2025年にイギリスで制作された映画『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』(原題:The Roses)は、1989年の映画『ローズ家の戦争』をベースに現代風にリメイクしたブラックコメディ映画です。
ジェイ・ローチが監督をつとめ、オリヴィア・コールマン、ベネディクト・カンバーバッチが夫婦役で共演しました。
- 『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』の挿入曲
- オープニングクレジット
- 妻アイビーがレストラン「カニカニ・クラブ」をオープンする
- アイビーが店の中で荒れた海を見ながらタバコを吸う
- テオの動画が拡散され、ミーム動画が作られる
- レビュー記事の影響でアイビーの店に客が大勢訪れる
- テオと子供たちがアイビーの店に向かう車内で楽しく歌を歌う
- 営業日を増やすことに決めた翌日、アイビーが店に向かう
- アイビーは店の客が増え忙しくなる/テオは家事や子育てに追われる
- テオと子供たちが店までランニングする/アイビーが初めての雑誌撮影に臨む
- ガーデンパーティ中、テスが友人たちから夫婦仲を心配される(子供達はトレーニングに励む)
- ガーデンパーティ中、アイビーが友人たちから夫婦仲を心配される
- NY旅行中、アイビーは一人でポップアップイベントを満喫する
- 二人の仲が一時的に改善される(アイビーのNY支店が成功する/テオは新居を建てる)
- 子供たちが出ていき、テオとアイビーは新居で過ごす
- テオとアイビーの新居に招かれた友人達が、それぞれ賛辞を口にする
- テオとアイビーがゲストと共に夕食を取る(毒のある会話で気まずい空気になる)
- アイビーがハルに「ナパーム・デスを大音量でかけて」と言い、作ったケーキをゲストの皿に投げつける
- アイビーが浴室のドアの前で謝罪する/テオはヘッドフォンで音楽を聴きながら湯船に浸かる
- テオがハルに「ポルカを大音量で流し、部屋の鍵を5時間開けるな」と指示を出す
- エンドクレジット 1曲目
- 『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』のサントラ
- 『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』キャスト・スタッフ
『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』の挿入曲
『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニングクレジット
ハッピー・トゥゲザー
| Artist cover ver. | スザンナ・ホフス(Susanna Hoffs) (『ローズ家 崖っぷちの夫婦』の監督を務めたジェイ・ローチの妻) アメリカの歌手/ギタリスト/女優/ソングライター、1959年カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。ガールズバンド「バングルス」(The Bangles) のメンバーとして知られる。 |
| ルーファス・ウェインライト(Rufus Wainwright) アメリカのシンガーソングライター、1973年ニューヨーク生まれ。 カナダのシンガーソングライター、ケイト・マクギャリグル(Kate McGarrigle, 1946-2010)の息子。 | |
| リリース | 2025年:Soundtrack『ローズ家 崖っぷちの夫婦』 |
| 作曲者 | ゲイリー・ボナー(Gary Bonner) アメリカのシンガーソングライター、1943年生まれ。 |
| アラン・ゴードン(Alan Gordon, 1944-2008) アメリカのドラマー/ソングライター。 | |
| Original ver. | 1967年:タートルズ(The Turtles) 1965年にロサンゼルスで結成されたアメリカのロックバンド。 |
『ハッピー・トゥゲザー』は、タートルズ(The Turtles)のヒット曲です。全米1位を記録しました。
1967年初頭に作曲家デュオとして頭角を現しその年に解散したアメリカのガレージロックバンド「ザ・マジシャンズ」(The Magicians) のメンバー二人によって作られました。
この後「エンドクレジット」でもこの曲が使われています。
妻アイビーがレストラン「カニカニ・クラブ」をオープンする
キング・オブ・ザ・ワールド
| Artist | ファースト・エイド・キット(First Aid Kit) 2007年に結成されたジョアンナとクララのセーデルベルク姉妹によるスウェーデンのフォークデュオ。 |
| リリース | 2012年 |
| 作曲者 | First Aid Kit ジョアンナ・ソダーバーグ(Johanna Soderberg) クララ・ソダーバーグ(Klara Soderberg) |
