2022年、アメリカで制作された映画『TAR/ター』(原題:Tár)は、ベルリンフィル初の女性主席指揮者リディア・ターがマーラーの交響曲第5番の公開録音を前に追い詰められていく様子を描いたサイコスリラー作品です。
『イン・ザ・ベッドルーム』『リトル・チルドレン』で知られるトッド・フィールド監督16年ぶりの監督作品として注目をあつめました。
- 『TAR/ター』の挿入曲
- オープニング・クレジット
- ジュリアード音楽院での指揮科マスタークラス(受講生が指揮をする曲)
- マスタークラス(理解が難しいとしてリディアが例に挙げる曲)
- マスタークラス(受講生を隣に座らせてリディアがピアノを演奏する)
- 自宅に戻ったリディアがシャロンとダンスをする
- リディアが朝起きる時間にプレーヤーから流れる曲
- チェリスト採用オーディション(オーケストラスタディ1曲目)
- チェリスト採用オーディション(オーケストラスタディ2曲目)
- チェリスト採用オーディション(オーケストラスタディ3曲目)
- マーラー交響曲(1回目のリハーサル、1曲目)
- マーラー交響曲(1回目のリハーサル、2曲目)
- リディアとシャロンが酒を飲みながらオルガの話をする(自宅リビングで流れる曲)
- マーラー交響曲(2回目のリハーサル)
- オルガが送った動画をリディアが見る(13歳のオルガが演奏する動画の曲)
- マーラー交響曲(3回目のリハーサル)
- チェロ・ソリストオーディション1人目
- チェロ・ソリストオーディション2人目
- リディアがピアノ伴奏をし、オルガがチェロで演奏する曲
- エルガー(ソリストを迎えてのオーケストラリハーサル)
- マーラー交響曲(4回目のリハーサル/怪我の後)
- リディアがアコーディオンを鳴らしながら歌う
- エリオット・カプラン指揮によるコンサート
- リディアが生まれ育った家でバーンスタインのビデオを見る(バーンスタインが指揮をしている曲)
- ホテル従業員に紹介されたマッサージ店で流れる曲
- リディアが荷物を持ってホテルの廊下を歩く(客室係が仕事をしながら聴いている曲)
- エンディング(コンサートの曲)
- エンドクレジット
- 『TAR/ター』のサントラ
- 『TAR/ター』キャスト・スタッフ
『TAR/ター』の挿入曲
『TAR/ター』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング・クレジット
Artist | エリサ・バルガス・フェルナンデス(Elisa Vargas Fernandez) ペルーのシャーマン、1964年生まれ。 |
リリース | 2022年:Soundtrack『TAR/ター』 |
作曲者 | エリサ・バルガス・フェルナンデス(Elisa Vargas Fernandez) |
ジュリアード音楽院での指揮科マスタークラス(受講生が指揮をする曲)
作曲者 | アンナ・ソルヴァルドスドッティル(Anna Thorvaldsdóttir) アイスランドの作曲家、1977年生まれ。 |
作曲年 | 2013年 |
『Ró』は、バスフルート、バスクラリネット、パーカッション、ピアノ、2台のバイオリン、ヴィオラ、チェロのための室内楽曲です。
マスタークラス(理解が難しいとしてリディアが例に挙げる曲)
4分33秒
作曲者 | ジョン・ケージ(John Cage, 1912-1992) アメリカの作曲家/音楽理論家/詩人。 |
作曲年 | 1952年 |
タイトルの「4分33秒」は楽曲全体の長さを表わしています。
全3楽章で構成され、その間演奏者は全く楽器を弾かず沈黙を保ち続けるといった作品で、ケージの代表作です。
マスタークラス(受講生を隣に座らせてリディアがピアノを演奏する)
平均律クラヴィーア曲集 第1巻、第1番 プレリュードとフーガ BWV 846 ハ長調より「プレリュード」
作曲者 | ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1750) バロック時代を代表するドイツの作曲家/オルガニスト。 宗教音楽や器楽曲など幅広いジャンルで多くの傑作を残し、西洋音楽の歴史の中で最も偉大な作曲家の一人と評される。 |
『平均律クラヴィーア曲集』は、2巻からなる鍵盤楽器のための作品集です。
