1988年にフランス・イタリア合作で制作された映画『グラン・ブルー』(完全版)(原題:Le Grand Bleu)は、フリーダイビング(素潜り)の記録を競う二人の男の友情と海の美しさを描いた作品です。ジャック・マイヨールとエンゾ・マイオルカ、二人の実在するダイバーがモデルとなっています。
ここでは『グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版』(168分)の挿入曲・サントラを紹介します。
- 『グラン・ブルー』(完全版) の挿入曲
- オープニング
- ジャックが金貨を拾うために海に潜り、イルカに出会う
- 青年になったエンゾの登場シーン(1988年シチリア)
- ペルーを訪れたジョアンナとジャックが出会う
- ジャックがジョアンナにイルカの置物を渡し別れる
- ジャックがイルカたちと過ごす
- ジョアンナがニューヨークのアパートに帰る
- 食事をするエンゾとジャックのもとにジョアンナ、エンゾの母が合流する
- ジョアンナとジャックがタオルミナの街を歩きペンションに向かう
- ジャックとジョアンナがイルカのプールに入る
- 世界大会(ジャックが潜る日)
- 酒を飲んだエンゾとジャックが深海で歌い踊る
- ジョアンナがジョンに対する恋心をルームメイトに相談する
- ルイおじさんが聴いている曲
- ルイおじさんの家でジャック、エンゾ、博士たちが過ごす
- エンゾの記録を塗り替えるため、皆が挑む
- ジャックが記録を更新する
- 決戦の日(第14回国際潜水大会)
- エンゾを抱えたジャックが海に潜る
- 心臓マッサージをされるジャックがイルカの夢を見る
- 眠るジャックがイルカの群れを見る
- ジャックが深夜の海に潜る
- エンドクレジット
- 『グラン・ブルー』(完全版) のサントラ
- 『グラン・ブルー』(完全版) キャスト・スタッフ
『グラン・ブルー』(完全版) の挿入曲
『グラン・ブルー』(完全版) の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング
邦題『前奏曲』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
ジャックが金貨を拾うために海に潜り、イルカに出会う
邦題『深海の夢』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
青年になったエンゾの登場シーン(1988年シチリア)
邦題『もう一度トライ』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
ペルーを訪れたジョアンナとジャックが出会う
邦題『ヒュアクラコチャ』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
ジャックがジョアンナにイルカの置物を渡し別れる
邦題『ペルーを離れて』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
ジャックがイルカたちと過ごす
エンゾとジャックが再会する
邦題『ウォーター・ワークス』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
ジョアンナがニューヨークのアパートに帰る
邦題『胸のときめき』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
食事をするエンゾとジャックのもとにジョアンナ、エンゾの母が合流する
邦題『スパゲッティ・デル・メア』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
ジョアンナとジャックがタオルミナの街を歩きペンションに向かう
邦題『タオルミナを歩いて』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
ジャックとジョアンナがイルカのプールに入る
邦題『シチリア』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
世界大会(ジャックが潜る日)
邦題『ホモ・デルフィナス』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
酒を飲んだエンゾとジャックが深海で歌い踊る
ワルツ「美しく青きドナウ」 Op. 314
作曲者 | ヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauss II. 1825-1899) 19世紀にウィーン(オーストリア)を中心に活躍した作曲家/指揮者。 |
作曲年 | 1867年 |
『美しき青きドナウ』は、ヨハン・シュトラウス2世が1867年に作曲した合唱用のウィンナ・ワルツです。
1867年、ウィーンの「ディアナザール」で行われたウィーン男性合唱協会(依頼主)のコンサートで初演されました。
ここでは『美しき青きドナウ』を編曲したものが使われています。
ジョアンナがジョンに対する恋心をルームメイトに相談する
邦題『胸のときめき』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
ルイおじさんが聴いている曲
楽劇《ワルキューレ》第3幕 – 序奏「ワルキューレの騎行」
作曲者 | リヒャルト・ワーグナー(Richard Wagner) 19世紀のドイツの作曲家/指揮者/思想家。 |
作曲年 | 1856年 |
「ワルキューレ」とは、北欧神話に出てくる半神半人の女戦士で、戦場で戦う兵士の運命を決める軍団の名前です。
楽劇では、武装した8人のワルキューレが翼の生えた馬に乗り岩山に集まる場面で流れています。
この後「ルイおじさんの家でジャック、エンゾ、博士たちが過ごす」でもこの曲が使われています。
ルイおじさんの家でジャック、エンゾ、博士たちが過ごす
楽劇《ワルキューレ》第3幕 – 序奏「ワルキューレの騎行」
作曲者 | リヒャルト・ワーグナー(Richard Wagner) 19世紀のドイツの作曲家/指揮者/思想家。 |
作曲年 | 1856年 |
「ルイおじさんが聴いている曲」でもこの曲が使われていました。
エンゾの記録を塗り替えるため、皆が挑む
邦題『もう一度トライ(インストゥルメンタル)』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
ジャックが記録を更新する
邦題『セカンド・ダイヴ』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
決戦の日(第14回国際潜水大会)
邦題『アモルゴスの僧院』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
エンゾを抱えたジャックが海に潜る
邦題『もっと深く』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
心臓マッサージをされるジャックがイルカの夢を見る
邦題『深海の夢』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
眠るジャックがイルカの群れを見る
邦題『ヴァージン・アイランズ』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
ジャックが深夜の海に潜る
邦題『すべてを捨てて』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
エンドクレジット
邦題『マイ・レディ・ブルー』
リリース | 1988年:Soundtrack『グラン・ブルー』 |
作曲者 | エリック・セラ(Éric Serra) フランスの作曲家、1959年サン=マンデ生まれ。 |
『グラン・ブルー』(完全版) のサントラ
『グラン・ブルー』(完全版) はエリック・セラ(Éric Serra)が音楽を担当しました。エリック・セラはフランス出身の作曲家です。『サブウェイ』『レオン』など、ほとんどのリュック・ベッソン監督作品で音楽を担当しています。

『グラン・ブルー』(完全版) キャスト・スタッフ
監督 | リュック・ベッソン(Luc Besson) |
脚本 | リュック・ベッソン(Luc Besson) |
ロバート・ガーランド(Robert Garland) | |
製作 | パトリス・ルドゥー(Patrice Ledoux) |
音楽 | エリック・セラ(Éric Serra) |
配給 | 20世紀フォックス(1988年) |
日本ヘラルド映画(1992年) | |
角川映画(2010年) | |
公開 | 1988年5月11日 |
1988年8月20日 | |
上映時間 | 168分(完全版) |
ジョアンナ・ベイカー:ロザンナ・アークエット(Rosanna Arquette)
ジャック・マイヨール:ジャン=マルク・バール(Jean-Marc Barr)
エンゾ・モリナーリ:ジャン・レノ(Jean Reno)
ローレンス博士:ポール・シェナー(Paul Shenar)
ノヴェリ:セルジオ・カステリット(Sergio Castellitto)
ロベルト:マルク・デュレ(Marc Duret)
ルイ叔父:ジャン・ブイーズ(Jean Bouise)
ダフィー:グリフィン・ダン(Griffin Dunne)
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