2024年にアメリカで制作された映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』(原題:Venom: The Last Dance)は、マーベル・コミックスのダークヒーロー、ヴェノムの活躍を描いた『ヴェノム』シリーズの3作目です。
前作に引き続き、トム・ハーディがエディ・ブロック/ヴェノムを演じました。
- 2018年
- 2021年
- 2024年『ヴェノム:ザ・ラストダンス』(現在のページ)
- 『ヴェノム:ザ・ラストダンス』の挿入曲
- MARVEL オープニングロゴ
- メキシコのバーでエディとヴェノムが酒を作る
- エディとヴェノムがメキシコの悪党5人と戦う
- エディが馬ヴェノムに乗り猛スピードで駆け抜けるシーン
- エディ達がワーゲンバスでラスベガスへ向かう(マーティン家族とヴェノムが歌う曲)
- エディ達を乗せた車がラスベガスに到着する(マーティンがエディに靴を渡して歌う)
- 自由の女神のコスプレ姿の路上パフォーマーを見たヴェノムが「NYに行ったら彼女に会いたかった」と話す(通りで流れる曲)
- カジノホテル「パリス・ラスベガス」の駐車場を歩きながら『テルマ&ルイーズ』『レインマン』に言及する(駐車場で流れる曲)
- タキシードで正装したエディ達がカジノの中に入り、スロットで遊ぶ
- スロット・マシンにお金を入れながらヴェノムが歌う曲
- スロットに負けたエディ達が偶然ミセス・チェンと再会する
- マーティンの車がガソリンスタンドに入る(スタンドの屋根にゼノファージが姿を現すシーン)
- ヴェノムとミセス・チェンのダンスシーン
- エディがニューヨークの街を一人で歩く
- エンドクレジット 1曲目
- エンドクレジット 3曲目(ミッドクレジット直後)
- エンドクレジット 5曲目
- エンドクレジット 最後の曲
- 『ヴェノム:ザ・ラストダンス』のサントラ
- 『ヴェノム:ザ・ラストダンス』キャスト・スタッフ
『ヴェノム:ザ・ラストダンス』の挿入曲
『ヴェノム:ザ・ラストダンス』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
MARVEL オープニングロゴ
Artist | ダニー・オスナ(Danny Osuna) アメリカの作曲家/ソングライター/プロデューサー、1977年テキサス州ラレド生まれ。 ラテン音楽への深い知識を活かして何百ものオリジナル楽曲を制作、映画・テレビ・コマーシャルなどで幅広く使われている。 |
リリース | 2021年:Soundtrack『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』 |
作曲者 | ダニー・オスナ |
『Bailando Cumbia』は、2021年のスーパーヒーロー映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(Spider-Man: No Way Home)のオリジナル・サウンドトラックです。
映画では、ミッドクレジットシーン(エディ・ブロックがメキシコのバーで酒を飲む)で流れていました。
メキシコのバーでエディとヴェノムが酒を作る
テキーラ
Artist | ザ・チャンプス(The Champs) 1957年にロサンゼルスで結成されたアメリカのロックンロールバンド。 |
リリース | 1958年 |
作曲者 | ダニー・フロレス(Danny Flores, 1929-2006) アメリカのロックンロール・サックス奏者。 ロックンロールバンド「ザ・チャンプス」のサックス奏者で、チャック・リオ(Chuck Rio)の芸名で知られる。「ラティーノ・ロックのゴッド・ファザー」(Godfather of Latino rock)と称された。 |
『Tequila』は、バリトンボイスでの合いの手「テキーラ!」が印象に残るロックンロール史上最も有名なインストゥルメンタル曲の1つです。この曲は600万枚以上を売り上げ、ザ・チャンプス(The Champs)は国際的な成功を収めました。
エディとヴェノムがメキシコの悪党5人と戦う
ホールド・ザ・ライン
Artist | トム・モレロ(Tom Morello) アメリカのギタリスト/歌手/ソングライター/政治活動家、1964年生まれ。 ロックバンド「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」(Rage Against the Machine) のギタリスト。 |
Feat. グランドサン(Grandson) アメリカ系カナダ人の歌手/ソングライター/ラッパー、1993年。 | |
リリース | 2021年 |
作曲者 | トム・モレロ |
グランドサン | |
ケビン・ヒッシンク(Kevin Hissink) ロサンゼルスを拠点に活動するオランダ人音楽プロデューサー。 |
