2011年にアメリカで制作された映画『ドライヴ』(原題:Drive)は、ニコラス・ウィンディング・レフンによるフィルムノワールです。
カリフォルニア州ロサンゼルスで夜は逃走ドライバーとして、昼はカースタントマンとして活躍する凄腕ドライバーをライアン・ゴズリングが演じています。
第64回カンヌ国際映画祭ではニコラス・ウィンディング・レフンが監督賞を受賞、第84回アカデミー賞では音響編集賞にノミネートされました。
『ドライヴ』の挿入曲
『ドライヴ』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
ドライバーが修理工場で車を受け取り強盗犯との待ち合わせ場所に到着するシーン
強盗犯二人を車に乗せ逃走を手助けするシーンでも流れています。
Artist | クロマティックス(Chromatics) 2001年にオレゴン州ポートランドで結成されたシンセ・ポップバンド。 |
リリース | 2007年 |
作曲者 | ジョニー・ジュエル(Johnny Jewel) アメリカの音楽プロデューサー/作曲家/ビジュアルアーティスト、1974年生まれ。 アナログ機材のみを使用するマルチ楽器奏者として知られている。 |
オープニングクレジット
ナイトコール
Artist | カビンスキー(Kavinsky) フランスのミュージシャン/プロデューサー/DJ/俳優、1975年生まれ。 本名ヴィンセント・ベロジー(Vincent Belorgey)。 |
Feat. ラヴフォックス(Lovefoxxx) ブラジル人歌手/デザイナー/ソングライター、1984年生まれ。 ブラジルのインディー・エレクトロ・バンド「CSS」のリード・シンガー。 | |
作曲者 | カビンスキー(Kavinsky) |
ギ=マニュエル・ド・オメン=クリスト(Guy-Manuel De Homem-Christo) フランスのミュージシャン/音楽プロデューサー/歌手/ソングライター/DJ、1974年生まれ。 1993年にトーマ・バンガルテルと電子音楽デュオ「ダフト・パンク」(Daft Punk) を結成し、フレンチ・ハウス・ブームの立役者として人気を博す。 |
ドライバーがアイリーンとその息子を乗せて川沿いをドライブし川辺で一緒に過ごすシーン
ドライバーがシャノンに言われアイリーンを修理工場から家に送り届ける途中、寄り道をするシーン
Artist | カレッジ(College) デビッド・グレリエ(David Grellier)による音楽プロジェクト。 |
Feat. エレクトリック・ユース(Electric Youth) オンタリオ州トロント出身のカナダ人シンセポップデュオ。 | |
作曲者 | デビッド・グレリエ(David Grellier) フランスのエレクトロニカ・ミュージシャン/音楽プロデューサー、1979年生まれ。 |
エレクトリック・ユース オースティン・ガーリック(Austin Garrick) ブロンウィン・グリフィン(Bronwyn Griffin) |
この後「エンディング&エンドクレジット 1曲目」でもこの曲が使われています。
スタンダード(アイリーンの夫)の出所を祝うパーティで流れる曲
Artist | デザイア(Desire) 2009年にモントリオールで結成されたカナダの電子音楽バンド |
作曲者 | ジョニー・ジュエル(Johnny Jewel) アメリカの音楽プロデューサー/作曲家/ビジュアルアーティスト、1974年生まれ。 アナログ機材のみを使用するマルチ楽器奏者として知られている。 |
ドライバーがフェイスマスクをかぶり店の前でニーノを待ち構え、車を追跡するシーン
Artist | リズ・オルトラーニ(Riz Ortolani, 1926-2014) イタリアの作曲家/指揮者/オーケストラ奏者。 50年以上のキャリアの中で、200本以上の映画/テレビ番組の音楽を作曲。1962年のイタリア映画『世界残酷物語』の主題歌『モア』でアカデミー歌曲賞にノミネートされた。 |
Feat. カティーナ・ラニエーリ(Katina Ranieri, 1925-2018) イタリアの歌手。リズ・オルトラーニ(Riz Ortolani)の妻。 第36回アカデミー賞授賞式でイタリア映画『世界残酷物語』の主題歌『モア』を歌い、アカデミー賞で演奏した最初のイタリア人歌手となる。 | |
リリース | 1971年:Soundtrack『Addio Zio Tom』 |
