2024年に制作された映画『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』(原題:Sonic the Hedgehog 3)は、SEGAの人気ゲームキャラクターとして知られるソニックが活躍する実写映画3作目です。今作では東京・ロンドンが舞台となっています。
前作から引き続きジェフ・ファウラーが監督を務め、シャドウ・ザ・ヘッジホッグの声優としてキアヌ・リーブスが新たに参加しています。
- 2020年
- 2022年
- 2024年『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』(現在のページ)
- 製作中2027年公開予定『Sonic the Hedgehog 4(原題)』
- 『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』の挿入曲
- 監獄島で極低温状態で保全されているシャドウの回想シーン(誰かがギターを演奏する)
- ソニック、テイルス、ナックルズがグリーンヒルズの森でスピードレースをする
- チームソニックがヘリコプターから飛び降り渋谷のスクランブル交差点に降り立つ
- チームソニックがチャオ・ガーデンを訪れ、ウォルターズ司令官からシャドウの情報を聞く(2体のチャオがステージでパフォーマンスする)
- チャオ・ガーデンの照明が消え、ステージでライブショーが始まる
- ロボトニックがメロドラマを見て考えた事を喋りながらブリトーを食べる
- ロボトニックがお腹を太鼓に見立てて叩き、椅子に座ったまま踊る
- ストーンがロボトニックの伸び放題の髪の毛をバリカンで刈り上げる
- 回想 | GUNの軍事基地でマリアとシャドウが一緒に過ごし友情を深める(マリアがレコードで流しシャドウと踊る曲)
- ロボトニックの祖父ジェラルドがロボトニックの前に姿を現す(ジェラルドが歌う曲)
- ロボトニックと祖父ジェラルドがバーチャルリアリティで充実した時間を過ごし絆を深める
- ソニック達がいない間にトムとマディが自宅で新しい趣味を楽しむ
- シャドウとロボトニック達がロンドンのGUN本部前に現れる
- 特殊スーツを着たロボトニックと祖父ジェラルドがレーザーが張り巡らされた通路を踊りながら通り抜ける
- スーパー化したソニックとシャドウがエクリプス・キャノンに向けて月から飛び立つ
- エンドクレジット 1曲目
- 『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』のサントラ
- 『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』キャスト・スタッフ
『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』の挿入曲
『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
監獄島で極低温状態で保全されているシャドウの回想シーン(誰かがギターを演奏する)
Artist | Crush 40(クラッシュフォーティー) 日本人ギタリストの瀬上純とアメリカ人ヴォーカリストのジョニー・ジョエリを中心とするハードロックバンド。 |
リリース | 2003年 |
作曲者 | Crush 40 瀬上純(Jun Senoue) ジョニー・ジョエリ(Johnny Gioeli) |
この後「スーパー化したソニックとシャドウがエクリプス・キャノンに向けて月から飛び立つ」では、ジャンキーXL(Junkie XL)によるリミックス版が使われています。
ソニック、テイルス、ナックルズがグリーンヒルズの森でスピードレースをする
邦題『ロックバルーンは99』
Artist cover ver. | ゴールドフィンガー(Goldfinger) 1993年にカリフォルニア州サンタモニカで結成されたアメリカのパンク・ロック・バンド。 熱心な動物権利活動家としても知られる。 |
リリース | 2000年 |
作曲者 | Nena カルロ・カーゲス(Carlo Karges, 1951-2002) イェルン=ウーヴェ・ファーレンクローク=ぺーターゼン(Jörn-Uwe Fahrenkrog-Petersen) ケヴィン・マクエリア(Kevin McAlea) |
Original ver. | 1983年:ネーナ(Nena) 1982年に結成された西ベルリン出身のロックバンド。 |
チームソニックがヘリコプターから飛び降り渋谷のスクランブル交差点に降り立つ
Artist | One Ok Rock(ワンオクロック) 2005年に結成された日本のロックバンド。 |
リリース | 2022年 |
