1985年にアメリカで制作された映画『ロッキー4/炎の友情』(原題:Rocky IV)は、ソ連のヘビー級ボクサー、イワン・ドラゴとの戦いを描いたボクシング映画です。
前作同様シルヴェスター・スタローンが監督・脚本・主演を担当しました。
- 『ロッキー4/炎の友情』の挿入曲
- オープニング
- ロッキーが愛車を磨き上げ、その隣でロッキー・ジュニアが同じようにロボットを磨く(ロボットから流れる曲)
- アポロの来訪中、ロボットがポーリーに飲み物を運んでくる(ロボットから流れる曲)
- アポロ対ドラゴのエキシビションマッチ(試合前にジェームス・ブラウンが歌いアポロがダンスをする)
- ロッキーがドラゴとの対戦を決意したことをエイドリアンに告げ、車で家を出て行く(それまでのボクサー人生を振り返る回想シーン)
- ロッキー、ポーリー、デュークを乗せた飛行機がロシアに到着。3人は迎えの車で宿舎に向かう
- 宿舎でデュークとロシア人の男がチェス対決をする(暖炉の前に座るポーリーがヘッドフォンで聴いている曲)
- エイドリアンが夫を支えるためにロシアに駆けつけた後、 ロッキーがそれまで以上にトレーニングに打ち込む
- ロッキー対ドラゴの試合(試合直前に軍楽隊が演奏する曲)
- エンディング&エンドクレジット
- 『ロッキー4/炎の友情』のサントラ
- 『ロッキー4/炎の友情』キャスト・スタッフ
『ロッキー4/炎の友情』の挿入曲
『ロッキー4/炎の友情』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

オープニング
アイ・オブ・ザ・タイガー
| Artist | サバイバー(Survivor) 1977年にシカゴで結成されたアメリカのロックバンド。 |
| リリース | 1982年 |
| 作曲者 | Survivor ジム・ピートリック(Jim Peterik) フランキー・サリバン(Frankie Sullivan) |
『Eye of the Tiger』は、「ロッキー」シリーズの3作目『ロッキー3』(1982) の主題歌です。
ロッキーが愛車を磨き上げ、その隣でロッキー・ジュニアが同じようにロボットを磨く(ロボットから流れる曲)
ワン・ウェイ・ストリート
| Artist | ゴー・ウエスト(Go West) 1982年にロンドンで結成されたイギリスのポップ・デュオ。 |
| リリース | 1985年:Soundtrack『ロッキー4/炎の友情』 |
| 作曲者 | Go West ピーター・コックス(Peter Cox) リチャード・ドラミー(Richard Drummie) |
アポロの来訪中、ロボットがポーリーに飲み物を運んでくる(ロボットから流れる曲)
ダブル・オア・ナッシング
| Artist | ケニー・ロギンス(Kenny Loggins) アメリカのシンガー/ギタリスト/ソングライター、1948年ワシントン州エヴェレット生まれ。 映画『フットルース』(1984) の主題歌や『トップガン』(1986) の挿入歌などをヒットさせ「サントラの帝王」(King of the Movie Soundtrack)と称された。 |
| グラディス・ナイト(Gladys Knight) アメリカの女性歌手/女優、1944年ジョージア州アトランタ生まれ。 1960年代から1970年代にかけて「グラディス・ナイト&ザ・ピップス」(Gladys Knight & the Pips) のリード・ヴォーカリストとして人気を誇り、後にソロデビュー。「ソウルの女帝」(Empress of Soul)と称された。 | |
| リリース | 1985年:Soundtrack『ロッキー4/炎の友情』 |
| 作曲者 | ポール・ウィリアムズ(Paul Williams) アメリカの作曲家/歌手/ソングライター/俳優、1940年生まれ。 代表作『愛のプレリュード』『雨の日と月曜日は』『スター誕生の愛のテーマ』 |
| スティーヴ・ドーフ(Steve Dorff) アメリカのソングライター/作曲家、1949年生まれ。俳優のスティーヴン・ドーフ(Stephen Dorff)の父親。 |
