『ナイト ミュージアム』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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『ナイト ミュージアム』の挿入曲とサントラ

2006年にアメリカで制作された映画『ナイト ミュージアム』(原題:Night at the Museum)は、ニューヨークに実在するアメリカ自然史博物館で夜間警備員として働くこととなったラリーが、夜になると動き出す展示物たちと騒動を巻き起こすファンタジー・コメディ映画です。

ショーン・レヴィが監督を務め、ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズらが出演しています。

『ナイト ミュージアム』の挿入曲

『ナイト ミュージアム』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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夜警の仕事初日、自然史博物館の受付に座り館内放送用の受話器をマイクに見立ててラリーが熱唱する

Eye of the Tiger
アイ・オブ・ザ・タイガー
Artistサバイバー(Survivor)
1977年にシカゴで結成されたアメリカのロックバンド。
リリース1982年
作曲者ジム・ピートリック(Jim Peterik)
アメリカのミュージシャン/ソングライター、1950年イリノイ州バーウィン生まれ。ロックバンド「アイズ・オブ・マーチ」(The Ides of March) のボーカリスト。
フランキー・サリバン(Frankie Sullivan)
アメリカのギタリスト、1955年イリノイ州シカゴ生まれ。ロックバンド「サバイバー」(Survivor) の創設メンバー。

『Eye of the Tiger』は、「ロッキー」シリーズの3作目『ロッキー3』(1982) の主題歌です。

口笛を吹きながらロビーを歩くラリーがティラノサウルスがいなくなっている事に気づく(口笛で吹く曲)

Dem Bones(Traditional)
デム・ボーンズ

『Dem Bones』は、アフリカ系アメリカ人によるスピリチュアル・ソングです。
歌詞は、旧約聖書に登場するユダヤ人の預言者エゼキエルの「乾いた骨の谷のビジョン」に触発されたと考えられています。

電話で助けを求めてきたラリーにマニュアルを見るようにとセシルがアドバイスする(セシルが参加するパーティで流れる曲)

Tequila
テキーラ
Artistザ・チャンプス(The Champs)
1957年にロサンゼルスで結成されたアメリカのロックンロールバンド。
リリース1958年
作曲者ダニー・フロレス(Danny Flores, 1929-2006)
アメリカのロックンロール・サックス奏者。ロックンロールバンド「ザ・チャンプス」のサックス奏者で、チャック・リオ(Chuck Rio)の芸名で知られる。「ラティーノ・ロックのゴッド・ファザー」(Godfather of Latino rock)と称された。

『Tequila』は、バリトンボイスでの合いの手「テキーラ!」が印象に残るロックンロール史上最も有名なインストゥルメンタル曲の1つです。この曲は600万枚以上を売り上げ、ザ・チャンプス(The Champs)は国際的な成功を収めました。

ラリーがアッティラ王が率いるフン族に追いかけられエレベータに逃げ込む(エレベーターで流れる曲)

(エレベータBGMとしてインストゥルメンタル版が使われています。)

Mandy
邦題『哀しみのマンディ』
作曲者Richard Harris & Scott English
リチャード・カー(Richard Kerr, 1944-2023)とスコット・イングリッシュ(Scott English, 1944-2024)の二人によるイギリスのソングライターデュオ。『Mandy』『Somewhere in the Night』など、バリー・マニロウのヒットシングルの作曲者として知られる。
Original ver.1971年:スコット・イングリッシュ

『Mandy』は、アメリカを代表するエンターテイナー、バリー・マニロウ(Barry Manilow)最大のヒット曲として知られているラブバラードです。1971年にイギリスでリリースされた『Brandy』がオリジナルです。

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ラリーが “ミニチュア人形が鉄道の建設に取り組むアメリカ西部開拓時代のジオラマ” を見る

Camptown Races
邦題『草競馬』
作曲者スティーブン・フォスター(Stephen Foster, 1826-1864)
アメリカの作曲家。ミンストレル・ショーでの曲を主に書いた19世紀半ばのアメリカを代表する歌曲作曲家。「アメリカ音楽の父」と称される。
出版年1850年

ジェデダイアの合図でミニチュア人形たちがラリーを縛り上げる(人形が作業をしながら歌う曲)

She’ll Be Comin’ Round The Mountain

『She’ll Be Comin’ Round The Mountain』は、童謡として広く親しまれているアメリカ民謡です。
アフリカ系アメリカ人によるスピリチュアルソング『When the Chariot Comes』がオリジナルです。19世紀後半にアメリカ中西部の鉄道労働者の間で歌われ、1927年に現在のタイトルで出版されました。

日本の童謡『ピクニック』の原曲だとされています。

歴史を勉強し準備を整えたラリーが二日目の勤務に臨む

Weapon Of Choice
ウェポン・オブ・チョイス
Artistファットボーイ・スリム(Fatboy Slim)
イギリスのクラブDJ/ミュージシャン、1963年生まれ。
Feat. ブーツィー・コリンズ(Bootsy Collins)
アメリカのベーシスト/ボーカリスト、1951年オハイオ州シンシナティー生まれ。ファンカデリック(Funkadelic)の元ベーシスト。
リリース2001年
作曲者Ashley Slater, Sly Stone, Bootsy Collins, Fatboy Slim, Mista Lawnge and Andres Titus

