『ANNA/アナ』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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映画×音楽
リュック・ベッソン(Luc Besson)
音楽担当:エリック・セラ(Éric Serra)

『ANNA/アナ』の挿入曲とサントラ

2019年に制作された映画『ANNA/アナ』(原題:ANИA)は、モデルとスパイの二重生活を送るロシア人アナの活躍を描いたスパイアクション映画です。モデルのサッシャ・ルスがアナを演じました。

また、ヘレン・ミレン、ルーク・エヴァンス、キリアン・マーフィーらが出演しています。

『ANNA/アナ』の挿入曲

『ANNA/アナ』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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カメラマンがスタジオでカセットテープをセットして流す曲(アナのモデルデビュー)

Pump Up the Jam
邦題『今夜はパンプ・アップ』
Artistテクノトロニック(Technotronic)
1987年に結成されたベルギーの電子音楽プロジェクト。
リリース1989年
作曲者トーマス・デ・クインシー(Thomas De Quincey)
ベルギーのミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー、1956年生まれ。
マヌエラ・カモシ(Manuela Kamosi)
ヤ・キッド・K(Ya Kid K)の名で活動するベルギーの女性ラッパー/歌手/作曲家、1972年コンゴ生まれ。

モスクワのレストランで流れる曲(KGBでのアナの初仕事)

Symphony No.8 in F Major, Op.93 – II. Allegretto scherzando
交響曲第8番 ヘ長調 作品93 – 第2楽章
作曲者ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven, 1770-1827)
ドイツの作曲家。ウィーンの古典音楽を最高の発展に導きロマン派音楽への道を切り開いたことで、音楽史上極めて重要な音楽家の一人とみなされる。晩年、聴力を失いながらも音楽への情熱を燃やし続け数々の名曲を生み出した。
初演1814年:ウィーン(オーストリア)

ミラノでの撮影シーン(PM3:47、アナが5時にはスタジオを出たいと話す)

Rigoletto / Act 3 : “La donna è mobile”
歌劇《リゴレット》第3幕より「女は気まぐれ」(女心の歌)
作曲者ジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Verdi, 1813-1901)
イタリアの作曲家。19世紀を代表するロマン派音楽作曲家。「オペラ王」の異名を持つ。
初演1951年:フェニーチェ劇場(イタリア・ヴェネツィア)

『リゴレット』は、フランスの小説家ヴィクトル・ユーゴーの戯曲『王は愉しむ』にもとづき作られた全3幕からなるオペラです。ヴェルディ中期の傑作といわれています。

ここで使われた「女は気まぐれ」(女心の歌)は、女好きで遊び人のマントヴァ公爵が宿で女性を口説きながら歌う有名なアリアです。

ミラノでの撮影シーン(PM8:25)

アナがカメラマンに馬乗りになりカメラのシャッターを切るシーン

La traviata/Act 1: Libiamo ne’ lieti calici (Brindisi)
歌劇《椿姫》第1幕 – 乾杯の歌 「友よ、さあ飲み明かそう」
作曲者ジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Verdi, 1813-1901)
イタリアの作曲家。19世紀を代表するロマン派音楽作曲家。「オペラ王」の異名を持つ。
初演1853年:フェニーチェ劇場(イタリア・ヴェネツィア)

『椿姫』は、イタリアの作曲家ヴェルディが1853年に発表したオペラです。高級娼婦ヴィオレッタを主人公とする長編小説に基づき台本が作られ、原題『La traviata』は『堕落した女』を意味します。

ここで使われている 乾杯の歌 「友よ、さあ飲み明かそう」は、第1幕の冒頭、パリ社交界の華ヴィオレッタの館でのパーティーで、彼女に思いを寄せる青年アルフレードが乾杯の音頭をとり高らかに歌い上げるよく知られた人気の曲です。

