2025年にアメリカで制作された映画『なんて楽しいクリスマス!』(原題:Oh. What. Fun)は、家族とのトラブルで家出した母の冒険を描いたクリスマスコメディ映画です。
『アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~』のマイケル・ショウォルターが監督をつとめました。
- 『なんて楽しいクリスマス!』の挿入曲
- オープニング
- 回想シーン | テレビ番組「ザジー・ティムズ・ショー」の “ホリデー・ママ・コンテスト” 参加者募集案内をクレアが見る
- オープニングクレジット
- 回想シーン | クレアが外でクリスマスバルーンの飾り付けをする(隣人の子供たちが屋内で歌う)
- 回想シーン | リビングのソファーでくつろぎながら、ダグがテイラーにカメラの話題を振る(部屋で流れる曲)
- 回想シーン | リビングのソファーでくつろぎながら、チャニングがドナに家族のアルバムを見せる(部屋で流れる曲)
- 回想シーン | ディナーの前にサミーがギターの弾き語りをする
- 回想シーン | クリスマスイブの朝を迎える
- 回想シーン | クレアとチャニングが買い物客でごった返すショッピングモールを訪れる
- 回想シーン | ニックがガレージに知り合いを呼び、ドールハウスの組み立てを頼む(ガレージで流れる曲)
- 回想シーン | クレアとチャニングがショッピングモールの駐車場を出て自宅に向かう(車で流れる曲)
- 回想シーン | 隣の家を訪問していて家族に置き去りにされたクレアが自宅に戻り涙を流す
- 回想シーン | チャニングとニックがクレアを置いてきたことに気づく(クリスマスショーで流れる曲)
- 回想シーン | クレアが車で家を出てガソリンスタンドに入る(車で流れる曲)
- クレアがGS併設のダイナーでコーヒーを飲み、居合わせた男性客と話をする(ダイナーで流れる曲)
- チャニングがクレアのレシピ通りに作ったXmasメニューを各自の皿に取り分ける(子供たちが見ているテレビで流れる曲)
- サミーがバーのカウンターで一人酒を飲む(バーで流れる曲)
- バーでサミーとエリザベスが子供の頃の思い出話をする(バーで流れる曲)
- サミーとエリザベスがライムをかじりながらショットグラスに入った酒を一気飲みする(バーで流れる曲)
- バーでエリザベスが好きな曲が流れ、サミーを誘い二人が一緒に踊る (バーで流れる曲)
- クレアを乗せたまま、車がレッカー移動される(レッカー車で流れる曲)
- クレアがモーテルで購入した車でカリフォルニア州バーバンクに向けての旅に出発する
- クリスマスの朝、クレアが「ザジー・タイムズ・ショー」収録スタジオに到着する(車で流れる曲)
- クラウスター家の人々が隣の家を訪れ、ソファーで眠るサミーを起こして連れて帰ろうとする(隣の家の中で流れる曲)
- クレアが “ホリデー・ママ” の一人としてスタジオに登場しダンスを踊る(クラウスター家の人々が隣の家でテレビを見るシーン)
- クレアがザジー・ティムズ達と酒を飲み、家族の愚痴を言い合う(控え室で流れる曲)
- クラウスター家の人々が飛行機でクレアのもとに向かう
- クレアが「ザジー・ティムズ・ショー」に出演する(クラウスター家の人々がサプライズゲストで登場するシーン)
- クレアが楽屋で家族と一緒に過ごす(スタジオで演奏されている曲)
- エンディング&エンドクレジット 1曲目
- エンドクレジット 2曲目
- エンドクレジット 3曲目
- 『なんて楽しいクリスマス!』のサントラ
- 『なんて楽しいクリスマス!』キャスト・スタッフ
『なんて楽しいクリスマス!』の挿入曲
『なんて楽しいクリスマス!』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング
邦題『ひとりぼっちのクリスマス』
| Artist | ブレンダ・リー(Brenda Lee) アメリカの女性歌手、1944年ジョージア州アトランタ生まれ。 10歳でデビュー。身体が小柄ながらパンチの効いた歌声を持ち「リトル・ミス・ダイナマイト」と呼ばれ絶大な人気を博した。 |
| リリース | 1964年 |
| 作曲者 | Lee Jackson and Patti Seymour |
回想シーン | テレビ番組「ザジー・ティムズ・ショー」の “ホリデー・ママ・コンテスト” 参加者募集案内をクレアが見る
| Artist | ケリー・クラークソン(Kelly Clarkson) アメリカの歌手/ソングライター/女優/テレビパーソナリティ、1982年生まれ。 アイドルオーディション番組「アメリカン・アイドル」シーズン1(2002)の優勝者。 |
| リリース | 2024年 |
