2023年に制作された映画『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』(原題:No Hard Feelings)は、ジェニファー・ローレンス主演のコメディ映画です。『バッド・ティーチャー』の脚本を手がけたジーン・スタプニツキーが監督をつとめました。
- 『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』の挿入曲
- オープニング
- マディがローラースケートで仕事場に向かうシーン
- オープニングタイトル(マディが乗る車をゲーリーがレッカー車で持ち上げる)
- 海沿いのバーでマディが開店前の準備をするシーン(客が入って来て揉める)
- マディがローラースケートでベッカー家に向かう
- マディの車で流れる曲
- マディとパーシーがデートをするバーで流れる曲 1曲目
- マディとパーシーがデートをするバーで流れる曲 2曲目
- 夜の砂浜でマディが裸のまま若者と格闘し、盗まれた洋服を取り戻すシーン
- マディが自宅で流す曲
- マディとパーシーが犬の散歩やゲームを楽しむシーン
- パーシーとマギーがリムジンに乗りディナーに向かう(二人だけのプロム)
- レストランのピアノでパーシーが弾き語りする曲
- マディがプリンストン生が集まるパーティ会場に入りパーシーを探すシーン
- プリンストン生が集まるパーティの会場で流れる曲
- マディがベッカー家から譲り受けた車でUberドライバーの仕事を再開する
- マディが家を売ることを決めるシーン
- パーシーがボンネットにマギーを乗せたまま車を走らせるシーン
- マディがパーシーを車に乗せてプリンストン大学へ向かうシーン
- 『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』のサントラ
- 『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』キャスト・スタッフ
『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』の挿入曲
『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング
Artist | トミー・ジェームズ(Tommy James) アメリカの歌手/ミュージシャン/作曲家/プロデューサー、1947年オハイオ州デイトン生まれ。ロックバンド「トミー・ジェイムス&ザ・ションデルズ 」(Tommy James and the Shondells)のフロントマンとして知られる。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | トミー・ジェームズ(Tommy James) |
ロバート・キング(Robert King, 1934-1989) カナダ出身のカントリー・シンガー/ギタリスト/ソングライター。 |
マディがローラースケートで仕事場に向かうシーン
Artist | ストラングラーズ(The Stranglers) 1974年に結成されたイングランド出身のロックバンド。 |
リリース | 2012年 |
作曲者 | ストラングラーズ ジェット・ブラック(Jet Black, 1938-2022) ジャン=ジャック・バーネル(Jean-Jacques Burnel) デイヴ・グリーンフィールド(Dave Greenfield, 1949-2020) バズ・ウォーン(Baz Warne) |
『Another Camden Afternoon』は、ストラングラーズ(The Stranglers)の7枚目のスタジオアルバム『Giants』に収録されているインストゥルメンタルです。
オープニングタイトル(マディが乗る車をゲーリーがレッカー車で持ち上げる)
Artist cover ver. | シャーリー・バッシー(Shirley Bassey) イギリスの歌手、1937年ウェールズ・カーディフ生まれ。20世紀後半のイギリスでもっとも人気のある女性歌手の一人として知られる。 |
リリース | 1972年 |
作曲者 | イヴァーノ・フォッサーティ(Ivano Fossati) イタリアの歌手、1951年ジェノヴァ生まれ。デリリウム(Delirium)のメンバー。 |
オスカー・プルーデンス(Oscar Prudente) イタリアのポップロック・シンガーソングライター/アレンジャー/作曲家、1944年ジェノヴァ生まれ。 | |
Original ver. | 1972年:デリリウム(Delirium) 1969年に結成されたイタリアのプログレッシブ・ロック音楽グループ。 |
『Jezahel』は、1972年にイタリアで開催された第22回サンレモ音楽祭で、デリリウム(Delirium)によって披露された曲です。結果は6位に終わりましたが人気を集め、英語・フランス語などに翻訳され多くのアーティストにカバーされています。