エディが馬ヴェノムに乗り猛スピードで駆け抜けるシーン
ドント・ストップ・ミー・ナウ
Artist | クイーン(Queen) 1970年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。 『ボヘミアン・ラプソディ』(1975) が本国イギリスのみならず世界中で大ヒット。70年代から80年代にかけて世界中を飛び回り “世界最大のスタジアムロックバンド” としての不動の地位を確立した。作品の総売上枚数は2億5000万枚を超え “史上最も成功したロックバンド” の1つに数えられる。 |
リリース | 1978年 |
作曲者 | フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury, 1946-1991) イギリスのシンガーソングライター。クイーン(Queen)のボーカリスト/ピアニストとして活躍し世界中の人々を魅了した。 |
エディ達がワーゲンバスでラスベガスへ向かう(マーティン家族とヴェノムが歌う曲)
スペイス・オディティ
Artist | デヴィッド・ボウイ(David Bowie, 1947-2016) イギリスの歌手/ソングライター/ミュージシャン/俳優。 グラムロックの先駆者として数々の名曲を世に送り出し、俳優としても活躍した。 |
リリース | 1969年 |
作曲者 | デヴィッド・ボウイ |
アポロ11号の月面着陸と同時期にリリースされた『Space Oddity』は、イベントの報道時に BBCによってBGMとして使用されました。
エディ達を乗せた車がラスベガスに到着する(マーティンがエディに靴を渡して歌う)
マーティンは、この曲のサビを引用しエディに別れを告げました。
ワイルド・ワールド
Artist cover ver. | キャット・スティーヴンス(Cat Stevens) イギリスのシンガーソングライター/ミュージシャン、1948年ロンドン生まれ。 60年代後半から70年代にかけて活躍し世界中で6000万枚以上のアルバムを売り上げる。1977年にイスラム教に改宗し、翌年ユスフ・イスラム(Yusuf Islam)に改名。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | キャット・スティーヴンス |
Original ver. | 1970年:ジミー・クリフ(Jimmy Cliff) イギリスを拠点に活動するジャマイカ出身のレゲエ・シンガー、1948年生まれ。 |
自由の女神のコスプレ姿の路上パフォーマーを見たヴェノムが「NYに行ったら彼女に会いたかった」と話す(通りで流れる曲)
Artist | Marle Baraton フランスの女性歌手。 |
リリース | 2020年 |
作曲者 | ジュリアン・ルナール・ヴェガ(Julien Renaud Vega) |
自由の女神像は、ニューヨーク港のリバティ島に立つ女神像です。
アメリカ独立100周年を記念して米仏の友好を祝うためにフランスから贈呈されました。
カジノホテル「パリス・ラスベガス」の駐車場を歩きながら『テルマ&ルイーズ』『レインマン』に言及する(駐車場で流れる曲)
Artist | Ehla フランスの女性歌手。 |
リリース | 2020年 |
作曲者 | Angelo Feley and Lea Luciani |
パリス・ラスベガス(Paris Las Vegas)は、エッフェル塔や凱旋門をシンボルとするパリをテーマにしたカジノホテルです。
タキシードで正装したエディ達がカジノの中に入り、スロットで遊ぶ
ハード・トゥ・ハンドル
Artist | オーティス・レディング(Otis Redding, 1941-1967) アメリカのシンガーソングライター。 アメリカのポピュラー音楽の歴史の中で最も偉大なシンガーソングライターの一人で「キング・オブ・ソウル」と呼ばれる。 |
リリース | 1968年 |
作曲者 | オーティス・レディング |
アルヴェルティス・イスベル(Alvertis Isbell) アメリカの作詞家/プロデューサー/レコードレーベル・オーナー。 | |
アレン・ジョーンズ(Allen Jones, 1940-1987) アメリカの音楽プロデューサー/ソングライター。 | |
スロット・マシンにお金を入れながらヴェノムが歌う曲
ラック・ビー・ア・レイディ
作曲者 | フランク・レッサー(Frank Loesser, 1910-1969) アメリカのソングライター。ティンパンアレーで活躍し、スタンダードとなる作品を数多く残した。 代表曲『ベイビー、イッツ・コールド・アウトサイド』 |
Original ver. | 1950年:ミュージカル『ガイズ&ドールズ』 ロバート・アルダ(Robert Alda and the Guys) |
