2024年にアメリカで制作された映画『クレイヴン・ザ・ハンター』(原題:Kraven the Hunter)は、スパイダーマンシリーズのヴィラン「クレイヴン」誕生までを描いた作品です。
ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)最終作として制作されました。
- 2018年
- 2021年
- 2022年
- 2024年
- 2024年
- 2024年『クレイヴン・ザ・ハンター』(現在のページ)
『クレイヴン・ザ・ハンター』の挿入曲
『クレイヴン・ザ・ハンター』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング
レッド・オクトーバー賛歌
リリース | 1990年:Soundtrack『レッド・オクトーバーを追え!』 |
作曲者 | ベイジル・ポールドゥリス(Basil Poledouris, 1945-2006) アメリカの映画音楽作曲家/指揮者。 |
『Hymn to Red October』は、ショーン・コネリー主演のアメリカ映画『レッド・オクトーバーを追え!』(原題:The Hunt for Red October)のテーマ曲です。
クレイヴンが刑務所内の運動場でバーベルトレーニングをする(スピーカーから流れる曲)
(英題:Blood Type)
Artist | キノー(Kino) 1981年にレニングラードで結成された旧ソビエト連邦のロックバンド。 ロシアンロックのパイオニアとして後進のバンドに大きな影響を与えている。 |
リリース | 1988年 |
作曲者 | Kino ヴィクトル・ツォイ(Viktor Tsoi, 1962-1990) ユーリー・カスパリャン(Yuri Kasparyan) ゲオルギー・グリアノフ(Georgiy Guryanov, 1961-2013) イゴール・チホミロフ(Igor Tikhomirov) |
【16年前】病院を退院させられたセルゲイがロンドンの自分の部屋で母親からの手紙を読む
(この後、何度も流れています。)
邦題『ハントレスの子守歌』
『Bayu Bayushki Bayu』は、ロシアに古くから伝わる子守唄です。
ベッドの端で寝ているとオオカミにさらわれて森に埋められてしまうよ・・・という内容の歌詞です。
【現在】ニコライがディミトリが経営するクラブに入って来る(ディミトリがピアノで弾き語りをする 1曲目)
サイン・オブ・ザ・タイムズ
Artist | ハリー・スタイルズ(Harry Styles) イギリスの歌手/俳優、1994年生まれ。 2011年にボーイバンド「ワン・ダイレクション」(One Direction) のメンバーとしてデビューし、2016年からソロ活動開始。音楽活動と並行して俳優としてのキャリアを積むなど活躍の場を広げている。 |
リリース | 2017年 |
作曲者 | Harry Styles, Jeff Bhasker, Mitch Rowland, Ryan Nasci, Tyler Johnson and Alex Salibian |
ニコライがクラブで暗殺されそうになる(ディミトリがピアノで弾き語りをする 2曲目)
ディミトリ(カメレオン)がニコライが好きな歌手の曲を演奏するシーン
邦題『誰にも奪えぬこの想い』
Artist cover ver. | トニー・ベネット(Tony Bennett, 1926-2023) イタリア系アメリカ人歌手/俳優。 約70年にわたりアメリカのポピュラー・ミュージックを代表する存在として活躍し、グラミー賞を20回、エミー賞を2回受賞。レディー・ガガとの二枚目のコラボレーションアルバム『Love for Sale』が2021年にリリースされ、史上最高齢(95歳と60日)で新作アルバムをリリースしたことがギネス世界記録に認定され話題となった。 |
リリース | 1967年 |
作曲者 | ジョージ・ガーシュウィン(George Gershwin, 1898-1937) アメリカの作曲家/ピアニスト。 15歳からティン・パン・アレーで試演ピアニストとして働き、ブロードウェイで曲を書くようになり『スワニー』(1919) で成功を収める。その後、作詞家となった兄アイラと組んでレビューやミュージカル向けにポピュラー・ソングを送り出し、数多くのスタンダード・ナンバーを残す。『ラプソディ・イン・ブルー』『パリのアメリカ人』などジャズとクラシックを融合させた作品で世界的に評価され、20世紀アメリカを代表する作曲家として知られる。 |
