2023年、アメリカで制作された映画『バービー』(原題:Barbie)は、着せ替え人形の「バービー」の世界を実写化したコメディ映画です。
『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグが監督を務め、グレタ・ガーウィグとノア・バームバックが共同で脚本を執筆しました。主役のバービーをマーゴット・ロビーが、ケンをライアン・ゴズリングが演じています。
- 『バービー』の挿入曲
- オープニング
- 子供達が何かを見つける
- バービーが現れ少女が赤ちゃん人形を破壊する
- オープニングテーマ曲(バービーランドの紹介)
- パーティでのダンスミュージック
- パーティが終わりケンがバービーのキスを待つ
- パジャマパーティが始まる
- 人間世界の少女が「変てこバービー」を作る
- バービーの送別会
- 人間世界へ旅立つバービーが車中で歌う曲
- バービーとケン、二人の冒険の旅が始まる
- バービーとケンがローラーブレードでベニスビーチを移動する
- バービーとケンが警察に連行される
- バービーが学校を訪れサーシャを探す
- サーシャを迎えにきた母グロリアの車で流れる曲
- バービーがマテル社の会議室から逃走する
- バービーがルースの部屋を出てグロリアの車に乗る
- バービーがグロリアとサーシャを連れてバービーランドに戻る
- バービーとグロリアがバービーランドに戻る車中で歌う曲
- ケン達がビーチバレーを楽しむ
- ケンの家(Mojo道場)にバービーが訪れる
- バービーが芝生に倒れ込む
- グロリアとサーシャがバービーランドを出て行く車中で歌う曲
- ケンが好きな曲しか流さない “ケンラジオ” から流れる曲
- ケンがバービーに歌って聞かせる曲
- ケン同士の戦いでケンが歌い踊る曲
- バービーがルースの手を取り、目を閉じる
- バービーを乗せて走るグロリアの車で流れる曲
- エンディング & エンドクレジット (1曲目)
- 『バービー』のサントラ
- 『バービー』キャスト・スタッフ
『バービー』の挿入曲
『バービー』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング
アトモスフェール
作曲者 | ジェルジュ・リゲティ(György Ligeti, 1923-2006) ハンガリー系オーストリア人の現代音楽作曲家。 |
作曲年 | 1961年 |
Artist | バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団(Sinfonieorchester des Südwestrundfunks) 1946年から2016年までバーデン=ヴュルテンベルク州に本拠を置き活動していた南西ドイツ放送所属のオーケストラ。 |
エルネスト・ブール(Ernest Bour, 1913-2001) フランスの指揮者。 |
『Atmosphères』は、1968年の叙事詩的SF映画『2001年宇宙の旅』で使われたことで知られるようになりました。
このシーンから『ツァラトゥストラはこう語った』までは、『2001年宇宙の旅』のオマージュになっています。
子供達が何かを見つける
レクイエム – 第2楽章「キリエ」
作曲者 | ジェルジュ・リゲティ(György Ligeti, 1923-2006) ハンガリー系オーストリア人の現代音楽作曲家。 |
作曲年 | 1963年〜1965年 |
Artist | バイエルン放送交響楽団(Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks) ドイツのミュンヘンに本拠を置くバイエルン放送専属オーケストラ。1949年に設立。 |
フランシス・トラヴィス(Francis Travis, 1921-2017) アメリカ生まれのスイスの指揮者。1990年から1995年にかけて東京芸術大学音楽学部の指揮科教員を務める。 |
『レクイエム』は、リゲティが1963年から1965年にかけて作曲したソプラノ、メゾソプラノ、合唱、管弦楽のための音楽作品です。
1968年の叙事詩的SF映画『2001年宇宙の旅』では、「猿人がモノリスを発見する」シーンなどで使われていました。
バービーが現れ少女が赤ちゃん人形を破壊する
交響詩《ツァラトゥストラはこう語った》作品30 – 第1部「導入部(日の出)」
作曲者 | リヒャルト・シュトラウス(Richard Strauss, 1864-1949) ドイツの作曲家/指揮者。後期ロマン派を代表する作曲家の一人といわれる。 |
作曲年 | 1896年 |
『ツァラトゥストラはこう語った』は、ドイツの作曲家リヒャルト・シュトラウスが、1896年に作曲した交響詩です。
ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの後期思想を代表する同名の著作にインスピレーションを得て作曲されたと言われています。
『2001年宇宙の旅』では、猿人が道具を使えるようになるシーンでこの曲が流れます。
オープニングテーマ曲(バービーランドの紹介)
ピンク
Artist | リゾ(Lizzo) アメリカのシンガーソングライター/ラッパー、1988年生まれ。 2013年デビュー。3枚目のスタジオアルバム『コズ・アイ・ラヴ・ユー』がヒットし、2019年に女優として映画デビューを果たす。第62回グラミー賞(2020)では主要4部門を含む最多8部門にノミネートされるなど、パワフルなパフォーマンスが魅力の世界が注目する歌姫。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | Melissa “Lizzo” Jefferson, Mark Ronson, Andrew Wyatt and Eric Frederic |