『Luck Be a Lady』は、1950年初演のブロードウェイミュージカル『ガイズ&ドールズ』 (Guys & Dolls) のミュージカルナンバーです。賭けに勝つことを望むギャンブラーの想いが描かれています。
このミュージカルは1955年にはマーロン・ブランド主演で映画化(邦題『野郎どもと女たち』)もされています。
スロットに負けたエディ達が偶然ミセス・チェンと再会する
Artist | フューチャー・アイランズ(Future Islands) 2006年にノースカロライナ州グリーンビルで結成されたアメリカのシンセポップバンド。 現在、ボルチモアを拠点に活動する。 |
リリース | 2020年 |
作曲者 | Future Islands サミュエル・T・ヘリング(Samuel T. Herring) ウィリアム・キャッション(William Cashion) ゲリット・ウェルマーズ(Gerrit Welmers) マイケル・ローリー(Michael Lowry) |
マーティンの車がガソリンスタンドに入る(スタンドの屋根にゼノファージが姿を現すシーン)
Artist | Oh, Rose ワシントン州オリンピアを拠点とするアメリカのバンド。 |
リリース | 2024年 |
ヴェノムとミセス・チェンのダンスシーン
ダンシング・クイーン
Artist cover ver. | A*Teens(エー・ティーンズ) 1998年にストックホルムで結成されたスウェーデンのポップミュージックグループ。 ABBA(アバ)のトリビュートグループ「ABBA-Teens」として結成され1年後に現在のグループ名に改名。デビューアルバム『The ABBA Generation』(1999) が世界中で200万枚以上を売り上げ一躍スターダムにのし上がった。 |
リリース | 2024年 |
作曲者 | ABBA ベニー・アンダーソン(Benny Andersson) ビョルン・ウルヴァース(Björn Ulvaeus) |
スティグ・アンダーソン(Stig Anderson, 1931-1997) スウェーデンの音楽マネージャー/作詞家。アバ(ABBA)のヒット曲の歌詞の多くを共同執筆し「ABBAの5番目のメンバー」と呼ばれていた。 | |
Original ver. | 1976年:アバ(ABBA) 1972年にストックホルムで結成されたスウェーデンの4人組ポップ・グループ。1970年代後半に世界中のヒット・チャートを席巻した。 |
『Dancing Queen』は、スウェーデンの4人組ポップ・グループ、アバ(ABBA)の代表曲の一つです。
1976年にリリースされ、全世界で300万枚の売り上げを記録しました。
エディがニューヨークの街を一人で歩く
メモリーズ
Artist | マルーン5(Maroon 5) ロサンゼルス出身のアメリカのポップロックバンド。 1994年に「Kara’s Flowers」として結成され、2001年に「Maroon 5」に改名。 |
リリース | 2019年 |
作曲者 | アダム・レヴィーン(Adam Levine) アメリカの歌手/ソングライター/ミュージシャン、1979年生まれ。 ポップロックバンド「マルーン5」(Maroon 5) のフロントマン。 |
ジョン・ベリオン(Jon Bellion) アメリカの歌手/ソングライター/ラッパー/音楽プロデューサー、1990年生まれ。 | |
ジェイコブ・カッシャー・ヒンドリン(Jacob Kasher Hindlin) アメリカのソングライター/音楽プロデューサー、1983年生まれ。 | |
マイケル・ポラック(Michael Pollack) アメリカのソングライター/音楽プロデューサー、1994年生まれ。 | |
モンスターズ&ストレンジャーズ(The Monsters & Strangerz) アメリカのプロデュース/ソングライティング・チーム。 |
『Memories』は、バロック期のドイツ作曲家ヨハン・パッヘルベルが作った『パッヘルベルのカノン』の旋律を用いて作られています。
エンドクレジット 1曲目
ワン・ラスト・ダンス
Artist | トム・モレロ(Tom Morello) アメリカのギタリスト/歌手/ソングライター/政治活動家、1964年生まれ。 ロックバンド「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」(Rage Against the Machine) のギタリスト。 |
グランドサン(Grandson) アメリカ系カナダ人の歌手/ソングライター/ラッパー、1993年。 | |
Feat. ローマン・モレロ(Roman Morello) アメリカのギタリスト。トム・モレロ(Tom Morello)の息子。 | |
リリース | 2024年 |
作曲者 | ローマン・モレロ(Roman Morello) トム・モレロ(Tom Morello) グランドサン(Grandson) |
