crosby Stills Nash & Young) クロスビー、スティルス&ナッシュ(Crosby, Stills and Nash)にニール・ヤング(Neil Young)が加わることで出来上がった4人の有名ミュージシャンによるフォークロックのスーパーグループ。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | グラハム・ナッシュ(Graham Nash) イギリス系アメリカ人ミュージシャン/歌手/ソングライター、1942年生まれ。「ホリーズ」「クロスビー・スティルス・ナッシュ & ヤング」のメンバーとして知られる。 |
1970年代 – ティーンエイジャーになったヴァネッサがウォークマンを聴きながら激しく踊る
チェリー・ボンブ
Artist | ザ・ランナウェイズ(The Runaways) アメリカの女性ハードロックバンド。 プロデューサーのキム・フォーリーの支援を受けて1975年にロサンゼルスで結成。デビューシングル『チェリー・ボンブ』が大ヒットし、世界中で旋風を巻き起こした。 |
リリース | 1976年 |
作曲者 | キム・フォーリー(Kim Fowley, 1939-2015) アメリカの音楽プロデューサー/ソングライター/ミュージシャン。 |
ジョーン・ジェット(Joan Jett) アメリカのロック歌手/ギタリスト/ソングライター/音楽プロデューサー/女優、1958年ペンシルベニア州ウィンウッド生まれ。女性ロックバンド「ザ・ランナウェイズ」(The Runaways)の創設メンバーの一人。 |
1776年7月4日 – 人々がアメリカの独立を祝う花火をする
邦題『ワシントン・ポスト』
作曲者 | ジョン・フィリップ・スーザ(John Philip Sousa, 1854-1932) アメリカの作曲家/指揮者/海兵隊楽団長。100曲を超える行進曲を作曲し「マーチ王」と称される。 代表作『雷神』『ワシントン・ポスト』『星条旗よ永遠なれ』 |
作曲年 | 1889年 |
『The Washington Post』は、アメリカの新聞『ワシントン・ポスト』の宣伝をかねて紙上で行われたエッセイコンテスト授賞式で使う行進曲として作られました。
ベンジャミン・ハリソン大統領出席のもと開催された式典で披露されるとその人気は瞬く間にヨーロッパにも広がり、イギリスのジャーナリストはスーザを「マーチ王」と賞賛しました。
1930年代 – 発明家が歌いながら “レイジーボーイ・チェア” を箱に詰める
ゴールド・ディガース・ソング
Artist | Leo Reisman and His Orchestra レオ・レイズマン(Leo Reisman, 1897-1961) アメリカのヴァイオリニスト/バンドリーダー。 |
Feat. フレッド・アステア(Fred Astaire, 1899-1987) ネブラスカ州オマハ出身のアメリカの俳優/ダンサー/歌手。 | |
リリース | 1933年 |
作曲者 | アル・デュビン(Al Dubin, 1891-1945) スイス出身のアメリカの作詞家。 |
ハリー・ウォーレン(Harry Warren, 1893-1981) ニューヨーク出身のイタリア系アメリカ人作曲家。 60年にわたるキャリアの中で800曲以上の曲を書き、それらは300本以上の映画で使われた。『ブロードウェイの子守歌』『You’ll Never Know』『On the Atchison, Topeka and the Santa Fe』でアカデミー歌曲賞を3度受賞。 | |
Original ver. | 1933年:ジンジャー・ロジャース(Ginger Rogers, 1911-1995) アメリカの女優/ダンサー。 |
『The Gold Digger’s Song (We’re in the Money)』は、1933年公開のミュージカル映画『ゴールド・ディガース』(Gold Diggers of 1933)でジンジャー・ロジャースによって披露されたミュージカルナンバーです。
2010年代 – 16歳になったジャスティンの誕生日を家族や友人たちが祝う
ハッピーバースデートゥーユー
作曲者 | マイルドレッド・J・ヒル(Mildred J. Hill, 1859-1916) アメリカのソングライター/音楽学者。 |
パティ・J・ヒル(Patty S. Hill, 1868-1946) アメリカの保育園/幼稚園教諭。アメリカの非営利団体「全米幼児教育協会」の創設者。 | |
出版年 | 1917年 |
『Happy Birthday to You』は、アメリカ人のヒル姉妹が作詞作曲した誕生日をお祝いする曲です。
この曲は、世界で最も歌われている英語の曲としてギネス世界記録に認定されています。
1980年代 – アルとローズがフロリダに引っ越す前に家族写真を撮る(ヴァネッサがウォークマンで曲を聴いていて怒られる)