| 作曲者 | Kelly Clarkson, Mark Ronson and Andrew Wyatt |
オープニングクレジット
邦題『ロックン・ロールで大騒ぎ』
| Artist | エルトン・ジョン(Elton John) イギリスのミュージシャン/歌手/ソングライター、1947年生まれ。 4歳からピアノを学び始め、11歳でロンドンの王立音楽アカデミーに合格。22歳でソロデビュー、『僕の歌は君の歌』(1970) の大ヒットで一躍ポップ・スターの仲間入りを果たす。5枚目のアルバム『ホンキー・シャトー』(1972) 以降7作連続全米首位を獲得するなど数々の記録を塗り替え大きな成功を収めた。「ピアノロック」というジャンルを確立したことでも知られる。 映画『ライオン・キング』(1994) 、『ロケットマン』(2019) の主題歌を作曲し、アカデミー歌曲賞を2度受賞。 |
| リリース | 1973年 |
| 作曲者 | エルトン・ジョン(Elton John) |
| バーニー・トーピン(Bernie Taupin) イギリス系アメリカ人の作詞家、1950年生まれ。エルトン・ジョンとの共作で知られる。 |
『Step Into Christmas』は、イギリスの国民的シンガーソングライター、エルトン・ジョン(Elton John)のクリスマスソングです。
この後「エンドクレジット 3曲目」では、カバー版が使われています。
回想シーン | クレアが外でクリスマスバルーンの飾り付けをする(隣人の子供たちが屋内で歌う)
邦題『きよしこの夜』
| 作曲者 | フランツ・クサーヴァー・グルーバー(Franz Xaver Gruber, 1787-1863) オーストリアの小学校教師/教会オルガン奏者。 |
| ヨーゼフ・モール(Joseph Mohr, 1792-1848) オーストリアのローマカトリックの司祭。 | |
| 作曲年 | 1818年 |
『Silent Night, Holy Night』は、1818年のクリスマスイブにザルツブルク近郊オーベルンドルフ村の聖ニコラウス教会で初演されたクリスマスキャロルです。
日本では、1909年の『讃美歌』第2編に初めて収録され『きよしこの夜』の邦題で知られています。
回想シーン | リビングのソファーでくつろぎながら、ダグがテイラーにカメラの話題を振る(部屋で流れる曲)
スノウクィーン・オブ・テキサス
邦題『テキサスの雪の女王』
| Artist cover ver. | ワイズ・ブラッド(Weyes Blood) アメリカのシンガー/ソングライター/ミュージシャン、1988年カリフォルニア州サンタモニカ生まれ。 |
| リリース | 2025年:Soundtrack 『なんて楽しいクリスマス!』 |
| 作曲者 | ジョン・フィリップス(John Phillips, 1935-2001) アメリカのミュージシャン/ソングライター/歌手/プロデューサー。 フォークグループ「ママス&パパス」(The Mamas & the Papas) のリーダー。 |
| Original ver. | 1971年: ママス&パパス(The Mamas & the Papas) 1965年に結成されたアメリカのフォークロック・ボーカルグループ。 |
回想シーン | リビングのソファーでくつろぎながら、チャニングがドナに家族のアルバムを見せる(部屋で流れる曲)
| Artist | ザ・バード・アンド・ザ・ビー(The Bird and the Bee) アメリカのインディーポップ・デュオ。 |
| リリース | 2020年 |
| 作曲者 | The Bird and the Bee イナラ・ジョージ(Inara George) グレッグ・カースティン(Greg Kurstin) |
回想シーン | ディナーの前にサミーがギターの弾き語りをする
邦題『クリスマスの12日間』
| Artist cover ver. | ドミニク・セッサ(Dominic Sessa) サミー ・クラウスターを演じるアメリカの俳優、2002年生まれ。 |
| リリース | 2025年:Soundtrack 『なんて楽しいクリスマス!』 |
『Twelve Days Of Christmas』は、贈られるプレゼントが1日づつ増えていく「つみあげうた」(文章に後から文をどんどんと継ぎ足していく言葉遊び)の形をとって作られたクリスマスキャロルです。
映画では、クラウスター家の長男サミーによる大胆なアレンジ版が流れています。
回想シーン | クリスマスイブの朝を迎える
フロスティ・ザ・スノーマン
| Artist cover ver. | フィオナ・アップル(Fiona Apple) アメリカのシンガーソングライター/ピアニスト、1977年ニューヨーク生まれ。 |
| リリース | 2003年 |
