『SOMEWHERE』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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映画×音楽
ソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)
エル・ファニング(Elle Fanning)

『SOMEWHERE』の挿入曲とサントラ

2010年に制作された『SOMEWHERE』(原題:Somewhere)は、ハリウッドのホテル、シャトー・マーモントに借り暮らしをしているハリウッドスターが11歳の娘と過ごす様子を描いたファミリー映画です。
ソフィア・コッポラが監督・脚本をつとめ、第67回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞しました。

『SOMEWHERE』の挿入曲

『SOMEWHERE』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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オープニングタイトル

Love Like A Sunset Part I
作曲:Thomas Mars, Christian Mazzalai, Laurent Brancowitz, Deck D’Arcy
アーティスト:Phoenix
リリース年:2009年

フェニックス(Phoenix)は、パリ近郊ヴェルサイユで育った幼なじみ4人で結成されたロックバンドです。ソフィア・コッポラ監督の2作目の映画『ロスト・イン・トランスレーション』から曲を提供し、3作目の『マリー・アントワネット』では楽隊役で映画に出演していたフェニックスが今作では映画の音楽を担当しています。
『Love Like A Sunset Part I』は、4thスタジオアルバム『Wolfgang Amadeus Phoenix』に収録されています。

フェニックスのボーカル、トーマス・マーズとソフィア・コッポラ監督は、2011年にイタリアで挙式し、彼らの間には二人の娘がいます。

ポールダンサーのダンスミュージック 1曲目

My Hero
作曲:Pat Smear, Dave Grohl and Nate Mendel
アーティスト:Foo Fighters
リリース年:1997年

フー・ファイターズ(Foo Fighters)は、元ニルヴァーナのドラマー、デイヴ・グロールを中心に1994年に結成されたロックバンドです。
『My Hero』は、2ndスタジオアルバム『The Colour and the Shape』に収録され、1998年にシングルリリースされました。


双子のポールダンサー(ピンクのミニワンピース編)

ポールダンサーのダンスミュージック 2曲目

1 Thing
作曲:Rich Harrison, Amerie and Stanley Walden
アーティスト:Amerie
リリース年:2005年

エイメリー(Amerie)は、2002年デビューのアメリカのR&Bシンガー/モデル/女優です。
『1 Thing』は、エイメリーの2ndスタジオアルバム『Touch』に収録されている曲です。


双子のポールダンサー(テニス編)

ポールダンサーのダンスミュージック 2曲目(サンプリング曲)

Oh Calcutta
オリジナル版:The Open Window & The Entire Company(1969)
アーティスト:The Meters

『Oh Calcutta』は、1969年にオフブロードウェイで初演された前衛全裸ミュージカル『オー!カルカッタ!』のオリジナルサウンドトラックです。

アメリカのファンクバンド、ザ・ミーターズ(The Meters)のアルバム『Look-Ka Py Py』にこの曲のカバーバージョンが収録されています。このカバーバージョンがエイメリーの『1 Thing』でサンプリングされています。

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クレアがフイギュアスケートをする曲

Cool
作曲:Gwen Stefani and Dallas Austin
アーティスト:Gwen Stefani
リリース曲:2004年

グウェン・ステファニー(Gwen Stefani)は、カナダのスカパンクバンド、ノー・ダウト (No Doubt) のボーカリストです。彼女は、全米にスカ・ブームを捲き起こしたノー・ダウト (No Doubt)での活動と平行して、様々な分野で幅広いソロ活動を行っています。

『Cool』は、グウェン・ステファニーのソロデビューアルバム『ラヴ.エンジェル.ミュージック.ベイビー.』(Love. Angel. Music. Baby.)に収録されています。

ホームパーティで流れている曲 1曲目

Love Theme From Kiss
作曲:Peter Criss, Ace Frehley, Gene Simmons and Paul Stanley
アーティスト:KISS
リリース年:1974年

『キッスのテーマ』(Love Theme From Kiss)は、、アメリカのハードロックバンド、キッス(KISS)のデビューアルバム『キッス・ファースト 地獄からの使者』(原題:KISS)に収録されている曲です。

キッスは、1973年に米・ニューヨークで結成されました。
フェイスペイントと奇抜な衣装、煙や血しぶきなどの視覚効果、ギターが煙を吐きドラムが宙に浮くなどのショックロックスタイルのライブパフォーマンスで世界的に注目されロック界を代表するバンドとなりました。

