1990年にアメリカで制作された映画『ロッキー5/最後のドラマ』(原題:Rocky V)は、シルヴェスター・スタローン主演のボクシング映画『ロッキー』シリーズの5作目です。
『ロッキー』シリーズ1作目で監督をつとめたジョン・G・アヴィルドセンが監督に復帰しました。
『ロッキー5/最後のドラマ』の挿入曲
『ロッキー5/最後のドラマ』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

ロッキー達を乗せた飛行機がアメリカに到着する(空港でブラスバンドが演奏する曲)
ロッキーのテーマ
| リリース | 1976年:Soundtrack『ロッキー』 |
| 作曲者 | ビル・コンティ(Bill Conti) イタリア系アメリカ人の映画音楽作曲家、1942年生まれ。 映画『ライトスタッフ』(1983) でアカデミー作曲賞を受賞した。 |
| キャロル・コナーズ(Carol Connors) アメリカのシンガーソングライター、1941年生まれ。フィル・スペクターが在籍していたポップボーカルトリオ「テディ・ベアーズ」(The Teddy Bears) でリードシンガーをつとめていた。 | |
| アイン・ロビンズ(Ayn Robbins) アメリカの作詞家/詩人。キャロル・コナーズとのコラボレーションで知られる。 |
『Rocky’s Theme (Gonna Fly Now)』は、「ロッキー」シリーズ第1作『ロッキー』の主題歌です。
大勢の見物人に囲まれる中、ロッキーファミリーがフィラデルフィアの新居に荷物を運び入れる
テイク・ユー・バック
| Artist cover ver. | The 7A3 カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点とするアメリカのヒップホップグループ。 |
| リリース | 1990年:Soundtrack『ロッキー5/最後のドラマ』 |
| 作曲者 | フランク・スタローン(Frank Stallone) イタリア系アメリカ人の俳優/歌手/ギタリスト、1950年ニューヨーク生まれ。シルヴェスター・スタローンの弟。 |
| Original ver. | 1976年:ヴァレンタイン(Valentine) 1970年代末に活躍したアメリカのソフトロックグループ。映画『ロッキー』のために結成。シルヴェスター・スタローンの弟フランク・スタローンがボーカル/ギターを担当した。 |
『Take You Back』は、1976年のアメリカ映画『ロッキー』のオープニングタイトルシーンで使われた曲です。

革ジャンを奪われたロッキー・ジュニアに少女(ジュエル)が話しかけてくる
オール・ユー・ガッタ・ドゥ・イズ・シング
| Artist | ジョーイ・B・エリス(Joey B. Ellis) ペンシルベニア州フィラデルフィア出身のアメリカ人ラッパー/プロデューサー/ビジュアルアーティスト |
| リリース | 1990年:Soundtrack『ロッキー5/最後のドラマ』 |
| 作曲者 | ジョーイ・B・エリス(Joey B. Ellis) |
二人組の少年がロッキー・ジュニアを路地裏に連れて行き、金を奪って逃げる
ザッツ・ホワット・アイ・セッド
| Artist | M.C.ハマー(M.C. Hammer) アメリカのラッパー/ダンサー/音楽プロデューサー/起業家、1962年カリフォルニア州オークランド生まれ。斬新なストリートダンススタイルでダンス・ブームを巻き起こし、セカンドアルバム『Please Hammer, Don’t Hurt ‘Em』(1990)は全世界で1,000万枚以上を売上げた。 |
| リリース | 1987年 |
| 作曲者 | M.C.ハマー(M.C. Hammer) |
ロッキーの指導でトミーがめきめきと力をつけていく
ゴー・フォー・イット!
