2023年に制作された映画『フローラとマックス』は、アイルランドのダブリンに住むシングルマザーがギターレッスンを通じて反抗期の息子と心を通わせていく物語です。『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』の監督として知られるジョン・カーニーが監督・脚本をつとめました。
フローラ役をU2のボノの娘イヴ・ヒューソンが演じました。
- 『フローラとマックス』の挿入曲
- オープニング(クラブのダンスミュージック)
- フローラが公開オーディションのリアリティ番組を見る(女性が歌っている曲)
- マックスが好意をもつ少女サマンサが動画の撮影をする(アパートの敷地内に流れている曲)
- 初めてのオンラインレッスン(ジェフが歌う曲)
- 2回目のレッスン(ジェフが歌う曲)
- マックスが父親といっしょに動画を見る(父親の動画の曲)
- 3回目のレッスン(ジェフが演奏する自作曲)
- フローラがジェフに勧められた曲を聴いて涙を流す
- マックスがフローラに自作曲を聴かせる
- 夫にリクエストされ、フローラが自作曲を披露する
- マックスがサマンサに送るミュージックビデオの曲
- ジェフがフローラのアイデアを取り入れて作り直した自作曲
- 「Flora and Son」がライブで演奏する曲
- エンドクレジット
- 『フローラとマックス』のサントラ
- 『フローラとマックス』キャスト・スタッフ
『フローラとマックス』の挿入曲
『フローラとマックス』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)
オープニング(クラブのダンスミュージック)
Artist | チリー・ゴンザレス(Chilly Gonzales) カナダのミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー、1972年生まれ。 パリ、ベルリン、ケルンなどヨーロッパを拠点に活躍する。 |
リリース | 2010年 |
作曲者 | Alex “Boys Noize” Ridha, Jason “Chilly Gonzales” Beck |
映画では、カナダのDJ、ロボタキ(Robotaki)によるリミックス版(2011)が使われています。
フローラが公開オーディションのリアリティ番組を見る(女性が歌っている曲)
ラヴ・オブ・マイ・ライフ
Artist original ver. | クイーン(Queen) 1970年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド。 『ボヘミアン・ラプソディ』(1975) が本国イギリスのみならず世界中で大ヒット。70年代から80年代にかけて世界中を飛び回り “世界最大のスタジアムロックバンド” としての不動の地位を確立した。作品の総売上枚数は2億5000万枚を超え “史上最も成功したロックバンド” の1つに数えられる。 |
リリース | 1975年 |
作曲者 | フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury, 1946-1991) イギリスのシンガーソングライター。クイーン(Queen)のボーカリスト/ピアニストとして活躍し世界中の人々を魅了した。 |
マックスが好意をもつ少女サマンサが動画の撮影をする(アパートの敷地内に流れている曲)
Artist | ゲイリー・クラーク(Gary Clark) スコットランドのミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー、1962年アメリカ生まれ。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『フローラとマックス』 |
作曲者 | ゲイリー・クラーク(Gary Clark) スコットランドのミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー、1962年アメリカ生まれ。 |
初めてのオンラインレッスン(ジェフが歌う曲)
邦題『恋におそれて』
Artist original ver. | トム・ウェイツ(Tom Waits) アメリカのミュージシャン/作曲家/ソングライター/俳優、1949年カリフォルニア州ポモナ生まれ。 |
リリース | 1973年 |
作曲者 | トム・ウェイツ |
2回目のレッスン(ジェフが歌う曲)
アイ・ゲット・アロング・ウィズアウト・ユー
邦題『あなたなんかいなくても』
作曲者 | ホーギー・カーマイケル(Hoagy Carmichael, 1899-1981) アメリカの作曲家/歌手/ピアニスト/バンドリーダー。 代表曲『スターダスト』『我が心のジョージア』 |
Original ver. | 1939年:ラリー・クリントン楽団(Larry Clinton and His Orchestra) |
『I Get Along Without You Very Well (Except Sometimes)』は、1939年に発表されたポピュラーソングです。ジャズ・ヴィブラフォン奏者、レッド・ノーヴォ(Red Norvo)のバージョンがヒットしたことで広く知られるようになりました。
