2014年に制作された映画『パディントン』(原題:Paddington)は、イギリスの児童文学『くまのパディントン』をもとにした実写アニメーション映画です。
ベン・ウィショーがパディントンの声をつとめました。
- 『パディントン』の挿入曲
- 探検家がペルーで新種のクマに出会ったエピソードが映像で流れる(映像のBGM)
- メアリーに名前をつけてもらったパディントンがタクシーでブラウン家にむかう
- パディントンがブラウン家の人々と一緒に家を出て地下鉄の自動改札機を通る
- パディントンが駅のエスカレーターに犬を抱えて乗る
- 昔の父ヘンリーは別人のようだったとバード夫人が子供達に話す(回想 | 夫婦がバイクに乗る)
- カリー氏がウィンザー・ガーデンの電話ボックスでミリセントに一目惚れをする
- パディントンが家を出て行き、バッキンガム宮殿の近衛兵からサンドイッチをわけてもらう
- パディントンがハンディクリーナーを使って煙突をよじ登り脱出を試みる
- エンディング(老グマホームのルーシー叔母さんがパディントンからの手紙を読む)
- エンドクレジット 1曲目
- 『パディントン』のサントラ
- 『パディントン』キャスト・スタッフ
『パディントン』の挿入曲
『パディントン』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
探検家がペルーで新種のクマに出会ったエピソードが映像で流れる(映像のBGM)
作曲者 | アーノルド・サフローニ(Arnold Safroni, 1873-1950) イギリスの作曲家/ヴァイオリニスト/ハープ奏者/作家/アマチュア天文学者。 |
作曲年 | 1913年 |
『Imperial Echoes』は、アーノルド・サフローニが1913年に作ったピアノ独奏曲です。後に軍隊行進曲にアレンジされました。
1940年からBBCラジオで放送されていたニュース番組「ラジオニュースリール」ではテーマ曲として使われ、第二次世界大戦中に頻繁に流れたことで軍隊行進曲として広く知られるようになりました。
メアリーに名前をつけてもらったパディントンがタクシーでブラウン家にむかう
ロンドン・イズ・ザ・プレイス・フォー・ミー
Artist | D Lime feat. Tobago Crusoe トリニダード・トバゴ出身のカリプソバンド。 映画『パディントン』の為に結成され、劇中に何度か登場する。 |
リリース | 2014年:Soundtrack『パディントン』 |
作曲者 | デニス・プレストン(Dennis Preston, 1916-1979) イギリスの音楽プロデューサー/ジャズ評論家。 |
アルドウィン・ロバーツ(Aldwin Roberts, 1922-2000) トリニダード・トバゴ出身のカリプソニアン。「カリプソのグランドマスター」「戦後最大のカリプソニアン」と呼ばれる。 | |
エドムンド・ロス(Edmundo Ros, 1910-2011) トリニダード・トバゴのミュージシャン/ボーカリスト/アレンジャー/バンドリーダー。 |
パディントンがブラウン家の人々と一緒に家を出て地下鉄の自動改札機を通る
サヴィータ
Artist | D Lime feat. Tobago Crusoe トリニダード・トバゴ出身のカリプソバンド。 映画『パディントン』の為に結成され、劇中に何度か登場する。 |
リリース | 2014年:Soundtrack『パディントン』 |
作曲者 | ソニア・ポッティンジャー(Sonia Pottinger, 1931-2010) ジャマイカのレゲエ・音楽プロデューサー。 |
パディントンが駅のエスカレーターに犬を抱えて乗る
アイ・ガット・ユー(アイ・フィール・グッド)
Artist | ジェームス・ブラウン(James Brown, 1933-2006) アメリカのソウル歌手/作曲家/編曲家/音楽プロデューサー/レーベルオーナー/社会事業家。 シャウトを用いたソウルフルなボーカルと奇抜でユニークなパフォーマンスで1950年代から第一線で活躍し続け「ミスター・ダイナマイト」「ゴッドファーザー・オブ・ソウル」など数々の異名で称えられた。ファンク(funk)というジャンルを確立したことでも知られる。 |
リリース | 1962年 |
作曲者 | ジェームス・ブラウン |
昔の父ヘンリーは別人のようだったとバード夫人が子供達に話す(回想 | 夫婦がバイクに乗る)
邦題『ワイルドで行こう!』
Artist | ステッペンウルフ(Steppenwolf) 1967年に結成されたカナダ系アメリカ人のロックバンド。 |
リリース | 1968年 |
作曲者 | マーズ・ボンファイヤー(Mars Bonfiren) カナダのロックミュージシャン/ソングライター、1943年生まれ。 ステッペンウルフの前身バンド「ザ・スパロウズ」(The Sparrows) のオリジナルメンバー。 |
『Born to Be Wild』は、1969年のアメリカ映画『イージー・ライダー』(Easy Rider)の主題歌として使われ、より広く知られるようになりました。
カリー氏がウィンザー・ガーデンの電話ボックスでミリセントに一目惚れをする
ハロー
Artist | ライオネル・リッチー(Lionel Richie) アメリカのシンガーソングライター/作詞家/作曲家/編曲家/音楽プロデューサー、1949年生まれ。 |
リリース | 1984年 |
作曲者 | ライオネル・リッチー |
パディントンが家を出て行き、バッキンガム宮殿の近衛兵からサンドイッチをわけてもらう
ブロー・ウィンド・ブロー
Artist | D Lime feat. Tobago Crusoe トリニダード・トバゴ出身のカリプソバンド。 映画『パディントン』の為に結成され、劇中に何度か登場する。 |
