2023年に制作された映画『ナポレオン』(原題:Napoleon)は、フランスの英雄ナポレオン・ボナパルトの伝記映画です。リドリー・スコットが監督をつとめ、ホアキン・フェニックスがナポレオンを演じました。
第96回アカデミー賞では視覚効果賞など3部門にノミネートされました。
- 『ナポレオン』の挿入曲
- オープニングクレジット(マリー・アントワネットが断頭台に上がり処刑される)
- 1793年、ナポレオンがトゥーロンに入り陣営を見て回る
- イギリス兵達が酔って歌う曲(フランス兵に包囲されるシーン)
- 断頭台に向かって一列になり歩く修道女達が歌う曲
- 1794年、恐怖政治が終わり囚人達が監獄を出て行く
- 1794年、大邸宅の広間での「恐怖政治生還者の宴」で楽隊が演奏する曲
- 「恐怖政治生還者の宴」でのお芝居で役者が歌う曲
- カードゲームをするジョゼフィーヌをナポレオンが遠くから見つめる
- サーベルを持って訪れたナポレオンとジョゼフィーヌがレストランで過ごす
- ジョゼフィーヌがナポレオンを家に招き自身の過去を語る
- 1795年、王党派の反乱を鎮定したナポレオン達がバラスの執務室で歌う
- ナポレオンとジョゼフィーヌが結婚の署名をする
- 晩餐会で隣の若い男性と仲良く話すジョゼフィーヌをナポレオンが観察する
- エジプト遠征での攻撃が開始され、ジョゼフィーヌはパリでギャンブルに興じる
- ジョゼフィーヌが若い愛人(イッポリート)と寝室で過ごす
- パーティでピアノの前に座るジョゼフィーヌがぼんやりと一点をみつめる
- エジプトから帰宅したナポレオンとジョゼフィーヌが話をする
- 1799年11月9日、クーデターが決行される
- ナポレオンとジョゼフィーヌが家の前に集まる人々の歓声と拍手に迎えられ馬車に乗り込む
- ナポレオンが母親にジョゼフィーヌを紹介し、晩餐会では夫婦がゲストをもてなす
- 娯楽室でタレイラン外務大臣がオーストリア大使と和平のための外交をする
- ナポレオンとジョゼフィーヌが乗る馬車に火のついた荷車が突っ込む
- 1804年12月2日、ナポレオンの戴冠式
- 母の助言を受けてナポレオンが若い娘(エレオヌール)が待つ寝室に向かう
- 広間でタレイランと談笑するナポレオンに母親がエレオヌールの妊娠を告げる
- マリー・ルイーズがナポレオンの妻となり男子が産まれる
- 1812年9月7日、ボロジノの戦い
- 川沿いの丘陵を進軍中、ナポレオンが兵士達にちぎったパンを渡し労う
- ナポレオンがクレムリンの門をくぐり宮殿の中に入る
- クレムリンの建物が燃えているのをナポレオンが将軍達と見る
- 1814年5月、ナポレオンが宮殿で約定書に署名しエルバ島に向かう
- ロシア皇帝がジョゼフィーヌの城を訪れ、二人が広間でダンスをする
- ナポレオンが部下を連れてエルバ島を出る
- ナポレオンがパリに進軍する
- 1815年10月15日、ナポレオンがセントヘレナ島に流刑される
- 『ナポレオン』のサントラ
- 『ナポレオン』キャスト・スタッフ
『ナポレオン』の挿入曲
『ナポレオン』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニングクレジット(マリー・アントワネットが断頭台に上がり処刑される)
サ・イラ
Artist | エディット・ピアフ(Édith Piaf, 1915-1963) フランスのシャンソン歌手。 1937年パリのミュージックホール歌手としてキャリアをスタートさせ、戦後は世界をツアーで周りフランスを代表する国際的スターとなる。 代表曲『ばら色の人生』『愛の讃歌 』『私の回転木馬』 |
リリース | 1954年 |
作曲者 | 【エディット・ピアフ版】 サシャ・ギトリ(Sacha Guitry, 1885-1957) フランスの劇作家/映画監督。 ジャン・フランセ(Jean Françaix, 1912-1997) フランスの新古典主義の作曲家/ピアニスト。 |
『Ça Ira』は、1790年から歌われているフランスの革命歌です。
2024年7月26日に開催されたパリ・オリンピックの開会式では、フランスのヘヴィメタルバンド「ゴジラ」(Gojira) とオペラ歌手のマリーナ・ヴィオッティ(Marina Viotti) がフランス革命をベースにした演出でこの曲を歌い話題になりました。
