この後「結婚パーティ – バンドリーダーが歌う」でもこの曲が使われています。

『トロイカ』は、ロシアの民俗舞踊をベースにしたフォークダンスです。
曲のタイトル “トロイカ” とは、3頭立ての馬車／ソリを表す言葉です。それにちなみ、3人ひと組となり軽快な曲のリズムに合わせ回りながら踊ります。

『The Stars and Stripes Forever』は、海兵隊楽団のリーダーを務めた経験を持つアメリカの作曲家ジョン・フィリップ・スーザ（John Philip Sousa）が1896年に作ったマーチです。
アメリカ人の愛国心の象徴ともいえる行進曲で、1987年にはアメリカの公式行進曲（National March）に制定されました。

「ジョンの酒場で流れている曲（ビリアードをしながら歌う）」でもこの曲が使われていました。

『Korobeyniki』（コロベイニキ）は、19世紀のロシア民謡です。帝政ロシア時代の詩人ニコライ・ネクラーソフ（Nikolay Nekrasov）の長編詩『行商人』をもとに作られました。
ソビエト連邦発祥のコンピューターゲーム「テトリス」のBGMとして広く知られています。

フォークダンスは、第一世界大戦後にロシアの移民たちによって踊られアメリカに広まったと言われています。

『カチューシャ』は、ソビエト連邦のスターリン体制時に流行したロシアの歌曲です。

ノクターン（Nocturne）とは、夜を暗示する静かで瞑想的な雰囲気をもつロマン派の楽曲の表題です。アイルランドの作曲家、ジョン・フィールド（John Field, 1782-1837）が音楽ジャンルとして確立させ、ショパンがより自由でロマンティックな楽曲へと発展させました。
ショパンは、1827年から1846年の間に全21曲のノクターンを創作しました。

『God Bless America』は、ベラルーシ生まれのユダヤ系アメリカ人作曲家アーヴィング・バーリン（Irving Berlin）が1918年に作った曲です。
実際に曲が発表されたのは作曲から20年後の1938年です。ヒトラーの台頭に伴い新たな世界大戦が目前に迫ったことでバーリンは “平和の歌” として歌詞を書き直し、第一次世界大戦休戦記念日にラジオで披露されました。
この曲は「アメリカ合衆国第2の国歌」といわれ、様々な場所で歌われています。