パーティでのダンスミュージック
ダンス・ザ・ナイト
Artist | デュア・リパ(Dua Lipa) アルバニア人の両親を持つイギリスのシンガーソングライター/ファッションモデル、1995年ロンドン生まれ。「ダーク・ポップ」と表されるサウンドと独特のハスキーボイスを武器に、ミレニアル世代を代表するUKポップのアイコンとして全世界から圧倒的な人気を誇る。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | Mark Ronson, Andrew Wyatt, Dua Lipa and Caroline Ailin |
デュア・リパは、マーメイド・バービー役でカメオ出演しています。
パーティが終わりケンがバービーのキスを待つ
ケンは泊まって行きたいと話しますが「ここは私の”ドリームハウス”だから」とバービーは笑顔でキッパリと断ります。
シルヴァー・プラッター
Artist | カリード(Khalid) アメリカのシンガーソングライター、1998年ジョージア州フォート・スチュワート生まれ。 高校生の頃から音楽を書き始め「SoundCloud」に投稿した作品が注目を集め2016年にデビュー。唯一無二の美声で様々なジャンルのアーティストたちとコラボを重ね、R&Bシーンを牽引する存在となる。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | Khalid Robinson, Jason Kellner, Chase Worrell and Denis Kosiak |
パジャマパーティが始まる
ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン
Artist | シンディ・ローパー(Cyndi Lauper) アメリカのシンガーソングライター/女優、1953年ニューヨーク生まれ。 ソロ歌手としての最初のメジャーシングル曲『Girls Just Want to Have Fun』(1983) で国際的な成功を収め、その後も多数のヒットシングルを連発。また、奇抜な髪型/髪色、独自のファッションでも話題を生み出し、80年代を象徴するポップアイコンとして今もなお絶大な人気を誇る。 |
リリース | 1984年 |
作曲者 | ロバート・ハザード(Robert Hazard, 1948-2008) ペンシルベニア州フィラデルフィア出身のソングライター/ミュージシャン。 |
『Girls Just Want to Have Fun』は、シンディ・ローパーのソロ歌手としての最初のメジャーシングル曲です。デビュースタジオアルバム『She’s So Unusual』からの先行シングルとしてリリースされました。
この後「バービーの送別会」でもこの曲が使われています。
人間世界の少女が「変てこバービー」を作る
スパイス・アップ・ユア・ライフ
Artist | スパイス・ガールズ(Spice Girls) オーディションで選ばれた個性豊かな5人によるイギリスの女性アイドルグループ、1994年結成。 1996年にリリースされたデビューシングル『ワナビー』が、37か国で首位を獲得し世界的な成功を収めた。 |
リリース | 1997年 |
作曲者 | Spice Girls メラニー・チズム(Melanie Chisholm) エマ・バントン(Emma Bunton) メラニー・ブラウン(Melanie Brown) ジェリ・ハリウェル(Geri Halliwell) ヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham) |
マット・ロウ(Matt Rowe) イギリスの音楽プロデューサー/ソングライター。 | |
リチャード・スタンナード(Richard Stannard) イギリスの音楽プロデューサー/ソングライター、1966年生まれ。 |
バービーの送別会
ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン
Artist | シンディ・ローパー(Cyndi Lauper) |
リリース | 1984年 |
作曲者 | ロバート・ハザード(Robert Hazard, 1948-2008) |
「パジャマパーティが始まる」でもこの曲が使われていました。
人間世界へ旅立つバービーが車中で歌う曲
クローサー・トゥ・ファイン
Artist | インディゴ・ガールズ(Indigo Girls) 1985年にジョージア州アトランタで結成されたアメリカのフォークロック音楽デュオ。 エイミー・レイ、エミリー・サリアーズの幼馴染二人によって構成される。 |
リリース | 1989年 |
作曲者 | Indigo Girls エイミー・レイ(Amy Ray) エミリー・サリアーズ(Emily Saliers) |
『Closer To Fine』は、アイルランドのロックバンド、ホットハウス・フラワーズ(Hothouse Flowers)との共演で作られたインディゴ・ガールズのヒット曲です。
生きる意味を探求する姿が描かれた歌詞は、人生の意味を問う哲学的な内容で、ロードトリップの定番ソングとして知られています。
