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『もっと遠くへ行こう。』の挿入曲とサントラ

2022年に制作された映画『もっと遠くへ行こう。』(原題:Foe)は、『もう終わりにしよう。』で知られるイアン・リードによる同名の長編小説をもとにしたSFサイコスリラーです。原題の「Foe」とは、英語で「敵」や「対立するもの」を意味します。

主演はシアーシャ・ローナン、ポール・メスカル、監督はガース・デイヴィスがつとめました。

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『もっと遠くへ行こう。』の挿入曲

『もっと遠くへ行こう。』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

オープニング

It’s Raining
Artistアーマ・トーマス(Irma Thomas)
アメリカのソウル/R&Bシンガー、1941年ルイジアナ州ポンチャトゥーラ生まれ。ニューオーリンズを代表するシンガーのひとりで「ニューオーリンズのソウル・クイーン」(Soul Queen Of New Orleans)の愛称でも知られている
リリース1962年
作曲者アラン・トゥーサン(Allen Toussaint, 1938-2015)
ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のR&Bピアニスト/ボーカリスト/ソングライター/レコードプロデューサー。

ジュニアがゲストルームで夜を過ごした翌朝に流れる曲

Ain’t Got No Home
Artistクラレンス”フロッグマン”ヘンリー(Clarence ‘Frogman’ Henry)
アメリカのR&Bシンガー/ピアニスト、1937年ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。
リリース1956年
作曲者クラレンス”フロッグマン”ヘンリー(Clarence ‘Frogman’ Henry)

クラレンス・フロッグマン・ヘンリーは、この曲でのカエルを模写した歌声から「Frogman」と呼ばれ人気となりました。

ヘンがピアノで弾く曲

kamma
リリース2023年:Soundtrack『Foe』
作曲者アグネス・オベル(Agnes Obel)
デンマーク・コペンハーゲン出身のシンガーソングライター。

一年後、テレンス2度目の来訪時に車で流れる曲(ヘンが窓をノックする)

I’m Looking (for a World)
Artist
Cover ver.
スキータ・デイヴィス(Skeeter Davis, 1931-2004)
アメリカのカントリー・ミュージック歌手/ソングライター。
リリース1967年
作曲者ジョン・ディー・ラウダーミルク(John D. Loudermilk, 1934-2016)
アメリカのシンガーソングライター。
Original ver.スー・トンプソン(Sue Thompson, 1925-2021)

ヘンがジュニアのものを階段から投げ捨てる

The End of the World
邦題『この世の果てまで』
Artistスキータ・デイヴィス(Skeeter Davis, 1931-2004)
アメリカのカントリー・ミュージック歌手/ソングライター。
リリース1962年
作曲者アーサー・ケント(Arthur Kent, 1920-2009)
アメリカのポピュラーソング作曲家。
シルビア・ディー(Sylvia Dee, 1914-1967)
アメリカの作詞家/小説家。

『The End of the World』は、世界中で多くのアーティストにカバーされているスタンダードナンバーです。

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テレンスがレコードで流す曲(3人でワインを飲む)

Cello Concerto in E Minor, Op.85 – I. Adagio. Moderato
『チェロ協奏曲 ホ短調 作品85』より第1楽章
作曲者エドワード・エルガー(Edward Elgar, 1857-1934)
イギリスの作曲家/指揮者。
Artistジャクリーヌ・デュ・プレ(Jacqueline du Pré, 1945-1987)
イギリスのチェロ奏者。
ダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)
ユダヤ人ピアニスト/指揮者、1942年アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれ。一人目の妻はイギリスのチェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレ。

ジュニアが運転する車の助手席でテレンスが歌う曲

Common Man
Artist
Cover ver.
デヴィッド・ラフィン(David Ruffin, 1941-1991)
アメリカ・ミシシッピー州出身のソウル歌手。ソウル・コーラス・グループ「テンプテーションズ(The Temptations)」の初代リード・ヴォーカリスト。
リリース1973年
作曲者ボビー・ミラー(Bobby Miller, 1934-2019)
アメリカのソウルシンガー/ソングライター/プロデューサー。

ジュニアが結婚式を思い出す(式で流れ二人で歌う曲)

Although the Sun Is Shining
Artistフリートウッド・マック(Fleetwood Mac)
1967年にギタリス/歌手のピーター・グリーン(Peter Green)によってロンドンで結成されたイギリス系アメリカ人のブルース・ロック・バンド。
リリース1969年
作曲者ダニー・カーワン(Danny Kirwan, 1950-2018)
イギリス・ロンドン出身のギタリスト/シンガー。1968年〜1972年にフリートウッドマックのギタリスト/シンガー/ソングライターとして活躍。

『Although the Sun Is Shining』は、フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)の3枚目スタジオアルバム『Then Play On』に収録されている曲です。


この後、以下のシーンでもこの曲が使われています。
ジュニアが倒れる前に口ずさむ曲
ジュニアが虫を殺した後、二人で口ずさむ曲

ヘンがピアノで弾く曲(テレンスがジュニアの口を塞いだ後)

Dishyamemory
リリース2023年:Soundtrack『Foe』
作曲者アグネス・オベル(Agnes Obel)
デンマーク・コペンハーゲン出身のシンガーソングライター。

ジュニアの前でテレンスとヘンがデュエットする曲

I’m New Here
Artist
Cover ver.
ギル・スコット・ヘロン(Gil Scott-Heron, 1949-2011)
イリノイ州シカゴ出身のソウルミュージック/ジャズ詩人/音楽家。
リリース2010年
作曲者ビル・キャラハン(Bill Callahan)
アメリカのシンガーソングライター/ギタリスト。1966年メリーランド州・シルバースプリング生まれ。「スモッグ」名義で活動する。
Original ver.2005年:スモッグ(Smog)