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アナがバケーションから戻り任務を再開させるシーン

Need You Tonight
ニード・ユー・トゥナイト
Artistイン・エクセス(INXS)
1977年にシドニーで結成されたオーストラリアのファンク・ロック・バンド。
リリース1987年
作曲者マイケル・ハッチェンス(Michael Hutchence, 1960-1997)
オーストラリアのシンガー/ソングライター/俳優。ロックバンド「イン・エクセス」(INXS)のリードシンガー。
アンドリュー・ファリス(Andrew Farriss)
オーストラリアのロックミュージシャン/マルチインストゥルメンタリスト、1959年パース生まれ。

バケーションで訪れたホテルでアナとレナードが二人きりで夜を過ごすシーン

Criminal
クリミナル
Artistミティバイ・セラ(Mitivaï Serra)
フランスの歌手。作曲家エリック・セラの娘。
リリース2019年:Soundtrack『ANNA/アナ』
作曲者エリック・セラ(Éric Serra)
フランスの作曲家、1959年生まれ。

エンドクレジット 1曲目

My Beauty
マイ・ビューティー
Artistビューティ・フリーク(Beauty Freak)
リールを拠点とするフランスのエレクトロ・スウィング・バンド。
エレクトロスイングとダンスミュージックをミックスしたスタイルで知られる。
Feat. MaLee
リリース2018年
作曲者Beauty Freak
ヤン・ブルニセン(Yann Brunissen)
ステファヌ・シェニュ(Stéphane Chenu)
ルドヴィク・ピクマル(Ludovic Piquemal)

『ANNA/アナ』のサントラ

『ANNA/アナ』はエリック・セラ(Éric Serra)が音楽を担当しました。

エリック・セラは、フランス出身の作曲家です。『レオン』や『ニキータ』など、ほとんどのリュック・ベッソン作品で音楽を手掛けています。

※サントラ収録曲

1. アイ・アム・クリミナル
2. KGBからのメッセージ
3. モスクワ市内のカーチェイス
4. 自分だけを信じろ (パート1)
5. 自分だけを信じろ (パート2)
6. 自分だけを信じろ (パート3)
7. オルガとの面接
8. レストランでのミッション
9. 逆境は良き教師 (パート1)
10. 逆境は良き教師 (パート2)
11. アナの新しい家
12. 市場でのスカウト
13. KGBを去る方法
14. ミラノでのミッション (パート1)

15. ミラノでのミッション (パート2)
16. 猶予は5分
17. 指を切れ
18. クローゼットでの密談
19. クリミナル
20. レナードの司令
21. KGB本部脱出
22. 強制捜査
23. モンソー公園
24. 自由なんて1日もなかった
25. 米ソ膠着
26. 自由
27. アナからのメール
28. マイ・ビューティー

メインアーティスト:エリック・セラ
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『ANNA/アナ』キャスト・スタッフ

監督リュック・ベッソン(Luc Besson)
脚本リュック・ベッソン(Luc Besson)
製作リュック・ベッソン(Luc Besson)
マーク・シュミューガー(Marc Shmuger)
音楽エリック・セラ(Éric Serra)
配給 キノフィルムズ
公開 2019年6月21日
2019年7月10日
2020年6月5日
上映時間119分

アナ・ポリアトヴァ:サッシャ・ルス(Sasha Luss)
オルガ:ヘレン・ミレン(Helen Mirren)
アレクセイ・チェンコフ:ルーク・エヴァンス(Luke Evans)
レナード・ミラー:キリアン・マーフィー(Cillian Murphy)
モード:レラ・アボヴァ(Lera Abova)
ぺーチャ:アレクサンドル・ペトロフ(Alexander Petrov)
ヴラド:ニキータ・パヴレンコ(Nikita Pavlenko)
ニカ:アナ・クリッパ(Anna Krippa)
ジミー:アレクセイ・マスロデュードフ(Aleksey Maslodudov)
ワシリエフ:エリック・ゴードン(Eric Godon)
モサン:イヴァン・フラネク(Ivan Franěk)
サミー:ジャン=バティスト・ピュシュ(Jean-Baptiste Puech)
金髪のアナ:ナースチャ・ステン(Nastya Sten)
レストランの標的:アラン・フィグラルツ(Alain Figlarz)
オレグ:アンドリュー・ハワード(Andrew Howard)

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(左右にスクロールできます)

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