この後、以下のシーンでもこの曲が使われています。
「バービーランドに戻るバービーとグロリアが車で歌う曲」
「バービーランドを出て行くグロリアとサーシャが車で歌う曲」
バービーとケン、二人の冒険の旅が始まる
ジャーニー・トゥ・ザ・リアル・ワールド
Artist | テーム・インパラ(Tame Impala) ケヴィン・パーカー(Kevin Parker)によるサイケデリック・ミュージック・プロジェクト。 2007年に活動をスタートし、2010年にアルバムデビューした。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | ケヴィン・パーカー(Kevin Parker) オーストラリアの歌手/マルチ楽器奏者/ソングライター/音楽プロデューサー/DJ、1986年シドニー生まれ。ほぼすべての楽器を演奏してレコーディングを行い、ライブではバンドを編成し活動を行う。 |
この後「バービーがグロリアとサーシャを連れてバービーランドに戻る」でもこの曲が使われています。
バービーとケンがローラーブレードでベニスビーチを移動する
派手な二人が注目を浴びるシーン
ワタティ
Artist | カロルG(Karol G) 1991年コロンビア生まれの女性シンガーソングライター。 イギリスのリアリティ音楽オーディション番組『Xファクター』のコロンビア版スピンオフに10代の頃に出演しキャリアをスタート。2014年にニューヨークに拠点を移し、2018年にはラテン・グラミー賞の最優秀新人アーティスト賞を受賞した。 |
Feat. アルド・ランクス(Aldo Ranks) パナマ出身のレゲエ・シンガーソングライター/ラッパー、1973年パナマシティ生まれ。 | |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | Carolina Navarro, Daniel Oviedo and Aldo Vargas |
バービーとケンが警察に連行される
チューズ・ユア・ファイター
Artist | エイバ・マックス(Ava Max) アルバニア系アメリカ人シンガーソングライター、1994年ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれ。 ピアニストの父と元オペラ歌手の母のもと生まれ、歌の才能に恵まれ幼い頃から数々のコンクールで入賞。2013年シングルデビューを果たす。2018年にリリースされたシングル『Sweet but Psycho』が世界的なヒットを記録し、その後もYouTube、TikTokなどを通して一気に知名度を上げ世界中のファンを魅了し続ける。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | Amanda Ava Koci, Henry Walter, Madison Love and Michael Pollack |
バービーが学校を訪れサーシャを探す
エンジェル
Artist | ピンクパンテレス(PinkPantheress) イギリスの歌手/音楽プロデューサー、2001年サマセット州バース生まれ。 2021年ロンドンの大学に在学中、TikTokに投稿した『Break It Off』などが反響を呼びデビューを果たす。2023年11月には待望のデビューアルバム『Heaven Knows』がリリースされた。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | PinkPantheress, Count Baldor and BloodPop |
サーシャを迎えにきた母グロリアの車で流れる曲
フォーエヴァー&アゲイン
Artist | ザ・キッド・ラロイ(The Kid Laroi) オーストラリア出身のラッパー/ヒップホップミュージシャン、2003年生まれ。 2018年にデビューEPをリリース。その後人気ラッパーとの客演で着々と知名度を上げていき、2021年にリリースされたジャスティン・ビーバーとのコラボ曲『Stay』は世界中でヒットし、その年日本国内で最もストリーミングされた洋楽曲となった。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | Charlton Howard, Andrew Watt, Billy Walsh and Louis Bell |
バービーがマテル社の会議室から逃走する
スピード・ドライブ
Artist | チャーリー・XCX(Charli XCX) イギリスの女性シンガーソングライター、1992年ケンブリッジ生まれ。 エレクトロ・ポップを代表するスーパースターとして絶大な影響力を持つ。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | Charlotte Aitchison, Easyfun, Joakim Frans Åhlund, Klas Frans Åhlund, Patrik Knut Arve, Ewart Everton Brown, David James Parker, Troy Rami, Sylvia Robinson, Fabian Peter Torsson, Michael Chapman |
『Speed Drive』には、以下の曲がサンプリングされています。
『Cobrastyle』(2005) – ロビン(Robyn)