この曲は、ポーランド出身の作曲家、フレデリック・ショパンの『即興曲第4番 嬰ハ短調 遺作 作品66』(幻想即興曲)の中間部の主題を用いて作られています。
マックスが父親といっしょに動画を見る(父親の動画の曲)
Artist | ジャック・レイナー(Jack Reynor) イアンを演じるアイルランドの俳優、1992年生まれ。 |
ゲイリー・クラーク(Gary Clark) スコットランドのミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー、1962年アメリカ生まれ。 | |
リリース | 2023年:Soundtrack『フローラとマックス』 |
作曲者 | ゲイリー・クラーク |
ジョン・カーニー(John Carney) アイルランドの映画監督/作曲家/ミュージシャン、1972年生まれ。 アイリッシュロックグループ「フレームス」(The Frames) の元ベーシスト。 代表作『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』 |
3回目のレッスン(ジェフが演奏する自作曲)
フローラが公園で受けるオンラインレッスン
Artist | ジョセフ・ゴードン=レヴィット(Joseph Gordon-Levitt) ジェフを演じるアメリカの俳優、1981年生まれ。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『フローラとマックス』 |
作曲者 | イヴ・ヒューソン(Eve Hewson) フローラを演じるアイルランドの女優、1991年生まれ。 ロックバンドU2のボーカル、ボノ(Bono)の娘。 |
ゲイリー・クラーク(Gary Clark) スコットランドのミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー、1962年アメリカ生まれ。 | |
ジョン・カーニー(John Carney) アイルランドの映画監督/作曲家/ミュージシャン、1972年生まれ。 アイリッシュロックグループ「フレームス」(The Frames) の元ベーシスト。 代表作『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』 |
フローラがジェフに勧められた曲を聴いて涙を流す
(ジェフがフローラに聞いて欲しいとリンク先を送る曲)
邦題『青春の光と影』
Artist cover ver. | ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell) カナダ系アメリカ人のシンガーソングライター/マルチプレイヤー/画家、1943年生まれ。 |
リリース | 1967年 |
作曲者 | ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell) |
Original ver. | 1967年:ジュディ・コリンズ(Judy Collins) アメリカのシンガーソングライター/ミュージシャン、1939年ワシントン州シアトル生まれ。 |
『Both Sides Now』は、カナダ出身の女性シンガーソングライター、ジョニ・ミッチェルが1967年に作った曲です。同年、ジュディ・コリンズのアルバム『Wildflowers』に収録されたことで世界的で知られるようになり、現在400を超えるカバーバージョンが作られています。
マックスがフローラに自作曲を聴かせる
この後、フローラとマックスがショッピングモールを歩くシーンでもこの曲が使われています。
Artist | イヴ・ヒューソン(Eve Hewson) フローラを演じるアイルランドの女優、1991年生まれ。 ロックバンドU2のボーカル、ボノ(Bono)の娘。 |
オーレン・キンラン(Orén Kinlan) マックスを演じるアイルランドの俳優、2007年生まれ。 | |
リリース | 2023年:Soundtrack『フローラとマックス』 |
作曲者 | ジョン・カーニー(John Carney) アイルランドの映画監督/作曲家/ミュージシャン、1972年生まれ。 アイリッシュロックグループ「フレームス」(The Frames) の元ベーシスト。 代表作『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』 |
夫にリクエストされ、フローラが自作曲を披露する
Artist | イヴ・ヒューソン(Eve Hewson) フローラを演じるアイルランドの女優、1991年生まれ。 ロックバンドU2のボーカル、ボノ(Bono)の娘。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『フローラとマックス』 |
作曲者 | ジョン・カーニー(John Carney) アイルランドの映画監督/作曲家/ミュージシャン、1972年生まれ。 アイリッシュロックグループ「フレームス」(The Frames) の元ベーシスト。 代表作『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』 |
マックスがサマンサに送るミュージックビデオの曲
Artist | アダム・ハンター(Adam Hunter) |
リリース | 2023年:Soundtrack『フローラとマックス』 |