海沿いのバーでマディが開店前の準備をするシーン(客が入って来て揉める)
Artist cover ver. | ビリー・フューリー(Billy Fury, 1940-1983) リヴァプール出身のイギリスのロックンロール歌手。 エルヴィス・プレスリーの影響を受けたパフォーマンスが人気を博し、1950年代後半から1960年代前半にかけてイギリスでヒットを連発した。 |
リリース | 1960年 |
作曲者 | ビル・ジャイアント(Bill Giant, 1930-1987) アメリカのソングライター。エルヴィス・プレスリーのために40曲以上の楽曲を提供した。 |
ジェフ・ルイス(Jeff Lewis) アメリカのソングライター。 | |
Original ver. | 1960年:ジミー・ジョーンズ(Jimmy Jones, 1930-2012) アラバマ州バーミンガム出身のアメリカのシンガーソングライター。 |
マディがローラースケートでベッカー家に向かう
Artist | ザ・ストゥージズ(The Stooges) 1967年にミシガン州アナーバーで結成されたアメリカのロックバンド。 フロントマンのイギー・ポップの名を冠して「イギー&ザ・ストゥージズ」(Iggy and the Stooges)のバンド名でも知られる。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | イギー・ポップ(Iggy Pop) デイヴ・アレクサンダー(David Alexander, 1947-1975) ロナルド・アッシュトン(Ronald Asheton, 1948-2009) スコット・アシュトン(Scott Asheton) |
『Down on the Street』は、ザ・ストゥージズ(The Stooges)の2枚目のスタジオアルバム『Fun House』に収録されている曲です。
この後「パーシーがボンネットにマギーを乗せたまま車を走らせるシーン」でもこの曲が使われています。
マディの車で流れる曲
マディがパーシーの自転車を車の荷台に乗せパーシーを自宅に連れて行くシーン
Artist | ビリー・スクワイア(Billy Squier) アメリカのロックミュージシャン/歌手、1950年マサチューセッツ州ウェルズリー生まれ。 |
リリース | 1981年 |
作曲者 | ビリー・スクワイア(Billy Squier) |
『The Stroke』は、ビリー・スクワイア(Billy Squier)の2枚目のスタジオアルバム『Don’t Say No』に収録されている曲です。
マディとパーシーがデートをするバーで流れる曲 1曲目
Artist | スニッフ&ザ・ティアーズ(Sniff ‘n’ the Tears) イギリスのロックバンド。 |
リリース | 1978年 |
作曲者 | ポール・ロバーツ(Paul Roberts) スニッフ&ザ・ティアーズ(Sniff ‘n’ the Tears)のボーカリスト/ギタリスト。 |
マディとパーシーがデートをするバーで流れる曲 2曲目
パーシーが子供の頃に、人を食べる怪物の曲だと勘違いし「悪夢を見た」と話す曲
マンイーター
Artist | ダリル・ホール&ジョン・オーツ(Hall & Oates) 1970年にフィラデルフィアで結成されたアメリカのブルー・アイド・ソウル・デュオ。 |
リリース | 1982年 |
作曲者 | サラ・アレン(Sara Allen) アメリカのソングライター、1954年オハイオ州ウースター生まれ。ダリル・ホールと長年恋人関係にあり、ダリル・ホール&ジョン・オーツの曲を多数書いたことで知られる。 |
ダリル・ホール(Daryl Hall) & ジョン・オーツ(John Oates) |
『Maneater』は、ダリル・ホール&ジョン・オーツ(Hall & Oates)の11枚目のスタジオアルバム『H2O』に収録されている曲です。
この後、以下のシーンでもこの曲が使われています。
「夜の砂浜でマディが裸のまま若者と格闘し、盗まれた洋服を取り戻すシーン」
「レストランのピアノでパーシーが弾き語りする曲」
夜の砂浜でマディが裸のまま若者と格闘し、盗まれた洋服を取り戻すシーン
マンイーター
Artist | ダリル・ホール&ジョン・オーツ(Hall & Oates) |
リリース | 1982年 |
作曲者 | サラ・アレン(Sara Allen) |
ダリル・ホール(Daryl Hall) & ジョン・オーツ(John Oates) |
「マディとパーシーがデートをするバーで流れる曲 2曲目」でもこの曲が使われていました。
マディが自宅で流す曲
パトカーの追跡から逃れ、パーシーがマディの家で過ごすシーン
Artist | ネリー(Nelly) アメリカのラッパー/歌手/俳優、1974年テキサス州オースティン生まれ。 |
