1990年にアメリカで制作された映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』(原題:Back to the Future Part III)は、マーティとドクがタイムトラベルするSFアドベンチャー映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ3部作の完結編です。
- 1985年制作
- 1989年制作
- 1990年制作『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』(現在のページ)
- 『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』の挿入曲
- 1955年 – ドクの家のつけっぱなしのテレビから突然流れる曲
- 1885年 – ビュフォードから足元への威嚇射撃をされたマーティが踊りながら口ずさむ曲
- 1885年 – ヒル・バレー祭りの「大時計の贈呈式」でバンドが演奏する曲
- 1885年 – 祭りでバンドが演奏する曲(ドクがクララを誘いダンスをする)
- 1885年 – 祭りでバンドが演奏する曲 2曲目(タネン達が武器を預ける)
- 1885年 – 祭りでバンドが演奏する曲(ドクの背中にタネンが銃を突きつける)
- 1885年 – 祭りでバンドが演奏する曲(保安官が騒ぎを治め祭りが再開される)
- 1985年 – 信号待ちするマーティの隣に停車するニードルスの車で流れる曲
- エンドクレジット 1曲目
- 『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』のサントラ
- 『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』キャスト・スタッフ
『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』の挿入曲
『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
1955年 – ドクの家のつけっぱなしのテレビから突然流れる曲
ドクがテレビの音で目を覚ますシーン(1955年11月13日午前7時)
「ハウディー・ドゥーディー」のテーマ
作曲者 | エドワード・キーン(Edward Kean, 1924-2010) アメリカのテレビプロデューサー/脚本家。 |
ボブ・スミス(Bob Smith) アメリカの歌手/ソングライター/ピアニスト。 |
この曲は、1947年から1960年までアメリカで放映されていた視聴者参加型子供向けテレビ番組『ハウディー・ドゥーディー』(Howdy Doody)のテーマ曲です。
1885年 – ビュフォードから足元への威嚇射撃をされたマーティが踊りながら口ずさむ曲
ビリー・ジーン
Artist | マイケル・ジャクソン(Michael Jackson, 1958-2009) アメリカのシンガーソングライター/ダンサー/ビートボクサー/振り付け師。 全世界総売上は4億枚を超え「人類史上最も成功したエンターテイナー」としてギネス世界記録から認定されている伝説の大スター。 |
リリース | 1983年 |
作曲者 | マイケル・ジャクソン |
1983年5月25日、アメリカではモータウンの設立25周年を記念したコンサート(Motown 25: Yesterday, Today, Forever)がテレビスペシャルで放映されました。マイケル・ジャクソンは『ビリー・ジーン』を歌い、その後自身の代名詞ともなったムーンウォークを公の場で初披露しました。
1885年 – ヒル・バレー祭りの「大時計の贈呈式」でバンドが演奏する曲
マーティとドクが大時計を囲み記念撮影をするシーン
邦題『自由の喊声』
作曲者 | ジョージ・フレデリック・ルート(George Frederick Root, 1820-1895) アメリカの作曲家。 『The Battle Cry of Freedom』『Tramp! Tramp! Tramp!』などを書き南北戦争中に人気を博した。 |
作曲年 | 1862年 |
アメリカの作曲家ジョージ・フレデリック・ルートが南北戦争中に書いた歌です。
エイブラハム・リンカーンがアメリカ合衆国大統領選挙のキャンペーンソングに使用したことで人気となり、当時でも70万部以上の楽譜が流通したと言われています。
1885年 – 祭りでバンドが演奏する曲(ドクがクララを誘いダンスをする)
ダブルバック
Artist | ZZトップ(ZZ Top) 1969年にテキサス州ヒューストンで結成されたアメリカのスリーピース・ロックバンド。 |
リリース | 1990年:Soundtrack『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』 |
作曲者 | ZZトップ フランク・ベアード(Frank Beard) ビリー・ギボンズ(Billy Gibbons) ダスティ・ヒル(Dusty Hill) |
編曲 | アラン・シルヴェストリ(Alan Silvestri) アメリカの指揮者/作曲家、1950年生まれ。 |
『Doubleback』は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』の主題歌です。
ヒル・バレー祭りのバンドメンバーとしてカメオ出演しているアメリカのロックバンド「ZZトップ」が書き下ろしました。
ここでは、バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ3部作全ての音楽を担当したアラン・シルヴェストリ(Alan Silvestri)の編曲によるアコースティック・インストゥルメンタルバージョンが使われています。
この後、以下のシーンでもこの曲が使われています。
「1885年 – 祭りでバンドが演奏する曲(保安官が騒ぎを治め祭りが再開される)」
「エンドクレジット 1曲目」
1885年 – 祭りでバンドが演奏する曲 2曲目(タネン達が武器を預ける)
邦題『わらの中の七面鳥』
出版年 | 1834年頃 |
Original ver. | 1897年:ビリー・ゴールデン(Billy Golden, 1858-1926) アメリカのブラックフェイス・パフォーマー。 1890年代から1910年代にかけてレコーディングアーティストとして活躍した。 |
『Turkey in the Straw』は、19世紀にミンストレル・ショーで人気を博したアメリカの民謡です。
1885年 – 祭りでバンドが演奏する曲(ドクの背中にタネンが銃を突きつける)
邦題『いとしのクレメンタイン』
『Oh! My Darling, Clementine』は、アメリカの西部開拓時代発祥のフォークバラードです。
