『ショーシャンクの空に』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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『ショーシャンクの空に』の挿入曲とサントラ

1994年にアメリカで制作された映画『ショーシャンクの空に』(原題:The Shawshank Redemption)は、刑務所を舞台としたヒューマン・ドラマ作品です。スティーヴン・キングの小説『刑務所のリタ・ヘイワース』を原作とし、フランク・ダラボンが監督・脚本をつとめ映画化しました。

第67回アカデミー賞では、作品賞を含む7部門にノミネートされています。

『ショーシャンクの空に』の挿入曲

『ショーシャンクの空に』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

オープニングクレジット

If I Didn’t Care
イフ・アイ・ディドント・ケア
Artistインク・スポッツ(The Inkspots)
1930年代初頭にインディアナポリスで結成されたアメリカのヴォーカル・ポップ・グループ。
リリース1939年
作曲者ジャック・ローレンス(Jack Lawrence, 1912-2009)
ブルックリン出身のユダヤ系アメリカ人作詞家。
代表曲『ビヨンド・ザ・シー』『‎ワニをひやかすな』『いつか夢で』

『If I Didn’t Care』は、世界中で1900万枚以上が販売され世界で最も売れているシングルランキングのTOP10にランクインしています。

囚人達が映画『ギルダ』を鑑賞する

Put The Blame On Mame
Artistリタ・ヘイワース(Rita Hayworth, 1918-1987)
アメリカの女優/ダンサー/ピンナップガール。
1940年代にハリウッド黄金時代のトップスターの一人として名声を得て「愛の女神」と呼ばれる。第二次世界大戦中はGIのトップピンナップガールとして人気を博した。
リリース1946年
作曲者アラン・ロバーツ(Allan Roberts, 1905-1966)
アメリカのミュージシャン/ソングライター。
ドリス・フィッシャー (Doris Fisher, 1915-2003)
アメリカのシンガーソングライター。
ドイツ系アメリカ人・人気作曲家フレッド・フィッシャー(Fred Fisher)の娘。

『Put The Blame On Mame』は、1946年に公開されたフィルムノワール『ギルダ』で、主演のリタ・ヘイワース(Rita Hayworth)によって披露された曲です。

アンディがレコードをかけて刑務所内に音楽を流す

Le nozze di Figaro, K.492, Act III – “Che soave zeffiretto”
歌劇《フィガロの結婚》第3幕 – 手紙の二重唱「そよ風に寄せて」
作曲者ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756 -1791)
18世紀古典派を代表するオーストリアの作曲家。
幼い頃から並外れた音楽の才能を示し「神童」と呼ばれる。5歳ですでに作曲を始め35歳の若さで亡くなるまで600を超える作品を作る。オペラ、協奏曲、交響曲、室内楽、器楽曲などあらゆるジャンルにわたり名作を残し西洋音楽に大きな影響を与えた。
初演1786年:ウィーン
Artistエディト・マティス(Edith Mathis, 1938-2025)
スイスのソプラノ歌手。
グンドゥラ・ヤノヴィッツ (Gundula Janowitz)
オーストリアのソプラノ歌手、1937年ベルリン生まれ。
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団(Orchester der Deutschen Oper Berlin)
ベルリンを拠点とするオーケストラ。
ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団(Chor der Deutschen Oper Berlin)
ベルリンを拠点とする合唱団。
カール・ベーム(Karl Böhm, 1894-1981)
オーストリアの指揮者。

『フィガロの結婚』は、フランスの劇作家ボーマルシェ(Beaumarchais)が書いた戯曲をもとにモーツァルトが作ったイタリア語のオペラです。

ここで流れている『そよ風に寄せて』は、伯爵夫人とその侍女スザンナが、浮気者の伯爵をこらしめるために偽の手紙を書く場面で歌う二重唱で、『手紙の二重唱』とも呼ばれています。

所長が新聞記者を招き「青空奉仕計画」を発表する

(ヘイウッドが図書館でレコードで聴きながら歌う曲)

Lovesick Blues
ラブシック・ブルース
Artist
cover ver.
ハンク・ウィリアムズ(Hank Williams, 1923-1953)
アラバマ州出身のアメリカのシンガーソングライター/音楽家。
29歳で亡くなったため短いキャリアながら、彼が残した作品は様々なスタイルで数多くの歌手たちによってカバーされ、カントリー音楽の歴史において最も重要な人物のひとりと見なされている。「カントリーの開拓者」と称される。
リリース1949年
作曲者クリフ・フレンド(Cliff Friend, 1893-1974)
オハイオ州シンシナティ出身のアメリカのソングライター/ピアニスト。
アーヴィング・ミルズ (Irving Mills, 1894-1985)
アメリカのジャズ音楽の出版者/エージェント/オーケストラリーダー/作詞家。
Original ver.1922年:エルシー・クラーク(Elsie Clark)