作曲者 | Pink Slip, Derek Tyler Carter, Rob Cavallo, Takahiro Moriuchi, Inverness, Jake Sinclair, Brendon Urie, Mike Viola & Toru Yamashita |
チームソニックがチャオ・ガーデンを訪れ、ウォルターズ司令官からシャドウの情報を聞く(2体のチャオがステージでパフォーマンスする)
Artist | Tempura Kidz(テンプラキッズ) 日本の原宿系ダンス&ボーカルパフォーマンスユニット。 |
リリース | 2015年 |
作曲者 | 井手上 慶(Kei Ideue) 日本の作曲家/編曲家。 |
イワツボコーダイ(Koudai Iwatsubo) 日本のプロデューサー/ミュージシャン/ギタリスト、1984年生まれ。 |
チャオ・ガーデンの照明が消え、ステージでライブショーが始まる
(エッグドローンの攻撃を受けるシーン)
邦題『帰ってほしいの』
Artist cover ver. | Folder(フォルダ) 1997年に結成されたJ-POPグループ。 沖縄アクターズスクールの9歳から13歳までの男女7名で構成される。1997年から1999年まで、フジテレビの子供向け番組「ポンキッキーズ」にレギュラー出演し活躍した。 |
リリース | 1969年 |
作曲者 | フレディ・ペレン(Freddie Perren, 1943-2004) アメリカのソングライター/音楽プロデューサー/アレンジャー/オーケストラ指揮者。 代表曲『恋のサバイバル』『Shake Your Groove Thing』 |
フォンス・ミゼル(Fonce Mizell, 1943-2011) アメリカの音楽プロデューサー。兄ラリー・ミゼルと多くの曲を共同制作して、プロデューサー・チーム「The Mizell Brothers」の名で活躍した。 | |
ベリー・ゴーディー・Jr.(Berry Gordy Jr.) アメリカの音楽プロデューサー/実業家、1929年ミシガン州デトロイト生まれ。モータウンの創業者。 | |
ディーク・リチャーズ(Deke Richards, 1944-2013) アメリカのソングライター/音楽プロデューサー。 | |
Original ver. | 1969年:ジャクソン5(Jackson 5) インディアナ州ゲーリー出身のジャクソン兄弟によって結成されたアメリカのファミリー・ポップバンド。1969年にモータウンからデビュー。マイケル・ジャクソンがリード・シンガーを務め、ボーイ・バンドの先駆けとして一世を風靡した。 |
ロボトニックがメロドラマを見て考えた事を喋りながらブリトーを食べる
歌劇《カルメン》第1幕 – ハバネラ「恋は野の鳥」
作曲者 | ジョルジュ・ビゼー(Georges Bizet, 1838-1875) 19世紀フランスの作曲家。 |
作曲年 | 1875年 |
『カルメン』は、フランスの作家プロスペル・メリメ(Prosper Mérimée)の小説をもとにビゼーが作曲したフランス語によるオペラです。
ロボトニックがお腹を太鼓に見立てて叩き、椅子に座ったまま踊る
Artist | ノロ・モラレス(Noro Morales, 1911-1964) プエルトリコのピアニスト/バンドリーダー。 |
リリース | 1960年 |
作曲者 | ビルマ・クルベロ(Vilma Curbelo, 1911-1964) プエルトリコのピアニスト/バンドリーダー。ニューヨークで自身のバンド「Orquesta de Noro Morales」を結成し成功を収めた。 |
ストーンがロボトニックの伸び放題の髪の毛をバリカンで刈り上げる
ファイアスターター
Artist | プロディジー(The Prodigy) 1990年に結成されたイギリスのテクノ/エレクトロ・ロック・バンド。 ビッグ・ビートと呼ばれるジャンルの先駆者的存在として知られる。 |
リリース | 1997年 |
作曲者 | Kim Deal, Anne Dudley, Keith Flint, Trevor Horn, Liam Howlett, J.J. Jeczalik, Gary Langan & Paul Morley |
『Firestarter』には、以下の曲がサンプリングされています。
『Close (To the Edit)』(1984) – アート・オブ・ノイズ(Art of Noise)
『S.O.S.』(1993) – ブリーダーズ(The Breeders)
『Devotion (The Voice of Paradise Mix)』(1989) – テン・シティ(Ten City)
回想 | GUNの軍事基地でマリアとシャドウが一緒に過ごし友情を深める(マリアがレコードで流しシャドウと踊る曲)
エンド・オブ・ザ・ライン
Artist | トラヴェリング・ウィルベリーズ(The Traveling Wilburys) 1988年にロサンゼルスで結成された “史上最大のスーパーグループ” 。 ボブ・ディラン、ジョージ・ハリソン、ジェフ・リン、ロイ・オービソン、トム・ペティで構成され、1988年〜1990年の間に2枚のスタジオアルバムを制作した。 |
