2017年にアメリカで制作された映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(原題:Guardians of the Galaxy Vol. 2)は、マーベル・コミック『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』の実写映画です。
第90回アカデミー賞では、視覚効果賞にノミネートされました。
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の挿入曲
- 1980年、エゴとメレディスがミズーリの農道をドライブする(カーラジオから流れメレディスが歌う曲)
- オープニング・クレジット
- ガーディアンズがネビュラを連れて惑星ザンダーに向かう
- 惑星コントラクシアの歓楽街でヨンドゥ達が遊ぶ
- ロケット達をベアハートに残して、クイルとガモーラ、ドラックスがエゴの星へ向かう(ロケットが修理をするミラノ号で流れる曲)
- 惑星ベアハートで留守を預かるロケットが、周りに沢山の罠を仕掛けてヨンドゥの部隊を撃退する
- エゴの惑星に到着、クイル達がその美しさに驚く(クイルがウォークマンで聴く曲)
- ヨンドゥ、ロケット、グルートがテイザーフェイス率いるクーデター組を倒す(船内で流れるカセットテープの曲)
- エゴの館のバルコニーでクイルとガモーラがダンスを踊る(クイルが流す曲)
- ガモーラと喧嘩をしたクレイを心配して、エゴがクレイの部屋に入って来る(部屋で流れる曲)
- ヨンドゥの側近クラグリンが宇宙船の操縦席で音楽を聴きながら食事をする(船内で流れクラグリンが歌う)
- クイルが心のままにパワーを操り、エゴに攻撃を仕掛けて仲間達を救う
- クイルがグルートと一緒に音楽を聴く(ヨンドゥから贈られた音楽プレーヤーから流れる曲)
- エンディング&エンドクレジット 1曲目
- エンドクレジット 2曲目
- エンドクレジット 3曲目
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のサントラ
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』キャスト・スタッフ
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の挿入曲
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
1980年、エゴとメレディスがミズーリの農道をドライブする(カーラジオから流れメレディスが歌う曲)
ブランディー
Artist | ルッキング・グラス(Looking Glass) 1969年に結成されたアメリカのポップロックバンド。 |
リリース | 1972年 |
作曲者 | エリオット・ルーリー(Elliot Lurie) アメリカのミュージシャン、1948年ニューヨーク生まれ。ロックバンド「ルッキング・グラス」(Looking Glass) のリードギタリスト。 |
『Brandy (You’re A Fine Girl)』は、港町にある酒場で働くブランディーという女性を歌った曲です。
ブランディーの恋人は船乗りです。彼は「ブランディー、君は素晴らしい女の子だ。きっと素敵な妻になれるよ。でも僕の人生、僕の愛、僕の恋人は海なんだ。」と言って航海に出て行きます。ブランディーは彼を “真実を語る正直な男” だと感じ理解しようと努めます‥‥という内容が歌われています。
この後「ガモーラと喧嘩をしたクレイを心配し、エゴがクレイの部屋に入って来る(部屋で流れる曲)」でもこの曲が使われています。
オープニング・クレジット
(2014年、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーがソヴリンで宇宙怪獣と戦う最中にベビー・グルートが曲を流しダンスをする)
ミスター・ブルー・スカイ
Artist | エレクトリック・ライト・オーケストラ(Electric Light Orchestra) 1970年にバーミンガムで結成されたイギリスのロックバンド(通称:ELO)。 |
リリース | 1977年 |
作曲者 | ジェフ・リン(Jeff Lynne) イギリスのミュージシャン/シンガーソングライター/音楽プロデューサー、1947年バーミンガム生まれ。ELOのリーダー。 |
ガーディアンズがネビュラを連れて惑星ザンダーに向かう
レイク・ショア・ドライヴ
Artist | アリオッタ・ヘインズ・ジェレミア(Aliotta Haynes Jeremiah) シカゴを拠点とするアメリカのロックグループ。 |
リリース | 1973年 |
作曲者 | スキップ・ヘインズ(Skip Haynes, -2017) アメリカのギタリスト/ボーカリスト/ソングライター。ロックグループ「アリオッタ・ヘインズ・ジェレミア」(Aliotta Haynes Jeremiah) のメンバー。 |
