1967年にアメリカで制作された映画『暴力脱獄』(原題:Cool Hand Luke)は、フロリダの刑務所を舞台とした犯罪ドラマ映画です。ドン・ピアースの同名小説をもとに、スチュアート・ローゼンバーグ監督がポール・ニューマン主演で映画化しました。
第40回アカデミー賞では4部門にノミネートされ、囚人ドラグライン役を演じたジョージ・ケネディが助演男優賞を受賞しました。
『暴力脱獄』の挿入曲
『暴力脱獄』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
トランプがシャワーを浴びながら歌う曲
ルークの母が面会に訪れる(トランプのギター弾き語り曲)
ルーカスがドラグラインとトレーニングをする(トランプのギター弾き語り曲)
母親を亡くしたルーカスがバンジョーで歌う曲
看守に命じられルーカスが穴を掘り始める(トランプのギター弾き語り曲)
ルーカスが起き上がり再び穴を掘る(トランプのギター弾き語り曲)
夜になり、ルーカスが穴に落とされる(トランプのギター弾き語り曲)
『暴力脱獄』のサントラ
『暴力脱獄』はラロ・シフリン(Lalo Schifrin)が音楽を担当しました。
ラロ・シフリンは、アルゼンチン、ブエノス・アイレス生まれの作曲家です。6歳からエンリケ・バレンボイム(ダニエル・バレンボイムの父)にピアノを習い、20歳でパリ国立高等音楽に入学。フランスで、ジャズミュージシャンとしてキャリアをスタートさせた後、アメリカ国籍を取得し数々の映画・テレビ音楽を作曲しました。
『スパイ大作戦』や『燃えよドラゴン』、『ダーティハリー』などの映画音楽でよく知られています。
『暴力脱獄』キャスト・スタッフ
監督 | スチュアート・ローゼンバーグ(Stuart Rosenberg) |
脚本 | ドン・ピアース(Donn Pearce) |
フランク・ピアソン(Frank R. Pierson) | |
原作 | ドン・ピアース(Donn Pearce) |
製作 | ゴードン・キャロル(Gordon Carroll) |
音楽 | ラロ・シフリン(Lalo Schifrin) |
配給 | 東和 |
公開 | 1967年11月1日 |
1968年8月24日 | |
上映時間 | 126分 |
ルーカス・ジャクソン:ポール・ニューマン(Paul Newman)
ドラグライン:ジョージ・ケネディ(George Kennedy)
刑務所所長:ストローザー・マーティン(Strother Martin)
アーレッタ:ジョー・ヴァン・フリート(Jo Van Fleet)
カー:クリフトン・ジェームズ(Clifton James)
ソサエティ・レッド:J・D・キャノン(J. D. Cannon)
トランプ:ハリー・ディーン・スタントン(Harry Dean Stanton)
ラウドマウス・スティーブ:ロバート・ドリヴァス(Robert Drivas)
ポール:ルーク・アスキュー(Luke Askew)
ババルガッツ:デニス・ホッパー(Dennis Hopper)
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