映画『ナポレオン』では、1954年のフランス・イタリア合作の歴史映画『ヴェルサイユ語りなば』(原題:Si Versailles m’était conté)で使われたエディット・ピアフの演奏が使われています。
1793年、ナポレオンがトゥーロンに入り陣営を見て回る
クラヴサン曲集と運指法 第2巻 組曲ニ調 – 第8曲「キュクロプスたち」
作曲者 | ジャン=フィリップ・ラモー(Jean-Philippe Rameau, 1683-1764) 18世紀フランス・バロックを代表する作曲家。 65曲の鍵盤独奏作品と数多くの優れたオペラを作曲。宮廷音楽家としてルイ15世に遣えた。 |
作曲者 | 1724年 |
Artist | ヴィキングル・オラフソン(Vikingur Ólafsson) アイスランドのピアニスト、1984年生まれ。 ジュリアード音楽院でピアノを学び、2016年にドイツの名門レコード会社ドイツ・グラモフォンと専属契約を結ぶ。「アイスランドのグレン・グールド」と称される。 |
イギリス兵達が酔って歌う曲(フランス兵に包囲されるシーン)
ウェン・ジョーンズ・エール・ワズ・ニュー
『When Jones’ Ale Was New』は、1500年ごろからイングランド/スコットランドに伝わる民謡です。
さまざまな職業の男が仕事道具を持って酒場にやってくる様子が歌われています。
断頭台に向かって一列になり歩く修道女達が歌う曲
来たり給え、創造主なる聖霊よ
作曲者 | ラバヌス・マウルス(Rabanus Maurus, 780-856) ドイツのベネディクト会修道士。「ゲルマニアの教師」と称される。 |
『Veni Creator Spiritus』はグレゴリオ聖歌のひとつで、ペンテコステを記念する聖歌です。
ヨハン・ゼバスティアン・バッハの『無伴奏ヴァイオリン ソナタ第3番』やグスタフ・マーラーの『交響曲第8番』などにモチーフとして使われていることでも知られています。
1794年、恐怖政治が終わり囚人達が監獄を出て行く
ラ・カルマニョール
Artist | ジャック・ゴーティエ(Jacques Gautier) |
『La Carmagnole』は、1792年に作られた革命歌です。
1794年、大邸宅の広間での「恐怖政治生還者の宴」で楽隊が演奏する曲
オペラ《ジャングイール》より「Tanto, e con si gran piena」
作曲者 | アントニオ・カルダーラ(Antonio Caldara, 1670-1736) ヴェネツィア生まれの作曲家。 オペラやオラトリオを数多く作曲。ウィーン宮廷副楽長として神聖ローマ皇帝カール6世(マリア・テレジアの父)に遣えた。 |
作曲年 | 1724年 |
「恐怖政治生還者の宴」でのお芝居で役者が歌う曲
『La Guillotine Permanente』は、1793年に書かれた革命歌です。
フランスで1792年から1981年まで使用されていた斬首刑の執行装置「ギロチン」をテーマにした曲で、16世紀中頃から歌われているフランスの古い民謡『Si le roi m’avait donné』のメロディを使って作られています。
カードゲームをするジョゼフィーヌをナポレオンが遠くから見つめる
ガヴォット ニ長調
作曲者 | フランソワ=ジョセフ・ゴセック(François-Joseph Gossec, 1734-1829) フランスで活躍したベルギー出身の作曲家/指揮者。 |
Artist | キャッスル・カルテット(The Castle Quartet) ダブリンを拠点とするアイルランドの弦楽グループ。 |
サーベルを持って訪れたナポレオンとジョゼフィーヌがレストランで過ごす
二重奏曲 イ長調 Op.29, No.2 – 第3楽章
作曲者 | ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ(Giovanni Battista Viotti, 1755-1824) イタリアのヴァイオリン奏者/作曲家。 ヴァイオリン奏者としてパリで名声を獲得し、ヴェルサイユでマリー・アントワネットに遣えた。 |
Artist | パトリツィア・ベゾッティ(Patrizia Bezzotti) |
フランコ・メッツェーナ(Franco Mezzena) イタリアのバイオリン奏者、1953年生まれ。 |
ジョゼフィーヌがナポレオンを家に招き自身の過去を語る
