『レオン 完全版』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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映画×音楽
リュック・ベッソン(Luc Besson)
音楽担当:エリック・セラ(Éric Serra)

『レオン 完全版』の挿入曲とサントラ

1994年に制作された映画『レオン』(原題:Léon)は、殺し屋のレオンと少女マチルダの交流を描いたハードボイルド作品です。ナタリー・ポートマンの映画デビュー作としても知られています。

リュック・ベッソンが監督・脚本を務め、レオン役をジャン・レノが、マチルダ役をナタリー・ポートマンが務めました。

『レオン』の挿入曲

『レオン』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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レオンが映画館で観るミュージカル映画の曲

I Like Myself
Artistジーン・ケリー(Gene Kelly, 1912-1996)
ペンシルベニア州出身のアイルランド系アメリカ人俳優/ダンサー/振付師/歌手。
1938年にブロードウェイのダンサーとしてキャリアをスタートさせ、1942年に映画デビュー。MGM作品に多数主演し、ハリウッドの黄金時代を築いた。
リリース1955年:Soundtrack『いつも上天気』
作曲者アンドレ・プレヴィン(André Previn, 1929-2019)
ユダヤ系アメリカ人指揮者/ピアニスト/作曲家。ハリウッド映画、ジャズ、クラシック音楽と幅広い分野で活躍し成功を収める。私生活では、女優のミア・ファロー、ヴァイオリニストのアンネ=ゾフィー・ムターらを含む5回の婚姻歴を持つ。
代表作『恋の手ほどき』『ポギーとベス』『マイ・フェア・レディ』
ベティ・コムデン&アドルフ・グリーン(Betty Comden and Adolph Green)
アドルフ・グリーン(1914-2002)とベティ・コムデン(1917-2006)によるアメリカの作詞家/脚本家コンビ。60年にわたりコンビを組み数々の名作を残す。
代表作『オン・ザ・タウン』『ブロードウェイのバークレー夫妻』『雨に唄えば』

『I Like Myself』は、1955年のアメリカ・ミュージカル映画『いつも上天気』(原題:It’s Always Fair Weather)のために作られた曲です。
「彼女は俺のことが好き。だから俺も自分が好きだ!」といった内容の歌詞で、ジーン・ケリー演じるテッドがローラースケートを履いてマンハッタンの路上で歌い踊るナンバーです。

マチルダとレオンが二人で暮らす様子が描かれているシーン

Venus As A Boy
邦題『少年ヴィーナス』
Artistビョーク(Björk)
アイスランド出身のミュージシャン/シンガーソングライター/女優、1965年生まれ。
オルタナティヴロックバンド、シュガーキューブス(The Sugarcubes)のボーカリストとして国際的成功を収め、1993年ソロデビュー。2000年のミュージカル映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』では主演を務め女優としても高い評価を受ける。
リリース1993年
作曲者ビョーク(Björk)

『Venus As A Boy』は、ビョーク(Björk)のスタジオアルバム『デビュー』(Debut)に収録されている曲です。

ジェスチャーゲームでマチルダが歌う曲 1曲目

マチルダが誰の真似をしているのか、レオンはわかりませんでした。

Like a Virgin
ライク・ア・ヴァージン
Artistマドンナ(Madonna)
アメリカのシンガーソングライター/女優、1958年ミシガン州ベイシティ生まれ。1980年代前半にニューヨークの盛り場からデビューを果たし、新進的で挑戦的な音楽とパフォーマンスで国内外で爆発的な人気を獲得。現在まで第一線で活躍を続け「ポップの女王」と呼ばれている。
リリース1984年
作曲者ビリー・スタインバーグ&トム・ケリー(Steinberg & Kelly)
アメリカのソングライター・デュオ。
代表曲『ライク・ア・ヴァージン』『トゥルー・カラーズ』『アローン』

マドンナ(Madonna)の曲が使われている映画一覧はコチラ

アクセサリーをジャラジャラとつけた80年代風の黒い衣装や大胆なカッティングがなされた白いウェディングドレスなどを身につけたマドンナが、ゴンドラで運河を移動しライオンと共演するこの曲のミュージックビデオは、アメリカの女性監督メアリー・ランバート(Mary Lambert)が手掛けました。
撮影はニューヨークとイタリアのヴェネツィアで行われ、15万ドルの費用がかかったそうです。