アポロ対ドラゴのエキシビションマッチ(試合前にジェームス・ブラウンが歌いアポロがダンスをする)
リビング・イン・アメリカ
| Artist | ジェームス・ブラウン(James Brown, 1933-2006) アメリカのソウル歌手/作曲家/編曲家/音楽プロデューサー/レーベルオーナー/社会事業家。シャウトを用いたソウルフルなボーカルと奇抜でユニークなパフォーマンスで1950年代から第一線で活躍し続け「ミスター・ダイナマイト」「ゴッドファーザー・オブ・ソウル」など数々の異名で称えられた。ファンク(funk)というジャンルを確立したことで知られる。 |
| リリース | 1985年 |
| 作曲者 | ダン・ハートマン(Dan Hartman, 1950-1994) アメリカのミュージシャン/シンガーソングライター/音楽プロデューサー。 |
| チャーリー・ミッドナイト(Charlie Midnight) アメリカのソングライター/音楽プロデューサー。 |
ロッキーがドラゴとの対戦を決意したことをエイドリアンに告げ、車で家を出て行く(それまでのボクサー人生を振り返る回想シーン)
ノー・イージー・ウェイ・アウト
| Artist | ロバート・テッパー(Robert Tepper) アメリカのソングライター/レコーディングアーティスト/歌手、1950年生まれ。 |
| リリース | 1985年:Soundtrack 『ロッキー4/炎の友情』 |
| 作曲者 | ロバート・テッパー(Robert Tepper) |
ロッキー、ポーリー、デュークを乗せた飛行機がロシアに到着。3人は迎えの車で宿舎に向かう
バーニング・ハート
| Artist | サバイバー(Survivor) 1977年にシカゴで結成されたアメリカのロックバンド。 |
| リリース | 1985年:Soundtrack 『ロッキー4/炎の友情』 |
| 作曲者 | Survivor ジム・ピートリック(Jim Peterik) フランキー・サリバン(Frankie Sullivan) |
宿舎でデュークとロシア人の男がチェス対決をする(暖炉の前に座るポーリーがヘッドフォンで聴いている曲)
ザ・チップマンク・ソング(シマリスの歌)
| Artist | ザ・チップマンクス(The Chipmunks) アメリカのバーチャルバンド。 アメリカの歌手ロス・バグダサリアンが創作した “3匹の歌うシマリス” で構成される。3匹はリバティ・レコードの幹部の名前にちなんでサイモン、セオドア、アルビンと名付けられ、シマリスらしい高音を作るために速い速度で再生したバグダサリアン自身の声で全て演じられていた。 |
| リリース | 1958年 |
| 作曲者 | ロス・バグダサリアン(Ross Bagdasarian, 1919-1972) アメリカの歌手/ソングライター/音楽プロデューサー/俳優。 |
『ザ・チップマンク・ソング』(The Chipmunk Song)は、アメリカの歌手、ロス・バグダサリアン(Ross Bagdasarian) が1958年に作ったクリスマスソングです。
7週間で400万枚以上を売り上げるヒット作となり、第1回グラミー賞において最優秀コメディ・パフォーマンス賞・最優秀子供向け録音賞・最優秀レコーディング技術賞の3部門を受賞しました。
エイドリアンが夫を支えるためにロシアに駆けつけた後、 ロッキーがそれまで以上にトレーニングに打ち込む
ハーツ・オン・ファイヤー(炎の友情)
| Artist | ジョン・キャファティ(John Cafferty) アメリカのロック歌手/ソングライター、1951年生まれ。 |
| リリース | 1985年:Soundtrack 『ロッキー4/炎の友情』 |
| 作曲者 | ヴィンス・ディコーラ(Vince DiCola) アメリカの作曲家/キーボード奏者/編曲家、1957年生まれ。『ステイン・アライブ』(1983)、『ロッキー4/炎の友情』(1985)、『トランスフォーマー ザ・ムービー』(1986) の映画音楽を手掛けたことで知られる。 |