邦題『夜明け』
Artist | ジャン=イヴ・ティボーデ(Jean-Yves Thibaudet) フランスのピアニスト、1961年リヨン生まれ。 |
リリース | 2005年:Soundtrack『プライドと偏見』 |
作曲者 | ダリオ・マリアネッリ(Dario Marianelli) イタリアの作曲家、1963年生まれ。 映画『つぐない』(2007) の音楽を手掛けアカデミー作曲賞を受賞した。 |
『Dawn』は、2005年の恋愛映画『プライドと偏見』のオリジナル・サウンドトラックです。
この後「エジプトから帰宅したナポレオンとジョゼフィーヌが話をする」でもこの曲が使われています。
1795年、王党派の反乱を鎮定したナポレオン達がバラスの執務室で歌う
邦題『門出の歌』
作曲者 | エティエンヌ=ニコラ・メユール(Etienne-Nicolas Méhul, 1763-1817) フランスの作曲家。 |
マリー=ジョゼフ・シェニエ(Marie-Joseph Chénier, 1764-1811) フランスの詩人/劇作家/政治家。 |
『Chant du Départ』は、1794年に作られた革命歌です。
もともとのタイトルは『自由への賛歌』(原題:Anthem to Liberty)でしたが、革命歌マクシミリアン・ロベスピエール(Maximilien de Robespierre)によって現在のタイトルに変更されました。
ナポレオンとジョゼフィーヌが結婚の署名をする
(1796年、ナポレオンがミラノの市民で出迎えられ大聖堂に入って行く)
作曲者 | ジョヴァンニ・パイジエッロ(Giovanni Paisiello, 1740-1816) 後期ナポリ楽派を代表するイタリアの作曲家。 100曲近くの歌劇を作曲、オペラ・ブッファの発展に大きく貢献した。 1802年にナポレオンに招かれ5年間パリに滞在しテュイルリー宮殿の宮廷楽団を指揮するなどで高い報酬を得る。ナポレオンお気に入りの作曲家としても知られる。 |
Artist | ティノ・ロッシ(Tino Rossi, 1907-1983) コルシカ島生まれのフランスの歌手/映画俳優。 |
晩餐会で隣の若い男性と仲良く話すジョゼフィーヌをナポレオンが観察する
ヴァイオリン・オブリガート付きチェンバロ・ソナタ第2番 イ長調 – 第1楽章
作曲者 | ジョゼフ・ブローニュ・シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュ(Joseph Boulogne Chevalier de Saint-Georges, 1745-1799) フランス出身のヴァイオリン奏者/作曲家。 グアドループ(フランスの海外県とされるカリブ海に浮かぶ島)でプランテーションを営む地主と奴隷の女性との間に生まれ、8歳のときにフランスに移住し音楽を学ぶ。オペラ/交響曲/弦楽四重奏曲などの作品を残し「黒いモーツァルト」と呼ばれた。また、フェンシングの名手としても知られ、フランス革命勃発時には1000人の黒人部隊を結成して戦闘に参加した。 |
Artist | ヨアン・ブラカ(Yoan Brakha) フランスのヴァイオリン奏者。 |
フィリップ・アレグレ(Félix Ramos) フランスのピアニスト。 |
エジプト遠征での攻撃が開始され、ジョゼフィーヌはパリでギャンブルに興じる
新クラヴサン組曲集 組曲 ト長調 – 第7曲「エンハーモニック」
作曲者 | ジャン=フィリップ・ラモー(Jean-Philippe Rameau, 1683-1764) 18世紀フランス・バロックを代表する作曲家。 65曲の鍵盤独奏作品と数多くの優れたオペラを作曲。宮廷音楽家としてルイ15世に遣えた。 |
作曲年 | 1728年 |
Artist | ヴィキングル・オラフソン(Vikingur Ólafsson) アイスランドのピアニスト、1984年生まれ。 ジュリアード音楽院でピアノを学び、2016年にドイツの名門レコード会社ドイツ・グラモフォンと専属契約を結ぶ。「アイスランドのグレン・グールド」と称される。 |
ジョゼフィーヌが若い愛人(イッポリート)と寝室で過ごす
新クラヴサン組曲集 組曲 ト長調 – 第4曲「雌鶏(めんどり)」