ジョン・フォード監督による1946年の西部劇映画『荒野の決闘』(原題:My Darling Clementine)の主題歌として使われ広く知られるようになりました。
『雪山讃歌』は、この曲のメロディに独自の歌詞をつけたものです。
1885年 – 祭りでバンドが演奏する曲(保安官が騒ぎを治め祭りが再開される)
ダブルバック
Artist | ZZトップ(ZZ Top) |
リリース | 1990年:Soundtrack『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』 |
作曲者 | ZZトップ |
編曲 | アラン・シルヴェストリ(Alan Silvestri) |
「1885年 – 祭りでバンドが演奏する曲(ドクがクララを誘いダンスをする)」でもこの曲が使われていました。
1985年 – 信号待ちするマーティの隣に停車するニードルスの車で流れる曲
パワー・オブ・ラヴ
Artist | ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース(Huey Lewis & The News) サンフランシスコを拠点に活動するアメリカのポップロックバンド。 1979年にレコードデビュー。1980年代にヒット曲を多数出し高い人気を博した。 |
リリース | 1985年:Soundtrack『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 |
作曲者 | ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース ヒューイ・ルイス(Huey Lewis) ジョニー・コーラ(Johnny Colla) クリス・ヘイズ(Chris Hayes, 1979–2001) |
『The Power of Love』は、シリーズ第1作目『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985) の主題歌です。
エンドクレジット 1曲目
ダブルバック
Artist | ZZトップ(ZZ Top) 1969年にテキサス州ヒューストンで結成されたアメリカのスリーピース・ロックバンド。 |
リリース | 1990年:Soundtrack『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』 |
作曲者 | ZZトップ フランク・ベアード(Frank Beard) ビリー・ギボンズ(Billy Gibbons) ダスティ・ヒル(Dusty Hill) |
「1885年 – 祭りでバンドが演奏する曲(ドクがクララを誘いダンスをする)」では、アコースティック・インストゥルメンタルバージョンが使われていました。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』のサントラ
『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』は、アラン・シルヴェストリ(Alan Silvestri)が音楽を担当しました。
アラン・シルヴェストリは、アメリカ・ニューヨーク生まれの作曲家です。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『フォレスト・ガンプ/一期一会』など、ロバート・ゼメキス監督映画のほとんどで音楽を担当しています。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』キャスト・スタッフ
監督 | ロバート・ゼメキス(Robert Zemeckis) |
脚本 | ロバート・ゼメキス(Robert Zemeckis) |
ボブ・ゲイル(Bob Gale) | |
製作 | ボブ・ゲイル(Bob Gale) |
ニール・カントン(Neil Canton) | |
音楽 | アラン・シルヴェストリ(Alan Silvestri) |
配給 | UIP |
公開 | 1990年5月25日 |
1990年7月6日 | |
上映時間 | 118分 |
マーティ・マクフライ(クリント・イーストウッド):マイケル・J・フォックス(Michael J. Fox)
シェイマス・マクフライ:マイケル・J・フォックス(Michael J. Fox)
エメット・ブラウン博士 (ドク):クリストファー・ロイド(Christopher Lloyd)
ビュフォード・“マッド・ドッグ”・タネン:トーマス・F・ウィルソン(Thomas F. Wilson)
ビフ・タネン:トーマス・F・ウィルソン(Thomas F. Wilson)
クララ・クレイトン:メアリー・スティーンバージェン(Mary Steenburgen)
マギー・マクフライ:リー・トンプソン(Lea Thompson)
ロレイン・マクフライ:リー・トンプソン(Lea Thompson)
ジェニファー・パーカー:エリザベス・シュー(Elisabeth Shue)
ストリックランド保安官:ジェームズ・トールカン(James Tolkan)
チェスター(バーテンダー):マット・クラーク(Matt Clark)
酒場の老人#1:パット・バトラム(Pat Buttram)
酒場の老人#2:ハリー・ケリー・ジュニア(Harry Carey, Jr.)
酒場の老人#3:ダブ・テイラー(Dub Taylor)
ビュフォードのギャング仲間#1:クリストファー・ワイン(Christopher Wynne)
ビュフォードのギャング仲間#2:ショーン・サリバン(Sean Sullivan)
ビュフォードのギャング仲間#3:マイク・ワトソン(Mike Watson)
ヒューバート町長:ヒュー・ギリン(Hugh Gillin)
運転士:ビル・マッキニー(Bill McKinney)
コルト銃のセールスマン:バートン・ギリアム(Burton Gilliam)
有刺鉄線のセールスマン:リチャード・ダイサート(Richard Dysart)
葬儀屋:マーヴィン・J・マッキンタイア(Marvin J. McIntyre)
ストリックランドの息子:ケイレブ・ヘンリー(Kaleb Henley)
ストリックランドの副官:ドノヴァン・スコット(Donovan Scott)
ダグラス・J・ニードルズ:フリー(Flea)
ジョージ・マクフライ:ジェフリー・ウェイスマン(Jeffrey Weissman)
リンダ・マクフライ:ウェンディ・ジョー・スパーバー(Wendie Jo Sperber)
デイヴィッド・マクフライ:マーク・マクルーア(Marc McClure)
ロバート・ゼメキス監督映画
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