『Caravan』(1935) | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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映画コラム

『Caravan』(1935)

Composer(s):Juan Tizol, Duke Ellington
Lyricist(s) :Irving Mills
Released:1936(Single by Barney Bigard and His Jazzopators)

『キャラバン(Caravan)』は、米・ジャズピアニストで作曲家のデューク・エリントン(Duke Ellington)と、エリントン楽団のトロンボーン奏者ファン・ティゾール(Juan Tizol)が1935年に作った曲で、アフロ・キューバン・ジャズの代表曲といわれています。

『Caravan』について

1936年に、ジャズ・クラリネット奏者バーニー・ビガード(Barney Bigard)をはじめとするエリントン楽団所属メンバーらによってインストゥルメンタルとして初リリースされました。

1937年にはアーヴィング・ミルズ(Irving Mills)によって歌詞がつけられています。

作曲者エリントンはこの曲を何度も再録音しています。また、曲の持つエキゾチックな雰囲気がミュージシャンの興味をそそり、 エキゾチカを代表するピアニスト、マーティン・デニーをはじめとし、様々なアーティストによってカバーされています。

オリジナル:Barney Bigard and His Jazzopators(1936)

映画内で使われたバージョン&流れたシーン

Caravan – Arthur Lyman (1958)

ハワイ出身のジャズ・ヴィブラフォン、マリンバ奏者アーサー・ライマン(Arthur Lyman)が1958年にリリースしたバージョン

『オーシャンズ11』
ルーベン邸の庭でメンバーが食事や会話をするシーン
ベネディクトがテスに別れを告げられるシーン

Caravan – Puccio Roelens (1969)

イタリアのピアニスト、プッチオ・ローレンス(Puccio Roelens)が1969年にリリースしたバージョン

『オーシャンズ13』
ダニーとラスティがホテルの一室に細工をするシーン

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