作曲者 | ジャン=フィリップ・ラモー(Jean-Philippe Rameau, 1683-1764) 18世紀フランス・バロックを代表する作曲家。 65曲の鍵盤独奏作品と数多くの優れたオペラを作曲。宮廷音楽家としてルイ15世に遣えた。 |
作曲年 | 1728年 |
Artist | ヴィキングル・オラフソン(Vikingur Ólafsson) アイスランドのピアニスト、1984年生まれ。 ジュリアード音楽院でピアノを学び、2016年にドイツの名門レコード会社ドイツ・グラモフォンと専属契約を結ぶ。「アイスランドのグレン・グールド」と称される。 |
パーティでピアノの前に座るジョゼフィーヌがぼんやりと一点をみつめる
ピアノのための3つのソナタ Op.1 – 第3番 イ長調 – 第1楽章
作曲者 | エティエンヌ=ニコラ・メユール(Etienne-Nicolas Méhul, 1763-1817) フランスの作曲家。 |
Artist | サイモン・ヒーリー(Simon Heeley) イギリスのピアニスト/教師。 |
エジプトから帰宅したナポレオンとジョゼフィーヌが話をする
邦題『夜明け』
Artist | ジャン=イヴ・ティボーデ(Jean-Yves Thibaudet) |
リリース | 2005年:Soundtrack『プライドと偏見』 |
作曲者 | ダリオ・マリアネッリ(Dario Marianelli) |
「ジョゼフィーヌがナポレオンを家に招き自身の過去を語る」でもこの曲が使われています。
1799年11月9日、クーデターが決行される
交響曲第93番 ニ長調 Hob.I:93 – 第3楽章 メヌエット
作曲者 | フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(Franz Joseph Haydn, 1732-1809) 古典派を代表するオーストリア出身の音楽家。 交響曲・弦楽四重奏曲を数多く作曲しその後の音楽史の発展に大きく貢献したことから「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」と讃えられる。 |
作曲年 | 1791年 |
Artist | ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(Royal Concertgebouw Orchestra) アムステルダムにあるコンサートホール「コンサートヘボウ」を拠点とするオランダの交響楽団。1888年設立。 |
ニコラウス・アーノンクール(Nikolaus Harnoncourt, 1929-2016) オーストリアの指揮者/チェロ奏者。古楽器演奏の第一人者として活躍した。 |
ナポレオンとジョゼフィーヌが家の前に集まる人々の歓声と拍手に迎えられ馬車に乗り込む
弦楽のための協奏曲ト長調「アラ・ルスティカ」 RV 151 – 第1楽章
作曲者 | アントニオ・ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi, 1678-1741) バロック音楽を代表するイタリアの作曲家。 |
作曲年 | 1720年-1730年 |
Artist | シュトゥットガルト室内管弦楽団(Stuttgart Chamber Orchestra) シュトゥットガルトを拠点とするドイツの室内管弦楽団。1945年設立。 |
マルティン・ジークハルト(Martin Sieghart) オーストリアの指揮者/教師、1951年ウィーン生まれ。 | |
ライナー・クスマウル(Rainer Kussmaul, 1946-2017) ドイツのバイオリニスト/指揮者。 |
ナポレオンが母親にジョゼフィーヌを紹介し、晩餐会では夫婦がゲストをもてなす
ギター五重奏曲第4番 ニ長調 G.448 – 第4楽章 ファンダンゴ
作曲者 | ルイジ・ボッケリーニ(Luigi Boccherini, 1743-1805) イタリアの作曲家/チェリスト。 |
作曲年 | 1798年 |
Artist | ファビオ・ビオンディ(Fabio Biondi) イタリアのバロック・ヴァイオリン奏者、1961年生まれ。 |
エウローパ・ガランテ(Europa Galante) 1990年にファビオ・ビオンディによって結成されたイタリアのバロック・アンサンブル。 |
娯楽室でタレイラン外務大臣がオーストリア大使と和平のための外交をする