それぞれが、24の全ての調による「プレリュードとフーガ」で構成されています。
自宅に戻ったリディアがシャロンとダンスをする
リディアは、発作が起きたと話すシャロンに薬を飲ませた後、脈拍を60にしようと言ってこの曲を流します。
リル・ダーリン
Artist | カウント・ベイシー・オーケストラ(Count Basie and His Orchestra) 1935年にカウント・ベイシーによって結成されたアメリカのジャズ・ビッグバンド。 |
リリース | 1957年 |
作曲者 | ニール・ヘフティ(Neal Hefti, 1922-2008) アメリカのジャズトランペット奏者/作曲家。 |
リディアが朝起きる時間にプレーヤーから流れる曲
交響曲第5番 ニ短調 作品47 – 第4楽章
作曲者 | ドミートリイ・ショスタコーヴィチ(Dmitri Shostakovich, 1906-1975) 旧ソビエト連邦の作曲家/ピアニスト。 芸術音楽における20世紀最大の作曲家の一人。 |
作曲年 | 1937年 |
『交響曲第5番 ニ短調 作品47』は、ショスタコーヴィチが1937年に作ったオーケストラのための作品です。日本では「革命」の副題で知られています。1937年レニングラードで、エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団によって初演されました。
映画では、4楽章の最後の部分が使われていました。
リディアがその演奏を大袈裟だと批判していた指揮者は、1944年ロサンゼルス生まれのアメリカの指揮者マイケル・ティルソン・トーマス(MTT)です。
チェリスト採用オーディション(オーケストラスタディ1曲目)
歌劇《タンホイザー》- 序曲
作曲者 | リヒャルト・ワーグナー(Richard Wagner, 1813-1883) 19世紀のドイツの作曲家/指揮者/思想家。 ライトモティーフや無限旋律と呼ばれる構成上の手法を巧みに使用することで歌劇の様式を総合芸術へと昇華させた。「楽劇王」と称される。 |
作曲年 | 1843-1845年 |
『タンホイザー』は、ワーグナーが作曲した全3幕からなるオペラです。正式名称は《タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦》です。1845年、ドレスデンの宮廷歌劇場でワーグナー本人の指揮で初演されました。
プロのオーケストラのオーディションでは、ソロの他にオーケストラスタディ(オケスタ)と呼ばれるオーケストラの楽曲の有名な旋律やソロ部分を抜き出したパートを演奏するのが通常です。
ここでは、《タンホイザー》の「序曲」、293小節目からのチェロパートが演奏されていました。
チェリスト採用オーディション(オーケストラスタディ2曲目)
レクイエム – 第3曲 奉献唱
作曲者 | ジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Verdi, 1813-1901) イタリアの作曲家。19世紀を代表するロマン派音楽作曲家。「オペラ王」の異名を持つ。 |
初演 | 1874年5月22日:サン・マルコ教会(イタリア・ミラノ) |
『レクイエム』は、ジュゼッペ・ヴェルディが作曲した宗教曲です。
敬愛していた文豪アレッサンドロ・マンゾーニを追悼する目的で作られ、1874年マンゾーニの一周忌にベルディ自身の指揮で初演されました。モーツァルト、フォーレの作品とともに「三大レクイエム」の一つに数えられる作品です。
『タンホイザー』の序曲に続き、『レクイエム』の「Offœrtorium(奉献唱)」21小節目からが聞こえてきます。
チェリスト採用オーディション(オーケストラスタディ3曲目)
交響曲第6番ロ短調 作品74 – 第2楽章
作曲者 | ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky, 1840-1893) 19世紀ロシアを代表する作曲家。 『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』などバレエ音楽を代表する傑作を多数生み出しバレエの発展に大きく貢献した。叙情的でメランコリックな旋律、華麗なオーケストレーションで知られ、クラシックファンのみならず幅広い層の聴衆を魅了する。 |