リリース | 2014年:Soundtrack『パディントン』 |
作曲者 | ライオネル・ベラスコ(Lionel Belasco, 1881-1967) トリニダード・トバゴ出身のピアニスト/作曲家/バンドリーダー。 |
パディントンがハンディクリーナーを使って煙突をよじ登り脱出を試みる
ミッション・インポッシブル
作曲者 | ラロ・シフリン(Lalo Schifrin) アルゼンチン出身の作曲家/ジャズピアニスト、1932年ブエノスアイレス生まれ。 6歳からエンリケ・バレンボイム(ダニエル・バレンボイムの父)にピアノを習い、20歳でパリ国立高等音楽に入学。フランスで、ジャズミュージシャンとしてキャリアをスタートさせ、後にアメリカ国籍を取得。映画やテレビの数多くの曲を書き活躍した。 代表作『スパイ大作戦 – テーマ曲』『暴力脱獄』『燃えよドラゴン』『ダーティハリー』 |
Original ver. | 1966年:ラロ・シフリン |
『Mission: Impossible』は、1966年から1973年までアメリカで放送されたスパイテレビシリーズ『スパイ大作戦』のテーマ曲です。トム・クルーズ主演のアクション・スパイ映画「ミッション:インポッシブル」シリーズでもテーマ曲として使われています。
エンディング(老グマホームのルーシー叔母さんがパディントンからの手紙を読む)
ジェラード・ストリート
Artist | D Lime feat. Tobago Crusoe トリニダード・トバゴ出身のカリプソバンド。 映画『パディントン』の為に結成され、劇中に何度か登場する。 |
リリース | 2014年:Soundtrack『パディントン』 |
作曲者 | アルボン・ティモシー(Albon Timothy, 1915-2000) トリニダード・トバゴ出身のミュージシャン/ソングライター。 |
エンドクレジット 1曲目
シャイン
Artist | グウェン・ステファニー(Gwen Stefani) アメリカのシンガーソングライター/音楽プロデューサー/ファッションデザイナー/女優、1969年生まれ。スカパンクバンド「ノー・ダウト」(No Doubt) のボーカリストをつとめ、全米にスカ・ブームを捲き起こした。 |
Feat. ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams) アメリカの音楽プロデューサー/歌手/ラッパー/ファッションデザイナー、1973年生まれ。 1990年代にチャド・ヒューゴとのプロデュース・チーム「ネプチューンズ」でデビューし、ビヨンセ、マドンナ、カニエ・ウェストなど有名アーティストとのコラボで多くのヒット曲を生み出す。ソロアーティストとしても活躍し『ハッピー』(2013) は世界中で大ヒット。また、類まれなファッションセンスで注目を集め、2023年にルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のメンズクリエイティブディレクターに就任。 音楽界とファッション界のトップアイコンとして世界中を魅了するスーパー・マルチ・アーティスト。 | |
リリース | 2014年 |
作曲者 | ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams) グウェン・ステファニー(Gwen Stefani) |
『パディントン』のサントラ
『パディントン』はニック・ウラタ(Nick Urata)が音楽を担当しました。
ニック・ウラタはアメリカのロックバンド「DeVotchKa」のメンバーとして活動している作曲家/ミュージシャンです。

『パディントン』キャスト・スタッフ
監督 | ポール・キング(Paul King) |
脚本 | ポール・キング(Paul King) |
原作 | マイケル・ボンド(Michael Bond) |
製作 | デヴィッド・ハイマン(David Heyman) |
音楽 | ニック・ウラタ(Nick Urata) |
配給 | キノフィルムズ |
公開 | 2014年11月28日 |
2016年1月15日 | |
上映時間 | 95分 |
パディントン:ベン・ウィショー(Ben Whishaw)
ルーシー叔母さん:イメルダ・スタウントン(Imelda Staunton)
パストゥーゾ叔父さん:マイケル・ガンボン(Michael Bond)
ヘンリー・ブラウン:ヒュー・ボネヴィル(Hugh Bonneville)
メアリー・ブラウン:サリー・ホーキンス(Sally Hawkins)
ジュディ・ブラウン:マデリン・ハリス(Madeleine Harris)
ジョナサン・ブラウン:サミュエル・ジョスリン(Samuel Joslin)
バード夫人:ジュリー・ウォルターズ(Julie Walters)
カリー氏:ピーター・カパルディ(Peter Capaldi)
サミュエル・グルーバー:ジム・ブロードベント(Jim Broadbent)
ミリセント・クライド:ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)
モンゴメリー・クライド:ティム・ダウニー(Tim Downie)
アガサ・クライド:マデリン・ウォーラル(Madeleine Worrall)
トニー:ジュード・ライト(Jude Wright)
ジョー:マット・ルーカス(Matt Lucas)
グラント:ケイヴァン・ノヴァク(Kayvan Novak)
バリー:サイモン・ファーナビー(Michael Gambon)
アンドレ:マット・キング(Matt King)
紳士:マイケル・ボンド(Michael Bond)
同じキャストが出演している映画/関連映画
コメント