| コナー・オバースト(Conor Oberst) アメリカのシンガーソングライター、1980年生まれ。 インディーロックバンド「ブライト・アイズ」 (Bright Eyes) の活動でも知られる。 |
アイビーが店の中で荒れた海を見ながらタバコを吸う
| Artist | ビッグ・シーフ(Big Thief) 2015年に結成されたアメリカのインディー・ロックバンド。 |
| リリース | 2021年 |
| 作曲者 | Big Thief エイドリアン・レンカー(Adrianne Lenker) バック・ミーク(Buck Meek) |
テオの動画が拡散され、ミーム動画が作られる
| Artist | ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch) テオ・ローズを演じるイギリスの俳優、1976年ロンドン生まれ。 |
| アンディ・サムバーグ(Andy Samberg) バリーを演じるアメリカのコメディアン/俳優/声優/歌手、1978年カリフォルニア州バークレー生まれ。 | |
| リリース | 2025年:Soundtrack『ローズ家 崖っぷちの夫婦』 |
| 作曲者 | Jason Barnoski and Tony McNamara |
「エンドクレジット 2曲目」でもこの曲が使われていました。
レビュー記事の影響でアイビーの店に客が大勢訪れる
| Artist | ワクサハッチー(Waxahatchee) 2010年にケイティ・クラッチフィールドによって結成されたアメリカのインディーロック/フォークプロジェクト。 |
| リリース | 2020年 |
| 作曲者 | ケイティ・クラッチフィールド(Katie Crutchfield アメリカのシンガーソングライター。 |
テオと子供たちがアイビーの店に向かう車内で楽しく歌を歌う
イエス・ウィー・ハブ・ノー・バナナ
| 作曲者 | フランク・シルバー(Frank Silver, 1892-1960) アメリカのソングライター/ジャズドラマー/ヴォードヴィル・パフォーマー。 |
| アーヴィング・コーン(Irving Cohn, 1898-1961) イギリス系アメリカ人のソングライター。 | |
| Original ver. | 1923年:ファーマン&ナッシュ(Furman and Nash) |
『Yes! We Have No Bananas』は、1922年初演のブロードウェイ・レヴュー『Make It Snappy』で、主演のエディー・カンター(Eddie Cantor, 1892-1964)が披露したコミックソングです。
営業日を増やすことに決めた翌日、アイビーが店に向かう
| Artist | ジョーイ・ジョセフ(Joey Joesph) オハイオ州シンシナティ出身のアメリカのミュージシャン。 |
| リリース | 2023年 |
| 作曲者 | Joey Joesph and Christopher Hatfield |
アイビーは店の客が増え忙しくなる/テオは家事や子育てに追われる
| Artist | コートニー・バーネット(Courtney Barnett) オーストラリアのシンガーソングライター、1987年メルボルン生まれ。 |
| リリース | 2021年 |
| 作曲者 | コートニー・バーネット(Courtney Barnett) |
テオと子供たちが店までランニングする/アイビーが初めての雑誌撮影に臨む
| Artist | BRONCHO 2010年にオクラホマ州ノーマンで結成されたアメリカのインディーロックバンド。 |
| リリース | 2014年 |
| 作曲者 | BRONCHO ライアン・リンジー(Ryan Lindsey) ベンジャミン・キング(Benjamin King) ネイサン・プライス(Nathan Price) |
ガーデンパーティ中、テスが友人たちから夫婦仲を心配される(子供達はトレーニングに励む)
| Artist | シバーズ(The Shivvers) ウィスコンシン州ミルウォーキー出身のアメリカのポップロックバンド。 1980年代初頭に結成され、1982年に解散。 |
| 作曲者 | ジル・コソリス(Jill Kossoris) アメリカのキーボード奏者/ボーカリスト。ロックバンド「シバーズ」(The Shivvers) のメンバー。 |
ガーデンパーティ中、アイビーが友人たちから夫婦仲を心配される
| Artist | モダン・アート(Modern Art) 1980年代初頭にゲイリー・ラモンによって結成されたイギリスのニューウェーブ/エレクトロ/シンセロックバンド。 |
| 作曲者 | ゲイリー・ラモン(Gary Ramon) イギリスのギタリスト/歌手。 |
NY旅行中、アイビーは一人でポップアップイベントを満喫する