『Lake Shore Drive』は、シカゴのミシガン湖沿いを走る景観が美しい道路「レイク・ショア・ドライブ」 (LSD) へのオマージュ曲です。
惑星コントラクシアの歓楽街でヨンドゥ達が遊ぶ
(ヨンドゥがスタカー・オゴルドに会うシーン)
Artist | ジミー・ユーリーン(Jimmy Urine) アメリカのミュージシャン/歌手/ソングライター、1969年生まれ。 エレクトロパンクバンド「マインドレス・セルフ・インダルジェンス」(Mindless Self Indulgence) のリードシンガー。 |
作曲者 | ジミー・ユーリーン |
ロケット達をベアハートに残して、クイルとガモーラ、ドラックスがエゴの星へ向かう(ロケットが修理をするミラノ号で流れる曲)
ザ・チェイン
Artist | フリートウッド・マック(Fleetwood Mac) 1967年にロンドンで結成されたイギリス系アメリカ人のブルース・ロック・バンド。 |
リリース | 1977年 |
作曲者 | Fleetwood Mac スティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks) ジョン・マクヴィー(John McVie) ミック・フリートウッド(Mick Fleetwood) クリスティン・マクヴィー(Christine McVie, 1943-2022) リンジー・バッキンガム(Lindsey Buckingham) |
この後「クイルが心のままにパワーを操り、エゴに攻撃を仕掛けて仲間達を救う」でもこの曲が使われています。
惑星ベアハートで留守を預かるロケットが、周りに沢山の罠を仕掛けてヨンドゥの部隊を撃退する
サザン・ナイツ
Artist cover ver. | グレン・キャンベル(Glen Campbell, 1936-2017) アメリカのカントリー・ミュージック歌手/ギター奏者/テレビ司会者/俳優。 |
リリース | 1977年 |
作曲者 | アラン・トゥーサン(Allen Toussaint, 1938-2015) ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のアメリカのR&Bピアニスト/ボーカリスト/ソングライター/音楽プロデューサー。 |
作曲年 | 1975年:アラン・トゥーサン |
エゴの惑星に到着、クイル達がその美しさに驚く(クイルがウォークマンで聴く曲)
マイ・スウィート・ロード
Artist cover ver. | ジョージ・ハリスン(George Harrison, 1943-2001) イギリスのミュージシャン/シンガーソングライター。 1960年代に「ザ・ビートルズ」(The Beatles) のリードギタリストとして国際的な名声を得た。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | ジョージ・ハリスン |
Original ver. | 1970年:ビリー・プレストン(Billy Preston) アメリカのキーボード奏者/歌手/ソングライター。 |
ヨンドゥ、ロケット、グルートがテイザーフェイス率いるクーデター組を倒す(船内で流れるカセットテープの曲)
邦題『もっと寄りそって』
Artist | ジェイ&アメリカンズ(Jay & The Americans) 1959年にニューヨークで結成されたアメリカのポップ・ボーカル・グループ。 ソングライターデュオ「リーバー&ストーラー」(Leiber and Stoller)に見出されてデビュー。『Come A Little Bit Closer』は全米チャート3位にランクインし、バンド最大のヒット曲となった。 |
リリース | 1964年 |
作曲者 | ボイス&ハート(Boyce and Hart) トミー・ボイス(Tommy Boyce, 1939-1994)とボビー・ハート(Bobby Hart)の二人による歌手/ソングライター・チーム。モンキーズの曲を多数書いたことで知られる。 |
ウェス・ファレル(Wes Farrell, 1939-1996) アメリカのミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー。 |
エゴの館のバルコニーでクイルとガモーラがダンスを踊る(クイルが流す曲)
ブリング・イット・オン・ホーム・トゥ・ミー
Artist | サム・クック(Sam Cooke, 1931-1964) アメリカの歌手/ソングライター/起業家。 19歳の時にゴスペルグループ「ソウル・スターラーズ」(The Soul Stirrers) でアイドル的な人気を得て、26歳でR&B歌手としてのソロ活動をスタートさせる。 50年代後半から60年代前半にかけてヒット曲を連発し、音楽活動以外に公民権運動にも積極的に参加した。ソウルミュージックの創始者の一人として知られる。 |