| 作曲者 | スティーヴ・ネルソン(Steve Nelson, 1907-1981) アメリカのカントリーソング/ホリデーソングのソングライター。 |
| ジャック・ロリンズ(Jack Rollins, 1906-1973) ペンシルベニア州スコットデール出身のアメリカのカントリーミュージック・ミュージシャン。 | |
| Original ver. | 1950年:ジーン・オートリー(Gene Autry, 1907-1998) アメリカの俳優/ミュージシャン/歌手/作曲家/ロデオパフォーマー。 カントリー・ミュージックの先駆者の一人で、1934年から1953年にかけて93本の映画に出演。「歌うカウボーイ」と呼ばれアメリカ国民に愛された。カリフォルニア・エンジェルス(現:ロサンゼルス・エンゼルス)の創設オーナー。 |
回想シーン | クレアとチャニングが買い物客でごった返すショッピングモールを訪れる
ホワイト・クリスマス
| Artist cover ver. | グウェン・ステファニー(Gwen Stefani) アメリカのシンガーソングライター/音楽プロデューサー/ファッションデザイナー/女優、1969年生まれ。スカパンクバンド「ノー・ダウト」(No Doubt) のボーカリストをつとめ、全米にスカ・ブームを捲き起こした。 |
| リリース | 2017年 |
| 作曲者 | アーヴィング・バーリン(Irving Berlin, 1888-1989) ベラルーシ出身のユダヤ系アメリカ人作曲家。映画『スイング・ホテル』(1942) の劇中歌『ホワイト・クリスマス』を書き、アカデミー歌曲賞を受賞した。 代表曲『ホワイト・クリスマス』『ゴッド・ブレス・アメリカ』 |
| Original ver. | 1942年:ビング・クロスビー(Bing Crosby, 1903-1977) アメリカの歌手/俳優/テレビプロデューサー/ラジオ&テレビパーソナリティ/実業家。 20世紀を代表する世界的な人気と影響力を持つ音楽家。世界初のマルチメディア・スターとも言われた。 |
『White Christmas』は、1942年のアメリカ映画『スイング・ホテル』(原題:Holiday Inn)でビング・クロスビーとマージョリー・レイノルズがデュエットした曲です。
作曲したアーヴィング・バーリン(Irving Berlin)は、この曲でアカデミー歌曲賞を受賞しました。
回想シーン | ニックがガレージに知り合いを呼び、ドールハウスの組み立てを頼む(ガレージで流れる曲)
邦題『今宵はクリスマス』
| Artist cover ver. | ジェフ・トゥイーディー(Jeff Tweedy) アメリカのミュージシャン/シンガーソングライター/作家/音楽プロデューサー、1967年生まれ。ロックバンド「ウィルコ」(Wilco) のリードボーカル。 |
| リリース | 2025年:Soundtrack 『なんて楽しいクリスマス!』 |
| 作曲者 | ロビー・ロバートソン(Robbie Robertson, 1943-2023) カナダ・オンタリオ州トロント出身のミュージシャン/ギタリスト/シンガーソングライター。母親が先住民族であるモホーク族とカユガ族の祖先を持つ。「ザ・バンド 」(The Band)のギタリスト/ソングライターとして活躍し、80年代以降はスコセッシ作品の音楽監督を務めるなど幅広い音楽活動を行い数多くの名作・名演を残した。 |
| Original ver. | 1977年: ザ・バンド(The Band) 1967年に結成されたカナダ・トロント出身のロックバンド。アメリカを拠点に1999年まで活動した。オリジナル・メンバーの全員がマルチプレイヤーであることから、多くのミュージシャンから尊敬を集めロックの歴史に大きな影響を与えた。 |
回想シーン | クレアとチャニングがショッピングモールの駐車場を出て自宅に向かう(車で流れる曲)
イッツ・マイ・ライフ
| Artist | トーク・トーク(Talk Talk) 1981年にロンドンで結成されたイギリスのニューウェーブバンド。 |
| リリース | 1984年 |
| 作曲者 | Talk Talk マーク・ホリス(Mark Hollis, 1955-2019) ティム・フリーズ・グリーン(Tim Friese-Greene) |
回想シーン | 隣の家を訪問していて家族に置き去りにされたクレアが自宅に戻り涙を流す
ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
| Artist cover ver. | セイント・ヴィンセント(St. Vincent) ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動するアメリカの女性シンガーソングライター、1982年オクラホマ州タルサ生まれ。 |