ファンキータウン
Artist | リップス・インク(Lipps Inc.) 1979年にミネアポリスで結成されたアメリカのファンク/ディスコグループ。 グループ名はリップシンク(英語で「口パク」を意味する)にちなむ。 |
リリース | 1980年 |
作曲者 | スティーヴ・グリーンバーグ(Steve Greenberg) アメリカのミュージシャン/音楽プロデューサー、1950年生まれ。リップス・インク(Lipps Inc.)のメンバー。 |
1980年代 – 16歳になったヴァネッサがベサニーの家に行くと言い、夜に外出する(テレビで流れる曲)
作曲者 | ジョン・カール・パーカー(John Carl Parker) アメリカの作曲家、1926年生まれ。 |
『Theme from CHiPs』は、1977年からアメリカで放送されていたテレビドラマシリーズ『白バイ野郎ジョン&パンチ』(原題:CHiPs)のテーマ曲です。
1980年代 – リチャードとマーガレットが二人きりの夜を楽しむ
邦題『愛に狂って』
Artist | エルヴィン・ビショップ(Elvin Bishop) アメリカのブルースギタリスト/ボーカリスト/バンドリーダー/ソングライター、1942年生まれ。 |
リリース | 1975年 |
作曲者 | エルヴィン・ビショップ |
2010年代 – 自動車免許を取ったジャスティンに、警察に捕まった時にどう受け答えすれば命を守れるか両親が教える
邦題『世の人忘るな』
『God Rest Ye Merry Gentlemen』は、イギリスに古くから伝わるクリスマスキャロルです。
タイトルには「神があなたに喜びを与えてくださいますように」といった意味があります。
1990年代 – マーガレット50歳の誕生日パーティーでリチャードと友人たちが歌う
ハッピーバースデートゥーユー
作曲者 | マイルドレッド・J・ヒル(Mildred J. Hill, 1859-1916) アメリカのソングライター/音楽学者。 |
パティ・J・ヒル(Patty S. Hill, 1868-1946) アメリカの保育園/幼稚園教諭。アメリカの非営利団体「全米幼児教育協会」の創設者。 | |
出版年 | 1917年 |
『Happy Birthday to You』は、アメリカ人のヒル姉妹が作詞作曲した誕生日をお祝いする曲です。
この曲は、世界で最も歌われている英語の曲としてギネス世界記録に認定されています。
2003年 – リチャードとマーガレットらヤング一家がテレビを見ながらカウントダウンをし、新年を迎える
オールド・ラング・サイン
作曲者 | ロバート・バーンズ(Robert Burns, 1759-1796) スコットランドの詩人/作詞家。 |
Original ver. | 1890年:エミール・ベルリナー(Emile Berliner, 1851-1929) ドイツ出身のアメリカの発明家。 |
『オールド・ラング・サイン』は、スコットランドの民謡です。日本では『蛍の光』の原曲として知られています。
英語圏の国々では、大晦日のカウントダウンで年が明けた瞬間にこの曲が歌われます。
『HERE 時を越えて』のサントラ

『HERE 時を越えて』はアラン・シルヴェストリ(Alan Silvestri)が音楽を担当しました。
アラン・シルヴェストリは、アメリカ・ニューヨーク生まれの作曲家です。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『フォレスト・ガンプ/一期一会』など、ロバート・ゼメキス監督映画のほとんどで音楽を担当しています。
『HERE 時を越えて』キャスト・スタッフ
監督 | ロバート・ゼメキス(Robert Zemeckis) |
脚本 | エリック・ロス(Eric Roth) |
原作 | リチャード・マグワイア(Robert Zemeckis) |
製作 | ゲイリー・ゴーツマン(Gary Goetzman) |
トム・ハンクス(Tom Hanks) | |
ジャック・ラプケ(Jack Rapke) | |
ビル・ブロック(Bill Block) | |
ロバート・ゼメキス(Robert Zemeckis) | |
音楽 | アラン・シルヴェストリ(Alan Silvestri) |
配給 | キノフィルムズ |
公開 | 2024年11月15日 |
2025年4月4日 | |
上映時間 | 104分 |
リチャード:トム・ハンクス(Tom Hanks)
マーガレット:ロビン・ライト(Robin Wright)
アル:ポール・ベタニー(Paul Bettany)
ローズ:ケリー・ライリー(Kelly Reilly)
ポーリン:ミシェル・ドッカリー(Michelle Dockery)
同じキャストが出演している映画/関連映画
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