リリース | 1988年 |
作曲者 | The Traveling Wilburys ボブ・ディラン(Bob Dylan) ジョージ・ハリソン(George Harrison, 1943-2001) ジェフ・リン(Jeff Lynne) ロイ・オービソン(Roy Orbison, 1936-1988) トム・ペティ(Tom Petty, 1950-2017) |
ロボトニックの祖父ジェラルドがロボトニックの前に姿を現す(ジェラルドが歌う曲)
邦題『追憶』
Artist original ver. | バーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand) ケイティ・モロスキーを演じるアメリカの歌手/女優/作曲家/映画プロデューサー/映画監督、1942年生まれ。映画『ファニー・ガール』(1968) でアカデミー主演女優賞を、『スター誕生』(1976) でアカデミー歌曲賞を受賞した。 |
リリース | 1973年 |
作曲者 | マーヴィン・ハムリッシュ(Marvin Hamlisch, 1944-2012) アメリカの作曲家/指揮者。 第46回アカデミー賞で、劇映画作曲賞(追憶)、編曲・歌曲賞(スティング)、歌曲賞(追憶)の3冠を達成。アメリカの4つのトップ・エンターテイメント賞(エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞/オスカー、トニー賞)全てを獲得した人物に与えられる称号「EGOT」を持つ。 |
アラン&マリリン・バーグマン(Alan and Marilyn Bergman) アラン・バーグマン(Alan Bergman)とマリリン・キース(Marilyn Bergman, 1928-2022)の夫婦による作曲家コンビ。 映画『愛のイエントル』(1983) でアカデミー作曲賞(※編曲・歌曲賞)を、映画『華麗なる賭け』(1968) 『追憶』(1973) で2回のアカデミー歌曲賞を受賞した。 |
『The Way We Were』は、映画『追憶』(1973) の主題歌です。
マーヴィン・ハムリッシュとアラン&マリリン・バーグマンは、この曲でアカデミー歌曲賞を受賞しました。
ロボトニックと祖父ジェラルドがバーチャルリアリティで充実した時間を過ごし絆を深める
邦題『素敵じゃないか』
Artist | ザ・ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys) 1961年にカリフォルニア州ホーソーンで結成されたアメリカのロックバンド。 南カリフォルニアのサーフカルチャーを象徴するバンドとして知られる。 |
リリース | 1966年 |
作曲者 | The Beach Boys マイク・ラヴ(Mike Love) ブライアン・ウィルソン(Brian Wilson) |
トニー・アッシャー(Tony Asher) イギリス系アメリカ人の作詞家、1939年ロンドン生まれ。 | |
ソニック達がいない間にトムとマディが自宅で新しい趣味を楽しむ
(ソニックチームが突然姿を現し、2人に協力を求めるシーン)
作曲者 | 中村正人(Masato Nakamura) 日本のミュージシャン/作曲家/音楽プロデューサー/俳優、1958年東京都調布市生まれ。ドリームズ・カム・トゥルー(DREAMS COME TRUE)のベーシスト。 |
シャドウとロボトニック達がロンドンのGUN本部前に現れる
Artist | Mr. Eazi(ミスター・イージー) ナイジェリアのラッパー/シンガーソングライター、1991年生まれ。 |
Feat. Giggs(ギグス) イギリスのラッパー、1983年生まれ。 | |
リリース | 2018年 |
作曲者 | Mr. Eazi, Moelogo, Zainab Donli, Obi Fred Ebele, Uche Ben Ebele, Alastair O’Donnell, Malcolm Olagundoye, Shakka & Giggs |
特殊スーツを着たロボトニックと祖父ジェラルドがレーザーが張り巡らされた通路を踊りながら通り抜ける
ガルバナイズ
Artist | ケミカル・ブラザーズ(The Chemical Brothers) 1992年にマンチェスターで結成されたイギリスの電子音楽デュオ。 |
Feat. Qティップ(Q-Tip) アメリカのラッパー/音楽プロデューサー、1970年生まれ。ヒップホップグループ「ア・トライブ・コールド・クエスト」(A Tribe Called Quest) のメンバー。 | |
リリース | 2005年 |
