2011年にアメリカで制作された映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(原題:Transformers: Dark of the Moon)は、『トランスフォーマー』シリーズの第3作目、およびシリーズ第1部の完結編です。アポロ11号の月面着陸をめぐる論争から起こる争いが描かれています。
第84回アカデミー賞では視覚効果賞、音響編集賞、録音賞の3部門にノミネートされました。
- 『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の挿入曲
- カーリーがサムを起こしにベッドルームに行き “幸運のうさぎ” をプレゼントする
- ブレインズがホィーリーと一緒にテレビ『宇宙大作戦』を見ながら歌う
- サムが父親が運転する車で複数の会社を回り採用面接を受ける
- サムが就職先が決まったことを報告しにカーリーの職場を訪れる
- サムがアキュレッタ・システムズ社のメール室で働き始める
- エレベーターでジェリー・ワンがサムに話しかけてくる(エレベーターBGM)
- シモンズがニュースショーに中継で出演する(番組のオープニング曲)
- シモンズがロシア人宇宙飛行士たちにバーで話しかける(バーで流れる曲)
- エップスが引退した元NESTの同僚たちを集め、サムと一緒にシカゴに向かう
- バンブルビーがサムとカーリーに自分の部品を指輪の代わりとしてプレゼントする(バンブルビーが流す曲)
- エンディング&エンドクレジット 1曲目
- エンドクレジット 2曲目
- エンドクレジット 3曲目
- 『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』のサントラ
- 『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』キャスト・スタッフ
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の挿入曲
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
カーリーがサムを起こしにベッドルームに行き “幸運のうさぎ” をプレゼントする
(ホワイトハウスでサムが勲章を受け取り、カーリーと出会う回想シーンでもこの曲が流れています。)
Artist | U2(ユーツー) 1976年にダブリンで結成されたアイルランドのロックバンド。 |
作曲者 | U2 ボノ(Bono) ジ・エッジ(The Edge) アダム・クレイトン(Adam Clayton) ラリー・マレン・ジュニア(Larry Mullen Jr.) |
この後「サムが就職先が決まったことを報告しにカーリーの職場を訪れる」でもこの曲が使われています。
ブレインズがホィーリーと一緒にテレビ『宇宙大作戦』を見ながら歌う
ウィ・アー・ファミリー
Artist original ver. | シスター・スレッジ(Sister Sledge) 1971年にフィラデルフィアで結成されたスレッジ家4姉妹によるヴォーカルグループ。 |
リリース | 1979年 |
作曲者 | バーナード・エドワーズ(Bernard Edwards, 1952-1996) アメリカのベーシスト/音楽プロデューサー。 1977年デビューのR&B/ファンク/ディスコバンド「シック」(Chic) の創設メンバー。 |
ナイル・ロジャース(Nile Rodgers) アメリカのギタリスト/音楽プロデューサー、1952年ニューヨーク生まれ。 1977年デビューのR&B/ファンク/ディスコバンド「シック」(Chic) の創設メンバー。 |
サムが父親が運転する車で複数の会社を回り採用面接を受ける
スウィート・エモーション
Artist | エアロスミス(Aerosmith) 1970年にボストンで結成されたアメリカのロックバンド。 |
リリース | 1991年 |
作曲者 | Aerosmith スティーヴン・タイラー(Steven Tyler) トム・ハミルトン(Tom Hamilton) |
デヴィッド・トーナー(David Thoener) アメリカのレコーディング・エンジニア/ミキサー/プロデューサー。 |
『スウィート・エモーション』は、1975年にリリースされたエアロスミスの3rdアルバム『闇夜のヘヴィ・ロック』(原題:Toys in the Attic)の収録曲です。
ここでは、1998年のSF映画『アルマゲドン』の “石油採掘のスペシャリスト達がNASAで宇宙飛行士訓練を受けるシーン” で使われたデヴィッド・トーナー(David Thoener)によるリミックス版が使われています。
サムが就職先が決まったことを報告しにカーリーの職場を訪れる
(ホワイトハウスでサムが勲章を受け取り、カーリーと出会う回想シーンでもこの曲が流れています。)
Artist | U2(ユーツー) 1976年にダブリンで結成されたアイルランドのロックバンド。 |
作曲者 | U2 ボノ(Bono) ジ・エッジ(The Edge) アダム・クレイトン(Adam Clayton) ラリー・マレン・ジュニア(Larry Mullen Jr.) |
「カーリーがサムを起こしにベッドルームに行き “幸運のうさぎ” をプレゼントする」でもこの曲が使われていました。