ジェスチャーゲームでマチルダが歌う曲 2曲目

マチルダはマリリン・モンローの扮装でこの曲を歌うのですが、レオンはわからないと答えます。

Happy Birthday To You
ハッピーバースデートゥーユー
作曲者マイルドレッド・J・ヒル(Mildred J. Hill, 1859-1916)
アメリカのソングライター/音楽学者。
パティ・J・ヒル(Patty S. Hill, 1868-1946)
アメリカの保育園/幼稚園教諭。アメリカの非営利団体「全米幼児教育協会」の創設者。
出版年1917年

1962年5月、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで当時の大統領ジョン・F・ケネディの45歳の誕生日を祝うパーティーが開かれました。多くのセレブリティと共に1万5000人以上の人々が参加し、出席者のマリリン・モンローは「Happy Birthday, Mr. President」とこの曲を披露しました。
モンローはこの2ヶ月半後に36歳の若さで謎の死を遂げています。

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ジェスチャーゲームでマチルダが歌う曲 3曲目

マチルダは、チャップリンのマネをした後にこの曲を歌います。レオンは「ジーン・ケリー」とやっと答えることができます。

Singing in the Rain
邦題『雨に唄えば』
Artist
Cover ver.
ジーン・ケリー(Gene Kelly, 1912-1996)
ペンシルベニア州出身のアイルランド系アメリカ人俳優/ダンサー/振付師/歌手。
1938年にブロードウェイのダンサーとしてキャリアをスタートさせ、1942年に映画デビュー。MGM作品に多数主演し、ハリウッドの黄金時代を築いた。
リリース1952年:Soundtrack『雨に唄えば』
作曲者ナシオ・ハーブ・ブラウン(Nacio Herb Brown, 1896-1964)
アメリカの作曲家/ソングライター。
アーサー・フリード(Arthur Freed, 1894-1973)
アメリカの作詞家/ハリウッド映画プロデューサー。
Original ver.1929年:ラウンダーズ(The Rounders)

『Singing in the Rain』は、1929年のミュージカルコメディ映画『ハリウッド・レヴィユー』(原題:The Hollywood Revue of 1929)のために作られた曲です。
1952年のアメリカミュージカル映画『雨に唄えば』(Singin’ in the Rain)では主題歌として使われ、ジーン・ケリーが土砂降りの雨の中この曲を歌いタップダンスを踊るシーンは、映画史に残る名場面となりました。

エンディング

Shape of My Heart
シェイプ・オブ・マイ・ハート
Artistスティング(Sting)
イングランド出身のミュージシャン/シンガーソングライター/俳優。70年代後半から80年代半ばにかけてロックバンド「ポリス」でベーシスト兼ボーカルとして活躍し、バンド活動休止後もソロアーティストとして様々な分野で活躍する。
リリース1993年
作曲者スティング(Sting)
ドミニク・ミラー(Dominic Miller)
アルゼンチン出身のギタリスト、1960年ブエノスアイレス生まれ。

スティングの曲が使われている映画一覧はコチラ

『Shape Of My Heart』は、この映画の主題歌です。スティングの5枚目ソロアルバム『テン・サマナーズ・テイルズ』(Ten Summoner’s Tales)に収録されています。

『レオン』のサントラ

『レオン』はエリック・セラ(Éric Serra)が音楽を担当しました。エリック・セラは、フランス出身の作曲家で、ほとんどのリュック・ベッソン作品で音楽を手掛けています。

『レオン』キャスト・スタッフ

監督リュック・ベッソン(Luc Besson)
脚本リュック・ベッソン(Luc Besson)
製作パトリス・ルドゥー(Patrice Ledoux)
音楽エリック・セラ(Éric Serra)
配給 日本ヘラルド映画
公開 1994年9月14日
1994年11月18日
1995年3月25日
上映時間110分(劇場版)
133分(完全版)

レオン・モンタナ:ジャン・レノ(Jean Reno)
マチルダ・ランドー:ナタリー・ポートマン(Natalie Portman)
ノーマン・スタンスフィールド:ゲイリー・オールドマン(Gary Oldman)
トニー:ダニー・アイエロ(Danny Aiello)
ジョセフ・ランドー:マイケル・バダルコ(Michael Badalucco)
マージ・ランドー:エレン・グリーン(Ellen Greene)
ジョアン・ランドー:エリザベス・リージェン(Elizabeth Regen)
マイケル・ランドー:カール・J・マトゥソヴィチ(Carl J. Matusovich)
マノーロ:アダム・ブッシュ(Adam Busch)

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