| Artist | デフド(Dehd) 2015年にイリノイ州シカゴで結成されたアメリカのスリーピース・インディーロックバンド。 |
| リリース | 2022年 |
| 作曲者 | Emily Kempf, Eric McGrady and Jason Balla |
二人の仲が一時的に改善される(アイビーのNY支店が成功する/テオは新居を建てる)
| Artist | スキ・ウォーターハウス(Suki Waterhouse) イギリスのファッションモデル/女優/シンガーソングライタ、1992年ロンドン生まれ。 2018年より俳優のロバート・パティンソンと交際しており、2024年に第一子が誕生している。 |
| リリース | 2024年 |
| 作曲者 | フィンドレー(Findlay) イギリスのインディーロック・シンガーソングライター。ロンドンを拠点とする男女デュオ「TTRRUUCES」のメンバー。 |
| ジュール・アポリネール(Jules Apollinaire) フランスのマルチ楽器奏者/ソングライター/プロデューサー。ロンドンを拠点とする男女デュオ「TTRRUUCES」のメンバー。 | |
| スキ・ウォーターハウス(Suki Waterhouse) |
子供たちが出ていき、テオとアイビーは新居で過ごす
ラヴ・ハーツ
| Artist | スザンナ・ホフス(Susanna Hoffs) (『ローズ家 崖っぷちの夫婦』の監督を務めたジェイ・ローチの妻) アメリカの歌手/ギタリスト/女優/ソングライター、1959年カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。ガールズバンド「バングルス」(The Bangles) のメンバーとして知られる。 |
| エリック・ジョンソン(Eric Johnson) アメリカのギタリスト/作曲家/ボーカリスト、1954年テキサスオースティン生まれ。 | |
| リリース | 2025年:Soundtrack『ローズ家 崖っぷちの夫婦』 |
| 作曲者 | ブーデロウ・ブライアント(Boudleaux Bryant, 1920-1987) アメリカのソングライター。妻フェリスとの作曲チーム「ブライアント夫妻」(Felice and Boudleaux Bryant)でヒット曲を多数書いたことで知られる。 |
| Original ver. | 1960年:エヴァリー・ブラザース(The Everly Brothers) アメリカの兄弟ロックデュオ。カントリーロックのパイオニア。 |
『Love Hurts』は、スコットランド出身のハードロックバンド「ナザレス」 (Nazareth) のヒット曲として知られています。
テオとアイビーの新居に招かれた友人達が、それぞれ賛辞を口にする
| Artist | ババ・シソコ(Baba Sissoko) マリのパーカッショニスト、1963年生まれ。 |
| リリース | 2015年 |
| 作曲者 | ババ・シソコ(Baba Sissoko) |
テオとアイビーがゲストと共に夕食を取る(毒のある会話で気まずい空気になる)
夜想曲第2番 変ホ長調 Op. 9, No. 2
| 作曲者 | フレデリック・ショパン(Frédéric Chopin, 1810-1849) ポーランド出身の作曲家/ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。 ピアノ独奏曲を数多く残し「ピアノの詩人」と称される。 |
| 作曲年 | 1831年 |
アイビーがハルに「ナパーム・デスを大音量でかけて」と言い、作ったケーキをゲストの皿に投げつける
シージ・オブ・パワー
| Artist | ナパーム・デス(Napalm Death) 1981年に結成されたイギリスのグラインドコア/デスメタル・バンド。 |
| リリース | 1987年 |
| 作曲者 | Justin Broadrick, Nicholas Bullen and Mick Harris |
アイビーが浴室のドアの前で謝罪する/テオはヘッドフォンで音楽を聴きながら湯船に浸かる
| Artist | ジョエル・ハートマン(Joel Hartman) ロバート・ハンフリーズ(Robert Humphries) |
| リリース | 2020年 |
| 作曲者 | Joel Hartman and Robert Humphries |
テオがハルに「ポルカを大音量で流し、部屋の鍵を5時間開けるな」と指示を出す
| Artist cover ver. | Frank Yankovic & his Yanks |
| フランク・ヤンコヴィック(Frank Yankovic, 1915-1998) アメリカのアコーディオン奏者/ポルカ奏者。 | |
| リリース | 1963年 |
| 作曲者 | Walter Dana and Walter Solek |