アメリカの俳優クリストファー・ウォーケン(Christopher Walken)が人気のないホテルの中でスーツ姿でダンスをするミュージックビデオは、スパイク・ジョーンズ監督が手がけたものです。


『Weapon Of Choice』には、以下の曲がサンプリングされています。
『All Strung Out Over You』(1967) – チェンバース・ブラザーズ(The Chambers Brothers)
『The Choice Is Yours』(1991) – ブラック・シープ(Black Sheep)
『Into My Own Thing』(1968) – スライ&ザ・ファミリー・ストーン(Sly & the Family Stone)

子供の頃の事を思い出し泣きじゃくるアッティラ王をラリーが優しく抱きしめ子守唄を歌って聴かせる

Hush, Little Baby
邦題『おやすみ赤ちゃん』

『Hush, Little Baby』は、アメリカ南部の州で古くから伝わる子守唄です。
現在では英語圏の国々を中心とした定番の子守唄になっています。
「愛する我が子を満足させるため、どんなものでも買ってあげる」といった母親の愛が歌われています。

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エンディング(夜のアメリカ自然史博物館で流れる曲)

September
セプテンバー
Artistアース・ウィンド・アンド・ファイアー(Earth, Wind & Fire)
1969年にシカゴで結成されたアメリカのファンクミュージック・バンド。
ディスコ・シーンで圧倒的な人気を誇り、1970年代を象徴するバンドとして知られる。
リリース1978年
作曲者Earth, Wind & Fire
モーリス・ホワイト(Maurice White, 1941-2016)
アル・マッケイ(Al McKay)
アリー・ウィリス(Allee Willis, 1947-2019)
アメリカのソングライター/マルチメディア・アーティスト/コレクター/アートディレクター。

アース・ウィンド・アンド・ファイアーの曲が使われている映画一覧はコチラ

エンドクレジット 1曲目(警備員トリオがモップがけをしながらダンスをする曲)

Tonight
Artistキキ・パーマー(Keke Palmer)
アメリカの女優/歌手/テレビパーソナリティ、1993年生まれ。
リリース2006年
作曲者Cham, Ali Dee, Zach Danziger, Julian Davis, Alana Da Fonseca and Dave Kelly

エンドクレジット 2曲目

Friday Nite
ArtistMcFly(マクフライ)
2003年にロンドンで結成されたイギリスのポップロックバンド。
リリース2006年
作曲者Tom Fletcher, Danny Jones, Dougie Poynter, Jason Perry, Julian Emery and Daniel Carter

『ナイト ミュージアム』のサントラ

『ナイト ミュージアム』はアラン・シルヴェストリ(Alan Silvestri)が音楽を担当しました。

アラン・シルヴェストリは、アメリカ・ニューヨーク生まれの作曲家です。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『フォレスト・ガンプ/一期一会』、『アベンジャーズ』などの音楽を担当しています。

メインアーティスト:アラン・シルヴェストリ
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『ナイト ミュージアム』キャスト・スタッフ

監督ショーン・レヴィ(Shawn Levy)
脚本ロバート・ベン・ガラント(Robert Ben Garant)
トーマス・レノン(Thomas Lennon)
原作ミラン・トレンツ(Milan Trenc)
製作ショーン・レヴィ(Shawn Levy)
クリス・コロンバス(Chris Columbus)
マイケル・バーナサン(Michael Barnathan)
音楽アラン・シルヴェストリ(Alan Silvestri)
配給20世紀フォックス映画
公開 2006年12月22日
2007年3月17日
上映時間108分

ローレンス・”ラリー”・デイリー: ベン・スティラー(Ben Stiller)
ニック・デイリー:ジェイク・チェリー(Jake Cherry)
レベッカ・ハットマン:カーラ・グギノ(Carla Gugino)
セシル・フレデリックス:ディック・ヴァン・ダイク(Dick Van Dyke)
ガス:ミッキー・ルーニー(Mickey Rooney)
レジナルド:ビル・コッブス(Bill Cobbs)
マクフィー博士:リッキー・ジャーヴェイス(Ricky Gervais)
エリカ・デイリー:キム・レイヴァー(Kim Raver)
ドン:ポール・ラッド(Paul Rudd)
デビー:アン・メアラ(Anne Meara)
セオドア・ルーズベルト:ロビン・ウィリアムズ(Robin Williams)
ガイウス・オクタウィウス:スティーヴ・クーガン(Steve Coogan)
ジェデダイア・スミス:オーウェン・ウィルソン(Owen Wilson)
アッティラ:パトリック・ギャラガー(Patrick Gallagher)
アクメンラー:ラミ・マレック(Rami Malek)
サカジャウィア:ミズオ・ペック(Mizuo Peck)
クリストファー・コロンブス:ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ(Pierfrancesco Favino)
モアイ像:ブラッド・ギャレット(Brad Garrett)

『ナイト ミュージアム』の挿入曲とサントラ
映画『ナイト ミュージアム』は、ニューヨークのアメリカ自然史博物館で夜間警備員として働くこととなったラリーが、夜になると動き出す展示物たちと騒動を巻き起こすファンタジー・コメディ映画です。ラリーが熱唱する曲やエンディング曲など挿入曲とサントラを紹介します。
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