| エド・フルジェ(Ed Frugé) アメリカのプロデューサー/ミュージシャン/ボーカリスト/エンジニア/ソングライター。 | |
| ジョー・エスポジト(Joe Esposito) アメリカのシンガーソングライター、1948年生まれ。 |
この後「エンディング&エンドクレジット」でもこの曲が使われています。
ロッキー対ドラゴの試合(試合直前に軍楽隊が演奏する曲)
ソビエト社会主義共和国連邦国歌
| 作曲者 | アナトーリ・ニコライエヴィチ・アレクサンドロフ(Anatoli Nikolayevich Alexandrov, 1888-1982) 旧ソビエト連邦の作曲家/指揮者/ピアニスト/音楽教師/広報担当者。 |
エンディング&エンドクレジット
ハーツ・オン・ファイヤー(炎の友情)
| Artist | ジョン・キャファティ(John Cafferty) アメリカのロック歌手/ソングライター、1951年生まれ。 |
| リリース | 1985年:Soundtrack 『ロッキー4/炎の友情』 |
| 作曲者 | ヴィンス・ディコーラ(Vince DiCola) エド・フルジェ(Ed Frugé) ジョー・エスポジト(Joe Esposito) |
「エイドリアンが夫を支えるためにロシアに駆けつけた後、 ロッキーがそれまで以上にトレーニングに打ち込む」でもこの曲が使われていました。
『ロッキー4/炎の友情』のサントラ
『ロッキー4/炎の友情』はヴィンス・ディコーラ(Vince DiCola)が音楽を担当しました。
ヴィンス・ディコーラは、アメリカ出身の作曲家・キーボード奏者・編曲家です。映画『ステイン・アライブ』や『トランスフォーマー ザ・ムービー』の音楽を手掛けたことで知られています。
※サントラ収録曲
1. パーニング・ハート(Burning Heart)
2. ハーツ・オン・ファイヤー – 炎の友情(Heart’s On Fire)
3. ダブル・オア・ナッシング(Double Or Nothing)
4. アイ・オブ・ザ・タイガー(Eye Of The Tiger)
5. 戦い(War/Fanfare From Rocky)
6. リヴィング・イン・アメリカ(Living In America)
7. ノー・イージー・ウェイ・アウト(No Easy Way Out)
8. ワン・ウェイ・ストリート(One Way Street)
9. スウィーテスト・ヴィクトリー(The Sweetest Victory)
10. トレイニング・モンタージュ(Training Montage)
11. マン・アゲインスト・ザ・ワールド(Man Against The World)
『ロッキー4/炎の友情』キャスト・スタッフ
| 監督 | シルヴェスター・スタローン(Sylvester Stallone) |
| 脚本 | シルヴェスター・スタローン(Sylvester Stallone) |
| 製作 | アーウィン・ウィンクラー(Irwin Winkler) |
| ロバート・チャートフ(Robert Chartoff) | |
| 音楽 | ヴィンス・ディコーラ(Vince DiCola) |
| 配給 | MGM/UA映画=UIP |
| 公開 | 1985年11月27日 |
| 1986年6月7日 | |
| 上映時間 | 91分 |
ロッキー・バルボア:シルヴェスター・スタローン(Sylvester Stallone)
エイドリアン:タリア・シャイア(Talia Shire)
ポーリー:バート・ヤング(Burt Young)
アポロ・クリード:カール・ウェザース(Carl Weathers)
イワン・ドラゴ:ドルフ・ラングレン(Dolph Lundgren)
ルドミラ・ドラゴ:ブリジット・ニールセン(Brigitte Nielsen)
デューク:トニー・バートン(Tony Burton)
ロッキー・ジュニア:ロッキー・クラコフ(Rocky Krakoff)
ニコライ・コロフ:マイケル・パタキ(Michael Pataki)
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