1992年にアメリカで制作された映画『ベートーベン』（原題：Beethoven）は、いたずら好きの大型犬セント・バーナードと家族の交流を描いたファミリー・コメディ映画です。
『ホームアローン』シリーズのジョン・ヒューズが脚本を担当しました。
『ベートーベン』の挿入曲
『ベートーベン』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。（ネタバレにご注意ください）
エミリーが弾くピアノに子犬が特別な反応を見せる（ベートーベンと名付けられるシーン）
交響曲第5番 ハ短調「運命」 Op.67 – 第1楽章
| 作曲者 | ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン（Ludwig van Beethoven, 1770-1827） ドイツの作曲家。ウィーンの古典音楽を最高の発展に導き、ロマン派音楽への道を切り開いた音楽史において極めて重要な作曲家の一人。聴力を失いながらも音楽への情熱を燃やし続け、数々の名曲を生み出したその偉業から日本では「楽聖」として称えられる。 |
| 作曲年 | 1804-1808年 |
ベートーベンを家族に迎え入れ、ニュートン家の新しい生活が始まる
ロール・オーバー・ベートーヴェン
| Artist cover ver. | Paul Shaffer and The World’s Most Dangerous Band |
| ポール・シェイファー（Paul Shaffer） カナダのミュージシャン／俳優／コメディアン、1949年生まれ。 CBSの深夜トークバラエティ番組『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』の音楽監督／サイドキックとして知られる。 | |
| ザ・ワールズ・モースト・デンジャラス・バンド（The World’s Most Dangerous Band） ポール・シェイファーが率いるアメリカのアンサンブル・グループ。 深夜トークバラエティ番組『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』の専属バンドを33年間務めた。（別名：The CBS Orchestra） | |
| リリース | 1992年：Soundtrack『ベートーベン』 |
| 作曲者 | チャック・ベリー（Chuck Berry, 1926-2017） アメリカのシンガーソングライター／ギタリスト。ロックンロールのパイオニアとしてその後の音楽の発展やライフスタイルなどにも大きな影響を与えた。「ロックンロールの父」と称される。 |
| Original ver. | 1956年：チャック・ベリー |
この後「エンディング＆エンドクレジット 1曲目」でもこの曲が使われています。
ベビーシッターのデボニアがオルガンを弾きながら歌い、子供たちもサビの部分をいやいや歌う
（エミリーがプールに落ちてしまうシーン）
レディ・マーマレイド
| Artist original ver. | ラベル（Labelle） アメリカのガールズグループ。 ディスコファンクソング『レディ・マーマレイド』(1974) が世界的ヒットを記録し大きな成功を収めた。 |
| リリース | 1974年 |
| 作曲者 | ケニー・ノーラン（Kenny Nolan） アメリカのシンガーソングライター、1949年生まれ。 |
| ボブ・クルー（Bob Crewe, 1931-2014） アメリカのシンガーソングライター／ダンサー／マネージャー／音楽プロデューサー／ファインアーティスト。 |
エンディング＆エンドクレジット 1曲目
ロール・オーバー・ベートーヴェン
| Artist cover ver. | ポール・シェイファー＆ザ・ワールズ・モースト・デンジャラス・バンド（Paul Shaffer and The World’s Most Dangerous Band） |
| リリース | 1992年：Soundtrack『ベートーベン』 |
| 作曲者 | チャック・ベリー（Chuck Berry, 1926-2017） アメリカのシンガーソングライター／ギタリスト。ロックンロールのパイオニアとしてその後の音楽の発展やライフスタイルなどにも大きな影響を与えた。「ロックンロールの父」と称される。 |
| Original ver. | 1956年：チャック・ベリー |
「ベートーベンを家族に迎え入れ、ニュートン家の新しい生活が始まる」でもこの曲が使われていました。
『ベートーベン』のサントラ
『ベートーベン』はランディ・エデルマン（Randy Edelman）が音楽を担当しました。
ランディ・エデルマンは、アメリカ・ニュージャージー州出身の作曲家です。『ツインズ』や『マスク』などの映画音楽を手掛けています。
※サントラ収録曲
1. Opening（オープニング）
2. Discovering The Neighborhood（ベートーベンのテーマ）
3. Ciao, Baby（チャオ，ベイビー）
4. Ted And The Bullies（テッドと悪ガキたち）
5. Beethoven The The Rescue（お手柄ベートーベン）
6. A Stroll Through Town（さすらいのベートーベン）
7. Puppy Snatchers（犬泥棒のテーマ）
8. The Dog Has To Go（危ない！ベートーベン）
9. Table Spin（テーブル・スピン）
10. Sparkie’s Chase（スパーキーの追跡）
11. George Gets Turned On（あわてないでよ，ジョージ）
12. Family In Pursuit（ニュートン家の決断）
13. The Break-In（ベートーベンを救え！）
14. Our Heroes（英雄はここに）
15. The Dogs Let Loose（解放の時）
16. A Sad Return（悲しみの帰宅）
17. Ryce’s Theme（ライスのテーマ）
18. Roll Over Beethoven（ロール・オーバー・ベートーベン）
『ベートーベン』キャスト・スタッフ
| 監督 | ブライアン・レヴァント（Brian Levant） |
| 脚本 | ジョン・ヒューズ（John Hughes） |
| 製作 | ジョー・メジャック（Joe Medjuck） |
| マイケル・C・グロス（Michael C. Gross） | |
| 音楽 | ランディ・エデルマン（Randy Edelman） |
| 配給 | ユニバーサル・ピクチャーズ |
| 公開 | 1992年4月3日 |
| 1992年12月5日 | |
| 上映時間 | 87分 |
ジョージ・ニュートン：チャールズ・グローディン（Charles Grodin）
アリス・ニュートン：ボニー・ハント（Bonnie Hunt）
ライス・ニュートン：ニコール・トム（Nicholle Tom）
テッド・ニュートン：クリストファー・キャスティール（Christopher Castile）
エミリー・ニュートン：サラ・ローズ・カー（Sarah Rose Karr）
ヘルマン・ヴァーニック：ディーン・ジョーンズ（Dean Jones）
ハーヴェイ：オリヴァー・プラット（Oliver Platt）
ヴァーノン：スタンリー・トゥッチ（Stanley Tucci）
ヴラッド：デイヴィッド・ドゥカヴニー（David Duchovny）
女性ライダー：オーラン・ジョーンズ（O-Lan Jones）
同じキャストが出演している映画／関連映画
コメント