『ワンダーウーマン』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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『ワンダーウーマン』の挿入曲とサントラ

2017年にアメリカで制作された映画『ワンダーウーマン』(原題:Wonder Woman)は、アマゾン族の王女ダイアナが、人類の争いを止めるため初めて外の世界へ踏み出す姿を描いたアクション映画です。第一次世界大戦を背景に、ワンダーウーマンの成長が描かれています。

パティ・ジェンキンスが監督を務め、ガル・ガドットがワンダーウーマンを演じました。

『ワンダーウーマン』シリーズの挿入曲とサントラ

『ワンダーウーマン』の挿入曲

『ワンダーウーマン』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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スティーブが仲間を集めにダイアナを連れてパブに入る(パブで流れる曲)

Another Little Drink Wouldn’t Do Us Any Harm
作曲者クリフォード・グレイ(Clifford Grey, 1887-1941)
イギリスのソングライター/台本作家/脚本家。第一次世界大戦から第二次世界大戦までの期間、ウェストエンドとブロードウェイのショーのために多くの作品を作ったことで知られる。
作曲年ナット・D・エイヤー(Nat D. Ayer, 1887-1952)
アメリカの作曲家/ピアニスト/歌手/俳優。
Artistエドガー・トレバー&セシル・クーパー(Edgar Trevor & Cecil Cooper)

『Another Little Drink Wouldn’t Do Us Any Harm』は、1916年にロンドンで開幕したミュージカル『The Bing Boys Are Here』のショーチューンです。ロンドンを舞台に二人の田舎少年の冒険を描いたこのミュージカルは絶大な人気を博し、出演者や演出上の変更を伴いながら第一次世界大戦の終結まで上演されました。戦争に疲れた大衆に現実逃避の娯楽を提供したことがヒットの理由だと言われています。

スティーブがサミーアとチャーリーに仕事の内容を話す(パブで流れる曲)

Molly O’Morgan
Artistエラ・レットフォード(Ella Retford, 1885-1962)
イギリスのコメディアン/歌手/ダンサー/パントマイム・パフォーマー。
ミュージックホールのスーパースターの一人として知られる。
リリース1910年
作曲者フレッド・ゴッドフリー(Fred Godfrey, 1880-1953)
イギリスのソングライター。第一次世界大戦中 “戦争歌” の作家として名声を得た。
ウィル・レターズ(Will Letters)
イギリスのミュージックホール・ソングの作曲家。

スティーブ達が混雑する駅構内を歩く(列車を降りて蒸気船に向かう兵士達が歌う)

It’s a Long Way to Tipperary(Traditional)
邦題『遥かなティペラリー』
作曲者ジャック・ジャッジ(Jack Judge, 1872-1938)
イギリスのソングライター/ミュージックホール・エンターテイナー。
ハリー・ウィリアムズ(Harry Williams, 1873-1924)
イギリスのピアニスト/マンドリン奏者/ソングライター。

『It’s a Long, Long Way to Tipperary』は、イギリスのエンターテイナー、ジャック・ジャッジが1912年にミュージックホールで披露した曲です。
もともとは、ロンドンに住むアイルランド人のために書かれたバラッドでしたが、曲を買い受けた権利者によって出版時に行進曲として宣伝されました。その後、アイルランド出身のテノール歌手ジョン・マコーマック(John McCormack)の演奏が第一次世界大戦で兵士たちの行進曲として使用されたことで、 “第一次世界大戦を象徴する軍歌” として知られるようになりました。

ベルド村を解放した日の夜、噴水広場でスティーブがダイアナをダンスに誘う

Sous les Ponts de Paris
邦題『パリの橋の下』
Artistリュシエンヌ・ドリール(Lucienne Delyle, 1913-1962)
フランスの歌手。『サン=ジャンの私の恋人』(1942) のヒットで成功をおさめ、1950年代に人気を博した。
作曲者ヴァンサン・スコット(Vincent Scotto, 1874-1952)
フランスの作曲家。生涯で4,000曲以上の歌曲、約60曲のオペレッタ、約50曲の映画音楽を作曲した。
ジャン・ロードル(Jean Rodor, 1881-1967)
フランスの作家/歌手。
Original ver.1913年:ジョルジェル(Georgel, 1884-1945)
フランスの歌手。
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スティーブとダイアナがダンスを踊る(噴水広場前のカフェバーでチャーリーがピアノを弾いて歌う)

I’ll Walk Beside You
アイル・ウォーク・ビサイド・ユー
Artistユエン・ブレムナー(Ewen Bremner)
スコットランド人の狙撃手(チャーリー)を演じるエディンバラ出身の俳優、1972年生まれ。
作曲者エドワード・ロクトン(Edward Lockton, 1876-1940)
イギリスの作詞家/翻訳家/編曲家/台本作家/ポピュラー音楽の作曲家。
アラン・マレイ(Alan Murray, 1890-1922)
イギリスのソングライター。
出版年1939年