サムがアキュレッタ・システムズ社のメール室で働き始める
オール・ザット・ユー・アー
Artist | グー・グー・ドールズ(Goo Goo Dolls) 1986年にニューヨーク州バッファローで結成されたアメリカのオルタナティヴロックバンド。 |
リリース | 2011年:Soundtrack『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』 |
作曲者 | ジョン・レズニック(Johnny Rzeznik) アメリカの歌手/ギタリスト/ソングライター/プロデューサー、1965年生まれ。 ロックバンド「グー・グー・ドールズ」(Goo Goo Dolls) のボーカリスト。 |
ジョン・シャンクス(John Shanks) アメリカのソングライター/音楽プロデューサー、1964年生まれ。 |
エレベーターでジェリー・ワンがサムに話しかけてくる(エレベーターBGM)
邦題『恋するデビー』
Artist cover ver. | デビー・ブーン(Debby Boone) アメリカの歌手/作家/女優、1956年生まれ。 |
リリース | 1977年 |
作曲者 | ジョセフ・ブルックス(Joseph Brooks, 1938-2011) アメリカのソングライター/作曲家/脚本家/プロデューサー。 映画『マイ・ソング』の主題歌でアカデミー歌曲賞を受賞した。 |
Original ver. | 1977年:ケイシー・シシク(Kvitka Cisyk, 1953-1998) ウクライナ系アメリカ人の歌手/女優。 |
『You Light Up My Life』は、1977年のアメリカ映画『マイ・ソング』(原題:You Light Up My Life)の主題歌です。
シモンズがニュースショーに中継で出演する(番組のオープニング曲)
「ジ・オライリー・ファクター」のテーマ
作曲者 | フィル・ギャロッド(Phil Garrod) リード・ヘイズ(Reed Hays) スコット・シュリア(Scott Schreer) |
『The O’Reilly Factor Theme』は、ビル・オライリー(Bill O’Reilly)がホストを務めていたニュース/トーク番組『ジ・オライリー・ファクター』のテーマ曲です。
シモンズがロシア人宇宙飛行士たちにバーで話しかける(バーで流れる曲)
Artist | Seryoga ベラルーシのラッパー/音楽プロデューサー/俳優/レーベルオーナー。 |
リリース | 2006年 |
作曲者 | Sergey Parkhomenko and Sebastian Ugovsky-Strassburger |
エップスが引退した元NESTの同僚たちを集め、サムと一緒にシカゴに向かう
イリディセント
Artist | リンキン・パーク(Linkin Park) 1996年にカリフォルニア州アゴーラヒルズで結成されたアメリカのオルタナティブ・ロック・バンド。 |
リリース | 2010年 |
作曲者 | Linkin Park チェスター・ベニントン(Chester Bennington) マイク・シノダ(Mike Shinoda) ブラッド・デルソン(Brad Delson) デイヴ・ファーレル(Dave Farrell) ジョー・ハーン(Joe Hahn) ロブ・ボードン(Rob Bourdon) |
『Iridescent』は、映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の主題歌です。
この後「エンディング&エンドクレジット 1曲目」でもこの曲が使われています。
バンブルビーがサムとカーリーに自分の部品を指輪の代わりとしてプレゼントする(バンブルビーが流す曲)
歌劇《ローエングリン》 第3幕 より、婚礼の合唱「真心込めて先導いたします」
(通称『ワーグナーの結婚行進曲』)
作曲者 | リヒャルト・ワーグナー(Richard Wagner, 1813-1883) 19世紀のドイツの作曲家/指揮者/思想家。 |
作曲年 | 1845 – 1848年 |
エンディング&エンドクレジット 1曲目
イリディセント
Artist | リンキン・パーク(Linkin Park) 1996年にカリフォルニア州アゴーラヒルズで結成されたアメリカのオルタナティブ・ロック・バンド。 |
リリース | 2010年 |
作曲者 | Linkin Park |
「エップスが引退した元NESTの同僚たちを集め、サムと一緒にシカゴに向かう」でもこの曲が使われていました。
エンドクレジット 2曲目
モンスター
Artist | パラモア(Paramore) 2004年にテネシー州フランクリンで結成されたアメリカのロックバンド。 |
リリース | 2011年 |
作曲者 | Paramore ヘイリー・ウィリアムス(Hayley Williams) テイラー・ヨーク(Taylor York) |
エンドクレジット 3曲目
メニー・オブ・ホラー
Artist | ビッフィ・クライロ(Biffy Clyro) 1995年にスコットランドで結成されたオルタナティブ・ロックバンド。 |
リリース | 2010年 |
