2016年にアメリカで制作された映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(原題:Captain America: Civil War)は、マーベル・コミックスのヒーロー、キャプテン・アメリカの活躍を描いたヒーロー映画です。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の続編に当たります。
前作に引き続きルッソ兄弟が監督をつとめ、クリス・エヴァンスがキャプテン・アメリカを演じました。
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『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の挿入曲
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
トニーが学生達にBARFシステムを紹介する(トニーの母がピアノで弾き語りをする曲)
トライ・トゥ・リメンバー
作曲者 | トム・ジョーンズ(Tom Jones, 1928-2023) アメリカの作詞家/台本作家。 |
ハーヴェイ・シュミット(Harvey Schmidt, 1929-2018) アメリカの作曲家/イラストレーター。 | |
Original ver. | 1960年: ジェリー・オーバック(Jerry Orbach, 1935-2004) アメリカの俳優/声優。 |
『Try to Remember』は、1960年のオフ・ブロードウェイ・ミュージカル『ファンタスティックス』(The Fantasticks )のために作られた曲です。
スティーブがペギー・カーターの葬儀に出席する(聖歌隊が歌う曲)
レクイエム Op. 48 – ピエ・イエズ(慈悲深き主イエスよ)
作曲者 | ガブリエル・フォーレ(Gabriel Fauré, 1845-1924) フランスの作曲家/オルガニスト/ピアニスト/教育者。 19世紀後半から20世紀初頭の最も偉大なフランスの作曲家の一人。 |
初演 | 1888年、マドレーヌ寺院(パリ) |
レクイエムとは、カトリックの葬儀ミサや追悼ミサで演奏される死者のためのミサ曲です。
ここで使われたフォーレの『レクイエム』は、モーツァルト、ヴェルディの作品とともに「三大レクイエム」の一つに数えられる傑作です。
ヴィジョンがレシピを見ながらパプリカシュを作っているところにワンダが現れる(キッチンで流れる曲)
アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥ・イージリー
Artist cover ver. | チェット・ベイカー(Chet Baker, 1929-1988) アメリカのジャズトランペット奏者/ボーカリスト。 ウエストコースト・ジャズ・シーンの代表的トランペット奏者。その甘いルックスから「ジャズ界のジェームス・ディーン」と呼ばれ人気を博した。 |
リリース | 1954年 |
作曲者 | サミー・カーン(Sammy Cahn, 1913-1993) ニューヨーク出身のアメリカの作詞家。映画『愛の泉』(1954)、『抱擁』(1957)、『波も涙も暖かい』(1959)、『パパは王様』(1963) の曲を書き、アカデミー作曲賞を4度受賞した。 |
ジューリー・スタイン(Jule Styne, 1905-1994) イギリス生まれのアメリカのソングライター。映画『愛の泉』(1954) のタイトル曲を書き、アカデミー作曲賞を受賞した。 | |
Original ver. | 1945年:フランク・シナトラ(Frank Sinatra, 1915-1998) イタリア系アメリカ人のエンターテイナー/歌手/俳優。 クルーナーヴォイスと呼ばれた歌声で多くのファンを獲得し、映画俳優としても数多くの映画に出演。1953年のアメリカ映画『地上より永遠に』ではアカデミー助演男優賞を受賞した。 |
『I Fall in Love Too Easily』は、ジャズのスタンダードナンバーです。
第18回アカデミー賞でミュージカル映画音楽賞を受賞した『錨を上げて』(1945)でフランク・シナトラが歌い人気となりました。
ここでは、アメリカのジャズトランペット奏者チェット・ベーカーのバージョンが使われています。
ピーター・パーカーがゴミ置き場で拾ったDVDプレーヤーを抱えて帰宅する
(メイ叔母さんとトニーがピーターの帰りを待ち構えるシーン)
レフト・ハンド・フリー
Artist | アルト・ジェイ(Alt-J) 2007年にリーズで結成されたイギリスのインディーズロックバンド。 |
リリース | 2014年 |
作曲者 | アルト・ジェイ ジョー・ニューマン(Joe Newman) トム・ソニー・グリーン(Thom Sonny Green) ガス・アンガー・ハミルトン(Gus Unger-Hamilton) |