アイラ・ガーシュウィン(Ira Gershwin, 1896-1983) アメリカの作詞家。ジョージ・ガーシュウィンの兄。 1924年から弟ジョージとソングライティング・チームを組み、20世紀を代表する数多くの楽曲を残した。 | |
Original ver. | 1937年:フレッド・アステア(Fred Astaire, 1899-1987) ネブラスカ州オマハ出身のアメリカの俳優/ダンサー/歌手。 |
『They Can’t Take That Away from Me』は、1937年のミュージカル映画『踊らん哉』(原題:Shall We Dance)でフレッド・アステア(Fred Astaire)によって披露された曲です。
【1年後】セルゲイがディミトリの誕生日を祝うためにクラブを訪れる(ディミトリがステージで歌う)
チェンジス
Artist | ブラック・サバス(Black Sabbath) 1968年にバーミンガムで結成されたイギリスのロックバンド。 ヘヴィメタルのパイオニアとされる。 |
リリース | 1972年 |
作曲者 | Black Sabbath オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne) ビル・ワード(Bill Ward) ギーザー・バトラー(Geezer Butler) トニー・アイオミ(Tony Iommi) |
『クレイヴン・ザ・ハンター』のサントラ
『クレイヴン・ザ・ハンター』はベンジャミン・ウォルフィッシュ(Benjamin Wallfisch)とエフゲニー・ガルペリン(Evgueni Galperine)、サーシャ・ガルペリン(Sacha Galperine)が音楽を担当しました。
ベンジャミン・ウォルフィッシュは、イギリス・ロンドン出身の作曲家です。ハンス・ジマーの映画音楽プロダクション「リモート・コントロール・プロダクション」の一員として活動しており、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』や『ブレードランナー 2049』の音楽を手掛けたことで知られています。
エフゲニー&サーシャ・ガルペリン兄弟はロシア生まれの作曲家です。フランスを拠点に活動しており、フランス映画『エール!』や『ラブレス』などの音楽を担当しています。

『クレイヴン・ザ・ハンター』キャスト・スタッフ
監督 | J・C・チャンダー(J. C. Chandor) |
脚本 | アート・マーカム(Art Marcum) |
マット・ホロウェイ(Matt Holloway) | |
リチャード・ウェンク(Richard Wenk) | |
原作 | スタン・リー(Stan Lee) |
スティーブ・ディッコ(Steve Ditko) | |
製作 | アヴィ・アラッド(Avi Arad) |
マット・トルマック(Matt Tolmach) | |
エイミー・パスカル(David Householter) | |
音楽 | ベンジャミン・ウォルフィッシュ(Benjamin Wallfisch) |
エフゲニー・ガルペリン(Evgueni Galperine) | |
サーシャ・ガルペリン(Sacha Galperine) | |
配給 | ソニー・ピクチャーズ リリーシング |
公開 | 2024年12月13日 |
2024年12月13日 | |
上映時間 | 127分 |
セルゲイ・クラヴィノフ/クレイヴン・ザ・ハンター:アーロン・テイラー=ジョンソン(Aaron Taylor-Johnson)
少年期のセルゲイ:リーヴァイ・ミラー(Levi Miller)
カリプソ:アリアナ・デボーズ(Ariana DeBose)
少女期のカリプソ:ディアアナ・バブニコワ(Diaana Babnicova)
ディミトリ・クラヴィノフ/カメレオン:フレッド・ヘッキンジャー(Fred Hechinger)
少年期のディミトリ:ビリー・バラット(Billy Barratt)
ニコライ・クラヴィノフ:ラッセル・クロウ(Russell Crowe)
アレクセイ・シツェビッチ/ライノ(アレクセイ時):アレッサンドロ・ニヴォラ(Alessandro Nivola)
アレクセイ・シツェビッチ/ライノ(ライノ時):チ・ルイス・パリー(Chi Lewis-Parry)
ザ・フォーリーナー:クリストファー・アボット(Christopher Abbott)
セミョン・チョーニィ:ユーリー・コロコリニコフ(Yuri Kolokolnikov)
アンドレ:マイケル・シェーファー(Michael Shaeffer)
同じキャストが出演している映画/関連映画
コメント