弦楽五重奏曲 ホ長調 作品11-5 G. 275 – 第3楽章「メヌエット」
作曲者 | ルイジ・ボッケリーニ(Luigi Boccherini, 1743-1805) イタリアの作曲家/チェリスト。 |
作曲年 | 1771年 |
ナポレオンとジョゼフィーヌが乗る馬車に火のついた荷車が突っ込む
歌劇《身分違いの恋、または水車屋の娘》- 第3幕「うつろな心」
作曲者 | ジョヴァンニ・パイジエッロ(Giovanni Paisiello, 1740-1816) 後期ナポリ楽派を代表するイタリアの作曲家。 100曲近くの歌劇を作曲、オペラ・ブッファの発展に大きく貢献した。 1802年にナポレオンに招かれ5年間パリに滞在しテュイルリー宮殿の宮廷楽団を指揮するなどで高い報酬を得る。ナポレオンお気に入りの作曲家としても知られる。 |
作曲年 | 1788年 |
Artist | ウィリアムズ・かおり(Kaori Williams) シカゴ在住のソプラノ歌手。 |
1804年12月2日、ナポレオンの戴冠式
オラトリオ《天地創造》第3部 第34番 独唱付終結合唱「すべての声よ、主に向かって歌え!」
作曲者 | フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(Franz Joseph Haydn, 1732-1809) 古典派を代表するオーストリア出身の音楽家。 交響曲・弦楽四重奏曲を数多く作曲しその後の音楽史の発展に大きく貢献したことから「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」と讃えられる。 |
作曲年 | 1796年–1798年 |
Artist | ジョン・エリオット・ガーディナー(John Eliot Gardiner) イギリスの指揮者、1943年生まれ。 |
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ(The English Baroque Soloists) ロンドンを拠点とするイギリスの室内管弦楽団。 古楽器で18世紀のレパートリーを演奏する目的で、ジョン・エリオット・ガーディナーによって1978年に結成された。 | |
モンテヴェルディ合唱団(Monteverdi Choir) ジョン・エリオット・ガーディナーによって1964年に設立された合唱団。 |
母の助言を受けてナポレオンが若い娘(エレオヌール)が待つ寝室に向かう
フルート四重奏曲第2番 ハ短調 Op.22 – 第2楽章
作曲者 | ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ(Giovanni Battista Viotti, 1755-1824) イタリアのヴァイオリン奏者/作曲家。 ヴァイオリン奏者としてパリで名声を獲得し、ヴェルサイユでマリー・アントワネットに遣えた。 |
Artist | ヴィオッティ弦楽四重奏団(Quartet Viotti) トリノ出身のイタリアの弦楽四重奏団。 |
広間でタレイランと談笑するナポレオンに母親がエレオヌールの妊娠を告げる
弦楽四重奏曲 ヘ短調 Op.1, No.3 – 第4楽章 ポロネーズ
作曲者 | ヤサント・ジャダン(Hyacinthe Jadin, 1776-1800) ベルサイユ生まれのフランスの作曲家/ピアニスト。 ベルギー出身の音楽一家に生まれ、革命下のパリで兄ルイ・エマニュエルと共に作曲家として活躍した。1800年、結核のためナポレオン軍への徴兵を逃れたが半年後に24歳の若さでこの世を去る。 |
作曲年 | 1795年 |
Original ver. | フランツ・ヨーゼフ弦楽四重奏団(Quatuor Franz Joseph) 2002年にモントリオールで結成されたカナダの弦楽四重奏団。 |
マリー・ルイーズがナポレオンの妻となり男子が産まれる
オラトリオ《天地創造》第1部 独唱付合唱「もろもろの天は神の栄光を現わし」
作曲者 | フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(Franz Joseph Haydn, 1732-1809) 古典派を代表するオーストリア出身の音楽家。 交響曲・弦楽四重奏曲を数多く作曲しその後の音楽史の発展に大きく貢献したことから「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」と讃えられる。 |