リリース | 2002年 |
作曲者 | チャック・ブラウン(Chuck Brown, 1936-2012) アメリカのギタリスト/バンドリーダー/歌手。1970年代にワシントンD.C.で生まれたゴーゴー (Go-go) の先駆者で、「ゴーゴーのゴッドファーザー」(The Godfather of Go-Go)として知られる。 |
ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams) アメリカの音楽プロデューサー/歌手/ラッパー/ファッションデザイナー、1973年生まれ。 1990年代にチャド・ヒューゴとのプロデュース・チーム「ネプチューンズ」でデビューし、ビヨンセ、マドンナ、カニエ・ウェストなど有名アーティストとのコラボで多くのヒット曲を生み出す。ソロアーティストとしても活躍し『ハッピー』(2013) が世界中で大ヒット。また、類まれなファッションセンスで注目を集め、2023年にルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のメンズクリエイティブディレクターに就任。 音楽界とファッション界のトップアイコンとして世界中を魅了するスーパー・マルチ・アーティスト。 | |
ネリー(Nelly) |
『Hot in Herre』は、ネリー(Nelly)の2枚目のスタジオアルバム『Nellyville』に収録されている曲です。
マディとパーシーが犬の散歩やゲームを楽しむシーン
Artist | キャリー・ブラザーズ(Cary Brothers) ナッシュビル出身のアメリカのインディーロック・シンガーソングライター、1974年生まれ。 |
リリース | 2014年 |
作曲者 | キャリー・ブラザーズ(Cary Brothers) |
パーシーとマギーがリムジンに乗りディナーに向かう(二人だけのプロム)
Artist | リチャード・スウィフト(Richard Swift, 1977-2018) アメリカのシンガー/ソングライター/マルチインストゥルメンタリスト/プロデューサー/短編映画製作者。 |
リリース | 2008年 |
作曲者 | リチャード・スウィフト(Richard Swift, 1977-2018) |
レストランのピアノでパーシーが弾き語りする曲
マンイーター
Artist | ダリル・ホール&ジョン・オーツ(Hall & Oates) 1970年にフィラデルフィアで結成されたアメリカのブルー・アイド・ソウル・デュオ。 |
リリース | 1982年 |
作曲者 | サラ・アレン(Sara Allen) アメリカのソングライター、1954年オハイオ州ウースター生まれ。ダリル・ホールと長年恋人関係にあり、ダリル・ホール&ジョン・オーツの曲を多数書いたことで知られる。 |
ダリル・ホール(Daryl Hall) & ジョン・オーツ(John Oates) |
「マディとパーシーがデートをするバーで流れる曲 2曲目」でもこの曲が使われていました。
マディがプリンストン生が集まるパーティ会場に入りパーシーを探すシーン
Artist | ブライアン・ジョーンズタウン・マサカー(The Brian Jonestown Massacre) 1990年にサンフランシスコで結成されたロックバンド。 |
リリース | 2004年 |
作曲者 | アントン・ニューコム(Anton Newcombe) アメリカのシンガー/ソングライター/マルチインストゥルメンタリスト/プロデューサー、1967年カリフォルニア州ニューポートビーチ生まれ。「ブライアン・ジョーンズタウン・マサカー」の創設メンバー。 |
プリンストン生が集まるパーティの会場で流れる曲
Artist | Last Verse |
作曲者 | Jacob Hannibal and Joshua Tariq Hannibal |
マディがベッカー家から譲り受けた車でUberドライバーの仕事を再開する
Artist | ファントグラム(Phantogram) 2007年にニューヨークで結成されたエレクトロニック・ロック・デュオ。 |
リリース | 2013年 |
作曲者 | ファントグラム サラ・バーセル(Sarah Barthel) ジョシュ・カーター(Josh Carter) |
『Hot in Herre』は、ネリー(Nelly)の2枚目のスタジオアルバム『Nellyville』に収録されている曲です。
マディが家を売ることを決めるシーン
Artist | キャス・マックームス(Cass McCombs) アメリカのミュージシャン/ソングライター、1977年カリフォルニア州コンコード生まれ。 |
リリース | 2007年 |
作曲者 | キャス・マックームス(Cass McCombs) |
『That’s That』は、キャス・マックームス(Cass McCombs)の3枚目のスタジオアルバム『Dropping the Writ』に収録されている曲です。