『I’ll Walk Beside You』は、アイルランド出身の名テノール歌手ジョン・マコーマック(John McCormack)のレパートリーとして知られる感傷的なラブソングです。

スティーブ達が馬を手に入れベルド村を出発する(チャーリーがダイアナに向けて歌を歌う)

Green Grow the Rashes, O
邦題『野原いっぱいの灯心草』
Artistユエン・ブレムナー(Ewen Bremner)
スコットランド人の狙撃手(チャーリー)を演じるエディンバラ出身の俳優、1972年生まれ
作曲者ロバート・バーンズ(Robert Burns, 1759-1796)
スコットランドの詩人/作詞家。
出版年1787年

『Green Grow the Rashes, O』は、女性への賛辞が込められている曲です。

スティーブが舞踏会に潜入しマル博士に話しかける(舞踏会で演奏される曲)

Schatz-Walzer, Op. 418
宝のワルツ Op. 418
作曲者ヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauss II. 1825-1899)
19世紀にウィーンを中心に活躍したオーストリアの作曲家/指揮者。
初代「ワルツ王」ヨハン・シュトラウス1世の息子。
ワルツ、ポルカをはじめとする舞踊音楽の名曲を数多く残しワルツの人気と発展に多大な貢献を果たす。父親の死後「ワルツ王」の名を継承しヨーロッパ中で絶大な支持を獲得した。
作曲年1885年

『Schatz-Walzer』は、ヨハン・シュトラウス2世が1885年に作曲したウィンナ・ワルツです。自身が作曲したオペレッタ『ジプシー男爵』のモチーフを使って作られています。
ここでは、1921年にオーストリアの作曲家アントン・ヴェーベルン(Anton Friedrich Wilhelm von Webern, 1883-1945)がアレンジした室内アンサンブル版が使われています。

エンドクレジット 2曲目

To Be Human
トゥ・ビー・ヒューマン
Artistシーア(Sia)
オーストラリアの歌手/ソングライター、1975年生まれ。
Feat. ラビリンス(Labrinth)
イギリスのシンガーソングライター/ラッパー/音楽プロデューサー、1989年生まれ。
リリース2017年:Soundtrack『ワンダーウーマン』
作曲者フローレンス・ウェルチ(Florence Welch)
イギリスのミュージシャン/歌手/シンガーソングライター、1986年生まれ。
ロックバンド「フローレンス・アンド・ザ・マシーン」(Florence + The Machine) のボーカリスト。
リック・ノウェルズ(Rick Nowels)
アメリカのソングライター/音楽プロデューサー、1954年生まれ。
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『ワンダーウーマン』のサントラ

アーティスト:ルパート・グレグソン=ウィリアムズ
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『ワンダーウーマン』はルパート・グレッグソン=ウィリアムズ(Rupert Gregson-Williams)が音楽を担当しました。

ルパート・グレッグソン=ウィリアムズは、イギリス出身の作曲家です。兄のハリー・グレッグソン=ウィリアムズと共にハンス・ジマーの映画音楽プロダクション「リモート・コントロール・プロダクション」の一員として活動しています。『ホテル・ルワンダ』や『ハクソー・リッジ』などの音楽を手掛けたことで知られています。

『ワンダーウーマン』キャスト・スタッフ

監督パティ・ジェンキンス(Patty Jenkins)
脚本アラン・ハインバーグ(Allan Heinberg)
製作チャールズ・ローヴェン(Charles Roven)
デボラ・スナイダー(Deborah Snyder)
ザック・スナイダー(Zack Snyder)
リチャード・サックル(Richard Suckle)
音楽ルパート・グレッグソン=ウィリアムズ(Rupert Gregson-Williams)
配給ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
公開 2017年6月2日
2017年8月25日
上映時間141分

ダイアナ/ワンダーウーマン:ガル・ガドット(Gal Gadot)
8歳のダイアナ:リリー・アスペル(Lilly Aspell)
12歳のダイアナ:エミリー・キャリー(Emily Carey)
スティーブ・トレバー:クリス・パイン(Chris Pine)
アンティオペ将軍:ロビン・ライト(Robin Wright)
エーリヒ・ルーデンドルフ総監:ダニー・ヒューストン(Danny Huston)
パトリック・モーガン卿:デヴィッド・シューリス(David Thewlis)
ヒッポリタ女王:コニー・ニールセン(Connie Nielsen)
イザベル・マル博士/ドクター・ポイズン:エレナ・アナヤ(Elena Anaya)
エッタ・キャンディ:ルーシー・デイヴィス(Lucy Davis)
サミーア:サイード・タグマウイ(Saïd Taghmaoui)
チャーリー:ユエン・ブレムナー(Ewen Bremner)
酋長:ユージーン・ブレイブ・ロック(Eugene Brave Rock)
メナリッペ:リーサ・ローヴェン・コングスリ(Lisa Loven Kongsli)

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