アンドリュー・ミリオレ(Andrew Migliore) | |
マックスウェル・ウラスキー(Maxwell Urasky) アメリカのオーディオエンジニア/シンガーソングライター/プロデューサー、インディアナ州インディアナポリス出身。 |
エンドクレジット 3曲目(ミッドクレジット直後)
アイ・ハッド・サム・ヘルプ
Artist | ポスト・マローン(Post Malone) アメリカのラッパー/歌手/作詞家/音楽プロデューサー、1995年生まれ。 |
Feat. モーガン・ウォーレン(Morgan Wallen) アメリカのカントリー歌手/シンガーソングライター、1993年生まれ。 | |
リリース | 2024年 |
作曲者 | ポスト・マローン(Post Malone) モーガン・ウォーレン(Morgan Wallen) |
アシュリー・ゴーリー(Ashley Gorley) ナッシュビル在住のアメリカのソングライター、1977年生まれ。 | |
チャンドラー・ウォルターズ(Chandler Walters) アメリカのミュージシャン/ソングライター/プロデューサー。 | |
アーネスト・スミス(Ernest Smith) アメリカのカントリーミュージックのシンガーソングライター、1992年生まれ。 |
エンドクレジット 5曲目
Artist | イアン(Ian) アメリカのラッパー/シンガーソングライター、2005年ミズーリ州セントルイス生まれ。 |
リリース | 2024年 |
作曲者 | lan O’Neill Smith, Arno Sugarman, Michael Washington, Jr., Ole Julius Harsch, Tobias Jilg, Colin Crosby Spagnoli and Miles Sugarman |
エンドクレジット 最後の曲
Artist | シザーフェイス(Czarface) 2013年に結成されたアメリカのヒップホップ・スーパーグループ。 |
Feat. フランキー・ピューリッツァー(Frankie Pulitzer) エディ・ブロックを演じたイギリスの俳優トム・ハーディ(Tom Hardy)がラッパーとして活動する時の別名。 | |
Feat. メソッド・マン(Method Man) アメリカのヒップホップ・アーティスト/MC/音楽プロデューサー/俳優、1971年生まれ。 | |
リリース | 2024年 |
作曲者 | Seamus Ryan, Frankie Pulitzer, Cillford Smith and George Andrinopoulos |
『ヴェノム:ザ・ラストダンス』のサントラ
『ヴェノム:ザ・ラストダンス』はダン・ディーコン(Dan Deacon)が音楽を担当しました。
ダン・ディーコンはアメリカ、ニューヨーク出身の作曲家/電子音楽アーティストです。フランシス・フォード・コッポラ監督映画『Virginia/ヴァージニア』に音楽を提供したことでも知られています。

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』キャスト・スタッフ
監督 | ケリー・マーセル(Kelly Marcel) |
脚本 | ケリー・マーセル(Kelly Marcel) |
原作 | デイビッド・ミッチェリニー(David Michelinie) |
トッド・マクファーレン(Todd McFarlane) | |
製作 | アヴィ・アラッド(Avi Arad) |
マット・トルマック(Matt Tolmach) | |
エイミー・パスカル(Amy Pascal) | |
ケリー・マーセル(Kelly Marcel) | |
トム・ハーディ(Tom Hardy) | |
音楽 | ダン・ディーコン(Dan Deacon) |
配給 | ソニー・ピクチャーズ リリーシング |
公開 | 2024年10月25日 |
2024年11月1日 | |
上映時間 | 110分 |
エディ・ブロック / ヴェノム:トム・ハーディ(Tom Hardy)
レックス・ストリックランド:キウェテル・イジョフォー(Chiwetel Ejiofor)
テディ・ペイン:ジュノー・テンプル(Juno Temple)
マーティン・ムーン:リス・エヴァンス(Rhys Ifans)
チェン:ペギー・ルー(Peggy Lu)
ノヴァ・ムーン:アラナ・ユーバック(Alanna Ubach)
パトリック・マリガン / トキシン:スティーヴン・グレアム(Stephen Graham)
サディ・クリスマス博士:クラーク・バッコ(Clark Backo)
バーテンダー:クリスト・フェルナンデス(Cristo Fernández)
ヌル:アンディ・サーキス(Andy Serkis)
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