| Original ver. | 1949年:ウォルター・ソレック(Walter Solek, 1910-2005) ポーランド系アメリカ人の作詞家/ミュージシャン/パフォーマー/バンドリーダー/ラジオパーソナリティ。ポルカ音楽に英語の歌詞をつけて活躍し「ポルカの道化王子」(Clown Prince of Polka)と呼ばれた。 |
エンドクレジット 1曲目
ハッピー・トゥゲザー
| Artist cover ver. | スザンナ・ホフス(Susanna Hoffs) (『ローズ家 崖っぷちの夫婦』の監督を務めたジェイ・ローチの妻) |
| ルーファス・ウェインライト(Rufus Wainwright) | |
| リリース | 2025年:Soundtrack『ローズ家 崖っぷちの夫婦』 |
| 作曲者 | ゲイリー・ボナー(Gary Bonner) アメリカのシンガーソングライター、1943年生まれ。 |
| アラン・ゴードン(Alan Gordon, 1944-2008) アメリカのドラマー/ソングライター。 | |
| Original ver. | 1967年:タートルズ(The Turtles) 1965年にロサンゼルスで結成されたアメリカのロックバンド。 |
「オープニングクレジット」でもこの曲が使われていました。
『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』のサントラ
『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』はセオドア・シャピロ(Theodore Shapiro)が音楽を担当しました。
セオドア・シャピロは、アメリカ・ワシントンD.C.出身の映画音楽作曲家です。『噂のモーガン夫妻』や『31年目の夫婦げんか』、『プラダを着た悪魔』でも音楽を担当しています。
※サントラ収録曲
1. Happy Together
2. Prelude
3. Love Story
4. Ivy & Theo Meet Cute
5. Theo’s Gift
6. Theo Rose Architect
7. The Great Fall
8. Roadside Breakdown
9. Trading Spaces
10. Running and Ranting
11. Is That a Sorry
12. Ivy’s Gift
13. Love Hurts
14. Sneaking a Smoke
15. Empty Nesters
16. Bottomless Pit
17. Theo and the Whale
18. A Game of Sabotage
19. Shrooms
20. Gunplay
21. Murder Suicide Pact
22. It’s Not Gonna Fall (Remix)
『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』キャスト・スタッフ
| 監督 | ジェイ・ローチ(Jay Roach) |
| 脚本 | トニー・マクナマラ(Tony McNamara) |
| 製作 | アダム・アクランド(Adam Ackland) |
| リア・クラーク(Leah Clarke) | |
| エド・シンクレア(Ed Sinclair) | |
| トム・カーバー(Tom Carver) | |
| ジェイ・ローチ(Jay Roach) | |
| ミシェル・グラハム(Michelle Graham) | |
| 音楽 | セオドア・シャピロ(Theodore Shapiro) |
| 配給 | ディズニー |
| 公開 | 2025年8月29日 |
| 2025年10月24日 | |
| 上映時間 | 105分 |
テオ・ローズ:ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)
アイヴィ・ローズ:オリビア・コールマン(Olivia Colman)
バリー:アンディ・サムバーグ(Andy Samberg)
エレノア:アリソン・ジャネイ(Allison Janney)
ジャニス:ベリンダ・ブロミロウ(Belinda Bromilow)
ジェーン:スニータ・マニ(Sunita Mani)
ジェフリー:チュティ・ガトゥ(Ncuti Gatwa)
ローリー:ジェイミー・デメトリウ(Jamie Demetriou)
サリー:ゾーイ・チャオ(Zoë Chao)
エイミー:ケイト・マッキノン(Kate McKinnon)
ハティ(幼少期):デラニー・クイン(Delaney Quinn)
ハティ:ハラ・フィンリー(Hala Finley)
ロイ(幼少期):オリー・ロビンソン(Ollie Robinson)
ロイ:ウェルズ・ラパポート(Wells Rappaport)
同じキャストが出演している映画/関連映画
(左右にスクロールできます)
コメント