| リリース | 2025年:Soundtrack 『なんて楽しいクリスマス!』 |
| 作曲者 | Hugh Martin & Ralph Blane ヒュー・マーティン(Hugh Martin, 1914-2011)とラルフ・ブレイン(Ralph Blane, 1914-1995)の二人による二人によるソングライティング/作曲家コンビ。1940年に結成されたボーカルカルテット「The Martins」で共に活動をしながらパートナーシップを結び数多くの曲を手がけた。 代表作『The Trolley Song』 |
| Original ver. | 1944年:ジュディ・ガーランド(Judy Garland, 1922-1969) アメリカの女優/歌手。 ミュージカル映画『オズの魔法使』(1939) で主役ドロシーに抜擢されその才能を世に知らしめ、以降『若草の頃』(1944)、『イースター・パレード』(1948) 、『スタア誕生』(1954) などで主役をつとめるなど国民的ミュージカル・スターとして活躍した。 ハリウッド黄金時代を代表する大スターの一人。 |
『Have Yourself A Merry Little Christmas』は、クリスマスソングのスタンダードナンバーです。
1944年のミュージカル映画『若草の頃』(原題:Meet Me in St. Louis)のために作られ、主演のジュディ・ガーランドによって披露されました。
『若草の頃』では、ジュディ・ガーランド演じるエスターが、突然の引っ越し話にすっかり元気をなくしてしまった5歳の妹を励ますためにこの歌を歌います。
回想シーン | チャニングとニックがクレアを置いてきたことに気づく(クリスマスショーで流れる曲)
(The Nutcracker Suite, Op. 71a: III. Dance of the Sugar Plum Fairies)
バレエ《くるみ割り人形》組曲 Op.71a – 第3曲 金平糖の踊り
| 作曲者 | ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky, 1840-1893) 19世紀ロシアを代表する作曲家。 『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』などバレエ音楽を代表する傑作を多数生み出しバレエの発展に大きく貢献した。叙情的でメランコリックな旋律、華麗なオーケストレーションで知られ、クラシックファンのみならず幅広い層の聴衆を魅了する。 |
| 初演 | 1892年、マリインスキー劇場(サンクトペテルブルク) |
| Artist | ロレリー・ロドリゲス(Lorely Rodriguez) ニューヨークを拠点とするホンジュラス系アメリカ人シンガーソングライター。 |
『くるみ割り人形』は、ロシアの作曲家チャイコフスキーが手掛けたバレエ音楽/バレエ作品です。クリスマスにちなんだ作品であることからクリスマスシーズンには世界中で上演され、『白鳥の湖』『眠れる森の美女』と共に「3大バレエ」の一つに数えられるクラシック・バレエを代表する作品です。
回想シーン | クレアが車で家を出てガソリンスタンドに入る(車で流れる曲)
邦題『愛ゆえに』
| Artist | 10cc(テンシーシー) 1972年にストックポートで結成されたイギリスのロックバンド。 60年代から音楽業界で活動を行っていた四人のミュージシャンが集まり、自分たちのバンドに力を入れることを誓い合い活動を開始。ヒット曲を連発しワールドツアーを行うなど大活躍し、英国を代表するポップロックバンドとして人気を博した。 |
| リリース | 1976年 |
| 作曲者 | グレアム・グールドマン(Graham Gouldman) イギリスのミュージシャン/ソングライター/ベーシスト、1946年生まれ。 1960年代に数々のバンドに曲を提供し、ホリーズの『バス・ストップ』などヒット曲を生み出した。イギリスを代表するソングライターとして知られる。ロックバンド「10cc」のメンバー。 |
| エリック・スチュワート(Eric Stewart) イギリスのミュージシャン/ソングライター、1945年生まれ。ロックバンド「10cc」のメンバーとして知られる。 |
『The Things We Do for Love』は、 10cc(テンシーシー)の1976年のヒット曲です。
この後「クレアが楽屋で家族と一緒に過ごす(スタジオで演奏されている曲)」では、カバー版が使われています。
クレアがGS併設のダイナーでコーヒーを飲み、居合わせた男性客と話をする(ダイナーで流れる曲)
邦題『最高のクリスマス・イブ』