初演 | 1893年10月28日:サンクトペテルブルク |
『交響曲第6番ロ短調 作品74』は、『悲愴』の副題で知られています。
1893年、サンクトペテルブルクで作曲者自身の指揮により初演され、その9日後にチャイコフスキーは急死しました。
第2楽章の18小節目からが演奏されています。
マーラー交響曲(1回目のリハーサル、1曲目)
交響曲第5番 嬰ハ短調 – 第1楽章 葬送行進曲
作曲者 | グスタフ・マーラー(Gustav Mahler, 1860-1911) ボヘミア生まれのユダヤ人作曲家/指揮者。後期ロマン派を代表する作曲家。 |
作曲年 | 1902年 |
『交響曲第5番 嬰ハ短調』は、マーラーが1902年に完成させたオーケストラのための作品です。1904年、ドイツのケルンにて、マーラー自身の指揮で初演されました。
ここで演奏されている第1楽章は、トランペットの独奏によるファンファーレから始まる葬送行進曲風の作品です。
ターは曲の冒頭のトランペットのソロを遠くから聞こえてくるもののように演奏してほしいと言って、奏者に舞台の袖で演奏してもらう試みをします。
この後以下のシーンでもこの曲が使われています。
「マーラー、2回目のリハーサル」
「マーラー、4回目のリハーサル(怪我の後)」
「エリオット・カプラン指揮によるコンサート」
マーラー交響曲(1回目のリハーサル、2曲目)
思い通りの効果が引き出せないでいるリディアに、コンサートミストレスのシャロンが手助けするシーン
交響曲第5番 嬰ハ短調 – 第2楽章
作曲者 | グスタフ・マーラー(Gustav Mahler, 1860-1911) ボヘミア生まれのユダヤ人作曲家/指揮者。後期ロマン派を代表する作曲家。 |
作曲年 | 1902年 |
リディアとシャロンが酒を飲みながらオルガの話をする(自宅リビングで流れる曲)
邦題『雨のフィーリング』
Artist cover ver. | ニュー・トロンボーン・コレクティヴ(New Trombone Collective) オランダのトロンボーンアンサンブルグループ。 |
リリース | 2011年 |
作曲者 | ジョニー・バーク(Johnny Burke, 1908-1964) アメリカの作詞家。 |
ジミー・ヴァン・ヒューゼン(Jimmy Van Heusen, 1913-1990) ニューヨーク生まれのアメリカの作曲家。ティン・パン・アレーでピアニストとして働き、映画・テレビ・演劇の数々の名曲を残した。 | |
Original ver. | 1953年:ドロレス・グレイ(Dolores Gray, 1924-2002) アメリカの女優/歌手。 |
『Here’s That Rainy Day』は、1953年初演のブロードウェイミュージカル『Carnival in Flanders』のミュージカルナンバーです。
マーラー交響曲(2回目のリハーサル)
リディアが、映画の音楽とは別物と考えてほしいと団員達に指導する曲
交響曲第5番 嬰ハ短調 – 第4楽章
作曲者 | グスタフ・マーラー(Gustav Mahler, 1860-1911) ボヘミア生まれのユダヤ人作曲家/指揮者。後期ロマン派を代表する作曲家。 |
作曲年 | 1902年 |
第4楽章は、別名「愛の楽章」とも呼ばれています。
1971年のアメリカ・イタリア・フランス合作映画『ベニスに死す』では、テーマ曲として使われ大きな注目を集めました。
この後「マーラー交響曲(3回目のリハーサル)」でもこの曲が使われています。
オルガが送った動画をリディアが見る(13歳のオルガが演奏する動画の曲)
オルガを演じるソフィー・カウアーは、ロンドンの王立音楽アカデミーで学んだイギリス系ドイツ人のチェリストです。オーディションで選ばれ女優デビューを果たしました。
チェロ協奏曲 ホ短調 作品85 – 第1楽章
作曲者 | エドワード・エルガー(Edward Elgar, 1857-1934) イギリスの作曲家/指揮者。 |
初演 | 1919年、クィーンズ・ホール(ロンドン) |
『チェロ協奏曲 ホ短調 作品85』より、エルガーの作ったチェロ協奏曲です。
1919年ロンドンのクィーンズ・ホールで、フェリックス・サモンド(Felix Salmond)を独奏者に作曲者自身の指揮で初演されました。