『Lovesick Blues』は、1922年初演のブロードウェイ・ミュージカル『Oh, Ernest』でヴォードヴィル女優のアンナ・チャンドラー(Anna Chandler)によって披露された曲です。

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1965年、トミーを乗せた護送バスが刑務所に入って来る

Willie And The Hand Jive
ウィリー・アンド・ザ・ハンド・ジャイヴ
Artistジョニー・オーティス(Johnny Otis, 1921-2012)
ギリシャ系アメリカ人の歌手/作曲家/バンドリーダー/音楽プロデューサー/タレントスカウトマン。
R&Bとロックンロールの発展に大きな影響を与え「R&B界のゴッドファーザー」と称される。シュギー・オーティスの父。
リリース1958年
作曲者ジョニー・オーティス

『Willie And The Hand Jive』は、ロックンロールのパイオニア、ボ・ディドリー(Bo Diddley, 1928-2008)が生み出した「ボ・ディドリー・ビート」と呼ばれる独特のリズムを使って作られています。
ジョニー・オーティスは、自身のツアー中に聴いたチェーンギャング(鎖につながれながら働く囚人)が歌う音楽に触発されこのリズムを取り入れたそうです。

アンディを残して部屋を出ていく所長が口笛を吹く(脱獄決行日)

A Mighty Fortress Is Our God
讃美歌『神はわがやぐら』
作曲者マルティン・ルター(Martin Luther, 1483-1546)
ドイツの神学者/教授/聖職者/作曲家。ドイツで宗教改革を開始した人物として知られる。
作曲年1527年〜1529年
Artistボブ・ガントン(Bob Gunton)
刑務所の所長サミュエル・ノートンを演じるアメリカの俳優、1945年生まれ。

『A Mighty Fortress Is Our God』は、詩編46編に基づいて作られた讃美歌です。
『宗教改革の戦いの讃美歌』とも呼ばれ、バッハ、メンデルスゾーン、ワーグナーなどドイツの作曲家がこれをモチーフに曲を作っています。

『ショーシャンクの空に』のサントラ

『ショーシャンクの空に』はトーマス・ニューマン(Thomas Newman)が音楽を担当しました。

トーマス・ニューマンは、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス生まれの作曲家です。「ニューマン・ファミリー」の一員として知られ、『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』や『ブリッジ・オブ・スパイ』などの映画で音楽を担当しています。

※サントラ収録曲

1. 5月(May)
2. ショーシャンク刑務所(Shawshank Prison – Stoic Theme)
3. 新入り(New Fish)
4. ロック・ハンマー(Rock Hammer)
5. アン・インチ・オブ・ヒズ・ライフ(An Inch Of His Life)
6. イフ・アイ・ディドント・ケア(If I Didn’t Care)
7. ブルックス、ここにありき。(Brooks Was Here)
8. ヒズ・ジャッジメント・コメス(His Judgement Cometh)
9. 屋根の上のビール(Suds On The Roof)
10. ワークフィールド(Workfield)
11. ショーシャンクの空に(Shawshank Redemption)

12. ラヴシック・ブルース(Lovesick Blues)
13. 真犯人(Elmo Blatch)
14. シスターズ(Sisters)
15. ジワタネホ(Zihuatanejo)
16. フィガロの結婚 “二重唱 『そよ風に寄せる』(The Marriage Of Figaro / “Duettino – Sull ‘Aria”)
17. ラヴリー・ラクエル(Lovely Raquel)
18. アンド・ザット・ライト・スーン(And That Right Soon)
19. コンパス・アンド・ガン (Compass And Guns)
20. レッドもここにありき。(So Was Red)
21. エンド・タイトル(End Title)

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『ショーシャンクの空に』キャスト・スタッフ

監督フランク・ダラボン(Frank Darabont)
脚本フランク・ダラボン(Frank Darabont)
原作スティーヴン・キング(Stephen King)
製作ニキ・マーヴィン(Niki Marvin)
音楽トーマス・ニューマン(Thomas Newman)
配給 松竹富士
公開 1994年9月10日
1995年6月3日
上映時間142分

アンディ・デュフレーン:ティム・ロビンス(Tim Robbins)
エリス・ボイド・“レッド”・レディング:モーガン・フリーマン(Morgan Freeman)
サミュエル・ノートン:ボブ・ガントン(Bob Gunton)
ヘイウッド:ウィリアム・サドラー(William Sadler)
バイロン・ハドリー:クランシー・ブラウン(Clancy Brown)
トミー・ウィリアムズ:ギル・ベローズ(Gil Bellows)
ブルックス・ヘイトレン:ジェームズ・ホイットモア(James Whitmore)
ボグズ・ダイアモンド:マーク・ロルストン(Mark Rolston)

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