作曲者 | The Chemical Brothers トム・ローランズ(Tom Rowlands) エド・シモンズ(Ed Simons) |
Qティップ(Q-Tip) | |
ナジャット・アータブ(Najate Atabou) モロッコのシンガーソングライター/作曲家、1960年生まれ。 |
『Galvanize』には、ナジャット・アータブ(Najate Atabou)の『Goul El Hak El Mout Kaina』(1987)からモロッコの伝統楽器によるストリングスがサンプリングされています。
スーパー化したソニックとシャドウがエクリプス・キャノンに向けて月から飛び立つ
Artist | Crush 40(クラッシュフォーティー) 日本人ギタリストの瀬上純とアメリカ人ヴォーカリストのジョニー・ジョエリを中心とするハードロックバンド。 |
リリース | 2024年:Soundtrack『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』 |
作曲者 | Crush 40 瀬上純(Jun Senoue) ジョニー・ジョエリ(Johnny Gioeli) |
トム・ホーケンバーグ(Tom Holkenborg) オランダの作曲家/マルチ楽器奏者/DJ/プロデューサー/エンジニア、1967年生まれ。ジャンキーXL(Junkie XL)のソロ・プロジェクト名でも知られる。 |
ここでは、映画『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』の音楽を担当したオランダ人ミュージシャン、ジャンキーXL(Junkie XL)によるリミックス版が使われています。
エンドクレジット 1曲目
Artist | ジェリー・ロール(Jelly Roll) アメリカのラッパー/カントリー歌手/ソングライター、1984年生まれ。 |
リリース | 2024年 |
作曲者 | Ryan Tedder, Sean Cook, David Guetta & Jelly Roll |
『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』のサントラ
『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』は前作に引き続きトム・ホーケンバーグ(Tom Holkenborg)が音楽を担当しました。
トム・ホーケンバーグは、ジャンキーXL(Junkie XL)の名で知られるオランダのミュージシャンです。『デッドプール』や『マッドマックス:フュリオサ』でも音楽を担当しています。

『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』キャスト・スタッフ
監督 | ジェフ・ファウラー(Jeff Fowler) |
脚本 | パトリック・ケイシー(Patrick Casey) |
ジョシュ・ミラー(Josh Miller) | |
ジョン・ウィッティントン(John Whittington) | |
製作 | ニール・H・モリッツ(Neal H. Moritz) |
トビー・アッシャー(Toby Ascher) | |
中原徹(Toru Nakahara) | |
奥野仁(Hitoshi Okuno) | |
音楽 | ジャンキーXL(Junkie XL) |
配給 | 東和ピクチャーズ |
公開 | 2024年12月20日 |
2024年12月27日 | |
上映時間 | 110分 |
ソニック(声):ベン・シュワルツ(Ben Schwartz)
シャドウ・ザ・ヘッジホッグ(声):キアヌ・リーブス(Keanu Reeves)
ナックルズ(声):イドリス・エルバ(Idris Elba)
マイルス “テイルス” パウアー(声):コリーン・オショーネシー(Colleen O’Shaughnessey)
ドクター・ロボトニック/アイヴォ(イーヴォ)・ロボトニック:ジム・キャリー(Jim Carrey)
ジェラルド・ロボトニック:ジム・キャリー(Jim Carrey)
トーマス・マイケル・“トム”・ワカウスキー:ジェームズ・マースデン(James Marsden)
マディ・ワカウスキー:ティカ・サンプター(Tika Sumpter)
ウェイド・ウィップル:アダム・パリー(Adam Pally)
レイチェル:ナターシャ・ロスウェル(Natasha Rothwell)
ランダル・ハンデル:シェマー・ムーア(Shemar Moore)
エージェント・ストーン:リー・マジドゥブ(Lee Majdoub)
ウォルターズ副議長:トム・バトラー(Tom Butler)
ロックウェル:クリステン・リッター(Krysten Ritter)
マリア・ロボトニック:アリーラ・ブラウン(Alyla Browne)
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