1982年にアメリカで制作された映画『ロッキー3』(原題:Rocky III)は、シルヴェスター・スタローン主演・監督のボクシング映画『ロッキー』シリーズの3作目です。
チャンピオンとなったロッキーの3年後、ミッキーやアポロとの関係が描かれています。
- 『ロッキー3』の挿入曲
- ロッキーがヘビー級チャンピオンとなった後3年間の出来事(モンタージュシーン)
- ロッキーとエイドリアンが寝室のベッドに横たわり、お互いの目を見つめ合ってデュエットする
- ロッキー、エイドリアン、ミッキーの3人が美術館のブロンズ像・除幕式に出席する(ブラスバンドが演奏する曲)
- クラバーとの引退試合を前に、ロッキーがマスコミやファンを集めて公開トレーニングをする(会場で歌手が歌う)
- アポロが生まれ故郷のカリフォルニアにロッキー達を連れて行く
- エイドリアンの叱咤激励を受けて奮起したロッキーがアポロとのトレーニングを再開する
- 【クラバーとのリターンマッチ】ロッキーがアポロを伴って入場する(会場で演奏されている曲)
- エンドクレジット
- 『ロッキー3』のサントラ
- 『ロッキー3』キャスト・スタッフ
『ロッキー3』の挿入曲
『ロッキー3』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
ロッキーがヘビー級チャンピオンとなった後3年間の出来事(モンタージュシーン)
アイ・オブ・ザ・タイガー
| Artist | サバイバー(Survivor) 1977年にシカゴで結成されたアメリカのロックバンド。 |
| リリース | 1982年 |
| 作曲者 | Survivor ジム・ピートリック(Jim Peterik) フランキー・サリバン(Frankie Sullivan) |
『Eye of the Tiger』は、「ロッキー」シリーズの3作目『ロッキー3』(1982) の主題歌です。
この後「エンドクレジット」でもこの曲が使われています。
ロッキーとエイドリアンが寝室のベッドに横たわり、お互いの目を見つめ合ってデュエットする
テイク・ユー・バック
| Artist original ver. | ヴァレンタイン(Valentine) 1970年代末に活躍したアメリカのソフトロックグループ。 映画のために結成され、シルヴェスター・スタローンの弟フランク・スタローンがボーカル/ギターを担当した。 |
| リリース | 1976年:Soundtrack『ロッキー』 |
| 作曲者 | フランク・スタローン(Frank Stallone) イタリア系アメリカ人の俳優/歌手/ギタリスト、1950年ニューヨーク生まれ。シルヴェスター・スタローンの弟。 |
『Take You Back』は、1976年のアメリカ映画『ロッキー』のオープニングタイトルシーンで使われた曲です。主役を演じたシルヴェスター・スタローンの弟、フランク・スタローン(Frank Stallone)を含む若者達が焚き火を囲み街角で歌っています。
この後「リターンマッチに向けて、 アポロがロッキー達をカリフォルニアのジムに連れて行く」でもこの曲が使われています。
ロッキー、エイドリアン、ミッキーの3人が美術館のブロンズ像・除幕式に出席する(ブラスバンドが演奏する曲)
ロッキーのテーマ
| Artist | ディエッタ・リトル(DeEtta Little) アメリカの歌手/女優。 |
| ネルソン・ピグフォード(Nelson Pigford) アメリカの歌手。 | |
| リリース | 1976年:Soundtrack『ロッキー』 |
| 作曲者 | ビル・コンティ(Bill Conti) イタリア系アメリカ人の映画音楽作曲家、1942年生まれ。映画『ライトスタッフ』(1983) でアカデミー作曲賞を受賞した。 |
| キャロル・コナーズ(Carol Connors) アメリカのシンガーソングライター、1941年生まれ。 フィル・スペクターが在籍していたポップボーカルトリオ「テディ・ベアーズ」(The Teddy Bears) でリードシンガーをつとめていた。 | |
| アイン・ロビンズ(Ayn Robbins) アメリカの作詞家/詩人。キャロル・コナーズとのコラボレーションで知られる。 |
『Rocky’s Theme (Gonna Fly Now)』は、「ロッキー」シリーズ第1作『ロッキー』の主題歌です。 “ロッキーがフィラデルフィアの街を駆け抜け、美術館前の広場でビクトリーポーズをとる” シーンで使われていました。
この後「エイドリアンの叱咤激励を受けて奮起したロッキーがアポロとのトレーニングを再開する」でもこの曲が使われています。
クラバーとの引退試合を前に、ロッキーがマスコミやファンを集めて公開トレーニングをする(会場で歌手が歌う)
プッシン
| Artist | フランク・スタローン(Frank Stallone) イタリア系アメリカ人の俳優/歌手/ギタリスト、1950年ニューヨーク生まれ。 シルヴェスター・スタローンの弟。 |
| リリース | 1982年:Soundtrack『ロッキー3』 |
| 作曲者 | ビル・コンティ(Bill Conti) イタリア系アメリカ人の映画音楽作曲家、1942年生まれ。 映画『ライトスタッフ』(1983) でアカデミー作曲賞を受賞した。 |
| フランク・スタローン(Frank Stallone) |
アポロが生まれ故郷のカリフォルニアにロッキー達を連れて行く
テイク・ユー・バック
| Artist cover ver. | フランク・スタローン(Frank Stallone) イタリア系アメリカ人の俳優/歌手/ギタリスト、1950年ニューヨーク生まれ。 シルヴェスター・スタローンの弟。 |
| リリース | 1982年:Soundtrack『ロッキー3』 |
| 作曲者 | フランク・スタローン(Frank Stallone) |
