1994年にアメリカで制作された映画『裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱』(原題:The Naked Gun 33 1/3: The Final Insult)は、警部補フランク・ドレビンを主役としたポリス・コメディの第3作目です。
レスリー・ニールセンが警部補フランク・ドレビンを演じ、ジェーン・ドレビンをプリシラ・プレスリーが演じました。
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- 1991年
- 1994年『裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱』(現在のページ)
- 2025年
- 『裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱』
- オープニングクレジット
- フランクがスーパーマーケットで買い物をする
- ひったくり犯を捕まえようとしたフランクが拳銃を持っていないことに気づく(回想シーン | フランクの退職祝いで同僚達が歌う)
- 市庁舎爆破犯人の共犯の女の名前を聞いたフランクが、70年にディスコで起きた殺人事件を思い出す(回想 | ディスコで流れる曲)
- ジェーンがセラピストの助言に従い “二人の特別な晩” の手筈を整えてフランクを出迎える(自宅で流れる曲)
- ロッコの手下がフランクを餌食にしようとシャワー室に入って来る(フランクが口ずさむ曲)
- ルイーズとバーで過ごしていたジェーンがフランクのことを思い出し、涙ぐみながら外に出てくる(バーで流れる “ 二人の思い出の曲” )
- アカデミー授賞式のライヴパフォーマンスでフランクがバックダンサーを務める
- エンドクレジット 2曲目
- 『裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱』のサントラ
- 『裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱』キャスト・スタッフ
『裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱』
『裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニングクレジット
| 作曲者 | アイラ・ニューボーン(Ira Newborn) アメリカの作曲家/ミュージシャン/俳優/オーケストレーター、1949年ニューヨーク生まれ。 |
『The Naked Gun Theme』は、「裸の銃を持つ男」シリーズのテーマソングです。
映画の原作となったテレビドラマ『フライング・コップ 知能指数0分署』(原題:POLICE SQUAD!)で初めて使用されました。
フランクがスーパーマーケットで買い物をする
ヒップ・トゥ・ビー・スクウェアー
| Artist | ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース(Huey Lewis & The News) サンフランシスコを拠点に活動するアメリカのポップロックバンド。 1979年レコードデビュー。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主題歌『パワー・オブ・ラヴ』が全米チャート1位を記録しアカデミー歌曲賞にノミネートされるなど、80年代にヒット曲を数多く出し高い人気を誇った。 |
| リリース | 1986年 |
| 作曲者 | Huey Lewis & The News ヒューイ・ルイス(Huey Lewis) ビル・ギブソン(Bill Gibson) シーン・ホッパー(Sean Hopper) |
ひったくり犯を捕まえようとしたフランクが拳銃を持っていないことに気づく(回想シーン | フランクの退職祝いで同僚達が歌う)
邦題『彼はいいやつだ』
『For He’s a Jolly Good Fellow』は、誕生日・結婚記念日などの記念日や、結婚式・昇進・退職などの人生の節目に対象者を祝福する目的で歌われる定番の曲です。
スポーツイベントでの勝利や、学術・ビジネスでの成功を手にした際にも歌われます。
フランス民謡『マルブルーは戦争に行く』を原曲とするフランス発祥の曲ですが、19世紀半ば頃からイギリスの人々に特に愛され、社交の集まりでよく歌われていたそうです。
市庁舎爆破犯人の共犯の女の名前を聞いたフランクが、70年にディスコで起きた殺人事件を思い出す(回想 | ディスコで流れる曲)
ステイン・アライヴ
| Artist | ビージーズ(Bee Gees) ギブ三兄弟を中心に結成された男性ボーカルグループ。 1963年にオーストラリアでデビューし半世紀にわたる息の長い活動を続け、数々の名曲を残した。 |
| リリース | 1977年:Soundtrack『サタデー・ナイト・フィーバー』 |
| 作曲者 | Bee Gees バリー・ギブ(Barry Gibb) ロビン・ギブ(Robin Gibb, 1949-2012) モーリス・ギブ(Maurice Gibb, 1949-2003) |
『Staying Alive』は、1977年のダンスドラマ映画『サタデー・ナイト・フィーバー』(Saturday Night Fever)のオリジナル・サウンドトラックです。
ジェーンがセラピストの助言に従い “二人の特別な晩” の手筈を整えてフランクを出迎える(自宅で流れる曲)
ミスティ
| Artist cover ver. | ジョニー・マティス(Johnny Mathis) アメリカのポップ/ジャズ/R&B歌手、1935年生まれ。 |
| リリース | 1959年 |
| 作曲者 | エロル・ガーナー(Erroll Garner, 1921-1977) ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のアメリカのジャズピアニスト/作曲家。 ピアノの演奏法を独学で習得。「ビハインドザビート」と呼ばれる独創性のあるサウンドと表現で、20世紀を代表するミュージシャンとしてジャズの歴史に名を残した。 |