リリース | 1962年 |
作曲者 | サム・クック |
ガモーラと喧嘩をしたクレイを心配して、エゴがクレイの部屋に入って来る(部屋で流れる曲)
ブランディー
Artist | ルッキング・グラス(Looking Glass) 1969年に結成されたアメリカのポップロックバンド。 |
リリース | 1972年 |
作曲者 | エリオット・ルーリー(Elliot Lurie) アメリカのミュージシャン、1948年ニューヨーク生まれ。ロックバンド「ルッキング・グラス」(Looking Glass) のリードギタリスト。 |
「1980年、エゴとメレディスがミズーリの農道をドライブする(カーラジオから流れメレディスが歌う曲)」でもこの曲が使われていました。
ヨンドゥの側近クラグリンが宇宙船の操縦席で音楽を聴きながら食事をする(船内で流れクラグリンが歌う)
(ガーディアンズを探すソヴリンの大艦隊がエゴの星まで攻めて来るシーン)
邦題『恋のバンシャガラン』
Artist | シルヴァー(Silver) 1970年代初頭に結成されたアメリカのカントリーロックバンド。 『Wham Bam Shang-A-Lang』(1976) がアメリカでスマッシュ・ヒットを記録し、一躍注目される存在となった。1978年解散。 |
リリース | 1976年 |
作曲者 | リック・ジャイルズ(Rick Giles) アメリカのカントリーミュージック・ソングライター。 |
クイルが心のままにパワーを操り、エゴに攻撃を仕掛けて仲間達を救う
ザ・チェイン
Artist | フリートウッド・マック(Fleetwood Mac) 1967年にロンドンで結成されたイギリス系アメリカ人のブルース・ロック・バンド。 |
リリース | 1977年 |
作曲者 | Fleetwood Mac スティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks) ジョン・マクヴィー(John McVie) ミック・フリートウッド(Mick Fleetwood) クリスティン・マクヴィー(Christine McVie, 1943-2022) リンジー・バッキンガム(Lindsey Buckingham) |
「ロケット達をベアハートに残して、クイルとガモーラ、ドラックスがエゴの星へ向かう(ロケットが修理をするミラノ号で流れる曲)」でもこの曲が使われていました。
クイルがグルートと一緒に音楽を聴く(ヨンドゥから贈られた音楽プレーヤーから流れる曲)
(ヨンドゥの勇気を称えラヴェジャーズが集結するシーン)
邦題『父と子』
Artist | キャット・スティーヴンス(Cat Stevens) イギリスのシンガーソングライター/ミュージシャン、1948年ロンドン生まれ。 60年代後半から70年代にかけて活躍し世界中で6000万枚以上のアルバムを売り上げる。1977年にイスラム教に改宗し、翌年ユスフ・イスラム(Yusuf Islam)に改名。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | キャット・スティーヴンス(Cat Stevens) |
エンディング&エンドクレジット 1曲目
サレンダー
Artist | チープ・トリック(Cheap Trick) 1974年に結成されたアメリカのロックバンド。 |
リリース | 1978年 |
作曲者 | リック・ニールセン(Rick Nielsen) アメリカのミュージシャン、1948年生まれ。ロックバンド「チープ・トリック(Cheap Trick) のリードギタリスト。 |
エンドクレジット 2曲目
フラッシュ・ライト
Artist | パーラメント(Parliament) ジョージ・クリントン率いるアメリカのファンク・バンド。 1955年にドゥー・ワップ・グループ「ザ・パーラメンツ」(The Parliaments) として設立され、1997年にロックの殿堂入り(パフォーマー部門)を果たした。 |
リリース | 1977年 |
作曲者 | ジョージ・クリントン(George Clinton) アメリカのシンガー/ソングライター/レコードプロデューサー/バンドリーダー、1941年ノースカロライナ州カナポリス生まれ。ファンカデリックの創設メンバー。ジェームス・ブラウンのファンク・ミュージックの継承者とされている。 |
ブーツィー・コリンズ(Bootsy Collins) アメリカのベーシスト/ボーカリスト、1951年オハイオ州シンシナティー生まれ。ファンカデリックの元ベーシスト。 | |
バーニー・ウォーレル(Bernie Worrell, 1944-2016) アメリカのキーボード奏者/オルガニスト/アレンジャー。ファンカデリックの元キーボード奏者。 |
エンドクレジット 3曲目
ガーディアンズ・インフェルノ