この後「エンドクレジット 5曲目」でもこの曲が使われています。
エンドクレジット 5曲目
レフト・ハンド・フリー
Artist | アルト・ジェイ(Alt-J) |
リリース | 2014年 |
作曲者 | アルト・ジェイ |
「ピーター・パーカーがゴミ置き場で拾ったDVDプレーヤーを抱えて帰宅する」でもこの曲が使われていました。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のサントラ
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は前作に引き続きヘンリー・ジャックマン(Henry Jackman)が音楽を担当しました。
ヘンリー・ジャックマンは、ザ・シンのキーボド、アンドリュー・プライス・ジャックマンを父に持つイギリス・ロンドン出身の映画音楽作曲家です。『ベイマックス』や『シュガー・ラッシュ』の音楽を手がけたことで知られています。
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『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』キャスト・スタッフ
監督 | アンソニー・ルッソ(Anthony Russo) |
ジョー・ルッソ(Joe Russo) | |
脚本 | クリストファー・マルクス(Christopher Markus) |
スティーヴン・マクフィーリー(Stephen McFeely) | |
原作 | ジョー・サイモン(Joe Simon) |
ジャック・カービー(Jack Kirby) | |
製作 | ケヴィン・ファイギ(Kevin Feige) |
音楽 | ヘンリー・ジャックマン(Henry Jackman) |
配給 | ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ |
公開 | 2016年5月6日 |
2016年4月29日 | |
上映時間 | 148分 |
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ:クリス・エヴァンス(Chris Evans)
トニー・スターク / アイアンマン:ロバート・ダウニー・ジュニア(Robert Downey Jr.)
ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ:スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)
ジェームズ・ブキャナン・“バッキー”・バーンズ / ウィンター・ソルジャー:セバスチャン・スタン(Sebastian Stan)
サム・ウィルソン / ファルコン:アンソニー・マッキー(Anthony Mackie)
ジェームズ・“ローディ”・ローズ / ウォーマシン:ドン・チードル(Don Cheadle)
クリント・バートン / ホークアイ:ジェレミー・レナー(Jeremy Renner)
ティ・チャラ / ブラックパンサー:チャドウィック・ボーズマン(Chadwick Boseman)
ヴィジョン:ポール・ベタニー(Paul Bettany)
ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチ:エリザベス・オルセン(Elizabeth Olsen)
スコット・ラング / アントマン / ジャイアントマン:ポール・ラッド(Paul Rudd)
シャロン・カーター / エージェント13:エミリー・ヴァンキャンプ(Emily VanCamp)
ピーター・パーカー / スパイダーマン:トム・ホランド(Tom Holland)
メイ・パーカー:マリサ・トメイ(Marisa Tomei)
ティ・チャカ:ジョン・カニ(John Kani)
ハワード・スターク:ジョン・スラッテリー(John Slattery)
マリア・スターク:ホープ・デイヴィス(Hope Davis)
ミリアム・シャープ:アルフレ・ウッダード(Alfre Woodard)
ヴァシリー・カルポフ:ジーン・ファーバー(Gene Farber)
F.R.I.D.A.Y. (フライデーの声):ケリー・コンドン(Kerry Condon)
配送員: スタン・リー(Stan Lee)
ブロック・ラムロウ / クロスボーンズ:フランク・グリロ(Frank Grillo)
エヴェレット・K・ロス:マーティン・フリーマン(Martin Freeman)
サディアス・“サンダーボルト”・ロス:ウィリアム・ハート(William Hurt)
ヘルムート・ジモ:ダニエル・ブリュール(Daniel Brühl)
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