作曲者 | サイモン・ニール(Simon Neil) スコットランドのミュージシャン、1979年生まれ。ロックバンド「ビッフィ・クライロ」(Biffy Clyro) のメンバー。 |
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』のサントラ
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』は前作に引き続きスティーヴ・ジャブロンスキー(Steve Jablonsky)が音楽を担当しました。
スティーヴ・ジャブロンスキーは、アメリカ出身の作曲家です。『トランスフォーマー』シリーズや『エルム街の悪夢』などで音楽を担当したことで知られています。

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』キャスト・スタッフ
監督 | マイケル・ベイ(Michael Bay) |
脚本 | アーレン・クルーガー(Ehren Kruger) |
製作 | ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ(Lorenzo di Bonaventura) |
イアン・ブライス(Ian Bryce) | |
トム・デサント(Tom DeSanto) | |
ドン・マーフィ(Don Murphy) | |
音楽 | スティーブ・ジャブロンスキー(Steve Jablonsky) |
配給 | パラマウント映画 |
公開 | 2011年6月29日 |
2011年7月29日 | |
上映時間 | 154分 |
サム・ウィトウィッキー:シャイア・ラブーフ(Shia LaBeouf)
総司令官オプティマス・プライム(声):ピーター・カレン(Peter Cullen)
破壊大帝メガトロン(声):ヒューゴ・ウィーヴィング(Hugo Weaving)
軍事作戦司令官ショックウェーブ(声):フランク・ウェルカー(Frank Welker)
先代プライムセンチネル・プライム(声):レナード・ニモイ(Leonard Nimoy)
カーリー・スペンサー:ロージー・ハンティントン=ホワイトリー(Rosie Huntington-Whiteley)
シーモア・シモンズ:ジョン・タトゥーロ(John Turturro)
ダッチ:アラン・テュディック(Alan Tudyk)
ロン・ウィトウィッキー:ケヴィン・ダン(Kevin Dunn)
ジュディ・ウィトウィッキー:ジュリー・ホワイト(Julie White)
ディラン・グールド:パトリック・デンプシー(Patrick Dempsey)
ブルース・ブラゾス:ジョン・マルコヴィッチ(John Malkovich)
ジェリー・ワン:ケン・チョン(Ken Jeong)
ウィリアム・レノックス:ジョシュ・デュアメル(Josh Duhamel)
ロバート・エップス:タイリース・ギブソン(Tyrese Gibson)
シャーロット・メアリング:フランシス・マクドーマンド(Frances McDormand)
ヴォスコッド・ラドヌフ:ラヴィル・イシヤノフ(Ravil Isyanov)
モーシャワー将軍:グレン・モーシャワー(Glenn Morshower)
デミトリ、ユーリィ:エリヤ・バスキン(Elya Baskin)
ハードコア・エディ:レスター・スペート(Lester Speight)
ニール・アームストロング:ドン・ジーンズ(Don Jeanes)
バズ・オルドリン:バズ・オルドリン(Buzz Aldrin)
ロバート・マクナマラ:ドリュー・ピルスバリー(Drew Pillsbury)
ジョン・F・ケネディ:ブレット・スタイムリー(Brett Stimely)
ジョン・F・ケネディ(声):ジム・メスキメン(Jim Meskimen)
ビル・オライリー:ビル・オライリー(Bill O’Reilly)
リチャード・ニクソン:ジョン・トービン(John Tobin)
ウォルター・クロンカイト:ウォルター・クロンカイト(Walter Cronkite)
副司令官アイアンハイド(声):ジェス・ハーネル(Jess Harnell)
軍医ラチェット(声):ロバート・フォックスワース(Robert Foxworth)
戦士サイドスワイプ(声):ロジェームズ・レマー(James Remar)
ホィーリー(声):トム・ケニー (Tom Kenny)
ディーノ(声):フランチェスコ・クイン(Francesco Quinn)
機械技士キュー(ホイルジャック)(声):ジョージ・コー(George Coe)
ブレインズ(声):レノ・ウィルソン(Reno Wilson)
レッカーズ(ロードバスター)(声):ロン・ボティッタ(Ron Bottitta)
レッカーズ(レッドフット)(声):ジョン・ディマジオ(John DiMaggio)
航空宇宙司令官スタースクリーム(声):チャーリー・アドラー(Charles Adler)
情報参謀サウンドウェーブ(声):フランク・ウェルカー (Frank Welker)
尋問兵レーザービーク(声):キース・ザラバッカ(Keith Szarabajka)
イゴール(声):グレッグ・バーグ (Greg Berg)
機動攻撃兵バリケード(声):フランク・ウェルカー (Frank Welker)
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