1982年にアメリカで製作された映画『E.T.』(原題:E.T. The Extra-Terrestrial)は、スティーヴン・スピルバーグによるSFファンタジー映画です。
第55回アカデミー賞では作品賞を含む9部門にノミネートされ、作曲賞など4部門を受賞しました。
『E.T.』の挿入曲
『E.T.』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
ラジオから流れる曲(マイケルと仲間たちがゲームを楽しむシーン)
Artist | The Jim Carroll Band |
ジム・キャロル(Jim Carroll, 1949-2009) アメリカの作家/詩人/パンクミュージシャン。 1995年のアメリカ映画『バスケットボール・ダイアリーズ』(The Basketball Diaries)の原作小説『マンハッタン少年日記』の作者として知られる。 | |
リリース | 1980年 |
作曲者 | ジム・キャロル |
ラジオから流れる曲(マイケル達が電話リクエストし、母メアリーが歌う曲)
ピザの出前を受け取り家の中に戻ろうとするエリオットが、物置小屋からの物音に気づくシーン
Artist cover ver. | ザ・パースエイジョンズ(The Persuasions) 1962年にブルックリンで結成されたアメリカのアカペラグループ。 |
リリース | 1977年 |
作曲者 | The Rivingtons アル・フレイジャー(Al Frazier) ジョン・ハリス(John Harris) カール・ホワイト(Carl White, 1932-1980) ターナー・ウィルソン・ジュニア(Turner Wilson Jr.) |
Original ver. | 1962年:ザ・リヴィングトンズ(The Rivingtons) 1960年代に結成されたアメリカのドゥーワップ・グループ。 |
物置小屋を調べにむかう少年達がエリオットをはやしたてて歌う曲
トワイライトゾーン・メイン・タイトル
作曲者 | マリユス・コンスタン(Marius Constant, 1925-2004) ルーマニア出身のフランスの作曲家/指揮者。 バレエ音楽を多数作曲し、モーリス・ラヴェルのピアノ独奏組曲『夜のガスパール』のオーケストレーションを手掛けたことでも知られる。 |
『Twilight Zone (Main Title)』は、1959年からアメリカで放映されたSFテレビドラマシリーズ『トワイライト・ゾーン』のテーマ曲です。
エリオットが仮病で学校を休んだ日に、帰宅するマイケルが歌う曲
この後、マイケルはエリオットからE.T.を紹介されます。
アクシデンツ・ウィル・ハプン
Artist | エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ(Elvis Costello and The Attractions) 1977年にエルヴィス・コステロによってロンドンで結成されたイギリスのニューウェイヴ/ロックグループ。 |
リリース | 1979年 |
作曲者 | エルヴィス・コステロ(Elvis Costello) イギリスのミュージシャン/作曲家/プロデューサー、1954年リヴァプール生まれ。 |
『E.T.』のサントラ
『E.T.』はジョン・ウィリアムズ(John Williams)が音楽を担当しました。
ジョン・ウィリアムズは、アメリカ・ニューヨーク出身の作曲家です。『ジョーズ』や『スター・ウォーズ』、『ロング・グッドバイ』など多くの映画音楽を手がけたことで知られています。今作で第55回アカデミー賞作曲賞を受賞し、現在までにアカデミー賞を5回受賞しています。
『E.T.』キャスト・スタッフ
監督 | スティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg) |
脚本 | メリッサ・マシスン(Melissa Mathison) |
製作 | スティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg) |
キャスリーン・ケネディ(Kathleen Kennedy) | |
音楽 | ジョン・ウィリアムズ(John Williams) |
配給 | CIC |
公開 | 1982年6月11日 |
1982年12月4日 | |
上映時間 | 115分(オリジナル版) |
エリオット:ヘンリー・トーマス(Henry Thomas)
メアリー:ディー・ウォレス(Dee Wallace)
マイケル:ロバート・マクノートン(Robert MacNaughton)
ガーティ:ドリュー・バリモア(Drew Barrymore)
鍵の男:ピーター・コヨーテ(Peter Coyote)
グレッグ:K・C・マーテル(K.C. Martel)
スティーブ:ショーン・フライ(Sean Frye)
タイラー:トム・ハウエル(C. Thomas Howell)
プリティ・ガール:エリカ・エレニアック(Erika Eleniak)
E.T.(声):パット・ウェルシュ(Pat Welsh)

ジョン・ウィリアムズが音楽を担当した映画
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