『ベスト・キッド2』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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『ベスト・キッド2』の挿入曲とサントラ

1986年にアメリカで制作された映画『ベスト・キッド2』(原題:The Karate Kid Part II)は、ダニエルが師であるミヤギとともに沖縄を訪れ、新たな試練と向き合う『ベスト・キッド』の続編映画です。

第59回アカデミー賞では「Glory of Love」が歌曲賞にノミネートされました。

『ベスト・キッド2』の挿入曲

『ベスト・キッド2』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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ダニエルが卒業パーティのスーツを着たままミヤギの家に車でやって来る(ダニエルの車で流れる)

This Is the Time
ディス・イズ・ザ・タイム
Artistデニス・デヤング(Dennis DeYoung)
アメリカのボーカリスト/ソングライター/キーボード奏者、1947年生まれ。
ロックバンド「スティクス」(Styx) の創設メンバーの一人。
リリース1986年
作曲者デニス・デヤング

ミヤギとダニエルが空港に迎えに来ていた車でサトウが待つ倉庫にむかう(カーラジオから流れる曲)

(映画とは異なるアーティストによる演奏です)
Fascination
ファッシネイション
邦題『魅惑のワルツ』
作曲者フェルモ・ダンテ・マルケッティ(Fermo Dante Marchetti, 1876-1940)
イタリアの作曲家/ソングライター/ヴァイオリニスト。
モーリス・ド・フェラディ(Maurice de Féraudy, 1859-1932)
フランスのソングライター/劇作家/映画監督/俳優。
ディック・マニング(Dick Manning, 1912-1991)
ロシア系アメリカ人のソングライター。アル・ホフマンとのコラボレーションで知られる。
作曲年1904年

『Fascination』は、1904年に作られたインストゥルメンタル・スローワルツです。
翌年フランス語の歌詞がつけられ、ベル・エポック(良き時代/美しき時代)を象徴する名曲として人気を集めました。
その後、英語の歌詞がつけられ、1957年の映画『昼下りの情事』(Love in the Afternoon) ではテーマ曲として使われリバイバルヒットしました。

『ベスト・キッド』(1984) では「ジョニーとアリがレストランでダンスをするのをダニエルが目にする(レストランで演奏されている曲)」でこの曲が使われていました。

ミヤギがユキエに頼まれて歌を歌う

(ミヤギがユキエになぜ結婚しなかったのかと尋ねるシーン)

裏町人生
Uramachi Jinsei
Artist
original ver.
上原敏(Bin Uehara, 1908-1944)
秋田県大館市出身の日本の歌手。
結城道子(Michiko Yūki, 1908- ? )
群馬県前橋市出身の日本の歌手。
リリース1937年
作曲者島田磬也(Kinya Shimada, 1909-1978)
熊本県熊本市出身の日本の作詞家。
阿部武雄(Takeo Abe, 1902-1968)
山形県鶴岡市出身の日本の作曲家。

『ベスト・キッド』(1984) では「軍服を着たミヤギが酒を飲みながら演歌を歌う」でこの曲が使われていました。

クミコがダニエルに盆踊りを教える(クミコが歌いながら踊る)

てぃんさぐぬ花

『てぃんさぐぬ花』は、よく知られた沖縄民謡です。
親や年長者の教えの大切さが歌われています。

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ダニエルがクミコと車で出かける(クミコの車で流れる曲)

(二人が海辺の城跡を訪れるシーン)

Glory of Love (Theme from The Karate Kid Part II)
グローリー・オブ・ラブ
Artistピーター・セテラ(Peter Cetera)
アメリカのミュージシャン、1944年生まれ。
ロックバンド「シカゴ」(Chicago) の元ボーカリスト。
特徴のある伸びやかなハイトーンの歌声は「100万ドルの歌声」と称される。
リリース1986年:Soundtrack『ベスト・キッド2』
作曲者ピーター・セテラ
デイヴィッド・フォスター(David Foster)
カナダのミュージシャン/音楽プロデューサー/ソングライター/編曲家、1949年生まれ。
ダイアン・ニーニ(Diane Nini)
アメリカのソングライター。ピーター・セテラの元妻。