パーシーがボンネットにマギーを乗せたまま車を走らせるシーン
Artist | ザ・ストゥージズ(The Stooges) 1967年にミシガン州アナーバーで結成されたアメリカのロックバンド。フロントマンのイギー・ポップの名を冠して「イギー&ザ・ストゥージズ」(Iggy and the Stooges)のバンド名でも知られる。 |
リリース | 1970年 |
作曲者 | イギー・ポップ(Iggy Pop) デイヴ・アレクサンダー(David Alexander, 1947-1975) ロナルド・アッシュトン(Ronald Asheton, 1948-2009) スコット・アシュトン(Scott Asheton) |
「マディがローラースケートでベッカー家に向かう」でもこの曲が使われていました。
マディがパーシーを車に乗せてプリンストン大学へ向かうシーン
邦題『わかりあえる時』
Artist | ボブ・シーガー & ザ・シルヴァー・ブレット・バンド(Bob Seger & The Silver Bullet Band) アメリカのロックミュージシャン、ボブ・シーガー(Bob Seger)が1974年に結成したバンド。 |
リリース | 1980年 |
作曲者 | ボブ・シーガー(Bob Seger) アメリカのロックミュージシャン、シンガーソングライター、1945年ミシガン州デトロイト生まれ。 |
『You’ll Accomp’ny Me』は、ボブ・シーガーの11枚目のスタジオアルバム『Against the Wind』に収録されている曲です。
『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』のサントラ
『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』はマイケル・ダナ(Mychael Danna)とジェシカ・ローズ・ワイス(Jessica Rose Weiss)が音楽を担当しました。
マイケル・ダナは、カナダ・トロント出身の作曲家です。『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』でアカデミー作曲賞を受賞しました。
『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』キャスト・スタッフ
監督 | ジーン・スタプニツキー(Gene Stupnitsky) |
脚本 | ジーン・スタプニツキー(Gene Stupnitsky) |
ジョン・フィリップス(John Phillips) | |
製作 | アレックス・サックス(Alex Saks) |
ナオミ・オデンカーク(Naomi Odenkirk) | |
マーク・プロヴィッシエロ(Marc Provissiero) | |
ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence) | |
ジャスティン・チャロッキ(Justine Ciarrocchi) | |
音楽 | マイケル・ダナ(Mychael Danna) |
ジェシカ・ローズ・ワイス(Jessica Rose Weiss) | |
配給 | ソニー・ピクチャーズ リリーシング |
公開 | 2023年6月23日 |
2023年10月11日 | |
上映時間 | 103分 |
マディ・バーカー:ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)
パーシー・ベッカー:アンドリュー・バース・フェルドマン(Andrew Barth Feldman)
アリソン・ベッカー:ローラ・ベナンティ(Laura Benanti)
サラ:ナタリー・モラレス(Natalie Morales)
レアード・ベッカー:マシュー・ブロデリック(Matthew Broderick)
ジム:スコット・マッカーサー(Scott MacArthur)
ゲイリー:エボン・モス=バックラック(Ebon Moss-Bachrach)
ジョディ:カイル・ムーニー(Kyle Mooney)
ダグ・カーン:ハサン・ミンハジ(Hasan Minhaj)
クリスピン:ジョーダン・メンドーサ(Jordan Mendoza)
ナタリー:アマリア・ユー(Amalia Yoo)
ファーン:アリシア・ジョイ・パウエル(Alysia Joy Powell)
トラヴィス:クインシー・ダン=ベイカー(Quincy Dunn-Baker)
バーのイケメン:マシュー・ノズカ(Matthew Noszka)
ゲイブ・ソーヤー / サーフィン弁護士:ザーン・マクラーノン(Zahn McClarnon)
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