| Original ver. | 1976年: ヴァレンタイン(Valentine) 1970年代末に活躍したアメリカのソフトロックグループ。 映画のために結成され、シルヴェスター・スタローンの弟フランク・スタローンがボーカル/ギターを担当した。 |
「ロッキーとエイドリアンが寝室のベッドに横たわり、お互いの目を見つめ合ってデュエットする」でもこの曲が使われていました。
エイドリアンの叱咤激励を受けて奮起したロッキーがアポロとのトレーニングを再開する
ロッキーのテーマ
| Artist | ディエッタ・リトル(DeEtta Little) アメリカの歌手/女優。 |
| ネルソン・ピグフォード(Nelson Pigford) アメリカの歌手。 | |
| リリース | 1976年:Soundtrack『ロッキー』 |
| 作曲者 | ビル・コンティ(Bill Conti) イタリア系アメリカ人の映画音楽作曲家、1942年生まれ。映画『ライトスタッフ』(1983) でアカデミー作曲賞を受賞した。 |
| キャロル・コナーズ(Carol Connors) アメリカのシンガーソングライター、1941年生まれ。 フィル・スペクターが在籍していたポップボーカルトリオ「テディ・ベアーズ」(The Teddy Bears) でリードシンガーをつとめていた。 | |
| アイン・ロビンズ(Ayn Robbins) アメリカの作詞家/詩人。キャロル・コナーズとのコラボレーションで知られる。 |
「ロッキー、エイドリアン、ミッキーの3人が美術館のブロンズ像・除幕式に出席する(ブラスバンドが演奏する曲)」でもこの曲が使われていました。
【クラバーとのリターンマッチ】ロッキーがアポロを伴って入場する(会場で演奏されている曲)
邦題『海兵隊讃歌』
| 作曲者 | ジャック・オッフェンバック(Jacques Offenbach, 1819-1880) ドイツ生まれのフランスの作曲家/チェリスト/インプレサリオ。 音楽と喜劇との融合を果たし、オペレッタ(喜歌劇)の原型を作ったことで「オペレッタの父」と言われた。 |
『The Marines Hymn』は、1929年に認可されたアメリカ海兵隊の公式軍歌です。アメリカ軍における最古の公式ソングとしても知られています。
ジャック・オッフェンバックの喜歌劇『ブラバンのジュヌヴィエーヴ』の二人の兵士によるデュエット『Couplets des deux hommes d’armes』(1867年版) のメロディをベースに作られています。
「ロッキー」シリーズ第1作『ロッキー』では、以下のシーンでこの曲が使われていました。
「アポロがジョージ・ワシントンに扮して入場してくる(会場で流れる曲)」
エンドクレジット
アイ・オブ・ザ・タイガー
| Artist | サバイバー(Survivor) 1977年にシカゴで結成されたアメリカのロックバンド。 |
| リリース | 1982年 |
| 作曲者 | Survivor ジム・ピートリック(Jim Peterik) フランキー・サリバン(Frankie Sullivan) |
「ロッキーがヘビー級チャンピオンとなった後3年間の出来事(モンタージュシーン)」でもこの曲が使われていました。
『ロッキー3』のサントラ
『ロッキー3』は、前作に引き続きビル・コンティ(Bill Conti)が音楽を担当しました。
ビル・コンティは、イタリア系アメリカ人の作曲家です。『ロッキー』シリーズや『ベスト・キッド』シリーズの音楽などで知られています。
※サントラ収録曲
1. アイ・オブ・ザ・タイガー(Eye Of The Tiger)
2. テイク・ユー・バック(Take You Back – Tough Gym)
3. プッシン(Pushin’)
4. 中傷(Reflections)
5. ミッキーの死(Mickey)
6. テイク・ユー・バック(Take You Back)
7. 決戦の夜明け(Decision)
8. ロッキーのテーマ(Gonna Fly Now)
9. エイドリアンの愛(Adrian)
10. 熱い闘い(Conquest)
『ロッキー3』キャスト・スタッフ
| 監督 | シルヴェスター・スタローン(Sylvester Stallone) |
| 脚本 | シルヴェスター・スタローン(Sylvester Stallone) |
| 製作 | アーウィン・ウィンクラー(Irwin Winkler) |
| ロバート・チャートフ(Robert Chartoff) | |
| 音楽 | ビル・コンティ(Bill Conti) |
| 配給 | ユナイト映画 |
| 公開 | 1982年5月28日 |
| 1982年7月3日 | |
| 上映時間 | 99分 |
ロッキー・バルボア:シルヴェスター・スタローン(Sylvester Stallone)
エイドリアン:タリア・シャイア(Talia Shire)
ポーリー:バート・ヤング(Burt Young)
アポロ・クリード:カール・ウェザース(Carl Weathers)
ミッキー:バージェス・メレディス(Burgess Meredith)
クラバー・ラング:ミスター・T(Mr. T)
サンダー・リップス:ハルク・ホーガン(Hulk Hogan)
デューク:トニー・バートン(Tony Burton)
ロッキー・ジュニア:イアン・フリード(Ina Fried)
ラング戦実況スポーツキャスター:ストゥ・ネイハン(Stu Nahan)
ラング戦コメンテーター:ビル・ボールドウィン(Bill Baldwin)
リングアナウンサー:リロイ・ニーマン(LeRoy Neiman)
異種格闘技戦レフェリー:レッドシューズ・ドゥーガン(”Red Shoes” Dugan)
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