キッス(KISS)の曲が使われている映画一覧はコチラ


ジョニーが部屋に入ると流れている曲

ホームパーティで流れている曲 2曲目

Look
作曲: Sébastien Tellier
アーティスト:Sébastien Tellier
リリース年:2008年

『Look』は、フランスのシンガーソングライター、セバスチャン・テリエ(Sébastien Tellier)の3rdスタジオアルバム『Sexuality』に収録されている曲です。


若手俳優がジョニーに質問をするシーン

ジョニーとクレアが二人で楽しむ「ギターヒーロー」の曲

So Lonely
作曲:Sting
アーティスト:The Police
リリース年:1978年

ポリス(The Police)は、1977年にロンドンで結成された英国を代表するロックバンドです。
『So Lonely』は、デビュースタジオアルバム『So Lonely』に収録され、アルバムからの3枚目のシングルとしてリリースされました。

スティングの曲が使われている映画一覧はコチラ


「ギターヒーロー」は、ゲーム画面上でスクロールする音符に合わせ、ギターの形をしたコントローラーのボタンを押すリズムアクションゲームです。
2005年に「PlayStation 2」用の音楽ソフトとして北米で発売されました。

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ジョニーが一人で楽しむ「ギターヒーロー」の曲

20th Century Boy
作曲:Marc Bolan
アーティスト:T. Rex
リリース年:1973年

T・レックス(T. Rex)は、1967年に結成されたイングランド出身のロックバンドです。
『20センチュリー・ボーイ』は、1973年にシングルリリースされました。


クレオは、サミーと一緒にソファに座り絵を描いています。

ホテルロビーのソファでロムロが演奏する曲

(Let Me Be Your) Teddy Bear
作曲:Bernie Lowe and Kal Mann
オリジナル版:Elvis Presley with The Jordanaires(1957)

『(Let Me Be Your) Teddy Bear』は、1957年のアメリカミュージカル映画『さまよう青春』(原題:Loving You)のオリジナルサウンドトラックです。
映画『さまよう青春』は、ロック歌手エルヴィス・プレスリーの伝記的な内容の作品です。
主演をつとめたエルヴィス・プレスリーが劇中でこの曲を歌っています。

ジョニーとクレオが卓球、プールなどを楽しむシーン

I’ll Try Anything Once
アーティスト:The Strokes
リリース年:2006年

ザ・ストロークス(The Strokes)は、1998年にニューヨークで結成されたロックバンドです。
この曲はザ・ストロークスの3rdアルバム『First Impressions of Earth』に収録されている『You Only Live Once』のデモバージョンです。2006年にリリースされたシングル『Heart in a Cage』のB面に『I’ll Try Anything Once』のタイトルで収録されています。

ホテルロビーのピアノでジョニーが演奏する曲

Goldberg Variations, BWV 988: I. Aria
作曲:Johann Sebastian Bach

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ作曲の『ゴルトベルク変奏曲 BWV 988』より「アリア」。
『ゴルトベルク変奏曲』は、ドイツの作曲家バッハが鍵盤楽器のために作った変奏曲です。
「2段鍵盤付きクラヴィチェンバロのためのアリアと種々の変奏」の表題が付けられています。

ここでは、主題となるアリアが演奏されています。

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エンドクレジット 1曲目

Love Like A Sunset Part II
作曲:Thomas Mars, Christian Mazzalai, Laurent Brancowitz, Deck D’Arcy
アーティスト:Phoenix
リリース年:2009年

『Love Like A Sunset Part II』は、フェニックスの4thスタジオアルバム『Wolfgang Amadeus Phoenix』に収録されている曲です。

エンドクレジット 2曲目

Smoke Gets In Your Eyes

作曲:Otto Harbach and Jerome Kern
オリジナル版:Gertrude Niesen(1933)
アーティスト:Bryan Ferry

『Smoke Gets In Your Eyes』は、ジャズのスタンダードナンバーです。
1933年初演のブロードウェイミュージカル『ロバータ』(Roberta)のショー・チューンで、オットー・ハルバックとジェローム・カーンが作りました。
『煙が目にしみる』の邦題で知られています。

ここでは、イギリスのシンガー・ソングライター、ブライアン・フェリーのアルバム『Another Time, Another Place』に収録されているカバーバージョンが使われています。