| Artist cover ver. | Andy Shauf & Madi Diaz |
| アンディ・シャウフ(Andy Shauf) カナダのシンガーソングライター、1986年生まれ。 | |
| マディ・ディアス(Madi Diaz) アメリカのシンガーソングライター/ミュージシャン、1986年生まれ。 | |
| リリース | 2025年:Soundtrack 『なんて楽しいクリスマス!』 |
| 作曲者 | デニス・リンデ(Dennis Linde, 1943-2006) アメリカのシンガーソングライター/ミュージシャン。 |
| Original ver. | 1972年: エヴァリー・ブラザース(The Everly Brothers) アメリカの兄弟ロックデュオ。カントリーロックのパイオニアとして知られる。 |
チャニングがクレアのレシピ通りに作ったXmasメニューを各自の皿に取り分ける(子供たちが見ているテレビで流れる曲)
邦題『もみの木』(英題:O Christmas Tree)
| 作詞者 | エルンスト・アンシュッツ(Ernst Anschütz, 1780-1861) ドイツの教師/オルガニスト/詩人/作曲家。 |
| 作曲年 | 1820年頃 |
『O Tannenbaum』(英題:O Christmas Tree)は、世界各国で歌われているドイツ発祥のクリスマス・キャロルです。
もともとはラブソングとして書かれました。不実な女性との対比で、モミの木の常緑性が恒常性と忠実さの象徴として歌われています。
アメリカでは、ドイツ系祖先を持つ住民が多く住むメリーランド州/アイオワ州の州歌として使用されています。
サミーがバーのカウンターで一人酒を飲む(バーで流れる曲)
| Artist | モデスト・マウス(Modest Mouse) 1992年にワシントン州イサクアで結成されたアメリカのロックバンド。 |
| リリース | 1997年 |
| 作曲者 | Modest Mouse アイザック・ブロック(Isaac Brock) ジェレマイア・グリーン(Jeremiah Green) エリック・ジュディ(Eric Judy) |
バーでサミーとエリザベスが子供の頃の思い出話をする(バーで流れる曲)
| Artist | ローグ・ウェイヴ(Rogue Wave) 2002年にカリフォルニア州オークランドで結成されたアメリカのインディーロックバンド。 |
| リリース | 2006年 |
| 作曲者 | ザック・ローグ(Zach Rogue) アメリカのミュージシャン。ロックバンド「ローグ・ウェイヴ」(Rogue Wave) のメンバー。 |
サミーとエリザベスがライムをかじりながらショットグラスに入った酒を一気飲みする(バーで流れる曲)
| Artist | ディエゴ・ガルシア(Diego Garcia) アメリカのミュージシャン。インディーロックバンド「エレファント」(Elefant) の元リードシンガー。 |
| リリース | 2011年 |
| 作曲者 | ディエゴ・ガルシア(Diego Garcia) |
バーでエリザベスが好きな曲が流れ、サミーを誘い二人が一緒に踊る (バーで流れる曲)
イッツ・マイ・ライフ
| Artist cover ver. | ノー・ダウト(No Doubt) 1986年にカリフォルニア州アナハイムで結成されたアメリカのポップロック/スカバンド。 |
| リリース | 2003年 |
| 作曲者 | Talk Talk マーク・ホリス(Mark Hollis, 1955-2019) ティム・フリーズ・グリーン(Tim Friese-Greene) |
| Original ver. | 1984年:トーク・トーク(Talk Talk) 1981年にロンドンで結成されたイギリスのニューウェーブバンド。 |
クレアを乗せたまま、車がレッカー移動される(レッカー車で流れる曲)
ジングルベル
| 作曲者 | ジェームズ・ロード・ピアポント(James Lord Pierpont, 1822-1893) マサチューセッツ州ボストン出身のソングライター/オルガニスト/アメリカ海軍の兵士。 |
| 出版年 | 1857年 |
| Original ver. | 1898年:エジソン・メール・カルテット(Edison Male Quartette) |
『ジングルベル』は、世界中で最もよく歌われているクリスマスソングです。
若者たちがソリ(橇)で競争する様子が歌われており、冬の情景が歌われていることでクリスマスソングとして世界中に広まりました。現在では最も古い “世俗的なクリスマスソング” とされています。
タイトルは当初『The One Horse Open Sleigh』(1頭立ての橇)でしたが、後に『Jingle Bell』に変更されました。