作曲年 | 1796年–1798年 |
Artist | オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団(Choir of New College, Oxford) オックスフォード大学創設と共に1379年に設立されたイギリスの合唱団。 特にルネッサンス音楽とバロック音楽の演奏で知られ、英国トップの聖歌隊と言われる。 |
エンシェント室内管弦楽団&合唱団(The Academy of Ancient Music & Choir) ケンブリッジに拠点を置くイギリスの古楽器グループ。 1973年に指揮者のクリストファー・ホグウッドによって創設された。 | |
クリストファー・ホグウッド(Christopher Hogwood, 1941-2014) イギリスの指揮者/鍵盤楽器奏者/音楽学者。 古楽演奏のパイオニアの一人として知られる。 |
1812年9月7日、ボロジノの戦い
作曲者 | マーティン・フィップス(Martin Phipps) イギリスの作曲家、1968年生まれ。 |
Artist | ラトビア国立合唱団(State Choir Latvia) 1942年に設立されたラトビア最大のプロ合唱団。 |
BBCウェールズ交響楽団(BBC National Orchestra of Wales) ウェールズの首都カーディフを本拠地とするBBC傘下のオーケストラ。 |
『Charge』は、2016年にBBCが制作したテレビドラマ『戦争と平和』のオリジナル・サウンドトラックです。
川沿いの丘陵を進軍中、ナポレオンが兵士達にちぎったパンを渡し労う
Artist | アンサンブル・セラフィカ(Ensemble Seraphica) 2007年にコルシカ島のボルゴで設立されたアンサンブルグループ。 |
ナポレオンがクレムリンの門をくぐり宮殿の中に入る
作曲者 | マーティン・フィップス(Martin Phipps) イギリスの作曲家、1968年生まれ。 |
Artist | ラトビア国立合唱団(State Choir Latvia) 1942年に設立されたラトビア最大のプロ合唱団。 |
BBCウェールズ交響楽団(BBC National Orchestra of Wales) ウェールズの首都カーディフを本拠地とするBBC傘下のオーケストラ。 |
『Napoleon』は、2016年にBBCが制作したテレビドラマ『戦争と平和』のオリジナル・サウンドトラックです。
クレムリンの建物が燃えているのをナポレオンが将軍達と見る
作曲者 | マーティン・フィップス(Martin Phipps) イギリスの作曲家、1968年生まれ。 |
Artist | ラトビア国立合唱団(State Choir Latvia) 1942年に設立されたラトビア最大のプロ合唱団。 |
BBCウェールズ交響楽団(BBC National Orchestra of Wales) ウェールズの首都カーディフを本拠地とするBBC傘下のオーケストラ。 |
『The General』は、2016年にBBCが制作したテレビドラマ『戦争と平和』のオリジナル・サウンドトラックです。
1814年5月、ナポレオンが宮殿で約定書に署名しエルバ島に向かう
Artist | アンサンブル・オルガヌム(Ensemble Organum) フランスを拠点とする古楽グループ。1982年にマルセル・ペレスによって設立される。 |
マルセル・ペレス(Marcel Pérès) フランスの音楽学者/作曲家/合唱監督/歌手、1956年生まれ。 |
ロシア皇帝がジョゼフィーヌの城を訪れ、二人が広間でダンスをする
弦楽四重奏曲第17番 ヘ長調 Op.17, No.2, Hob.III:26 – 第2楽章
作曲者 | フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(Franz Joseph Haydn, 1732-1809) 古典派を代表するオーストリア出身の音楽家。 交響曲・弦楽四重奏曲を数多く作曲しその後の音楽史の発展に大きく貢献したことから「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」と讃えられる。 |
