2012年にアメリカ・イギリス合作で制作された映画『ダークナイト ライジング』（原題：The Dark Knight Rises）は、クリストファー・ノーラン監督によるバットマンシリーズの最終作です。
アン・ハサウェイがキャットウーマンを、トム・ハーディがベインを演じました。
- 2005年公開
- 2008年公開
- 2012年公開『ダークナイト ライジング』（現在のページ）
『ダークナイト ライジング』の挿入曲
『ダークナイト ライジング』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。（ネタバレにご注意ください）
チャリティ舞踏会で流れる曲（ブルースがミランダ・テイトと話をする）
ワルツ《南国のバラ》Op.388
| 作曲者 | ヨハン・シュトラウス2世（Johann Strauss II. 1825-1899） 19世紀にウィーンを中心に活躍したオーストリアの作曲家／指揮者。 初代「ワルツ王」ヨハン・シュトラウス1世の息子。 ワルツ、ポルカをはじめとする舞踊音楽の名曲を数多く残しワルツの人気と発展に多大な貢献を果たす。父親の死後「ワルツ王」の名を継承しヨーロッパ中で絶大な支持を獲得した。 |
| 作曲年 | 1880年 |
『南国のバラ』は、ヨハン・シュトラウス2世が1880年に作曲したメドレー形式のウィンナ・ワルツです。
ワルツの主題は、自作のオペレッタ『女王のレースのハンカチーフ』から引用されています。
舞踏会で流れる曲（ブルースとセリーナがダンスをする）
亡き王女のためのパヴァーヌ
| 作曲者 | モーリス・ラヴェル（Maurice Ravel, 1875-1937） 印象派を代表するフランスの作曲家／ピアニスト／指揮者。 |
| 作曲年 | 1899年 |
『亡き王女のためのパヴァーヌ』は、ラヴェルがパリ音楽院でガブリエル・フォーレ（Gabriel Fauré）から作曲を学んでいた時に作られたピアノ曲です。ラヴェルの初期を代表する傑作と言われています。
ラヴェルはこの曲をパトロンであるポリニャック公爵夫人に献呈しました。
ここで使われているオーケストラ版は、ラヴェル自身の編曲により1910年に作られました。
舞踏会で流れる曲（セリーナに車を盗まれたことにブルースが気づく）
弦楽セレナード ホ長調 Op.22 – 第2楽章
| 作曲者 | アントニン・ドヴォルザーク（Antonín Dvorák, 1841-1904） 後期ロマン派のチェコの作曲家。 ボヘミアの民俗色豊かな作品を数多く作り19世紀後半に国際的名声を博した。チェコ国民楽派を代表する作曲家の一人。 |
| 作曲年 | 1875年 |
『弦楽セレナード』は、ドヴォルザークが33歳の時にわずか2週間で書き上げたと言われている弦楽合奏のためのセレナーデです。チャイコフスキーやエルガーがそれぞれ作曲した弦楽セレナードと合わせて「三大弦楽セレナード」の一つに数えられます。
ここでは、第2楽章の中間部が使われています。
スタジアムでのアメフトの試合開始前、少年による国歌斉唱
邦題『星条旗』
| 作曲者 | フランシス・スコット・キー（Francis Scott Key, 1779-1843） アメリカの弁護士／作家／アマチュア詩人。 |
| ジョン・スタフォード・スミス（John Stafford Smith, 1750-1836） イギリスの作曲家／教会オルガン奏者／音楽学者。 | |
| 作曲年 | 1814年 |
『星条旗』は、アメリカ合衆国の国歌です。
『ダークナイト ライジング』のサントラ
『ダークナイト ライジング』はハンス・ジマー（Hans Zimmer）が音楽を担当しました。
ハンス・ジマーは、ドイツ出身の作曲家です。『レインマン』や『テルマ＆ルイーズ』、『ドライビング Miss デイジー』などの音楽で知られています。
『ダークナイト ライジング』キャスト・スタッフ
| 監督 | クリストファー・ノーラン（Christopher Nolan） |
| 脚本 | ジョナサン・ノーラン（Jonathan Nolan） |
| クリストファー・ノーラン（Christopher Nolan） | |
| 原作 | ボブ・ケイン（Bob Kane） |
| 製作 | クリストファー・ノーラン（Christopher Nolan） |
| エマ・トーマス（Emma Thomas） | |
| チャールズ・ローヴェン（Charles Roven） | |
| 音楽 | ハンス・ジマー（Hans Zimmer） |
| 配給 | ワーナー・ブラザース |
| 公開 | 2012年7月20日 |
| 2012年7月28日 | |
| 上映時間 | 165分 |
ブルース・ウェイン / バットマン：クリスチャン・ベール（Christian Bale）
アルフレッド・ペニーワース：マイケル・ケイン（Michael Caine）
ジェームズ・“ジム”・ゴードン：ゲイリー・オールドマン（Gary Oldman）
セリーナ・カイル / キャットウーマン：アン・ハサウェイ（Anne Hathaway）
ベイン：トム・ハーディ（Tom Hardy）
ミランダ・テイト / タリア・アル・グール：マリオン・コティヤール（Marion Cotillard）
ジョン・ブレイク：ジョセフ・ゴードン＝レヴィット（Joseph Gordon-Levitt）
ルーシャス・フォックス：モーガン・フリーマン（Morgan Freeman）
ピーター・フォーリー副本部長：マシュー・モディーン（Matthew Modine）
レオニード・パヴェル博士：アロン・アブトゥブール（Alon Aboutboul）
ジョン・ダゲット：ベン・メンデルソーン（Ben Mendelsohn）
フィリップ・ストライバー：バーン・ゴーマン（Burn Gorman）
アンソニー・ガルシア市長：ネスター・カーボネル（Néstor Carbonell）
ジェン：ジュノー・テンプル（Juno Temple）
ジョーンズ大尉：ダニエル・サンジャタ（Daniel Sunjata）
ライリー神父：クリス・エリス（Chris Ellis）
ギリー議員：ブレット・カレン（Brett Cullen）
ロス：レジー・リー（Reggie Lee）
アレン：ロブ・ブラウン （Rob Brown）
CIA捜査官：エイダン・ギレン（Aidan Gillen）
現地工作員：ジョシュ・スチュワート（Josh Stewart）
奈落の囚人：トム・コンティ（Tom Conti）
盲目の囚人：ウーリ・ガヴリエル（Uri Gavriel）
フレデリックス取締役：ジョン・ノーラン（John Nolan）
ラーズ・アル・グール（若年期）：ジョシュ・ペンス（Josh Pence）
ラーズ・アル・グール：リーアム・ニーソン（Liam Neeson）
ジョナサン・クレイン：キリアン・マーフィー（Cillian Murphy）
【カメオ出演】
ハービー・デント：アーロン・エッカート（Aaron Eckhart）
トーマス・ウェイン：ライナス・ローチ（Linus Roache）
ブルース・ウェイン（少年時代）：ガス・ルイス（Gus Lewis）
レイチェル・ドーズ：マギー・ジレンホール（Maggie Gyllenhaal）
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