クレアがモーテルで購入した車でカリフォルニア州バーバンクに向けての旅に出発する
2000マイル
| Artist cover ver. | シャロン・ヴァン・エッテン(Sharon Van Etten) ブルックリンを拠点に活動するアメリカのシンガーソングライター/女優、1981年生まれ。 |
| リリース | 2025年:Soundtrack『なんて楽しいクリスマス!』 |
| 作曲者 | クリッシー・ハインド(Chrissie Hynde) アメリカ系イギリス人ミュージシャン、1951年生まれ。 ロックバンド「プリテンダーズ」(The Pretenders) のヴォーカリスト。 |
| Original ver. | 1983年:プリテンダーズ(The Pretenders) 1978年に結成されたイギリスのロックバンド。 デビューアルバム『Pretenders』(日本語タイトル:愛しのキッズ)が世界的に大ヒットし、一躍トップバンドの地位を手にいれる。その後、メンバー交代を重ねながらも、カリスマ的人気を誇る女性ロッカー、クリッシー・ハインド(Chrissie Hynde)を中心に活躍を続け、2005年にロックの殿堂入りを果たした。現在もなお活動を続けている。 |
『2000 Miles』は、遠くへ行ってしまった愛しい人を思い歌うクリスマス・バラードです。
プリテンダーズ(The Pretenders)のメンバーが薬物の過剰摂取で亡くなった後に出されたスタジオアルバム『Learning to Crawl』(1983) に収録されています。
クリスマスの朝、クレアが「ザジー・タイムズ・ショー」収録スタジオに到着する(車で流れる曲)
アイ・ガッタ・トライ
| Artist | マイケル・マクドナルド(Michael McDonald) アメリカのポップ、R&Bのシンガーソングライター/ミュージシャン、1952年生まれ。 |
| リリース | 1982年 |
| 作曲者 | Kenny Loggins and Michael McDonald |
クラウスター家の人々が隣の家を訪れ、ソファーで眠るサミーを起こして連れて帰ろうとする(隣の家の中で流れる曲)
邦題『ひいらぎ飾ろう』
| 作曲者 | トーマス・オリファント(Thomas Oliphant,1799-1873) スコットランドの音楽家/芸術家/作家。 |
| 出版年 | 1862年 |
『Deck the Halls』は、ウェールズ民謡『Nos Galan』をもとにしたクリスマスキャロルです。
ひいらぎ(セイヨウヒイラギ)は、真冬に美しい赤い実をつけることから聖木とされています。「Christmas holly」とも呼ばれ、クリスマスの装飾の定番として使われています。
クレアが “ホリデー・ママ” の一人としてスタジオに登場しダンスを踊る(クラウスター家の人々が隣の家でテレビを見るシーン)
邦題『ディスコ天国』
| Artist | タヴァレス(Tavares) アメリカのR&B/ソウルミュージック・グループ。 大西洋に浮かぶ島国カーボベルデ共和国にルーツを持つタヴァレス家の兄弟で構成される。 |
| リリース | 1976年 |
| 作曲者 | フレディ・ペレン(Freddie Perren, 1943-2004) アメリカのソングライター/レコードプロデューサー/アレンジャー/オーケストラ指揮者。 代表曲『恋のサバイバル』『Shake Your Groove Thing』 |
| ケニ・セント・ルイス(Keni St. Lewis) アメリカのソウル&ディスコ歌手/ソングライター。 |
クレアがザジー・ティムズ達と酒を飲み、家族の愚痴を言い合う(控え室で流れる曲)
オン・ザ・レイディオ
| Artist | ドナ・サマー(Donna Summer, 1948-2012) アメリカのシンガーソングライター。 1970年代にディスコ・ミュージックの第一人者として活躍し「ディスコの女王」と呼ばれ一世を風靡した。 |
| リリース | 1979年 |
| 作曲者 | ドナ・サマー(Donna Summer, 1948-2012) |
| ジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder) イタリアの音楽プロデューサー/作曲家/シンセサイザー奏者/歌手、1940年生まれ。 ディスコ音楽の発達に貢献し「ディスコの父」と呼ばれる。 |
クラウスター家の人々が飛行機でクレアのもとに向かう
| Artist cover ver. | フリート・フォクシーズ(Fleet Foxes) 2006年にワシントン州シアトルで結成されたアメリカのインディー・フォーク・バンド。 |
| リリース | 2025年:Soundtrack『なんて楽しいクリスマス!』 |