この後「チェロ・ソリストオーディション2人目」でもこの曲が使われています。
マーラー交響曲(3回目のリハーサル)
リディアはエルガーのチェロ協奏曲をカップリング曲にすることを団員に提案します。
交響曲第5番 嬰ハ短調 – 第4楽章
作曲者 | グスタフ・マーラー(Gustav Mahler, 1860-1911) ボヘミア生まれのユダヤ人作曲家/指揮者。後期ロマン派を代表する作曲家。 |
作曲年 | 1902年 |
「マーラー交響曲(2回目のリハーサル)」でもこの曲が使われていました。
チェロ・ソリストオーディション1人目
チェロ協奏曲 ホ短調 作品85 – 第4楽章
作曲者 | エドワード・エルガー(Edward Elgar, 1857-1934) イギリスの作曲家/指揮者。 |
初演 | 1919年、クィーンズ・ホール(ロンドン) |
この後、以下のシーンでもこの曲が使われています。
「リディアがピアノ伴奏をし、オルガがチェロで演奏する曲」
「エルガー(ソリストを迎えてのオーケストラリハーサル)」
チェロ・ソリストオーディション2人目
チェロ協奏曲 ホ短調 作品85 – 第1楽章
作曲者 | エドワード・エルガー(Edward Elgar, 1857-1934) イギリスの作曲家/指揮者。 |
初演 | 1919年、クィーンズ・ホール(ロンドン) |
「オルガが送った動画をリディアが見る(13歳のオルガが演奏する動画の曲)」でもこの曲が使われていました。
リディアがピアノ伴奏をし、オルガがチェロで演奏する曲
仕事部屋での指揮者とソリストによるリハーサルシーン
チェロ協奏曲 ホ短調 作品85 – 第4楽章
作曲者 | エドワード・エルガー(Edward Elgar, 1857-1934) イギリスの作曲家/指揮者。 |
初演 | 1919年、クィーンズ・ホール(ロンドン) |
「チェロ・ソリストオーディション1人目」でもこの曲が使われていました。
エルガー(ソリストを迎えてのオーケストラリハーサル)
チェロ協奏曲 ホ短調 作品85 – 第4楽章
作曲者 | エドワード・エルガー(Edward Elgar, 1857-1934) イギリスの作曲家/指揮者。 |
初演 | 1919年、クィーンズ・ホール(ロンドン) |
「チェロ・ソリストオーディション1人目」でもこの曲が使われていました。
マーラー交響曲(4回目のリハーサル/怪我の後)
交響曲第5番 嬰ハ短調 – 第1楽章・第2楽章
作曲者 | グスタフ・マーラー(Gustav Mahler, 1860-1911) ボヘミア生まれのユダヤ人作曲家/指揮者。後期ロマン派を代表する作曲家。 |
作曲年 | 1902年 |
ここでは、1楽章終わりから2楽章に入るところが演奏されています。
リディアがアコーディオンを鳴らしながら歌う
リリース | 2022年:Soundtrack『TAR/ター』 |
作曲者 | ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett) リディア・ターを演じるオーストラリアの女優/プロデューサー、1969年メルボルン生まれ。映画『アビエイター』(2004) でアカデミー助演女優賞を、『ブルージャスミン』(2013) でアカデミー主演女優賞を受賞した。 |
トッド・フィールド(Todd Field) アメリカの映画監督/俳優/脚本家、1964年生まれ。 |
エリオット・カプラン指揮によるコンサート
本番中、指揮台に立つエリオットにリディアが暴行を加えるシーン
交響曲第5番 嬰ハ短調 – 第1楽章 葬送行進曲
作曲者 | グスタフ・マーラー(Gustav Mahler, 1860-1911) ボヘミア生まれのユダヤ人作曲家/指揮者。後期ロマン派を代表する作曲家。 |
作曲年 | 1902年 |
「マーラー交響曲(1回目のリハーサル、1曲目)」でもこの曲が使われていました。
リディアが生まれ育った家でバーンスタインのビデオを見る(バーンスタインが指揮をしている曲)
交響曲第5番ホ短調 作品64 – 第4楽章