作曲者 | リズ・オルトラーニ(Riz Ortolani, 1926-2014) カティーナ・ラニエーリ(Katina Ranieri, 1925-2018) |
『Oh My Love』は、1971年のイタリア映画『ヤコペッティの残酷大陸』(原題:Addio zio Tom)のテーマ曲です。
エンディング&エンドクレジット 1曲目
Artist | カレッジ(College) |
Feat. エレクトリック・ユース(Electric Youth) | |
作曲者 | デビッド・グレリエ(David Grellier) |
エレクトリック・ユース オースティン・ガーリック(Austin Garrick) ブロンウィン・グリフィン(Bronwyn Griffin) |
「ドライバーがアイリーンとその息子を乗せて川沿いをドライブし川辺で一緒に過ごすシーン」でもこの曲が使われていました。
『ドライヴ』のサントラ
『ドライヴ』はクリフ・マルティネス(Cliff Martinez)が音楽を担当しました。
クリフ・マルティネスは、アメリカ・ニューヨーク州ブロンクス出身のドラマー/作曲家です。スティーヴン・ソダーバーグ監督やニコラス・ウィンディング・レフン監督とのタッグで知られています。
※サントラ収録曲
1. Nightcall(ナイトコール)
2. Under Your Spell(アンダー・ユア・スペル)
3. Real Hero(ア・リアル・ヒーロー feat.エレクトリック・ユース)
4. Oh My Love(オー・マイ・ラヴ feat.カティナ・ラニエリ)
5. Tick of the Clock(ティック・オブ・ザ・クロック)
6. Rubber Head(ラバー・ヘッド)
7. I Drive(アイ・ドライヴ)
8. He Had a Good Time(ヒー・ハド・ア・グッド・タイム)
9. They Broke His Pelvis(ゼイ・ブローク・ヒズ・ペルヴィス)
10. Kick Your Teeth(キック・ユア・ティース)
11. Where’s the Deluxe Version?(ホェアズ・ザ・デラックス・ヴァージョン)
12. See You in Four(シー・ユー・イン・フォー)
13. After the Chase(アフター・ザ・チェイス)
14. Hammer(ハマー)
15. Wrong Floor(ロング・フロア)
16. Skull Crushing(スカル・クラッシング)
17. My Name on a Car(マイ・ネーム・オン・ア・カー)
18. On the Beach(オン・ザ・ビーチ)
19. Bride of Deluxe(ブライド・オブ・デラックス)
『ドライヴ』キャスト・スタッフ
監督 | ニコラス・ウィンディング・レフン(Nicolas Winding Refn) |
脚本 | ホセイン・アミニ(Hossein Amini) |
原作 | ジェイムズ・サリス(ames Sallis) |
製作 | マーク・プラット(Marc Platt) |
アダム・シーゲル(Adam Siegel) | |
ジジ・プリッツカー(Gigi Pritzker) | |
ミシェル・リトヴァク(Michel Litvak) | |
ジョン・パレルモ(John Palermo) | |
音楽 | クリフ・マルティネス(Cliff Martinez) |
配給 | クロックワークス |
公開 | 2011年5月20日(第64回カンヌ国際映画祭) |
2011年9月16日 | |
2012年3月31日 | |
上映時間 | 100分 |
ドライバー:ライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)
アイリーン:キャリー・マリガン(Carey Mulligan)
シャノン:ブライアン・クランストン(Bryan Cranston)
バーニー・ローズ:アルバート・ブルックス(Albert Brooks )
スタンダード・ガブリエル:オスカー・アイザック(Oscar Isaac)
ブランチ:クリスティーナ・ヘンドリックス(Christina Hendricks)
ニーノ:ロン・パールマン(Ron Perlman)
ベニッシオ:カーデン・レオシュ(Kaden Leos)
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