『Mickey』(1981) – トニー・バジル(Toni Basil)
この後「バービーがルースの部屋を出てグロリアの車に乗る」でもこの曲が使われています。
バービーがルースの部屋を出てグロリアの車に乗る
スピード・ドライブ
Artist | チャーリー・XCX(Charli XCX) |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | Charlotte Aitchison, Easyfun, Joakim Frans Åhlund, Klas Frans Åhlund, Patrik Knut Arve, Ewart Everton Brown, David James Parker, Troy Rami, Sylvia Robinson, Fabian Peter Torsson, Michael Chapman |
「バービーがマテル社の会議室から逃走する」でもこの曲が使われていました。
バービーがグロリアとサーシャを連れてバービーランドに戻る
ジャーニー・トゥ・ザ・リアル・ワールド
Artist | テーム・インパラ(Tame Impala) |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | ケヴィン・パーカー(Kevin Parker) |
「バービーとケン、二人の冒険の旅が始まる」でもこの曲が使われていました。
バービーとグロリアがバービーランドに戻る車中で歌う曲
クローサー・トゥ・ファイン
Artist | インディゴ・ガールズ(Indigo Girls) |
リリース | 1989年 |
作曲者 | エイミー・レイ(Amy Ray) エミリー・サリアーズ(Emily Saliers) |
「人間世界へ旅立つバービーが車中で歌う曲」でもこの曲が使われていました。
ケン達がビーチバレーを楽しむ
@バービーランド
マン・アイ・アム
Artist | サム・スミス(Sam Smith) イギリスのシンガーソングライター、1992年ロンドン生まれ。 ダンスミュージックデュオ「ディスクロージャー」(Disclosure) のシングル『Latch』(2012) にゲストボーカルとして参加し知られるようになり、2014年のデビュー・アルバム『In the Lonely Hour』は、第57回グラミー賞で最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞を受賞。2015年には、『007 スペクター』の主題歌『ライティングズ・オン・ザ・ウォール』を歌い、ボンド映画の主題歌としては史上初の全英シングルチャート1位を獲得、UKチャートトップ10に69週連続でランクインされギネス世界記録に認定された。 「天使の歌声」と称され、幅広い年齢層に支持される世界的アーティスト。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | Sam Smith, Mark Ronson and Eric Frederic |
ケンの家(Mojo道場)にバービーが訪れる
バタフライズ
Artist | ゲイル(GAYLE) アメリカのシンガーソングライター、2004年テキサス州プラノ生まれ。 2021年のシングル『ABCDEFU』が世界中でヒットしたことで、第65回グラミー賞のソング・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | Gayle, Reed Berin, Anthony Kiedis, Chad Smith, John Frusciante, Michael “Flea” Balzary, Seth Binzer and Bret Mazur |
『butterflies』には、アメリカのロックバンド、クレイジー・タウン(Crazy Town)の『Butterfly』(1999) がサンプリングされています。
バービーが芝生に倒れ込む
ヘイ・ブロンディ
Artist | ドミニク・ファイク(Dominic Fike) アメリカのシンガーソングライター/ラッパー、1995年フロリダ州ナポリ生まれ。 10歳でギターを始め、10代前半からSoundcloudに自作曲を投稿し始める。 2017年、刑事事件を起こし自宅軟禁処分となった際にデビューシングル『3 Nights』を書き上げ、EP『Don’t Forget About Me, Demos』を録音、その音源がSoundcloud上にアップされ話題を呼ぶ。その後、自宅軟禁を破った罪で拘置所に収監されたが、レコードレーベルの注目を集め入札合戦を引き起こす。 話題となったデビューシングル『3 Nights』は、全世界で10億近くのストリーム再生数を記録し、全世界的ヒット曲となった。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | Dominic Fike, Mark Ronson, Ryan Raymond Raines and Henry Kwapis |
グロリアとサーシャがバービーランドを出て行く車中で歌う曲
クローサー・トゥ・ファイン
Artist | インディゴ・ガールズ(Indigo Girls) |
リリース | 1989年 |
作曲者 | エイミー・レイ(Amy Ray) エミリー・サリアーズ(Emily Saliers) |
「人間世界へ旅立つバービーが車中で歌う曲」でもこの曲が使われていました。