作曲者 | ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky, 1840-1893) 19世紀ロシアを代表する作曲家。 『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』などバレエ音楽を代表する傑作を多数生み出しバレエの発展に大きく貢献した。叙情的でメランコリックな旋律、華麗なオーケストレーションで知られ、クラシックファンのみならず幅広い層の聴衆を魅了する。 |
作曲年 | 1888年 |
『交響曲第5番ホ短調 作品64』は、チャイコフスキーの円熟期にあたる1888年に作られた作品です。サンクトペテルブルクで作曲者自身の指揮により初演されました。
リディアが見ていたのは、恩師の設定のユダヤ系アメリカ人指揮者レナード・バーンスタインによる『青少年コンサート』(Young People’s Concert)の映像です。
このコンサートはアメリカのCBSで1958年から録画中継され、後にはDVD化され販売されるなど人気を博しました。バーンスタインの偉業のひとつと言われています。
ホテル従業員に紹介されたマッサージ店で流れる曲
Artist | Asian Flute Music Oasis |
作曲者 | Marco Rinaldo |
リディアが荷物を持ってホテルの廊下を歩く(客室係が仕事をしながら聴いている曲)
Artist | サラ・ヘロニモ(Sarah Geronimo) フィリピンの歌手/女優/テレビタレント、1988年生まれ。 |
リリース | 2014年 |
作曲者 | Thyro Alfaro & Yumi Lacsamana |
エンディング(コンサートの曲)
友との出会い
作曲者 | Capcom Sound Team |
『Meeting a Friend』は、2018年に発売されたモンスターハンターシリーズのゲームソフト「モンスターハンター:ワールド」のサウンドトラックです。
エンドクレジット
Artist | Besomorph ドイツのエレクトロニカ・アーティスト。 |
Jurgaz アムステルダムを拠点とするプロデューサー。 | |
リリース | 2018年 |
作曲者 | Jamahl Blokland & Besomorph |
『TAR/ター』のサントラ
『TAR/ター』はヒドゥル・グドナドッティル(Hildur Guðnadóttir)が音楽を担当しました。ヒドゥル・グドナドッティルは、アイスランド出身の女性チェリストです。アイスランドのエレクトロニカバンド、ムームのメンバーとしても活動しています。
映画音楽の世界では、アイスランドの映画音楽作曲家ヨハン・ヨハンソンのコラボレーターとして知られるようになり、『ジョーカー』で第92回アカデミー作曲賞を受賞しました。
『TAR/ター』キャスト・スタッフ
監督 | トッド・フィールド(Todd Field) |
脚本 | トッド・フィールド(Todd Field) |
製作 | トッド・フィールド(Todd Field) |
スコット・ランバート(Scott Lambert) | |
アレクサンドラ・ミルチャン(Alexandra Milchan) | |
音楽 | ヒドゥル・グドナドッティル(Hildur Guðnadóttir) |
配給 | ギャガ |
公開 | 2022年10月7日 |
2023年5月12日 | |
上映時間 | 158分 |
リディア・ター:ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)
フランチェスカ・レンティーニ:ノエミ・メルラン(Noémie Merlant)
シャロン・グッドナウ:ニーナ・ホス(Nina Hoss)
オルガ・メトキーナ:ゾフィー・カウアー(Sophie Kauer)
アンドリス・デイヴィス:ジュリアン・グローヴァー(Julian Glover)
セバスティアン・ブリックス:アラン・コーデュナー(Allan Corduner)
エリオット・カプラン:マーク・ストロング(Mark Strong)
クリスタ・テイラー:シルヴィア・フローテ(Sylvia Flote)
本人:アダム・ゴプニク(Adam Gopnik)
ペトラ:ミラ・ボゴイェヴィッチ(Mila Bogojevic)
マックス:ツェトファン・スミス=グナイスト(Zethphan Smith-Gneist)
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