『I’m New Here』は、アメリカのシンガーソングライター兼ギタリスト、ビル・キャラハンを中心とするバンド、スモッグ(Smog)の11枚目スタジオアルバム『A River Ain’t Too Much to Love』に収録された曲です。

ここでは、ギル・スコット・ヘロン(Gil Scott-Heron, 1949-2011)のカバーバージョンが使われています。

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ヘンが前の曲を止めて、次に流れる曲

Land of My Dreams
Artist
Cover ver.
アンナ・ドミノ(Anna Domino)
ニューヨークとロサンゼルスに拠点を置くアメリカのインディーロック・アーティスト。
リリース1984年
作曲者アレサ・フランクリン(Aretha Franklin, 1942-2018)
「クイーン・オブ・ソウル」の異名を持つアメリカのシンガーソングライター/ピアニスト。
テッド・ホワイト(Ted White, 1931-2020)
アメリカのソングライター/音楽マネージャー/プロデューサー。アレサ・フランクリンの最初の夫で元マネージャー。
Original ver.1967年:アレサ・フランクリン(Aretha Franklin, 1942-2018)

『Land of My Dreams』は、ソウル/R&Bを代表するアメリカの女性歌手アレサ・フランクリンの曲です。

ここでは、アンナ・ドミノ(Anna Domino)のカバーバージョンが使われています。

ジュニアが倒れる前に口ずさむ曲

Although the Sun Is Shining
Artistフリートウッド・マック(Fleetwood Mac)
1967年にギタリス/歌手のピーター・グリーン(Peter Green)によってロンドンで結成されたイギリス系アメリカ人のブルース・ロック・バンド。
リリース1969年
作曲者ダニー・カーワン(Danny Kirwan, 1950-2018)
イギリス・ロンドン出身のギタリスト/シンガー。1968年〜1972年にフリートウッドマックのギタリスト/シンガー/ソングライターとして活躍。

ジュニアが結婚式を思い出す(式で流れ二人で歌う曲)」でもこの曲が使われていました。

ヘンがピアノで弾く曲(ヘンが雨に喜び外に出る)

Mimoser
リリース2023年:Soundtrack『Foe』
作曲者アグネス・オベル(Agnes Obel)
デンマーク・コペンハーゲン出身のシンガーソングライター。

ヘンが家を出て行く

I Wouldn’t Dream of It
Artistジョイス・ヒース(Joyce Heath)
リリース1961年
作曲者ピーター・アデル & ゲイリー・ゲルド(Peter Udell and Gary Geld)
ゲイリー・ゲルド(Gary Geld)とピーター・ウデル(Peter Udell)による作詞作曲コンビ。
代表作『涙のくちづけ』(原題:Sealed With A Kiss)
ゲイリー・ゲルド(Gary Geld)
アメリカの作曲家、1935年ニュージャージー州パターソン生まれ。
ピーター・ウデル(Peter Udell)
アメリカの作詞家/作家。

『I Wouldn’t Dream of It』は、1969年のイタリア・西ドイツ合作スリラー映画『ダブル・フェイス』でも使われた曲です。

ジュニアが虫を殺した後、二人が口ずさむ曲

Although the Sun Is Shining
Artistフリートウッド・マック(Fleetwood Mac)
1967年にギタリス/歌手のピーター・グリーン(Peter Green)によってロンドンで結成されたイギリス系アメリカ人のブルース・ロック・バンド。
リリース1969年
作曲者ダニー・カーワン(Danny Kirwan, 1950-2018)
イギリス・ロンドン出身のギタリスト/シンガー。1968年〜1972年にフリートウッドマックのギタリスト/シンガー/ソングライターとして活躍。

ジュニアが結婚式を思い出す(式で流れ二人で歌う曲)」でもこの曲が使われていました。

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『もっと遠くへ行こう。』のサントラ

『もっと遠くへ行こう。』はパク・ジハ(Park Jiha)オリバー・コーツ(Oliver Coates) アグネス・オベル(Agnes Obel)が音楽を担当しました。

パク・ジハは、朝鮮半島の伝統音楽を用いた実験的音楽で注目されている韓国の作曲家/ミュージシャンです。2016年にリリースしたデビュー・アルバム『コミュニオン』は、世界的に高い評価を得ました。

オリバー・コーツは、イギリス・ロンドンを拠点に活躍するチェリスト/作曲家です。『アフターサン』でも音楽を担当しています。

アグネス・オベルはデンマーク・コペンハーゲン出身のシンガーソングライターです。『THE LAST OF US』や『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』など多くの海外ドラマで音楽が使われています。

『もっと遠くへ行こう。』キャスト・スタッフ

監督ガース・デイビス(Garth Davis)
脚本イアン・リード(Iain Reid)
ガース・デイビス(Garth Davis)
原作イアン・リード(Iain Reid)
製作ケリー・コハンスキー=ロバーツ(Kerry Kohansky-Roberts)
ガース・デイビス(Garth Davis)
エミール・シャーマン(Emile Sherman)
イアン・カニング(Iain Canning)
音楽パク・ジハ(Park Jiha)
オリバー・コーツ(Oliver Coates)
アグネス・オベル(Agnes Obel)
配信Amazon MGM Studios
公開 2023 年10月6日
2024年1月5日
上映時間110分

ヘン:シアーシャ・ローナン(Saoirse Ronan)
ジュニア:ポール・メスカル(Paul Mescal)
テレンス:アーロン・ピエール(Aaron Pierre)

文・構成
Filmmusik 管理人

映画の素晴らしさをもっと多くの人に伝えられたら…そんな気持ちでFilmlmusikを開設。
音楽・映画好きの管理人自ら執筆しています。

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