| ジョニー・バーク(Johnny Burke, 1908-1964) アメリカの作詞家。映画『我が道を往く』(1944) の主題歌『星にスイング』を作詞し、アカデミー歌曲賞を受賞した。 | |
| Original ver. | 1954年:エロル・ガーナー |
『ミスティ』(Misty)は、ジャズのスタンダードナンバーです。
エロール・ガーナー(Erroll Garner)がインストゥルメンタル曲として作り、後に作詞家ジョニー・バークによって歌詞が書き加えられました。
ロッコの手下がフランクを餌食にしようとシャワー室に入って来る(フランクが口ずさむ曲)
邦題『火の玉ロック』
| Artist | ジェリー・リー・ルイス(Jerry Lee Lewis, 1935-2022) アメリカのロックンロールとカントリーの歌手/ピアニスト/ソングライター。 ロックンロールのパイオニアの一人で、「キラー」 (The Killer)の愛称で知られる。 |
| リリース | 1957年 |
| 作曲者 | オーティス・ブラックウェル(Otis Blackwell, 1932-2002) アメリカのソングライター/歌手/ピアニスト。 |
| ジャック・ハマー(Jack Hammer, 1925-2016) アメリカのピアニスト/シンガー/ソングライター。 |
ジェリー・リー・ルイスは、1957年のロックンロール映画『ジャンボリー』(Jamboree)に本人役で出演し、この曲を歌いました。アメリカでは最初の10日間で100万枚を売上げ、イギリス、ニュージーランド、オランダなどでも大ヒット、ジェリー・リー・ルイスは世界的に知られるようになりました。
ルイーズとバーで過ごしていたジェーンがフランクのことを思い出し、涙ぐみながら外に出てくる(バーで流れる “ 二人の思い出の曲” )
邦題『99本のビール』
『99 Bottles of Beer』は、同じフレーズが繰り返される中でボトルが毎回1本づつ減っていく逆カウントソングです。
アメリカ・カナダでは、学校やボーイスカウトなどの長いバス旅行で子供たちが歌う定番曲です。
アカデミー授賞式のライヴパフォーマンスでフランクがバックダンサーを務める
ジス・クッド・ビー・ザ・スタート・オブ・サムシング
| 作曲者 | スティーヴ・アレン(Steve Allen, 1921-2000) アメリカのテレビとラジオのパーソナリティ/コメディアン/ミュージシャン/作曲家/作家/俳優。深夜トーク番組シリーズ「ザ・トゥナイト・ショー」の初代司会者。 |
『This Could Be the Start of Something』は、1956年から57年にかけて「ザ・トゥナイト・ショー」のテーマソングとして使用されていました。
カウント・ベイシー、トニー・ベネット、ボビー・ダーリンなど多くのアーティストにカバーされています。
この後「エンドクレジット 2曲目」でもこの曲が使われています。
エンドクレジット 2曲目
ジス・クッド・ビー・ザ・スタート・オブ・サムシング
| 作曲者 | スティーヴ・アレン(Steve Allen, 1921-2000) アメリカのテレビとラジオのパーソナリティ/コメディアン/ミュージシャン/作曲家/作家/俳優。深夜トーク番組シリーズ「ザ・トゥナイト・ショー」の初代司会者。 |
「アカデミー授賞式のライヴパフォーマンスでフランクがバックダンサーを務める」でもこの曲が使われていました。
『裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱』のサントラ
『裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱』はアイラ・ニューボーン(Ira Newborn)が音楽を担当しました。
アイラ・ニューボーンは、ニューヨーク出身の作曲家/俳優です。『フェリスはある朝突然に』や『大災難P.T.A.』などジョン・ヒューズの作品で数多く音楽を担当しています。
『裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱』キャスト・スタッフ
| 監督 | ピーター・シーガル(Peter Segal) |
| 脚本 | パット・プロフト(Pat Proft) |
| デヴィッド・ザッカー(David Zucker) | |
| ロバート・ロキャッシュ(Robert LoCash) | |
| 原作 | デヴィッド・ザッカー(David Zucker) |
| ジム・エイブラハムズ(Jim Abrahams) | |
| ジェリー・ザッカー(Jerry Zucker) | |
| 製作 | ロバート・K・ワイス(Robert K. Weiss) |
| デビッド・ザッカー(David Zucker) | |
| 音楽 | アイラ・ニューボーン(Ira Newborn) |
| 配給 | UIP |
| 公開 | 1994年3月18日 |
| 1994年8月13日 | |
| 上映時間 | 82分 |
フランク・ドレビン:レスリー・ニールセン(Leslie Nielsen)
ジェーン・ドレビン:プリシラ・プレスリー(Priscilla Presley)
エド・ホッケン:ジョージ・ケネディ(George Kennedy)
ノードバーグ:O・J・シンプソン(O. J. Simpson)
テッド・オルソン:エド・ウィリアムズ(Ed Williams)
アル:タイニー・ロン(Tiny Ron)
パプシュミア:レイ・バーク(Raye Birk)
ロッコ・ディロン:フレッド・ウォード(Fred Ward)
ミュリエル:キャスリーン・フリーマン(Kathleen Freeman)
タニヤ・ピーターズ:アンナ・ニコル・スミス(Anna Nicole Smith)
ルイーズ:エレン・グリーン(Ellen Greene)
本人役:フィル・ドナヒュー(Phil Donahue)
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