Artist | スニーパーズ(The Sneepers) 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のキャストによるパフォーマンス・グループ。 |
Feat. デビッド・ハッセルホフ(David Hasselhoff) クイルが理想の父親として掲げていたアメリカの俳優/タレント/実業家/映画プロデューサー、1952年生まれ。特撮テレビドラマ『ナイトライダー』での好演が人気を呼び、一躍スターの座を獲得。 “最も多くの人々がテレビで視聴した男” としてギネス世界記録に認定されている。 | |
リリース | 2017年:Soundtrack『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』 |
作曲者 | ジェームズ・ガン(James Gunn) アメリカの映画監督/脚本家/映画プロデューサー/小説家/俳優/音楽家。 |
タイラー・ベイツ(Tyler Bates) アメリカの音楽プロデューサー/作曲家/ギタリスト、1965年カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。アクションやホラー作品を中心に数多くの映画音楽を手がける。2018年までマリリン・マンソンのギタリストとして活動していた。 |
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のサントラ
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は前作に引き続きタイラー・ベイツ(Tyler Bates)が音楽を担当しました。
タイラー・ベイツは、アメリカ・カリフォルニア州出身のミュージシャン/ギタリストです。『ジョン・ウィック』シリーズの音楽などを手掛けています。
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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』キャスト・スタッフ
監督 | ジェームズ・ガン(James Gunn) |
脚本 | ジェームズ・ガン(James Gunn) |
原作 | ダン・アブネット(Dan Abnett) |
アンディ・ランニング(Andy Lanning) | |
製作 | ケヴィン・ファイギ(Kevin Feige) |
音楽 | タイラー・ベイツ(Tyler Bates) |
配給 | ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ |
公開 | 2017年5月5日 |
2017年5月12日 | |
上映時間 | 136分 |
ピーター・ジェイソン・クイル/スター・ロード:クリス・プラット(Chris Pratt)
ガモーラ:ゾーイ・サルダナ(Zoë Saldaña)
ドラックス:デイヴ・バウティスタ(Dave Bautista)
ベビー・グルート:ヴィン・ディーゼル(Vin Diesel)
ロケット:ブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper)
ネビュラ:カレン・ギラン(Karen Gillan)
エゴ:カート・ラッセル(Kurt Russell)
マンティス:ポム・クレメンティエフ(Pom Klementieff)
アイーシャ:エリザベス・デビッキ(Elizabeth Debicki)
ヨンドゥ・ウドンタ:マイケル・ルーカー(Michael Rooker)
テイザーフェイス:クリス・サリヴァン(Chris Sullivan)
タルク:トミー・フラナガン(Tommy Flanagan)
レッチ:エヴァン・ジョーンズ(Evan Jones)
クラグリン・オブフォンテリ:ショーン・ガン(Sean Gunn)
スタカー・オゴルド:シルヴェスター・スタローン(Sylvester Stallone)
マルティネックス:マイケル・ローゼンバウム(Michael Rosenbaum)
チャーリー27:ヴィング・レイムス (Ving Rhames)
アリータ・オゴルド:ミシェル・ヨー(Michelle Yeoh)
メインフレーム:マイリー・サイラス(Miley Cyrus)
ハワード・ザ・ダック:セス・グリーン(Seth Green)
メレディス・クイル:ローラ・ハドック(Laura Haddock)
デビッド・ハッセルホフ(本人役):デビッド・ハッセルホフ(David Hasselhoff)
クイルの祖父:グレッグ・ヘンリー(Gregg Henry)
宇宙飛行士:スタン・リー(Stan Lee)
グランドマスター:ジェフ・ゴールドブラム(Jeff Goldblum)
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