| 作曲者 | エリオット・スミス(Elliott Smith, 1969-2003) 90年代を代表するアメリカのシンガーソングライター。 ギター、ドラム、ピアノの他にもクラリネット、ハーモニカ、チェロなどもこなすマルチプレイヤーであることを生かし、緻密な多重録音で厚みのあるボーカルやアンサンブルを生み出し完成度の高いアルバムを数々残した。 |
| Original ver. | 2007年: エリオット・スミス |
| 『🔴』の曲が使われている映画一覧はこちら |
クレアが「ザジー・ティムズ・ショー」に出演する(クラウスター家の人々がサプライズゲストで登場するシーン)
| Artist | グウェン・ステファニー(Gwen Stefani) アメリカのシンガーソングライター/音楽プロデューサー/ファッションデザイナー/女優、1969年生まれ。スカパンクバンド「ノー・ダウト」(No Doubt) のボーカリストをつとめ、全米にスカ・ブームを捲き起こした。 |
| リリース | 2025年 |
| 作曲者 | Gwen Stefani and Spencer Stewart |
クレアが楽屋で家族と一緒に過ごす(スタジオで演奏されている曲)
邦題『愛ゆえに』
| Artist cover ver. | ザ・バード・アンド・ザ・ビー(The Bird and the Bee) アメリカのインディーポップ・デュオ。 |
| リリース | 2025年:Soundtrack 『なんて楽しいクリスマス!』 |
| 作曲者 | グレアム・グールドマン(Graham Gouldman) イギリスのミュージシャン/ソングライター/ベーシスト、1946年生まれ。 1960年代に数々のバンドに曲を提供し、ホリーズの『バス・ストップ』などヒット曲を生み出した。イギリスを代表するソングライターとして知られる。ロックバンド「10cc」のメンバー。 |
| エリック・スチュワート(Eric Stewart) イギリスのミュージシャン/ソングライター、1945年生まれ。ロックバンド「10cc」のメンバーとして知られる。 | |
| Original ver. | 1976年:10cc(テンシーシー) 1972年にストックポートで結成されたイギリスのロックバンド。 60年代から音楽業界で活動を行っていた四人のミュージシャンが集まり、自分たちのバンドに力を入れることを誓い合い活動を開始。ヒット曲を連発しワールドツアーを行うなど大活躍し、英国を代表するポップロックバンドとして人気を博した。 |
「回想シーン | クレアが車で家を出てガソリンスタンドに入る(車で流れる曲)」では、10cc(テンシーシー)によるオリジナル版が使われていました。
エンディング&エンドクレジット 1曲目
(1年後、クラウスター家の人々がスキー場でクリスマスを過ごす)
| Artist | グウェン・ステファニー(Gwen Stefani) アメリカのシンガーソングライター/音楽プロデューサー/ファッションデザイナー/女優、1969年生まれ。スカパンクバンド「ノー・ダウト」(No Doubt) のボーカリストをつとめ、全米にスカ・ブームを捲き起こした。 |
| リリース | 2025年 |
| 作曲者 | Gwen Stefani, Madison Love, Sean Douglas and Spencer Stewart |
エンドクレジット 2曲目
邦題『クリスマスの日に鐘の音を聞いたよ』
| 作曲者 | ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー(Henry Wadsworth Longfellow、1807-1882) アメリカの詩人。ダンテの『神曲』をアメリカで初めて翻訳した人物としても知られる。 |
| ジョン・バプティスト・キャルキン(John Baptiste Calkin, 1827-1905) イギリスの作曲家/オルガニスト/音楽教師。 | |
| Artist | The Wang Family |
『I Heard the Bells on Christmas Day』は、アメリカの詩人ヘンリー・ワズワース・ロングフェローによる1863年の詩『Christmas Bells』を基にしたクリスマスキャロルです。
エンドクレジット 3曲目
邦題『ロックン・ロールで大騒ぎ』
| Artist cover ver. | Uwade(ウワデ) ナイジェリア系アメリカ人のインディー・フォーク・ミュージシャン。 |
| リリース | 2025年:Soundtrack『なんて楽しいクリスマス!』 |