ケンが好きな曲しか流さない “ケンラジオ” から流れる曲
Artist | マッチボックス・トゥエンティ(Matchbox Twenty) 1996年にフロリダ州オーランドで結成されたアメリカのロックバンド。 |
リリース | 1996年 |
作曲者 | マット・セルレチック(Matt Serletic) アメリカの音楽プロデューサー/ソングライター。 |
ロブ・トーマス(Rob Thomas) アメリカのシンガーソングライター、1972年生まれ。ロックバンド「マッチボックス・トゥエンティ」(Matchbox Twenty) のフロントマン。 |
『Push』は、マッチボックス・トゥエンティのデビューアルバム『Yourself or Someone Like You』に収録されている曲です。ままならない恋愛からストレスを感じている男の哀しく切ない気持ちが歌われています。
この後「ケンがバービーに歌って聞かせる曲」でもこの曲が使われています。
ケンがバービーに歌って聞かせる曲
Artist | マッチボックス・トゥエンティ(Matchbox Twenty) |
リリース | 1996年 |
作曲者 | マット・セルレチック(Matt Serletic) ロブ・トーマス(Rob Thomas) |
「ケンが好きな曲しか流さない “ケンラジオ” から流れる曲」でもこの曲が使われていました。
ケン同士の戦いでケンが歌い踊る曲
アイム・ジャスト・ケン
Artist | ライアン・ゴズリング(Ryan Gosling) ケンを演じたカナダの俳優/ミュージシャン、1980年生まれ。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | マーク・ロンソン(Mark Ronson) イギリス系アメリカ人のDJ/シンガーソングライター/音楽プロデューサー、1975年生まれ。 エイミー・ワインハウスのアルバム『Back to Black』(2006) のプロデュースが高い評価を受け、第50回グラミー賞において年間最優秀プロデューサー賞を受賞。またソングライターとしては、映画『アリー/ スター誕生』(2018) の『Shallow』を共同作曲しアカデミー歌曲賞を受賞した。 |
アンドリュー・ワイアット(Andrew Wyatt) アメリカの歌手/ソングライター/音楽プロデューサー、1971年生まれ。 スウェーデンのインディーポップバンド「ミーケ・スノー」(Miike Snow) のフロントマンとして注目を集め2013年にソロデビュー。ソングライター/プロデューサーとしても活躍し、映画『アリー/ スター誕生』(2018) の『Shallow』を共同作曲しアカデミー歌曲賞を受賞した。 |
ライアン・ゴズリングは、2005年に友人ザック・シールズとインディー・ロックデュオ『デッド・マンズ・ボーンズ』(Dead Man’s Bones)を結成し音楽活動を行っています。
バービーがルースの手を取り、目を閉じる
ホワット・ワズ・アイ・メイド・フォー?
Artist | ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish) アメリカのシンガーソングライター、2001年ロサンゼルス生まれ。 兄と共に音楽作りを始め、13歳の頃、SoundCloudに『Ocean Eyes』をアップロードし人気を集める。デビューアルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』(2019) が世界的にヒットしグラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞。映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021) では、史上最年少で『007』シリーズの主題歌を作りアカデミー歌曲賞を受賞。Z世代のカリスマ的存在として世界中の若者から絶大な支持を集める。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | ビリー・アイリッシュ |
フィニアス・オコネル(Finneas O’Connell) アメリカのシンガーソングライター/音楽プロデューサー/俳優、1997年ロサンゼルス生まれ。ビリー・アイリッシュの兄 |
ビリー・アイリッシュとフィニアス・オコネルの二人は、この曲で自身2度目となるアカデミー歌曲賞を受賞しました。
エンドクレジット2曲目でもこの曲が使われています。
バービーを乗せて走るグロリアの車で流れる曲
ホーム
Artist | ハイム(Haim) 2007年にロサンゼルスのサンフェルナンド・バレーで結成されたエステ、ダニエル、アラナのハイム3姉妹によるアメリカのポップ・ロックバンド。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | Haim ダニエル・ハイム(Danielle Haim) エスティ・ハイム(Este Haim) アラナ・ハイム(Alana Haim) |
ロスタム・バトマングリ(Rostam Batmanglij) イラン系アメリカ人のレコードプロデューサー/ミュージシャン/歌手/ソングライター/作曲家、1983年生まれ。インディーロックバンド「ヴァンパイア・ウィークエンド」(Vampire Weekend) の元メンバー。 |
エンディング & エンドクレジット (1曲目)