| Artist | ジョーイ・B・エリス(Joey B. Ellis) ペンシルベニア州フィラデルフィア出身のアメリカ人ラッパー/プロデューサー/ビジュアルアーティスト |
| Feat. タイネッタ・ヘア(Tynetta Hare) | |
| リリース | 1990年:Soundtrack『ロッキー5/最後のドラマ』 |
| 作曲者 | Joey B. Ellis, Tynetta Hare, Michael Kelly and James Earley |
ケインがヘビー級のチャンピオンとなり、トミーはますますトレーニングに励み勝ち進んでいく
キープ・イット・アップ
| Artist | スナップ!(Snap!) 1989年に結成されたドイツのユーロダンスグループ。 |
| リリース | 1990年:Soundtrack『ロッキー5/最後のドラマ』 |
| 作曲者 | Snap! ベニート・ベニテス(Benito Benites) ジョン・ギャレット3世(John Garrett III) |
| デュラン・バトラー(Durran Butler) アメリカ人ラッパー、1967年ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれ。 スナップ!(Snap!)の元メンバー。 |
トミーがクリスマスをデューク達と一緒に過ごす(パーティーで流れる曲)
ウィンターワンダーランド
| Artist cover ver. | レイ・チャールズ(Ray Charles, 1930-2004) アメリカの歌手/作曲家/ピアニスト。 盲目というハンディを乗り越え歌手として成功を収め、天才ミュージシャンとして世界にその名を知らしめた。R&B/ソウルのパイオニアとして知られる。 |
| リリース | 1985年 |
| 作曲者 | フェリックス・バーナード(Felix Bernard, 1897-1944) アメリカの指揮者/ピアニスト/ポピュラー音楽の作曲家。 |
| リチャード・バーナード・スミス(Richard Bernhard Smith, 1901-1935) アメリカの作曲家。 | |
| Original ver. | 1934年:Richard Himber and His Ritz-Carlton Orchestra リチャード・ヒンバー(Richard Himber, 1899-1966) アメリカのバンドリーダー/作曲家/ヴァイオリニスト/マジシャン |
『Winter Wonderland』は、とあるカップルの冬のロマンスを描いた作品です。冬を題材にした曲であることから、北半球ではクリスマスソングとみなされるようになりました。
エンドクレジット
ザ・メジャー・オブ・ア・マン
| Artist | エルトン・ジョン(Elton John) イギリスのミュージシャン/歌手/ソングライター、1947年生まれ。 4歳からピアノを学び始め、11歳でロンドンの王立音楽アカデミーに合格。22歳でソロデビュー、『僕の歌は君の歌』(1970) の大ヒットで一躍ポップ・スターの仲間入りを果たす。5枚目のアルバム『ホンキー・シャトー』(1972) 以降7作連続全米首位を獲得するなど数々の記録を塗り替え大きな成功を収めた。「ピアノロック」というジャンルを確立したことでも知られる。 映画『ライオン・キング』(1994) 、『ロケットマン』(2019) の主題歌を作曲し、アカデミー歌曲賞を2度受賞。 |
| リリース | 1990年:Soundtrack『ロッキー5/最後のドラマ』 |
| 作曲者 | アラン・メンケン(Alan Menken) アメリカの作曲家/ピアニスト/音楽監督/音楽プロデューサー、1949年生まれ。 映画『リトル・マーメイド』(1989)、『美女と野獣』(1991)、『アラジン』(1992)、『ポカホンタス』(1995) でそれぞれアカデミー作曲賞/歌曲賞の2部門、計8度のアカデミー賞を受賞した。 |
『ロッキー5/最後のドラマ』のサントラ
『ロッキー5/最後のドラマ』はビル・コンティ(Bill Conti)が音楽を担当しました。
ビル・コンティは、イタリア系アメリカ人の作曲家です。『ロッキー』シリーズや『ベスト・キッド』シリーズの音楽などで知られています。
『ロッキー5/最後のドラマ』キャスト・スタッフ
| 監督 | ジョン・G・アヴィルドセン(John G. Avildsen) |
| 脚本 | シルヴェスター・スタローン(Sylvester Stallone) |
| 製作 | アーウィン・ウィンクラー(Irwin Winkler) |
| ロバート・チャートフ(Robert Chartoff) | |
| 音楽 | ビル・コンティ(Bill Conti) |
| 配給 | ユナイト映画=UIP |
| 公開 | 1990年11月16日 |
| 1990年12月7日 | |
| 上映時間 | 105分 |
ロッキー・バルボア:シルヴェスター・スタローン(Sylvester Stallone)
エイドリアン:タリア・シャイア(Talia Shire)
ポーリー:バート・ヤング(Burt Young)
トミー・マシン・ガン:トミー・モリソン(Tommy Morrison)
ロッキー・ジュニア:セイジ・スタローン(Sage Stallone)
ミッキー・ゴールドミル :バージェス・メレディス(Burgess Meredith)
デューク:トニー・バートン(Tony Burton)
ジョージ・ワシントン・デューク:リチャード・ガント(Richard Gant)
マーリン:マイク・シーハン(Mike Sheehan)
ユニオン・ケイン:マイケル・ウィリアムズ (Michael Williams)
カレン:デリア・シェパード(Delia Sheppard)
カーマイン神父:ポール・マイケル(Paul Micale)
イワン・ドラゴ(回想):ドルフ・ラングレン(Dolph Lundgren)
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