この後「エンドクレジット」でもこの曲が使われています。

ダニエルがクミコを連れてサトウの道場を覗きに行く(街で流れている曲)

Let Me at ‘Em
レット・ミー・アット・エム
Artistサウスサイド・ジョニー(Southside Johnny)
アメリカのシンガーソングライター、1948年生まれ。
リリース1986年:Soundtrack『ベスト・キッド2』
作曲者リチャード・ウルフ(Richard Wolf)
ウェイン・パーキンス(Wayne Perkins)
アメリカのギタリスト/歌手/ソングライター/セッションミュージシャン、1951年生まれ。

ダニエルとクミコがサトウの道場を離れ、ミヤギの話をしながら街を歩く(街で流れている曲)

Fish for Life
フィッシュ・フォー・ライフ
Artistマンクラブ(Mancrab)
イギリスのバンド。
リリース1986年:Soundtrack『ベスト・キッド2』
作曲者イアン・スタンリー(Ian Stanley)
イギリスのミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー、1957年生まれ。
ローランド・オーザバル(Roland Orzabal)
イギリスのミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー、1961年生まれ。
ポップロックバンド「ティアーズ・フォー・フィアーズ」(Tears For Fears) のギタリスト/ボーカリスト。

ミヤギが大金を賭けて、ダニエルは “氷割り” にチャレンジする(店で流れる曲)

Rock and Roll Over You
ロックン・ロール・オーヴァー・ユー
Artistムーディー・ブルース(The Moody Blues)
1964年にバーミンガムで結成されたイギリスのロックバンド。
プログレッシブ・ロックの草分け的存在として知られる。
リリース1986年
作曲者ジョン・ロッジ(John Lodge)
イギリスのミュージシャン、1943年生まれ。ロックバンド「ムーディー・ブルース」(The Moody Blues) のボーカリスト/ベーシストとして知られる。
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ダンスパーティ – ダニエルとクミコが一緒に踊る(会場で流れる曲)

Rock Around the Clock
ロック・アラウンド・ザ・クロック
Artist
cover ver.
ポール・ロジャース(Paul Rodgers)
イギリスのロック歌手、1949年生まれ。
ロックバンド「フリー」(Free)、「バッド・カンパニー」(Bad Company) のボーカリストとして知られる。
リリース1986年
作曲者マックス・フリードマン(Max Freedman, 1893-1962)
アメリカのソングライター/作詞家。
ジェイムズ・E・マイヤーズ(James E. Myers, 1919-2001)
アメリカのレコードレーベルオーナー/ミュージシャン/プロモーター/ソングライター。
Original ver.1954年:ソニー・デイ&ヒズ・ナイツ(Sonny Dae and His Knights)
アメリカのボーカル/インストゥルメンタル・グループ。

『Rock Around the Clock』は、商業的成功を収めた最初のロックンロール・レコードです。

ダンスパーティ – ダニエルがトグチ達を倒してクミコと店を出て行く(会場で流れる曲)

Earth Angel
アース・エンジェル
Artist
cover ver.
ニュー・エディション(New Edition)
1978年にマサチューセッツ州ボストンで結成されたアメリカのR&Bボーイズバンド。
リリース1986年:Soundtrack『ベスト・キッド2』
作曲者カーティス・ウィリアムズ(Curtis Williams, 1934-1979)
アメリカのボーカリスト。ドゥーワップ・グループ「ペンギンズ」の創設メンバー。
ジェシー・ベルヴィン(Jesse Belvin, 1932-1960)
アメリカの歌手/ピアニスト/ソングライター。
ゲイネル・ホッジ(Gaynel Hodge, 1937-2020)
アメリカのレコーディングアーティスト/ソングライター/ピアニスト。コーラスグループ「プラターズ」の音楽監督。
Original ver.1954年:ペンギンズ(The Penguins)
1953年にカリフォルニア州ロサンゼルスのフリーモント高校で結成されたドゥーワップ・グループ。

