『異人たちとの夏』の挿入曲とサントラ | 挿入曲を全曲紹介Filmmusik
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『異人たちとの夏』の挿入曲とサントラ

1988に製作された『異人たちとの夏』は、山田太一の同名小説を大林宣彦監督、市川森一脚本の映画化作品です。

風間杜夫、片岡鶴太郎、秋吉久美子、名取裕子らが出演しています。

『異人たちとの夏』の挿入曲

『異人たちとの夏』の挿入曲を紹介します。(ネタバレにご注意ください)

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藤野桂の部屋でレコードプレーヤから流れる曲

Gianni Schicchi: “O mio babbino caro”
歌劇《ジャンニ・スキッキ》より「私のお父さん」
作曲者ジャコモ・プッチーニ(Giacomo Puccini, 1858-1924)
1858年トスカーナ地方・ルッカ生まれのイタリアの作曲家。
代表作『ラ・ボエーム』『トスカ』『蝶々夫人』
作曲年1917年〜1918年
初演1918年、メトロポリタン歌劇場(ニューヨーク)

『ジャンニ・スキッキ』は、プッチーニが作曲した全1幕のオペラです。
ダンテの『神曲』(地獄篇第30歌)を題材に作られました。

『ジャンニ・スキッキ』の舞台は1299年のフィレンツェ。大金持ちのブオーゾ・ドナーティが死んだことから騒動が始まります。遺言書には「遺産はすべて修道院に寄付する」と書かれていて遺産目当ての親族たちは何とかこの遺言状を変えることができないかと策を練ります。
そこで呼ばれたのが成り上がり者の中年男ジャンニ・スキッキです。彼の娘はブオーゾの甥と恋仲ですが、親族たちが結婚を反対しているため、困っていました。親族たちを満足させれば良いと考えた娘が父に「結婚できなければ、アルノ河に身投げをする」と訴える場面で『私のお父さん』が歌われます。


以下のシーンなど、この曲は多くの場面で使われていました。
「原田が突然の部屋にやってきた藤野桂を冷たく追い返した雨の夜」
「藤野桂が歌い、原田にあなたのメロディだと語る曲」
「管理人から3階の女の話を聞いた間宮が外から部屋の明かりを確認する」

『異人たちとの夏』キャスト・スタッフ

監督大林宣彦
脚本市川森一
製作杉崎重美
音楽篠崎正嗣
配給松竹
公開1988年9月15日
上映時間110分

原田英雄:風間杜夫
原田英雄(少年期):中山吉浩
原田英吉:片岡鶴太郎
原田房子:秋吉久美子
藤野桂:名取裕子
間宮一郎:永島敏行
今村綾子:入江若葉(声のみ)
TVドラマのキャスト:竹内力、峰岸徹、入江若葉
地下鉄公団職員:栩野幸知
浅草の客引き1:草薙良一
浅草の客引き2:小形雄二
奇術師:北見マキ
落語家:桂米丸
落語家:柳家さん吉
タクシー運転手:ベンガル
番組台本読み現場のキャスト・スタッフ:峰岸徹、高橋幸宏、松田洋治、時本和也、高城淳一、石丸謙二郎 ほか
川田淳子:川田あつ子
マネージャー:明日香尚
打ち合わせするTV局の男:加島潤
歯科医:笹野高史
八つ目うなぎ屋の親爺:本多猪四郎
今半の仲居:角替和枝
今半の下足番:原一平
英雄のマンションの管理人:奥村公延
原田重樹:林泰文

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