作曲者 | ゲイリー・クラーク(Gary Clark) スコットランドのミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー、1962年アメリカ生まれ。 |
ジョン・カーニー(John Carney) アイルランドの映画監督/作曲家/ミュージシャン、1972年生まれ。 アイリッシュロックグループ「フレームス」(The Frames) の元ベーシスト。 代表作『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』 |
ジェフがフローラのアイデアを取り入れて作り直した自作曲
Artist | ジョセフ・ゴードン=レヴィット(Joseph Gordon-Levitt) ジェフを演じるアメリカの俳優、1981年生まれ。 |
イヴ・ヒューソン(Eve Hewson) フローラを演じるアイルランドの女優、1991年生まれ。 ロックバンドU2のボーカル、ボノ(Bono)の娘。 | |
リリース | 2003年:Soundtrack『フローラとマックス』 |
作曲者 | イヴ・ヒューソン(Eve Hewson) |
ゲイリー・クラーク(Gary Clark) スコットランドのミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー、1962年アメリカ生まれ。 | |
ジョン・カーニー(John Carney) アイルランドの映画監督/作曲家/ミュージシャン、1972年生まれ。 アイリッシュロックグループ「フレームス」(The Frames) の元ベーシスト。 代表作『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』 |
「Flora and Son」がライブで演奏する曲
「Flora and Son」は、フローラ・息子マックス・イアンの3人に、オンラインのジェフを加えた四人組バンドです。
Artist | イヴ・ヒューソン(Eve Hewson) フローラを演じるアイルランドの女優、1991年生まれ。 ロックバンドU2のボーカル、ボノ(Bono)の娘。 |
オーレン・キンラン(Orén Kinlan) マックスを演じるアイルランドの俳優、2007年生まれ。 | |
リリース | 2023年:Soundtrack『フローラとマックス』 |
作曲者 | イヴ・ヒューソン(Eve Hewson) |
ゲイリー・クラーク(Gary Clark) スコットランドのミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー、1962年アメリカ生まれ。 | |
ジョン・カーニー(John Carney) アイルランドの映画監督/作曲家/ミュージシャン、1972年生まれ。 アイリッシュロックグループ「フレームス」(The Frames) の元ベーシスト。 代表作『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』 |
エンドクレジット
Artist | ジョセフ・ゴードン=レヴィット(Joseph Gordon-Levitt) ジェフを演じるアメリカの俳優、1981年生まれ。 |
リリース | 2023年:Soundtrack『フローラとマックス』 |
作曲者 | ゲイリー・クラーク(Gary Clark) スコットランドのミュージシャン/ソングライター/音楽プロデューサー、1962年アメリカ生まれ。 |
『フローラとマックス』のサントラ
『フローラとマックス』は、ゲイリー・クラーク(Gary Clark)とジョン・カーニー(John Carney)が音楽を担当しました。
ゲイリー・クラークは、スコットランド・ダンディ出身のミュージシャンです。1987年のヒット曲『Mary’s Prayer』が人気を博したダニー・ウィルソン(Danny Wilson)のフロントマンとして活動していたことでも知られています。
『フローラとマックス』キャスト・スタッフ
監督 | ジョン・カーニー(John Carney) |
脚本 | ジョン・カーニー(John Carney) |
製作 | アンソニー・ブレグマン(Anthony Bregman) |
ジョン・カーニー(John Carney) | |
ピーター・クロン(Peter Cron) | |
レベッカ・オフラナガン(Rebecca O’Flanagan) | |
ロバート・ウォルポール(Robert Walpole) | |
音楽 | ゲイリー・クラーク(Gary Clark) |
ジョン・カーニー(John Carney) | |
配給 | Apple TV+ (worldwide) |
公開 | 2023年9月29日 |
上映時間 | 97分 |
フローラ:イヴ・ヒューソ(Eve Hewson)
イアン:ジャック・レイナー(Jack Reynor)
マックス:オーレン・キンラン(Orén Kinlan)
ジェフ:ジョセフ・ゴードン=レヴィット(Joseph Gordon-Levitt)
ジュアニー:ソフィー・ヴァヴァサー(Sophie Vavasseur)
ハート:ケリー・ソーントン(Kelly Thornton)
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