2025年にアメリカで制作された『ミッキー17』(原題:Mickey 17)は、エドワード・アシュトンによる小説『ミッキー7』をもとに制作されたSFブラックコメディです。
『パラサイト』のポン・ジュノが監督を務め、ロバート・パティンソン、ナオミ・アッキー、トニ・コレット、マーク・ラファロらが出演しています。
『ミッキー17』の挿入曲
『ミッキー17』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
ダリウス・ブランクの手下に捕まったミッキーとティモが「金を返さなかった男がどうされるか」を見る
Artist | ニーノ・ロータ(Nino Rota, 1911-1979) ミラノ出身のイタリアの作曲家。 映画『ゴッドファーザー PART II』でアカデミー作曲賞を受賞した。 |
リリース | 1960年:Soundtrack『若者のすべて』 |
作曲者 | ニーノ・ロータ |
『Terra Lontana』は、1960年公開のイタリア・フランス合作映画『若者のすべて』(Rocco e i suoi fratelli/Rocco et ses frères)のオリジナル・サウンドトラックです。
ミッキー17と18が揉み合いをしているところにティモがやってくる(ティモの口笛)
ヤンキードゥードゥル
『ヤンキードゥードゥル(Yankee Doodle)』は、アメリカ独立戦争時に歌われたアメリカの愛国歌です。手遊び歌として人気の『アルプス一万尺』の原曲としても知られています。
マーシャルによる”夢のディナー”で、祈りを捧げるカイを遮りマーシャルと妻が歌い出す
リリース | 2025年:Soundtrack『ミッキー17』 |
作曲者 | チョン・ジェイル(Jung Jae-il) 韓国の作曲家、1982年生まれ。 |
この後「エンドクレジット」でもこの曲が流れていました。
カイがミッキーに死ぬ時の気持ちについて訊ねる(カイの部屋で流れる曲)
トワイライト
Artist | エリオット・スミス(Elliott Smith, 1969-2003) 90年代を代表するアメリカのシンガーソングライター。 ギター、ドラム、ピアノの他にもクラリネット、ハーモニカ、チェロなどもこなすマルチプレイヤーであることを生かし、緻密な多重録音で厚みのあるボーカルやアンサンブルを生み出し完成度の高いアルバムを数々残した。 |
リリース | 2004年 |
作曲者 | エリオット・スミス |
ミッキーがナーシャにC3(ベビーを運べ)とジェスチャーで伝える
オラトリオ《メサイア》HWV 56 / 第3部「ほふられた小羊こそは」
作曲者 | ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(George Frideric Handel, 1685-1759) イギリスで活躍したドイツ出身のバロック作曲家。 ハンブルクでオルガニスト/オペラ作曲家として活動した後、メディチ家の招きでイタリアに渡りイタリア・オペラを学び成功を収める。その後イギリスで王室音楽アカデミーの中心人物として活躍し1727年にイギリスに帰化。きらびやかで華やかなオルガン協奏曲で聴衆を喜ばせ、英語によるオラトリオ『メサイア』などの名作を作曲し英国の教会音楽に新しいスタイルを導入した。 |
作曲年 | 1741年 |
『ミッキー17』のサントラ
『ミッキー17』はチョン・ジェイル(Jung Jae-il/鄭在日)が音楽を担当しました。
チョン・ジェイルは、韓国の作曲家です。『オクジャ/okja』や『パラサイト 半地下の家族』、『イカゲーム』の音楽を担当したことで知られています。

『ミッキー17』キャスト・スタッフ
監督 | ポン・ジュノ(Bong Joon-ho) |
脚本 | ポン・ジュノ(Bong Joon-ho) |
製作 | デデ・ガードナー(Dede Gardner) |
ジェレミー・クライナー(Jeremy Kleiner) | |
ポン・ジュノ(Bong Joon-ho) | |
チェ・ドゥホ(Dooho Choi) | |
音楽 | チョン・ジェイル(Jung Jae-il) |
公開 | 2025年3月28日 |
ミッキー・バーンズ:ロバート・パティンソン(Robert Pattinson)
ナーシャ:ナオミ・アッキー(Naomi Ackie)
ティモ:スティーヴン・ユァン(Steven Yeun)
イルファ:トニ・コレット(Toni Collette)
ケネス・マーシャル:マーク・ラファロ(Mark Ruffalo)
カイ・カッツ:アナマリア・ヴァルトロメイ(Anamaria Vartolomei)
ドロシー:パッシー・フェラン(Patsy Ferran)
ジェンマ:ホリデイ・グレインジャー(Holliday Grainger)
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