2023年にアメリカで制作された映画『アクアマン/失われた王国』(原題:Aquaman and the Lost Kingdom)は、アトランティスの王となったアーサー・カリーが、古代から蘇った邪悪な力と対峙し、再び世界の危機に立ち向かう姿を描いた『アクアマン』の続編です。
前作に続きジェームズ・ワンが監督を務め、ジェイソン・モモアがアクアマンを演じました。
- 2018年
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『アクアマン/失われた王国』の挿入曲
『アクアマン/失われた王国』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
アーサーが王の務めと父親の務めの両立に奮闘する多忙な毎日について語る
(アーサーが砂浜でバイクに乗るシーン)
邦題『ワイルドで行こう!』
Artist | ステッペンウルフ(Steppenwolf) 1967年に結成されたカナダ系アメリカ人のロックバンド。 |
リリース | 1968年 |
作曲者 | マーズ・ボンファイヤー(Mars Bonfiren) カナダのロックミュージシャン/ソングライター、1943年生まれ。 ステッペンウルフの前身バンド「ザ・スパロウズ」(The Sparrows) のオリジナルメンバー。 |
『Born to Be Wild』は、1969年のアメリカ映画『イージー・ライダー』(Easy Rider)で使われ、1960年代のカウンターカルチャーを代表する曲としてより広く知られるようになりました。
この後「エンドクレジット 1曲目」でもこの曲が使われています。
アーサーが長男アーサー・ジュニアを抱っこして寝かしつける(部屋に流れるオルゴール風メロディ)
5つのリート Op.49 – 第4曲「子守歌」
(通称『ブラームスの子守歌』)
作曲者 | ヨハネス・ブラームス(Johannes Brahms, 1833-1897) ドイツの作曲家/ピアニスト/指揮者。 |
作曲年 | 1868年 |
『ブラームスの子守歌』は、ブラームスの作品の中で最も知られているものの一つです。
ブラック・マンタの軍隊がアトランティス王国に侵入し市民が巻き込まれる(カップルが食事をするレストランで流れる曲)
ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op. 64, No. 2
作曲者 | フレデリック・ショパン(Frédéric Chopin, 1810-1849) ポーランド出身の作曲家/ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。 ピアノ独奏曲を数多く残し「ピアノの詩人」と称される。 |
作曲年 | 1847年 |
アーサーがトポを連れて砂海の牢獄へ侵入する
(この後、砂海の牢獄を脱獄したオームとアーサー、トポが海に入って行くシーンでも再びこの曲が流れます。)
スピリット・イン・ザ・スカイ
Artist | ノーマン・グリーンバウム(Norman Greenbaum) アメリカのシンガーソングライター、1942年マサチューセッツ州モールデン生まれ。 |
リリース | 1969年 |
作曲者 | ノーマン・グリーンバウム |
深淵の砦でオームとアーサーが拘束され、キング・フィッシュの前に連れて行かれる(歌手が余興で歌う)
Artist | トーンズ・アンド・アイ(Tones and I) オーストラリアのシンガーソングライター、1993年メルボルン生まれ。 2019年にシングルデビュー。2枚目のシングル『Dance Monkey』が13か国のヒットチャートで1位を獲得するなど世界的にヒットし、デビューからわずか1年で国際的な名声を獲得した。 |
作曲者 | Sandy Chila, Tones and I and Amber Marie Bollinger |
エンドクレジット 1曲目
邦題『ワイルドで行こう!』
Artist | ステッペンウルフ(Steppenwolf) 1967年に結成されたカナダ系アメリカ人のロックバンド。 |
ザ・マッチ・クラブ(The Math Club) プロデューサーのDJチープショット(Cheapshot/本名Colton Fisher)とヴィン・スカリー(Vin Skully)によって設立された音楽制作チーム。ヒップホップとエレクトロニックを融合させたサウンドを特徴とする。 | |
リリース | 1968年 |
作曲者 | マーズ・ボンファイヤー(Mars Bonfiren) カナダのロックミュージシャン/ソングライター、1943年生まれ。 ステッペンウルフの前身バンド「ザ・スパロウズ」(The Sparrows) のオリジナルメンバー。 |
「アーサーが王の務めと父親の務めの両立に奮闘する多忙な毎日について語る」では、ステッペンウルフによるオリジナル曲が使われていました。
エンドクレジット 2曲目
Artist | X・アンバサダーズ(X Ambassadors) 2009年に結成されたアメリカのオルタナティブロックバンド。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『アクアマン/失われた王国』 |
作曲者 | X Ambassadors サム・ネルソン・ハリス(Sam Nelson Harris) アダム・レヴィン(Adam Levin) ケイシー・ハリス(Casey Harris) |
テイラー・スプライ(Tyler Spry) アメリカの音楽プロデューサー/ソングライター/エンジニア。 | |
ジェイコブ・カッシャー・ヒンドリン(Jacob Kasher Hindlin) アメリカのソングライター/音楽プロデューサー、1983年生まれ。 |
『アクアマン/失われた王国』のサントラ

『アクアマン/失われた王国』は前作から引き続きルパート・グレッグソン=ウィリアムズ(Rupert Gregson-Williams)が音楽を担当しました。
ルパート・グレッグソン=ウィリアムズは、イギリス出身の作曲家です。兄のハリー・グレッグソン=ウィリアムズと共にハンス・ジマーの映画音楽プロダクション「リモート・コントロール・プロダクション」の一員として活動しています。『ホテル・ルワンダ』や『ハクソー・リッジ』などの音楽を手掛けたことで知られています。
『アクアマン/失われた王国』キャスト・スタッフ
監督 | ジェームズ・ワン(James Wan) |
脚本 | デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック(David Leslie Johnson-McGoldrick) |
ピーター・サフラン(Peter Safran) | |
製作 | ジェームズ・ワン(James Wan) |
ロブ・コーワン(Rob Cowan) | |
音楽 | ルパート・グレッグソン=ウィリアムズ(Rupert Gregson-Williams) |
配給 | ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ |
公開 | 2023年12月20日 |
2024年1月12日 | |
上映時間 | 124分 |
アーサー・カリー/アクアマン:ジェイソン・モモア(Jason Momoa)
オーム:パトリック・ウィルソン(Patrick Wilson)
メラ:アンバー・ハード(Amber Heard)
デイビッド・ケイン/ブラックマンタ:ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世(Yahya Abdul-Mateen II)
アトランナ:ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)
ネレウス王:ドルフ・ラングレン(Dolph Lundgren)
スティーブン・シン博士:ランドール・パーク(Randall Park)
トム・カリー:テムエラ・モリソン(Temuera Morrison)
アトラン王:ヴィンセント・リーガン(Vincent Regan)
ブライン王:ジョン・リス=デイヴィス(John Rhys-Davies)
スティングレイ:ジャニ・ザオ(Jani Zhao)
レディ・カーション:インディア・ムーア(Indya Moore)
キング・フィッシュ:マーティン・ショート(Martin Short)
コーダックス:ピルウ・アスベック(Pilou Asbæk)
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