クミコが茶を点ててダニエルに差し出す

Two Looking at One
トゥー・ルッキング・アット・ワン
Artistカーリー・サイモン(Carly Simon)
アメリカの女性シンガーソングライター/ミュージシャン、1943年生まれ。
映画『ワーキング・ガール』(1988) の主題歌でアカデミー歌曲賞を受賞するなど、アメリカを代表するアーティストとして知られる。
リリース1986年:Soundtrack『ベスト・キッド2』
作曲者カーリー・サイモン
ビル・コンティ(Bill Conti)
イタリア系アメリカ人の映画音楽作曲家、1942年生まれ。
映画『ライトスタッフ』(1983) でアカデミー作曲賞を受賞した。
ジェイコブ・ブラックマン(Jacob Brackman)
アメリカの作詞家/作家/ジャーナリスト、1943年生まれ。
カーリー・サイモン(Carly Simon)とのコラボレーションで知られる。

エンドクレジット 1曲目

Glory of Love (Theme from The Karate Kid Part II)
グローリー・オブ・ラブ
Artistピーター・セテラ(Peter Cetera)
アメリカのミュージシャン、1944年生まれ。
ロックバンド「シカゴ」(Chicago) の元ボーカリスト。
特徴のある伸びやかなハイトーンの歌声は「100万ドルの歌声」と称される。
リリース1986年:Soundtrack『ベスト・キッド2』
作曲者ピーター・セテラ(Peter Cetera)
デイヴィッド・フォスター(David Foster)
ダイアン・ニーニ(Diane Nini)

ダニエルがクミコと車で出かける(クミコの車で流れる曲)」でもこの曲が使われていました。

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『ベスト・キッド2』のサントラ

『ベスト・キッド2』は前作に引き続きビル・コンティ(Bill Conti)が音楽を担当しました。

ビル・コンティは、イタリア系アメリカ人の作曲家です。『ロッキー』シリーズや『ライトスタッフ』、『ベスト・キッド』シリーズの音楽などで知られています。

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『ベスト・キッド2』キャスト・スタッフ

監督ジョン・G・アヴィルドセン(John G. Avildsen)
脚本ロバート・マーク・ケイメン(Robert Mark Kamen)
原作ロバート・マーク・ケイメン(Robert Mark Kamen)
製作ジェリー・ワイントローブ(Jerry Weintraub)
音楽ビル・コンティ(Bill Conti)
配給コロンビア ピクチャーズ
公開 1986年6月20日
1986年10月18日
上映時間113分

ダニエル・ラルーソー:ラルフ・マッチオ(Ralph Macchio)
宮城成義:ノリユキ・パット・モリタ(Noriyuki “Pat” Morita)
クミコ:タムリン・トミタ(Tamlyn Tomita)
渡口サトウ:ダニー・カメコナ(Danny Kamekona)
渡口チョウゼン:ユウジ・オクモト(Yuji Okumoto)
ユキエ:ノブ・マッカーシー(Nobu McCarthy)
ミヤギの父:チャーリー・タニモト(Charlie Tanimoto)
イチロウ:アルセニオ・ソニー・トリニダード(Arsenio ‘Sonny’ Trinidad)
タロウ:マーク・ハヤシ(Marc Hayashi)
トシオ:ジョイ・ミヤシマ(Joey Miyashima)
ユナ:トレイシー・トグチ(Traci Toguchi)
ジョン・クリース:マーティン・コーヴ(Martin Kove)
ジョニー・ロレンス:ウィリアム・ザブカ(William Zabka)

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(左右にスクロールできます)

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