作曲年 | 1771年 |
Artist | コダーイ弦楽四重奏団(Kodaly Quartet) 1966年にハンガリーのブダペストで設立された弦楽四重奏団。 ハンガリーを代表する作曲家ゾルターン・コダーイの名を冠する。 |
ナポレオンが部下を連れてエルバ島を出る
(邦訳:羊飼いの嘆き)
Artist | ジャン=ピエール・ピエーヴ(Jean-Pierre Pieve) |
ナポレオンがパリに進軍する
歌劇《アーサー王、またはブリテンの守護者》Z.628: 第3幕「あなたは何の技を」
作曲家 | ヘンリー・パーセル(Henry Purcell, 1659-1695) イギリスの作曲家。 17世紀後半に王室付音楽家として賛歌、頌歌、戴冠式のための音楽などの作曲に従事し名声を高め、その後オペラ作曲家として40を超える劇付随音楽を作曲。「英国のオルフェウス」と称えられた。 |
初演 | 1691年、クイーンズシアター(ロンドン) |
Artist | アムステルダム・バロック管弦楽団(BarokOpera Amsterdam) アムステルダムを拠点とするオランダの古楽器オーケストラ。1979年設立。 |
フレデリック・ショーベー(Frédérique Chauvet) オランダを拠点とするフランスのフルート奏者/指揮者、1956年生まれ。 | |
ピーテル・ヘンドリクス(Pieter Hendriks) オランダのバスバリトン歌手、1964年生まれ。 |
1815年10月15日、ナポレオンがセントヘレナ島に流刑される
Artist | ヴォーチェ・ディ・コルシカ(Voce di Corsica) 1991年にペトル ゲルフッチによって結成されたコルシカ島のボーカルグループ。 |
リリース | 1994年 |
作曲者 | ペトル ゲルフッチ(Petru Guelfucci, 1955-2021) コルシカ島出身のフランスの歌手。 |
『ナポレオン』のサントラ
『ナポレオン』はマーティン・フィップス(Martin Phipps)が音楽を担当しました。
マーティン・フィップスは、イギリスの作曲家です。テレビドラマ『ザ・クラウン』や映画『モーガン夫人の秘密』の音楽を担当しています。
『ナポレオン』キャスト・スタッフ
監督 | リドリー・スコット(Ridley Scott) |
脚本 | デヴィッド・スカルパ(David Scarpa) |
リドリー・スコット(Ridley Scott) | |
製作 | リドリー・スコット(Ridley Scott) |
ケヴィン・J・ウォルシュ(Kevin J. Walsh) | |
マーク・ハッファム(Mark Huffam) | |
ホアキン・フェニックス(Joaquin Phoenix) | |
音楽 | マーティン・フィップス(Martin Phipps) |
配給 | ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
公開 | 2023年11月22日 |
2023年12月1日 | |
上映時間 | 158分 |
205分(ディレクターズ・カット版) |
ナポレオン・ボナパルト:ホアキン・フェニックス(Joaquin Phoenix)
ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ:ヴァネッサ・カービー(Vanessa Kirby)
ポール・バラス:タハール・ラヒム(Tahar Rahim)
テレーズ・カバリュス:リュディヴィーヌ・サニエ(Ludivine Sagnier)
アルマン・ド・コランクール:ベン・マイルズ(Ben Miles)
マリア・レティツィア・ボナパルト:シニード・キューザック(Sinéad Cusack)
アーサー・ウェルズリー:ルパート・エヴェレット(Rupert Everett)
ルイ=ニコラ・ダヴー:ユセフ・カーコア(Youssef Kerkour)
ジャン=アンドシュ・ジュノー:マーク・ボナー(Mark Bonnar)
ルイ18世:イアン・マクニース(Ian McNeice)
マリー・アントワネット:キャサリン・ウォーカー(Catherine Walker)
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