バービー・ワールド (with アクア)
Artist | ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj) アメリカのラッパー/シンガー/ソングライター、1982年トリニダード・トバゴ生まれ。 デビューアルバム『ピンク・フライデー』(2010) が全米1位を獲得し一躍スターダムにのし上がる。その後も多くの曲をチャートインさせ「ラップ界の女王」と称され確固たる地位を確立した。 |
アイス・スパイス(Ice Spice) アメリカのラッパー、2000年ニューヨーク生まれ。 2021年に音楽プロデューサーのライオットUSA(RiotUSA)と出会いキャリアをスタート。ソーシャルメディア上で人気を博し「ラップ界の新しいプリンセス」と称されるなど話題を集めている。 | |
リリース | 2023年:Soundtrack『バービー』 |
作曲者 | Onika Maraj, Naija Gaston, Ephrem Louis Lopez Jr., Søren Rasted, Johnny Pedersen, Claus Norreen, Karsten Dahlgaard, René Dif and Lene Nystrøm |
『Barbie World (with Aqua)』には、デンマークのユーロポップグループ「アクア」(AQUA) の1997年のヒット曲『愛しのバービー・ガール』(原題:Barbie Girl)がサンプリングされています。
『バービー』のサントラ
『バービー』はマーク・ロンソン(Mark Ronson)とアンドリュー・ワイアット(Andrew Wyatt)が音楽を担当しました。マーク・ロンソンは、イギリス・ロンドン出身のDJ/音楽プロデューサーです。エイミー・ワインハウスやレディ・ガガをはじめとした、多くの歌姫とのコラボレーションで知られています。
アンドリュー・ワイアットは、米・ニューヨーク出身のシンガーです。Miike Snow(マイク・スノー)のボーカルとしても知られています。
マーク・ロンソンとアンドリュー・ワイアットは『アリー/ スター誕生』(2018)の挿入曲『シャロウ 〜「アリー/ スター誕生」愛のうた』で第91回アカデミー歌曲賞を受賞しました。
『バービー』キャスト・スタッフ
監督 | グレタ・ガーウィグ(Greta Gerwig) |
脚本 | グレタ・ガーウィグ(Greta Gerwig) |
ノア・バームバック(Noah Baumbach) | |
原作 | マテル(Mattel) |
製作 | マーゴット・ロビー(Margot Robbie) |
トム・アッカーリー(Tom Ackerley) | |
ロビー・ブレナー(Robbie Brenner) | |
デヴィッド・ハイマン(David Heyman) | |
音楽 | マーク・ロンソン(Mark Ronson) |
アンドリュー・ワイアット(Andrew Wyatt) | |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 | 2023年7月21日 |
2023年8月11日 | |
上映時間 | 114分 |
バービー:マーゴット・ロビー(Margot Robbie)
ケン:ライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)
変てこバービー:ケイト・マッキノン(Kate McKinnon)
大統領バービー:イッサ・レイ(Issa Rae)
医者バービー:ハリ・ネフ(Hari Nef)
売れっ子作家バービー:アレクサンドラ・シップ(Alexandra Shipp)
ノーベル物理学賞受賞バービー:エマ・マッキー(Emma Mackey)
弁護士バービー:シャロン・ルーニー(Sharon Rooney)
人魚バービー:デュア・リパ(Dua Lipa)
外交官バービー:ニコラ・コクラン(Nicola Coughlan)
判事バービー:アナ・クルーズ・ケイン(Ana Cruz Kayne)
記者バービー:リトゥ・アルヤ(Ritu Arya)
王女バービー:マリサ・アベーラ(Marisa Abela)
ケン:キングズリー・ベン=アディル(Kingsley Ben-Adir)
ケン:シム・リウ(Simu Liu)
ケン:スコット・エヴァンス(Scott Evans)
ケン:チュティ・ガトゥ(Ncuti Gatwa)
ケンメイド:ジョン・シナ(John Cena)
アラン:マイケル・セラ(Michael Cera)
ミッジ:エメラルド・フェネル (Emerald Fennell)
グロリア:アメリカ・フェレーラ(America Ferrera)
サーシャ:アリアナ・グリーンブラット(Ariana Greenblatt)
マテル社のCEO:ウィル・フェレル(Will Ferrell)
アーロン・ディンキンス:コナー・スウィンデルズ(Connor Swindells)
マテル社のCFO:ジェイミー・デメトリウ(Jamie Demetriou)
ルース・ハンドラー:リー・パールマン(Rhea Perlman)
ダン : レイ・フィアロン (Ray Fearon)
スキッパー : エリカ・フォード (Erica Ford)
ライフガード : ジェームズ・レオン (James Leon)
ナレーター:ヘレン・ミレン(Helen Mirren)
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