ブライアン・フェリー(Bryan Ferry)の歌が流れている映画一覧はコチラ

『SOMEWHERE』のサントラ

『SOMEWHERE』はフェニックス(Phoenix)が音楽を担当しました。フェニックス はフランス・ヴェルサイユで育った3人の幼馴染を中心に結成されたインディー・ロックバンドです。ボーカルのトーマス・マーズは、ソフィア・コッポラ監督のパートナーとしても知られています。

『SOMEWHERE』キャスト・スタッフ

監督ソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)
脚本ソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)
製作ソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)
G・マック・ブラウン(G. Mac Brown)
ロマン・コッポラ(Roman Coppola)
音楽フェニックス(Phoenix)
配給 東北新社
公開 2010年12月22日
2011年4月2日
上映時間98分

ジョニー・マルコ:スティーヴン・ドーフ(Stephen Dorff)
クレオ:エル・ファニング(Elle Fanning)
サミー:クリス・ポンティアス(Chris Pontius)
レイラ:ララ・スロートマン(Lala Sloatman)
バンビ:クリスティーナ・シャノン(Kristina Shannon)
シンディ:カリサ・シャノン (Karissa Shannon)
マージ:アマンダ・アンカ(Amanda Anka)
クレール:エリー・ケンパー (Ellie Kemper)
レベッカ:ミシェル・モナハン(Michelle Monaghan)
セレブリティ:ベニチオ・デル・トロ(Benicio del Toro)

『ヴァージン・スーサイズ』の挿入曲とサントラ
映画『ヴァージン・スーサイズ』は、『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』を原作としたソフィア・コッポラの初監督作品です。キルスティン・ダンストやジョシュ・ハートネットが出演しています。電話でレコードをかけ流す曲など使われた音楽を流れた順に紹介します。
『ロスト・イン・トランスレーション』の挿入曲とサントラ
アカデミー脚本賞受賞、ソフィア・コッポラの『ロスト・イン・トランスレーション』は東京を訪れたハリウッドスターとアメリカ人女性の恋愛映画です。ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソンが出演しています。カラオケで歌う曲など使われた音楽を流れた順に紹介します。
『マリー・アントワネット』の挿入曲とサントラ
ソフィア・コッポラ監督、キルスティン・ダンスト主演の『マリー・アントワネット』はマリー・アントワネットの結婚からフランス革命までの人生を描いた歴史映画です。バウ・ワウ・ワウやスージー・アンド・ザ・バンシーズの曲など、使われた音楽を流れた順に紹介します。
『SOMEWHERE』の挿入曲とサントラ
ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞作、ソフィア・コッポラ監督による映画『SOMEWHERE』は、ハリウッドスターと11歳の娘の交流を描いた作品です。ポールダンスの曲など、使われた音楽を流れた順に紹介します。
『ブリングリング』の挿入曲とサントラ
ソフィア・コッポラの映画『ブリングリング』は、ハリウッドで実際に起きた強盗事件に着想を得て作られた青春映画です。カニエ・ウェストの『All of the Lights』やフランク・オーシャンの『Suoer Rich KIds』など、使われた音楽を流れた順に紹介します。
『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』の挿入曲とサントラ
ソフィア・コッポラの映画『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は、南北戦争中のアメリカが舞台のサイコスリラー映画です。原作小説は『白い肌の異常な夜』というタイトルで過去にも映画化されています。使われた音楽を流れた順に紹介します。
『オン・ザ・ロック』の挿入曲とサントラ
A24制作映画『オン・ザ・ロック』はソフィア・コッポラ監督・脚本のファミリードラマ作品です。NYやメキシコを舞台に、父と娘の交流が描かれています。バーで流れていた曲やローラの名前の由来となった曲など、使われた音楽を流れた順に紹介します。
ソフィア・コッポラ監督映画『プリシラ』の挿入曲32曲とサントラ&予告編紹介
4/12公開のソフィア・コッポラ監督映画『プリシラ』は、エルヴィス・プレスリーの元妻プリシラの回想録を基に作られた伝記映画です。予告編(日本版/A24版)と予告編で使われた曲、サントラの曲を紹介します。
『ビル・マーレイ・クリスマス』(Netflix)の挿入曲とサントラ
Netfllix映画『ビル・マーレイ・クリスマス』はソフィア・コッポラ監督によるクリスマス映画です。クリスマス・イブの夜、NYの老舗ホテル「カーライル」で起こる騒動が描かれています。作中で歌われるクリスマスソングをあらすじに沿って全曲紹介いたします。

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