| 作曲者 | エルトン・ジョン(Elton John) イギリスのミュージシャン/歌手/ソングライター、1947年生まれ。 4歳からピアノを学び始め、11歳でロンドンの王立音楽アカデミーに合格。22歳でソロデビュー、『僕の歌は君の歌』(1970) の大ヒットで一躍ポップ・スターの仲間入りを果たす。5枚目のアルバム『ホンキー・シャトー』(1972) 以降7作連続全米首位を獲得するなど数々の記録を塗り替え大きな成功を収めた。「ピアノロック」というジャンルを確立したことでも知られる。 映画『ライオン・キング』(1994) 、『ロケットマン』(2019) の主題歌を作曲し、アカデミー歌曲賞を2度受賞。 |
| バーニー・トーピン(Bernie Taupin) イギリス系アメリカ人の作詞家、1950年生まれ。エルトン・ジョンとの共作で知られる。 | |
| Original ver. | 1973年: エルトン・ジョン(Elton John) |
「オープニングクレジット」では、エルトン・ジョン(Elton John)によるオリジナル版が使われていました。
『なんて楽しいクリスマス!』のサントラ
『なんて楽しいクリスマス!』はシッダールタ・コスラ(Siddhartha Khosla)が音楽を担当しました
シッダールタ・コスラは、インド出身の作曲家です。『THIS IS US/ディス・イズ・アス』『マーダーズ・イン・ビルディング』などのテレビドラマで音楽を担当したことでも知られています。
※サントラ収録曲
1. Shake the Snow Globe – Gwen Stefani
2. The Things We Do for Love – The Bird and the Bee
3. Have Yourself a Merry Little Christmas – St. Vincent
4. 2000 Miles – Sharon Van Etten
5. Angel in the Snow – Fleet Foxes
6. Step Into Christmas – Uwade
7. Silent Night – The Wang Family
8. Hot Cocoa – Gwen Stefani
9. Snowqueen of Texas – Weyes Blood
10. Christmas Eve Can Kill You – Andy Shauf & Madi Diaz
11. It’s My Life – The Bird and the Bee
12. Christmas Must Be Tonight – Jeff Tweedy
13. Dance of the Sugar Plum Fairy – Lorely Rodriguez
14. I Heard the Bells on Christmas Day – The Wang Family
15. The 12 Days of Christmas – Dominic Sessa
『なんて楽しいクリスマス!』キャスト・スタッフ
| 監督 | マイケル・ショウォルター(Michael Showalter) |
| 脚本 | チャンドラー・ベイカー(Chandler Baker) |
| マイケル・ショウォルター(Michael Showalter) | |
| 原作 | チャンドラー・ベイカー(Chandler Baker) |
| 製作 | マイケル・ショウォルター(Michael Showalter) |
| ジョーダナ・モリック(Jordana Mollick) | |
| ケイト・チャーチル(Kate Churchill) | |
| ベリー・ウェルシュ(Berry Welsh) | |
| ジェーン・ローゼンタール(Jane Rosenthal) | |
| 音楽 | シッダールタ・コスラ(Siddhartha Khosla) |
| 配信 | Amazon Prime Video |
| 公開 | 2025年12月3日 |
| 上映時間 | 101分 |
クレア・クラウスター:ミシェル・ファイファー(Michelle Pfeiffer)
チャニング ・クラウスター:フェリシティ・ジョーンズ(Felicity Jones)
テイラー・クラウスター:クロエ・グレース・モレッツ(Chloë Grace Moretz)
ニック ・クラウスター:デニス・リアリー(Denis Leary)
サミー ・クラウスター:ドミニク・セッサ(Dominic Sessa)
モーガン:ダニエル・ブルックス(Danielle Brooks)
ダグ:ジェイソン・シュワルツマン(Jason Schwartzman)
ザジー・ティムズ:エバ・ロンゴリア(Eva Longoria)
ジーン・ワン・ワッサーマン:ジョアン・チェン(Joan Chen)
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